11月16日[漫画紹介] 11月18日[舞-乙HiME] 11月20日[SOLTYREI] 11月22日[水島劇場] 11月23日[漫画紹介] 11月26日[水島劇場] 11月28日[舞-乙HiME] 11月30日[コミックス] 12月2日[舞-乙HiME] 12月7日[ランキング] 12月10日[―――] 12月14日[ランキング] 12月27日[ランキング]



05年11月16日[漫画紹介] 〜愛なんて見たこともねえ

 先日紹介した『苺ましまろ』、あの漫画に出てくる背景や住所などは“全て実在するとある町が舞台”ということで、4巻まで読んだいい機会にネットで色々と見漁っていました。このサイトさんなんか凄いです。コミックス片手に見ると「おぉー」と叫んでしまいます。『苺ましまろ』以外にも、ウチのサイトで言えば『かみちゅ』の舞台となっている尾道の写真なんかもあり。ファンの方は必見―――


 実在する背景を漫画に利用する作家さんは珍しくないですけど、実在する町そのものを漫画世界に再現するって人は珍しいかも。個人情報うんぬんを考えると微妙なトコもありますが、ディティールはやたら細かくリアルになりますよね。通学路とか、歩いている道の方向とか、作中に一切の矛盾が生まれないのですから。

 まぁ、これは作者さまの出身地とか在住地とかなんでしょうから、単に“身近な資料”と考えることも出来るんですけど・・・驚くべきはアニメ版。原作で出てこなかったアニメ独自の背景カットも、ちゃんと原作と同じ町に実在しているカットが使われていたりするそうで(流石に町の構造とか配置は再現されてないみたいですけど)・・・・・・アニメスタッフはわざわざ、この町まで出向いて資料写真を撮影して背景に使ったということですよね。尾道みたいに特徴的な町でもなく、“よくあるアニメに出てくる町の背景”でも良かったのに―――これも原作への愛あってのことか。




 とまぁ、こんな風にここ数日。頭の中が『苺ましまろ』でいっぱいで。このままじゃゲーム版も買ってしまうんじゃないかと不安になりつつ、ウチのプレステ2は動かないことに気付いて安心したりガッカリしたり。
 こんな状況で、今日の漫画紹介で紹介する漫画を読んだらカウンターパンチで死に掛けました。天国から地獄。このダメージ、『サユリ1号』を一気読みした時以来かも。



 
■ 気付いたら靴に穴が空いていた
 

 そりゃ、紗希もビックリだ。
 おかげ様で鉛筆画は終盤。今週はバイトラッシュで死にそうですが、来週からは楽になる予定なので何とか12月初頭までに間に合わせたい限り。ここでクイズを一つ。上の紗希すけがビックリしているシーン、どんな状況なのか見事的中させた人には豪華プレゼント・・・・・は別にないです(笑) 花京院の魂でも勝手に持っていって下さい。


 アンゴラ戦はわりかしどうでも良いんですが、W杯予選プレーオフが見れないか調べたら「チェコvsノルウェー」の放送がJスポーツ2だったので―――ウチで見れるのはJスポーツ1だけじゃねえか!!やってられるか!!な気分です。それはそうと、「バーレーンvsトリニダード・ドバゴ」を放送するテレ朝は凄いなぁと思います。キューウェル映せよ、キューウェル。あと、ヨークが現在シドニーFCだというのを知って切なくなったり。時代って残酷だなぁ。




 
■ 漫画紹介
 松本剛 『甘い水』 上下巻
  <Amazonの紹介ページ:上巻下巻

 ちょうど1年くらい前でしょうか。何気に手に取ったヤンマガで全身を震わせるような衝撃を味わったのは。
 その漫画は、松本剛『ハナモモ』。読みきり形式のシリーズ連載の第1話ということで、それから暫くはヤンマガの発売を楽しみにする日々が続きました。2話でカウンターストップしましたけど。

