『ハチミツとクローバー』chapter.1
 『ハチミツとクローバー』chapter.2
 『ハチミツとクローバー』chapter.3
 『ハチミツとクローバー』chapter.4
 『ハチミツとクローバー』chapter.5
 『ハチミツとクローバー』chapter.6
 『ハチミツとクローバー』chapter.7 
 『ハチミツとクローバー』chapter.8
 『ハチミツとクローバー』chapter.9
 『ハチミツとクローバー』chapter.10
 『ハチミツとクローバー』chapter.11



05年4月15日 〜『ハチミツとクローバー』chapter.1

 
■ 『ハチミツとクローバー』
 「chapter.1」
 <公式サイト

 「今までのアニメの常識をひっくり返す、まるで連ドラのようなアニメ!」という公式サイトの謳い文句に一抹の不安を覚えながらも、原作の評判の高さと公式サイトの絵柄に惹かれて観てみましたー。
 確かに、突然スピッツの名曲『ハチミツ』が流れ出して、森田さんが走り出した時には「こんなアニメ観たことねぇ!」とビックリしました(強いて言えば、『カレカノ』の初期っぽい?)。でも、こんな連ドラも観たことないんですけどね。

 とある美術大学と、その美大に通う学生が住む貧乏アパートを舞台にした青春活劇。
 純朴な主人公・竹本と、彼の先輩で奇行が目立つ森田が同じ女のコを好きになるって話でいいんですかね? その相手のはぐみちゃん、確かに可愛いんだけど小学生にしか見えない・・・・・・全然喋ってないし・・・・・普通にしている時よりも、森田にグルグル回られて「あわわ」状態の方が萌えだと思いました。

 むしろ、真山さんのことが好きっぽい山田さんがフツーに可愛いです。来週以降はもっとちゃんと絡んでくれるんですよねー? そういう意味でも、第1話の段階ではまだまだ分からんですなー。
 美大という特殊空間はなかなかキモチイイ空気を発していますし、森田さんの奇行は見ていて楽しいです。冒頭から繰り広げられた貧乏ネタも面白かったです。キャラのデフォルメも可愛いし。なので―――一応は保留ということで。来週も感想は書きます。



 ・・・・・でも、確かにアニメとしては風変わりかも知れないですね。何て言うんでしょう。良い意味で「無駄なシーンが多い」と言いますか。冒頭の自転車のシーンは今後の布石になるとしても、マヨネーズとか犬とか教室間違えたとか。普通のアニメだったらそこに意味を加えて1話ごとに一貫性を持たせると思うんですが、『ハチクロ』の場合はとりたてて意味を込めないでも良いやーってノリなのかなぁと。

 とか言いつつ、来週いきなり「コロッケにマヨネーズかける」が伏線だったと判明したらどうしましょう。






05年4月22日 〜『ハチミツとクローバー』chapter.2

 ■ 『ハチミツとクローバー』
 「chapter.2」
 <公式サイト

 おぉー、今週はかなり面白かった。先週は男3人のキャラばかりを掘り下げて、今週は男女5人の意外な一面をチラチラ見せて深みをつけているという印象。
 特に第1話では何だかよく分からんかったはぐが、今週はムチャクチャ可愛かったですよ。天才的な才能と、森田から逃げ回る子どもっぽさを内包しているのが良い感じ。欲しいものを切り抜いてノートにしたりとか、相当可愛い。あと、山田さんとの絡みが凄くイイ。潰れちゃった粘土(で良いんですよね。こういう用語には自信ない・・・)を見てうるうるしつつ、山田さんが「良いよ。良いよ」と言ってるトコとか。この二人が仲良く喋っているだけで、かなり萌えられます。
 その山田さん―――面倒見の良い一面を見せつつ、やっぱり真山さんのことが好きなのね。ラストで見せた涙が、かなり気になります。

 竹本も真山さんも森田先輩も、1話とは全然違う印象を感じました。竹本の「焦り」と「大人な部分」と「嫉妬」とか。
 1話のようなドタバタ路線だと苦しいかなーと思ってたんですが、第2話はキレイに構成されていてムダの少ない脚本でした。この路線なら相当楽しめそうです。足型のオブジェがギャグに終わらず、ミュールのプレゼントに繋がる辺り、分かりやすいんだけどニヤリとさせられる伏線で好印象。これも第1話のコロッケがあったからですね。うーむ、楽しみなアニメになりそうです。頭一つ抜け出したかな?






