| 05年7月22日 |
〜スピリッツ『GO!GO!HEAVEN!』終了+その他モーニングとサンデー |
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■ スピリッツ『GO!GO!HEAVEN!』終了
今週のスピリッツにて、『GO!GO!HEAVEN!』が最終回を迎えました。“社会的弱者”としての自殺志願者達を主人公にしたこと、ドラマとのタイアップだったこと、『4TEEN』の漫画化で高い評価を受けていた海埜ゆうこが作画を担当―――と、話題を集めての連載開始だったんですが、正直期待外れ感は否めなかったです。
タイアップの生命線だったドラマ版が酷い内容だったり、それに合わせて漫画版もテンポ悪くダラダラとしてしまったり、海埜先生の作画も前作と比べると「?」と思うコマが結構あったり―――コケる要素が揃ってしまったら、そりゃコケるしかなかったのかなぁと。
それでも、最終回のクオリティは高かったですし、最後には成長しきった彼女達の姿にはジーンときたのも確かです。不満は多かった作品でしたけど、意欲と方向性は間違ってはいなかったと思います。
ただ・・・・・やはり、この「自殺をしようとしている人を止められるのは何なのか」という命題の答えが、「他者との関係性」だったのは・・・・・ちょっと拍子抜けでした。確かに、それが一番の答えなんでしょう。でも、ほとんどの“今死のうとしている人”は“誰にも愛されず誰からも必要とされていない”からこそ死のうとしているのですから、この答えでは誰も救えないのですよ・・・・・・
この漫画―――自殺というものをリアルに描こうとしたスタンスは確かにエラいですが、「自殺志願者に向けてのメッセージ」としての効果はほとんどなかったんじゃないでしょうか。その意味では、少年誌でのバトル漫画でありながら「人は何故生き、死んでいくのか」というテーマを描ききった『武装錬金』パピヨン編の方が、よっぽどメッセージとしての強さはあったと思います。
そもそも・・・・・僕は「生きる意志」を「他者に依存」するのはどうかと思うんですよ。
他人なんて各人の都合によりプラスにもマイナスにもなるじゃないですか。現に、作中で「妻と子どものために稼がなきゃ・・・」と頑張っていたミュージシャンは、稼げないことに絶望して(他者との関係性が重荷となって)自殺してしまったワケで。
どうにも、こうしたテーマは消化不良のまま終わってしまった気がします・・・・・勿体なかったなぁ。
それはともかく。スピリッツの夏改編の新連載ラインナップ。
柏木ハルコと花沢健吾が復帰!
花沢健吾、キタ――――――!!前作『ルサンチマン』の終了から5ヶ月。メタルギアソリッドの作者と対談したり、映画評を書いたり、チラホラとスピリッツに出てはいましたが。「今度こそ」の思いはそこらからヒシヒシと伝わってきてました。今度こそ、スピリッツを引っ張るような漫画を描いてくれ!
今度の話は・・・・・・30代目前の冴えない男の青春物語・・・・・・・?
ん・・・・・ん・・・・・・・なんか、色々と不安なんですが。まぁ、蓋を開けるまでは何も言わない方向で。
■ 駄文
モーニングは『バガボンド』がなくなったのと同時に休載ラッシュで物寂しい誌面になっちゃいました。まさかこうなるとは・・・・・きたがわ翔って『ホットマン』の頃はほとんど休まなかったような気がするので、こういう休載はモーニング編集部の意向なんでしょうね。佐藤秀峰だって『海猿』時代は毎週載っていたはずですし。雑誌というよりも時代の変化?
まぁ、いいや。『ピアノの森』が面白かったので―――と思ったら、さっそく来週休載かよ。毎週コンスタントに載ってる漫画の方が少ないような。『はるか』とか『Ns’あおい』なんかは全然休んでないよなぁ・・・・・何、ネームバリューの違い?
サンデーはちょっとずつ熱が戻ってきました。相変わらず後ろの方に載ってる漫画の方が楽しみですが。
『からくりサーカス』がとうとう!という熱い展開に。未消化の伏線も山ほど残ってるので単純に倒して終わりじゃないんでしょうが(てゆうか実力的にキツイ)、ここまでタメにタメたんだから、スカッとさせて欲しいもんです。
『こわしや我聞』も本領発揮。修行編とか、かなりキツかったけど―――ロリっこ投入で息吹き返しました。クラスメイトのノリが『武装錬金』を彷彿とさせたり、さっそくG.H.Kと絡ませたり。コメディ部分は恐ろしいほど要所要所を押さえています。この作者、バトルなんかより萌え漫画描いた方が絶対売れますよ。新キャラと長女が貧乳ネタでバトルしていたのが良かったです。あと、次女の「きんぱつってつよいー?」にも笑った。 |
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