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「いやぁ、色々あったとは言えカンコン参戦日記・・・・・放置させ過ぎにも程があるでしょうが。」 |
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「カンコンの結果発表と、真・Qウェル(偽)さんとの対決(詳しくはコチラ)、オチ1の再開に、ホワイトデー4コマ、ジャンプ感想の終了とかなんとかかんとか・・・・・いろんなことがあったもんねぇ」 |
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「そうなんですよ!とうとう僕のHNがQウェルに戻ったんですよ!良かった―――」 |
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「まぁぶっちゃけて、HNを変えていた意味も分からなかったですしね」 |
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「お前のせいでCUEウェルになってたんだろうが―――!!」 |
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「という訳で、カンコン参戦日記の最終回ね。カンコン参加の反省もさることながら、今日は個人サイトを作るってことが何なのかってことも考えてみようと思ってる。」 |
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「あれ・・・・・・カズヤさんは今日はお休みですか?」 |
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「・・・・・・・・・・」 |
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「・・・・・・・・・・・・・・・・」 |
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「?? 何故、目を逸らす?」 |
○ 数字主義だけが全てではないのだよ、ホリエモン |
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「さて、メイ。アナタが―――そうね、映画監督になったらどんな映画を作ろうと思う?」 |
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「は?いきなし何を言ってるの?」 |
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「映画監督でなくても良いや。漫画家でも、小説家でも―――アナタがそういうものを作る人だったら、何を目指してモノを作るかな?」 |
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「そりゃぁもう、その年の興行収入1位を目指すよ!んで、豪邸を建てる。」 |
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「映画を作るって目的が、いつの間にか豪邸を建てる手段へと成り代わってますが・・・・・・・・」 |
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「まぁ、それでも構わないと思う。売れる映画、お客さんの入る映画としてナンバー1を目指すのは正しい道ではあるからね。でも、残念でした。その年は宮崎アニメの新作が公開される予定なので、興行収入1位は目指せそうにありません。さあ、どうする?」 |
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「制作スケジュールが遅れるように、スタジオジブリに小包爆弾を・・・・」 |
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「オイ!」 |
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「冗談ですよ、冗談―――でも、今の日本で宮崎アニメを越える観客動員は起こせそうにないね。じゃぁ、漫画家に転向して売上げ1位を目指そうかな。」 |
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「そっちの方が難しいよ・・・・・・1億部売った『ONE PIECE』を超えるためには、小学生〜大人までの幅広い層に支持されなきゃいけない・・・・」 |
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「な・・・・・! じゃぁ、とりあえず極秘の諜報機関を設立して『ONE PIECE』の生原稿を強奪するところから始めなきゃ」 |
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「もう何が何だか分からんな・・・・・・・・」 |
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「とまぁ、こんな風に―――映画でも漫画でも、どんなクリエイティブな仕事であっても。数字で結果を残すのは難しいんだ。「1位を目指す」というのは極端だとしても、売れるものを作ることって本当に大変だもの。」 |
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「じゃぁ、どうすれば良いの? 映画監督なんて引退して田舎で結婚相手でも探せばいーの?」 |
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「まぁ、そういう結婚生活も素晴らしいものではあります。相手がいればの話だけど・・・・・・」 |
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「うん。だから、ほとんどのモノ作りのプロたちは「売れるもの」ではなくて「自分が満足できるもの」を作ろうとする。モノ作りの仕事って、仕事でもあるけど、自分の存在価値を証明するものでもあるからね。」 |
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「ふーん・・・・・「売れるかどうか」で映画を作るよりも、「自分が撮りたいものを撮るんだ」という気持ちで映画を作るべきだってことか。いや・・・ホントのプロはどっちも大切にしなきゃいけないんだけどね。アマチュアの段階で「売れるかどうか」を考えちゃいけないってことだよね!」 |
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「なるほど!サイト作りも同様に、結果だけ求めるんじゃなくて、自分が満足できるものを作れってことですか!」 |
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「いんや、逆。個人サイトに限っては、これには当てはまらないってことが言いたかったの」 |
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「へ?」 |
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「個人サイトだけは、「自分を満足させるカンペキなもの」は作っちゃいけないのよ」 |