05年4月29日 〜『ハチミツとクローバー』chapter.3

 
■ 『ハチミツとクローバー』
 「chapter.3」
 <公式サイト

 今週で真山と山田さんの説明が終わったので、ようやくメインキャラの下地が完成〜。こっからが本番かな?

 「なんでイスを2つ繋げてるの?」
 「ここで寝てるのー」
 「えっ!!ベッドにしてんの!?」

のやり取りに爆笑。あぁ・・・・はぐちゃん可愛いなぁ。背の小さいコってコンプレックス描写がメインになりがちで、それはそれで萌えるんですけど、はぐちゃんみたいに確固たる自分の世界が出来ているコってのも惹かれる訳です。でも、そのはぐちゃんも突然パニック。周囲とは合わない自分の世界に気付いたのか―――確固たるものが崩れてしまったコというのも、どことなく儚くて美しいものです。

 結局、見た目が萌えキャラなら何やっても可愛いってことか・・・・・・!
 勉強になるぜ。


 そして・・・・・・はぐの唯一の女友達な山田さんは―――
 ・ロングスカートでのカカト落とし(真山の位置からはパンツが見えてたはず・・・・!)
 ・背中越しに「あのさ、お前。なんで俺なんだ?」とフラれる
 ・一度も口に出さなかったのに・・・・と、ろくろ回しながら涙(また、スガシカオの曲が良いんだ)

 1〜2話ではほとんど明かされなかっただけあって、今週はメインでしたよ。メイン張ったと思ったらいきなりフラれてるし・・・・それでいて、真山の恋も報われないのだと気付きつつ涙。うわぁぁあ、うわぁぁあ。可哀想だよ、誰か何とかしてやれよと思っていたら森田。

 「そんなに水分出したら干からびちまうぞ」

 やべぇ・・・・・森田先輩、カッコ良いっすよ!校門の前で罵り合っていたのは、ここへの伏線だったのか。
 第1話では「無駄な描写が多いのが特徴なのかな?」とか感想書いたんですが、2〜3話は無駄のない見事な構成。山田さんが涙して森田先輩がジュースを渡すシーンは、僕も一緒になって泣いた。

 あぁ、やっぱコレは切れないな。コミックスを買ってしまいそうなくらいに面白い。
 とりあえずスガシカオのCDを借りてこようと思います。



<補足>
 他サイトさんの感想を読んで、山田さん=クスハ・真山=ブリット(ともにスパロボアルファ)だということを知りました。マジっすか!面影が全然・・・・・・・・・というより、あのゲーム。如何に僕が戦闘OFFでプレイしていたかが分かります。言われても、ちっとも声が思い出せません。






05年5月6日 〜『ハチミツとクローバー』chapter.4

 ■ 『ハチミツとクローバー』
 「chapter.4」
 <公式サイト

 なんか・・・このアニメ、演出とBGMに誤魔化されている気がします。
 頭を邪念で満たしてしまえば、(はぐちゃんのキャラ以外は)よくある設定ですし、話自体も目を見張るものはないんじゃないかと思います。でも・・・何故だ・・・何故、僕は今週もうるうるしてるんだ。もう、きっと僕は、スガシカオの歌が流れて、森田先輩がニカッと笑うだけで泣いてしまうんだ・・・・森田先輩、可愛いよ、森田先輩。


 原作の構成がこうなのか、アニメだけがこうなのか分かりませんが―――先週チラッと出てきた描写が、今週に繋がる・・・みたいに展開していく話な模様。山田さんをフった後の真山先輩が今週のメイン。理花への一途な想いを見せるんだけど、彼女は真山と距離を置いて―――この理花と修ちゃんの関係はミスリードでした。彼女の言う学生時代の思い出は、「好きな人がいた時間」ってことなんでしょうな・・・・・真山、無惨。相手が修ちゃんだったらラクショーだったのにね(酷ぇ)
 んでもって、もう一つの伏線。はぐちゃんのパニックの原因に触れた竹本は・・・という話も同時並行で描かれる。「はぐの目で世界を見てみたい」というセリフが、竹本には残酷なように思えて―――きっと、彼女は自分には想像もつかないような重圧に押し潰されているんだろうと、「はぐちゃんの見てる月は・・・」というセリフに繋がるワケですね。でも、修ちゃんがはぐを「オマエの大好きな低くてでっかいお月様だぞー」と起こしてあげるという。あぁ、ここで既に一泣き(笑) 時間的には繋がっているか微妙なんだけど、Bパートではぐちゃんが竹本を気遣ったりしてるのが良い感じでした。はぐちゃん周りの人間関係は、見ててほのぼのしますね。