 調べてみると、この松本先生―――実力は申し分ないのに、作品が少なく、コミックスも『甘い水』を入れて4冊しか出ておらず(4種類ではない)、しかもその全てが絶版になっているために入手困難という作家さんだったみたいで。『ハナモモ』が2話以降載らなくなったことも、ファンは半分くらい覚悟していたとか。
 すげ・・・・もう、松本剛ファンのその健気さに泣けてきますよ。古本屋を一軒一軒こまめに通って、単行本未収録の作品を集めていくという。こういう話を聞くと、ジャンプで打ち切り喰らった作家のファンなんて100倍幸せですよ・・・・・・・・・



 で、俄然興味を惹かれた僕はヤフオクで『甘い水』をゲット。
 『甘い水』は比較的手に入れやすく、Amaoznのマーケットプレイスでもちょっと出せば買えるくらいのレア度みたいです。古本屋では見かけたことないですが、ネットの普及している現代なら頑張れば入手は出来るんだと思います(単行本未収録作品は・・・相当厳しいと思いますが)

 この松本剛という漫画家、ファンの人の文章を読んでみると“ボーイ・ミーツ・ガールを描く作家”とのこと。言われてみれば、『ハナモモ』の1・2話も『甘い水』も“ボーイ・ミーツ・ガール”な話でした。
 漫画でもアニメでも映画でもゲームでも、常に王道をいく“ボーイ・ミーツ・ガール”というジャンル―――要は、単に少年が少女に出会うだけの話なんですが、奥は深いのです。それは思春期の甘い恋のようでもあるし、自分自身への発見と成長の記録のようでもあります。“少年は少女に出会って変わり、少女は少年に出会って変わる” それこそがボーイ・ミーツ・ガールなんです。



 誰にも受け入れられることがない夢を持つ戸田夏生―――
 閉ざされた世界からどこにも逃げられず、現実に絶望することしかできない沢俣眞千子―――
 舞台は北海道・道東。やりきれない気持ちを抱えた二人は、いつか来る未来に「広い世界」を夢見て残酷な現実にボロボロになりながら生きている。死ぬことも、逃げ出すことも出来ず。

 こうした話は日本の映画で結構描かれることが多いのですが(岩井俊二なんかはこういう閉鎖社会をよく描きますよね)、それを漫画にするには何よりも“閉鎖された社会”を描くことのできる画力が必要です。『甘い水』の背景は、ただ広く、それでいて何もなく、真っ黒で汚れています。決して美しい世界ではないのに、その絵だけで“汚れた現実”を表現できる天才的な画力。
 加えて、作中に散りばめられる数々の暗喩―――言葉多く語っているワケではないのに、背景や表情や構図やアイテムが色んなものを語りだしているという圧倒的な描写力。特に、タバコのくだりには思いっきし心をえぐられました。単なる台詞で済まされたら何てことのないシーンだったのに、眞千子と一緒に泣き崩れました。



 あまり使いすぎると現実味を失いすぎる言葉ですが、紛れもなく松本剛は天才であろうと思います。
 全てのコマ、全ての描写にて物語を構成できる天才。ただ、それと共に思うことは、こういう才能は「勝ち組/負け組」に二分化される現代社会では評価されないんだろうなってこと。数字に繋がることも出来ず、作品を安定供給することも出来ない天才は、“商品”をバシバシ産み出すことには不向きなんだろうなって思います。


 『甘い水』は、ハッキリ言って辛い話です。
 これだけ残酷な現実を突きつけられて、それでも救いがないラストに絶望する人も多いでしょう。でも、それでも、少年は少女に出会って変わり、少女は少年に出会って変わりました。それこそがこの漫画の全てであり、絶対的な“希望”なんだと思います。


 松本剛という才能―――古本屋ででも見かけたなら、是非手にとってみて下さい。





 
■ ストロベリ姉妹データベース
 『甘い水』 眞千子・順子

 個人的には女のコが可哀想な状況には萌えられないんですけど、まぁ「こういうのこそ萌えるんだ!」という姉妹ファンもいるでしょうからデータベースに加えました。下が『苺ましまろ』だから温度差が凄いことに。
 でも、やっぱ―――姉妹には幸せな状況でイチャイチャしてもらいたい。『貧乏姉妹物語』みたいに、貧乏でもお姉ちゃんがいるから幸せだもん的なのが良いです。





