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海猿・人物辞典(ワ〜)
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美花


渡辺 智美
■ 武彦・ほのかの母親 ありません
■ 初登場:2巻「転覆」
 離婚して出ていった桜井家の母親。仕事ばかりにかまけた益彦に愛想を尽かして出ていき、再婚相手が決まると二人の子どもを引き取るために戻ってきた。4人で過ごす最後の思い出としてクルーザーで海に出たのだが、離れ離れになる家族を象徴するようにボートは転覆してしまう。海上保安庁の活躍で一家は全員救助されるが、智美の意識は戻らなかった。彼女の死は家族のみならず、大輔美晴にも無力感を覚えさせ、彼らの未来を左右することになる。






智美の再婚相手
■ 智美の再婚相手 ありません
■ 初登場:3巻「帰還」
 冴えない顔をした智美の再婚相手。冴えないも何も、婚約者が目の前で亡くなったのだから当たり前か。怒りを益彦にぶつけるが、その場にいた他の全員が犯人を探せない無力感に襲われていた。益彦を犯人に仕立て上げられるこの人は、まだ気が楽というもんだ・・・・・・・






渡辺 マサヤ
■ 潜水士訓練生 ありません
■ 初登場:――
 大輔らとともに潜水士の訓練を受けた14人の一人だが、名前以外は分からない。一体どいつなんだろうと思うとともに、「一体何順で呼ばれているんだ、お前ら」と思ってしまう。






汪 美花―ワン メイファ―
■ 密航者 海猿1巻・116ページより
■ 初登場:1巻「漂流」
「日本人なら助けるの・・・?」
 鳳来号の底に潜んで日本に密入国しようとしていた中国人。家は貧しく、日本で働いた金を実家に送るため、独学で日本語を覚えた。舵の壊れた船は火をつけられ、密航者全員ごと海に沈もうとしていたところを大輔に見つけられる。溶接されているフタと沈没寸前の船という絶望の中、美花は大輔に「神様・・・」とすがる。人は死を前に嘘をつけない。大輔は人間として彼女らを救うために、折れる船体とワイヤーを利用してフタをこじ開ける。連載が始まったばかりの『海猿』最初のエピソードで、既に「ただの漫画じゃない」と思わせたのが彼女の台詞回し。「日本人なら助けるの・・・?」「私は美花!!ここにいる全員、名前ならある!!」といったメッセージに、当時高校2年の俺は震えるしかなかった。案の定、その後の『海猿』は覚醒しっ放し。漫画史上に残る名作となった。
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密航船事件詳細


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