 それに比べ、あんまりほのぼのしないのが山田さん周り(笑)
 もう・・・今週の山田さんはムチャクチャ可愛かったです。森田先輩の奇行と、山田さんのツッコミが見事にあっているといいますか。エロイといいますか。パンツ見たり、抱きついたり、投げ飛ばされたり。う、羨ましいぜ・・・・!
 確かに、あんな美脚を見せ付けられたら戦意を喪失します。親衛隊も出来ます。



 さて、来週は竹本メインの話っぽいですね・・・今週のクリスマスの話が伏線になるんでしょうな。願わくば、今週Aパートラストの「はぐちゃんの見てる月は・・・」というセリフまで活かしてもらえたらなぁ。原作付きアニメの場合、こういうのを繋げるのは難しそうではありますが―――


 そういや、作中の時間ではもうクリスマスなんですよね・・・・展開早っ。
 森田先輩はともかく、真山や山田さんは4年生のはず。まさか・・・卒業しちゃうってことはないですよね。このまま卒業じゃ、山田さんがあまりに可哀想だ・・・・






05年5月13日 〜『ハチミツとクローバー』chapter.5

 
■ 『ハチミツとクローバー』
 「chapter.5」
 <公式サイト

 
「好き・・・嫌い・・・好き・・・嫌い・・・」
 
「だから山田さん!!カニ占いは「嫌い」から始めなきゃダメなんですよ!!」

 もう爆笑。
 森田先輩と絡んでる時の山田さんが一番可愛いけど、竹本やはぐちゃんと絡んでる時の彼女も可愛いなぁ。はぐちゃんと向き合って眠る絵は擬似姉妹っぽくて萌え。狙いすぎたっていいじゃない、萌えんだから。


 ―――前回張られた“竹本は母子家庭で育った”という伏線を活かして、帰郷物語が前半。
 母・息子物語ってのも、母子家庭だった場合はうるうる来ちゃいます。竹本のモノローグの時点で既に涙腺がやばく、カズさんの
「誰も、誰かの替わりにはなれん・・・」で、あ―――だ―――って涙が(笑) また、下宿に戻ってきた竹本を皆で迎える絵も良いんだ。


 後半は、クリスマスでのプレゼント交換で森田さん→修ちゃんへと渡った宝くじが当選。レギュラーメンバー6人での温泉旅行―――なんだけど、主役はどう見ても山田さんだなぁ。
 
「どうしてなの・・・自分の一番好きな人が、自分を一番好きになってくれる―――たったそれっぽっちの条件なのに。どうしてなの、永遠に揃わない気がする・・・・」
 でも、それよりも昔はちゃんと山田さんが森田先輩に敬語を使っていたことにビックリ。

 そんな森田先輩、カレンダーの裏に醤油でアレだけの絵を・・・・・・
 ホント、この人は「才能のムダ使い」という言葉が相応しいな。







05年5月20日 〜『ハチミツとクローバー』chapter.6

 ■ 『ハチミツとクローバー』
 「chapter.6」
 <公式サイト

 男2人+女1人が同居って状況で、自分除く男女が結婚しても何も思わないのか!?>修ちゃん
 「恋人とか友人というよりも体の一部だった」という表現を文学的に捉えるなら、「体の関係を飛び越えて精神的に依存していた」って感じですかね。俗っぽく捉えるなら、無茶苦茶エロスい表現だとは思いますけど(笑)
 多分、現代パートでの竹本・はぐ・森田に近い状況なのかな。はぐと理花は全然違うキャラではあるけど、原田と森田さんは近い気がします。