○ 未完成なモノだけが人を惹きつける |
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「喩えばね・・・・・「自分を満足させるカンペキな」映画が出来たとする。そして、それを公開するとあれよあれよと評判が高まって観客が集まったとする。その時点で映画は成功だよね。」 |
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「そりゃそうでしょう・・・・・・いや、サイトだって観客が集まれば成功でしょ?」 |
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「でも、サイトの場合―――「自分を満足させるカンペキな」コンテンツができて、それが話題になって人が集まるだけじゃダメなんだよ。映画とサイトの違いってなんだと思う?」 |
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「違いも何も―――共通点の方が少ないですが・・・・・」 |
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「!! そうか、映画は観客が入った時点で入場料が手に入ってるから目的は達成してるんだ!」 |
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「え・・・・・・・・?」 |
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「そう。映画の商業的目的はいっぱいあるだろうけど、その最も重要なものが入場料として利益を確保することだと思う。漫画も小説もそう。買ってもらうことが第一・・・・・・では、サイトは?」 |
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「・・・・・・・それこそいっぱいあるでしょう。色んな人と触れ合うのが目的だとか、パンツが送られてくるのが目的だとか、情報交換とか、広告収入とか・・・・・・・でも、これらって全部―――」 |
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「全部?」 |
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「リピーターを呼ぶこと。この目的に直結しているんですね・・・・・・・・」 |
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「そう・・・・映画館まで行ってお金払ってその映画を観るのは1回・・・・多くても2〜3回でしょ。漫画もそう。普通の人は1セット全巻を集めるけど、『G戦』1〜3巻を3セットも買うって人はそうそういない。」 |
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「でも、サイトの場合は・・・・・・・定期的に人を呼ぶことを目的にしているんだもんね。その為に、定期的な更新を自分に課すサイトさんも少なくない。」 |
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「うん。だからね、カンコン用のコンテンツを作ったときに「自分が満足できるものを作ろう」と目標設定をしたことは、今から考えると大きな失敗だったんだよね。」 |
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「・・・・・・・・・・」 |
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「ウチのサイトで言えば―――B sideみたいなコンテンツを数ヶ月に1作品のペースで公開しても、定期的に人は集まらない。だから週1で雑誌の感想を書いたりする方が、コンスタントに人を集めることが出来る―――つまり」 |
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「・・・・・・・・・・! な、なんだか・・・・・・今から、とても耳にしたくないような発言を聞くことになりそうなんですが・・・」 |
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「う うん・・・・凄く聞きたくない」 |
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「ゴホン! じゃ・・・・結論を言うわよ。結果的に言えば、B sideみたいなスタイルの個人サイトは人を集めるには不向きだったということよ!!」 |
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「うわー、ぶっちゃけちゃった」 |
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「個人サイトで人を集めるためには「即時性」「継続性」こそが重要なので、完結した漫画のデータや感想を作りっ放しっていう『漫結』は企画段階からムチャだったんじゃないかなぁと思う訳よ・・・・・・・」 |
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「ぜ・・・・全否定しちゃいましたよ。」 |
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「なので―――カンコンでの惨敗&不評というのは必然だったのかなぁと思う。優勝したかがみさんの感想が(ある意味で)時事ネタだったのも、それを裏付けているような気がするよね。」 |
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「で・・・・・・・・結局、このコーナーの結論としてはどんなものになるのでしょう」 |
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「“今回の失敗を活かして、明日こそは―――”とダイレクトに繋げることが個人サイトの長所だと思う。「終わり良ければ〜」ではないように、「終わり悪くても挽回のチャンスが与えられる」のが個人サイトなのよ。」 |
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「確かに・・・・・映画作りは1回コケると、復帰までの道のりは果てしないですもんね。それに比べれば遥かに楽にリベンジ出来ますよね。」 |
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「だから、次に作るサイトは「継続性」という部分にこだわって作ってみようかな――なんて思っている訳だ。」 |
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「へぇ・・・・・・・・・・・・え?次に作るサイト? 喩え話だよね?だよね?」 |
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「さぁ。」 |
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「何!?この、後味の悪い終わり方は!? このサイトは何処行くの?どうなるのよ―――!?」 |