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「きっとボクは選ばれた正義の戦士で」
「あいつらは人間に害を及ぼす悪者なんだな」
安易な二元論に疑問も持たなかった。
他の人間には見えない返り血にも次第に慣れていった。
世の中に善と悪があると信じていたんだ。戦争も良い国と悪い国が戦っていると思ってた。可愛いだろ?
だが、違ってた。オレが護ろうとしたものさえクズだった―――― |
| 仙水 忍 |
| 幽遊白書 |
冨樫義博
/ジャンプコミックス |
全19巻/集英社 |
| 1990年〜1994年/少年ジャンプ |
| カテゴリー:少年漫画 |
ジャンル:超能力バトル、バトル、妖怪退治、経済、哲学 |

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満足度: 
オススメ度:   |
90年代前半のジャンプを支えた超有名作ながら、幾度の方向転換と作者と編集部のゴタゴタで尻切れで終わった為に評価の難しい作品。
この作品を区切るならば、大きく5つに分けられる。
1.霊体となった幽助が他人の悩みを解決する霊体編
2.バトルを根底にした妖怪退治をする霊界探偵編
3.トーナメントバトルへと移行した暗黒武術会編
4.人間の命運をかけた魔界の扉編
5.各キャラが別々の道を歩みだした魔界の三竦み編
この中で最もオススメなのが、4の魔界の扉編。人間の諸悪を背負い込んでしまった敵達との戦いは、一片の無駄もない構成で読むものを惹きつける。作品自体が中途な状態で頓挫してしまう哀しさと、この作品があったからこそジャンプの無闇な延命措置に歯止めが効くようになったという意味で“忘れてはならない作品”だったのではないだろうか。作品終了から10年経った現在なら思える。
あ、でもジャンプを総同人化したきっかけもコレなのか。その影響力の強さを痛感するとともに、漫画史にifがあればなぁと思う日々。 |
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