 どっちにしろ・・・・傍から見ればピエロでしかないのに、それすらも「良い想い出」として語ってる修ちゃんにちょっと感情移入。なんかなー、僕もよくこの“男2人+女1人”という状況になるので、痛いほど気持ちが分かります。「オマエ、気遣えよ」オーラが男友達から飛んできて撤収するんですが、そういう時って「あー、男の友情って性欲に負けるんだよなー」と思ったり。いや、ホント。



 卒業制作―――ここらのやり取り、普通の大学じゃ卒業論文とか卒業研究だろうけど、いい感じに焦燥感とか「取り残される」感が出ていて面白かったです。僕は「進路なし」「論文はヨユー」って感じで山田さんタイプでしたが、「これ間に合わないと就職が!!」って真山タイプの友達も居たなぁ・・・・・論文提出前と後じゃ、力関係が逆転するという(笑)

 そういう意味で、一人取り残される山田さんが哀しかったです。すげー気持ち分かる。
 でも何か、報われないままの方が山田さんは美人な気がします(酷ぇ)







05年5月28日 〜『ハチミツとクローバー』chapter.7

 
■ 『ハチミツとクローバー』
 「chapter.7」
 <公式サイト

 今週、やたらとクオリティ高かった――!!1話としての完成度が凄まじかったのですよ。
 季節がめぐって再び4月―――理花の事務所を去る真山は「待ってもらえなくても良いから、また戻ってきます」と告げる。山田さんと牛丼を一緒に食いに行ったりしてるから、「もしかして山田さんの恋が成就するのか!?」とか思ったのですが・・・あぁ、やっぱ山田さんだわ。「悲しい眼をしなくなった」というのは、そういう意味だったのか。

 そして、ここ数週間一番魅力的に描かれてた修ちゃんが大学を去るという展開―――藤原さんの演技も作品を引き締めるという意味で、かなり気に入っていただけに・・・・・修ちゃん抜きのメンバーがどうなるのか、期待半分:不安半分。でも、はぐと山田さんの同居は擬似姉妹っぽくて萌え。
 その修ちゃんとはぐの回想シーンに涙ぐみ。「俺もそこで大切な人に出会った・・・・・俺はあんまし絵が上手くなかったけど、大切な仲間と一緒に絵を描くのは・・・」と説得して東京に引っ張り出し、そしてはぐは“大切な友達”を作って修ちゃんを見送る―――僕はずっと修ちゃん視点で観続けていたために、このはぐの成長がとっても寂しく思えちゃいましたよ。大切な娘が巣立っていくような感覚。

 そして、ラスト―――“大切な友達”が一人一人集まって、一つのクローバーを探す。
 1年目はコレで締めってことですか。うーむ、美しい構成。こっから先、新キャラとか出たりするのか? 流石に修ちゃんの穴は大きいような。


 そんなことより何より。
 中学生時代のはぐはそれなりに中学生に見えるのに、現在大学生のはぐが小学生にしか見えないのは何故だ。







05年6月3日 〜『ハチミツとクローバー』chapter.8

 ■ 『ハチミツとクローバー』
 「chapter.8」
 <公式サイト

 
「諦めるって、どうやれば良いんだろう・・・・諦めるって決めて、その通り行動することだろうか。
 自分の本当の心から、逆へ・・・逆へ・・・・と。
 そしたらいつか、あの茶色い髪のにおいも、冷たい耳の感触も、シャツの背中の暖かさも・・・全部・・・全部消えてなくなる日がくるんだろうか。こんな胸の痛さとかも・・・・・・・全部・・・・・全部。跡形もなく、まるで初めから何もなかったみたいに。」


 一人、真山を想って涙する山田さん。
 そんな彼女を遠くから見つめて哀しい目をする森田―――

 始めはネタとして「森田×山田」カプを推していた僕なんだけど、こういうシーンの積み重ねを見ると“少なくともアニメの中では”森田→山田として描かれているんじゃないかと思い始めてきました。最初は「成就しない恋に向かってしまう者同士の友情」っぽかったんですけど、最近は山田→真山のシーンの直後に必ず「それを見つめる森田の絵」が入ってますもの。この描き方って、友情ってのじゃないような・・・・・・

 でも、そうだとすると「真山のストーキング行為」をバラす森田さんは結構イヤなヤツですよね(笑)
 だから、きっと何も考えてないんだろうなぁ。



 今週の何が凄かったって―――Aパートまるまる使って「男同士のツイスターゲーム」を描き続けたことですよ。「ツイスターゲームだ!わーい、山田さんの美脚を拝めるぞー!」と期待していたのに、全くもってスルーされたのはある意味であっぱれ。
 何だかルールとか忘れつつ始めたゲームが変な方向にいっちゃう様とか、マニアックな色をフツーに識別していて「さすが美大生だなぁ」と思ったとことか、楽しかったことは楽しかったです。







05年6月10日 〜『ハチミツとクローバー』chapter.9

 
■ 『ハチミツとクローバー』
 「chapter.9」
 <公式サイト

 今週マジで凄かった―――!!
 最初から最後までカンペキな内容で、全ての登場人物に感情移入させられてしまう奇跡のような事態に。今まではどちらも「不思議キャラ」としか描かれてなかった森田先輩&はぐだけど、今週の内容はホントにグッときましたよ。この1話の構成力ならば、どんな1時間ドラマでも太刀打ちできないほどの密度だったんじゃないかなー。


 季節は秋〜冬。しかも2年目の。何だ、この超ハイペース。
 ○ 修ちゃんがいなくなって支えを失いつつも、「いつものようにやらなきゃ」と頑張ろうとするはぐ。でも、どうにも煮詰まった状態が続いて、欲しいものリストに「小鳥のブローチ」と書いてるところを森田先輩に冷やかされたり。落ち込んでいるところだったが、森田が真剣に作品に取り組む様子を見て“やる気”をもらったみたい。
 ○ 一方の山田さん。もう大学にはいない真山のことを想いながら、開けた扉の向こうに立っていた真山に驚く―――ここらの心理描写が純情中学生みたいで、すげー可愛い。みんなと同じように「真山、大好き」と言おうとしても声が出ないトコとか。わざとすれ違うような道を通ったりとか。
 ○ その真山。ストーカーっぷりは相変わらずダメダメなんだけど、彼も彼で「仲間」が大切なんでしょうね。みんなを気遣ったり、「優しすぎない優しさ」で山田さんに接してあげたり。きっと―――この時間をいつまでも続けたいと願う気持ちからなのか。でも、なんかソレって山田さんが可哀想な気が・・・・・・・
 ○ 山田さんに気を遣って(アレで?)、真山を投げつけた森田。本音を見せずにはぐを気遣い、そっとはぐに手製のブローチをプレゼントなんかしてしまう。ギャグパートばっかだったから、油断してて、この演出にはホントやられました。
 ○ そして、竹本。先週僕は「森田→山田」なんじゃないかとか本気で書いていたのですが、実はコレが製作サイドの意図だったらしく。ブローチを受け取ったはぐを見て、初めて竹本が「森田→はぐ」の気持ちに気付くというこのシーンに向かってのタメだったことが明らかに。その後、はぐに「それは森田先輩が作ったブローチだよ」と言うことも出来ず、一人で走り去っていく姿がムチャクチャに切なかったです。


 ここまででAパート。つまり、最初の10数分でこの内容なんですよ。凄ぇ。主要5人の全てのキャラに心理描写と見せ場があるという構成にお手上げです。ホント、すげーな。
 森田先輩と山田さんはやっぱ「友情」なんだなーと再確認。こういう男女の友情関係ってすごく理想的です。馴れ合わず緊張感を持ちつつ、相手の幸せを願ってあげるような。



 そして、Bパート。
 活気を失った商店街のために奮闘する山田さん&はぐ―――森田からもらった(でも、誰がくれたのかを知らない)ブローチを大切にするはぐ。森田と違って、はぐの力にはなれないことを痛感した竹本。Aパートから引っ張ってきた伏線を活かして、「他人(商店街)のために作品を作る」はぐと「些細なことでもはぐのためになることをして繋がりを感じる」竹本を描く・・・・・・・・

 あぁ・・・・・あぁ・・・・・・・

 コメディチックにほのぼのとした空気で描き続けているのだけど、静かにキャラの心情の中では「葛藤」と「カタルシス」が描かれているのが熱いです。最後、ブローチのことをはぐに話そうとした竹本と、それを止めた森田。不安定で儚い関係でしかなくても、今のバランスを保とうとする各々―――そして、その関係が長くは続かないことを暗示させて次週へ。


 緊迫したドキドキハラハラはなくても、この空気を描けるアニメというだけで凄い。『恋風』のラスト2話を思い出しました。次週はお休みですか。しょぼーん。ひょっとしたら、次回で最終回なんかなぁ・・・・・と公式サイトをチェックしてみたら。


 第2クールの主題歌の話題が。

 なにぃ――――――!?
 てっきり、このアニメは1クールなのだと確信しちゃってましたよ。だってもう2年目のクリスマスじゃん。竹本も森田先輩も山田さんも、最高でも来年までしかいられないんでしょ?あと1クールも話がもつのか!? つか、民生だ―――!民生だ―――!イェーイ!!






05年6月24日 〜『ハチミツとクローバー』chapter.10

 ■ 『ハチミツとクローバー』
 「chapter.10」
 <公式サイト

 男3・女2で東京観光―――水上バス〜大観覧車で、一人あぶれている竹本の苦悩を描く。
 うーん・・・・やっぱりパワーは落ちてきたかなぁ。この三角関係が出来るまでは見所も多くて楽しかったんですが、あとはこの関係を維持したりウジウジしたりすることしか出来ないんですよね。真山と山田さんの話も同様に、初期の頃は切なくて仕方なかったんだけど、2話の時点から何も変わってなけりゃ、「どうしてそこまで真山のことが好きなんだ」と視聴者も思っているのが現状だし・・・・と考えていたら、森田さんがツッコんでました(笑)


 三角関係を戦うことに躊躇する竹本に、真山から「はぐちゃんとの過ごした時間を思い出してみろ!」の一言。でも、この竹本−はぐの組み合わせってほとんど印象に残ってないですね。絵を見てもどんなシーンだかさっぱり思い出せません。そもそも、山田さんを宙ぶらりん状態にしている真山に言われたくないよなぁ・・・・・・・お前こそ、山田さんと過ごした時間を思い出してみろ!

 観覧車はEDの観覧車ですか。ということで、1クールの節目にはなったんですね―――
 でも、地味だなぁ・・・・・・・






05年7月1日 〜『ハチミツとクローバー』chapter.11

 
■ 『ハチミツとクローバー』
 「chapter.11」
 <公式サイト

 こないだ大学時代の友人(男:非ヲタだけど少女漫画好き)に会って『ハチクロ』の話をしたのだけど、僕が「でも、あの漫画って物凄くホモくさいよね!」と爽やかに言ったらドン引きされました。えぇー? 百人いたら百人が「ホモくさい」と感じると思ってたんですけど!ホモくさい回こそが面白いと思うんですけど!!

 という訳で、今週はホモくささ全開でとっても面白かったです。
 ・森田に拘束されて拉致られる竹本
 ・真山のパンツを履いている森田
 ・真山と手を繋ぎたい森田
 ・真山とひっつきたい竹本
 ・真山のシャワーシーンを凝視してる森田と竹本

 百合・レズ萌えな僕でも、喩え女のコ同士でのパンツ交換だったとしてもキッツイと思うんですけど・・・・・・何か、衛生的にね。あ―――でも、姉妹ネタの頃にブラジャーお下がりとか、水着の貸し借りとかは普通に言われてましたね。これらは萌えられるのに、何故パンツの共有はダメなんでしょう。


 修ちゃん帰国。
 やっぱ藤原啓治がいると音が締まるなぁ・・・・・・竹本・山田さんから見たはぐと、修ちゃんから見たはぐのギャップとか。山田さんから見た真山とか。そうした流れに絡めて、次第に大人になっていく自分達のことを考える―――というシーンがむっちゃキレイでした。


 はぐははぐで、本格的に森田さんへの想いを募らせつつ、それに気付けず。
 それを知った修ちゃんは、ただただ見守るだけ―――という。あぁ、今週はとても面白かった!!!


 ということで、ここまでが1クールかな?
 来週以降も視聴は続けるけど、感想を書くかどうかはその週の気分次第という方式でいきます。去年の『プラネテス』感想みたいな感じですね。これが僕にとって一番楽ですので。



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