05年11月18日[舞-乙HiME] 〜ここの欄、しょっちゅう忘れる

 コミックス感想はちょっと遅れます。『ヴィンランド・サガ』も『リアル』も買ったけど・・・・とてもじゃないが、読む時間がなくて。『ハガレン』特装版、悩んだけどAmazonで注文するのは辞めました。何かキッチリ送料と発送時期が合わなくて。25日に『WORKING』買いにゲーマーズとかアニメイトとかに行くので、ついでに買えたら買うし、買えなかったら普通のを買います。

 ということで、『ハガレン』も感想は遅れます。



 
■ 最近の漫画読みテン翼
 
「納期を守らせるのはあんたの仕事だ。
 だが、オレの仕事はおもしろいゲームをつくること。おもしろいゲームをつくることなんだよ!!」


 『東京トイボックス』のノリは『吼えろペン』みたいでした。
 いや、マジで。“一番の大ゴマは重要な台詞を使わない”というのは『燃えろペン』の熱血マンガ講座に載っていたテクニックです。僕としてはこういうハッチャけたノリで全然楽しいんですけど、島本作品のノリをモーニングで続けたら多分打ち切られるような・・・・・・(汗)


 『ハヤテのごとく』4巻の表紙はヒナギク×ナギかぁ〜。今週本編のマリア×ナギといい、畑先生も最近は百合傾向が強くなってきましたね。何だかんだ言って、こうやって売れ線を抑える技術も才能の一つだと思いますよ。


 スピリッツの北野武・浦沢直樹の対談はなかなか興味深かったです。北野映画と浦沢漫画の共通点とか。浦沢直樹が「大友さんとかが出てくる前の漫画界は鼻を正確に描けなかったので、正面画はタブーとされていたんですよ」と言っていたのにビックリしたり。言われてみれば、ベテランって正面アングル描きませんよね。何でかと思っていたら、そういう理由だったのか。
 若手のマンガ家はその辺に抵抗ないのだし、映像媒体の表現技法を積極的に取り入れる傾向があるので、正面アングルは欠かせない構図になってますよね。てゆうか、正面アングルなしでどうやってネーム切れというのか。

 あと、スピリッツで言えば『団地ともお』の兄弟話に涙したり。


 唐突にサッカーの話。
 チェコもオーストラリアも出場決めたんで良かった!!どちらも試合観れなかったんで、イマイチ状況分かりませんが・・・W杯本戦では熱い試合が観れるのだと期待しております。ネドヴェド出てくるよね?もう、ここまできたら本戦でも大暴れして下さいよー。

 アンゴラ戦は・・・・・起きたら後半残り10分でした。松井のゴールが見れたんで、半分くらいは満足。
 決めた松井もそりゃエラいですけど、殊勲者は中村俊輔→柳沢の同世代ホットラインですよね。もう一つ下の世代(小野・高原・稲本)に比べてイマイチ仲が良さそうには見えないんですけど、まだ二人がJリーグにいた頃のオールスターで「やっぱヤナギさんはパスが出しやすい」と俊輔が言っていたのを思い出しました。ここのラインにも歴史あり。エリートコースを歩みながら、スランプだったり、直前の代表落ちだったり、それなりの苦悩を味わってきた二人。ちょっと感動してしまった。




 
■ 今週の漫画版『舞-乙HiME』
 第15話:「オトメのピンチ」
 
※ 感想の文章内にて、アニメ版・漫画版を比較した発言をしていますが―――「どちらの方が優れている」とか「どちらの方が面白い」と論じているつもりは全くありません。メディアの特性としてどちらにも優れた点・描かれない点があるからこそ、それを両方で補完しつつ、そのリンクとギャップを楽しめれば良い・・・・・というスタンスで、アプローチや設定の違いを取り上げているつもりです。御理解いただけるとありがたいです。

 前作では空気読まなくてウザくて仕方なかったアリッサが・・・・トンでもない破壊力で戻ってきました。
 前作からの転生キャラは基本的に“同じキャラを違う境遇に置いてみるとどうなるのか?”というスタンスで、指導者の立場についたなつきとか、先輩の奈緒とか、どSなお姉キャラ詩帆とか、前作では考えられないような組み合わせで楽しませてくれたんですけど・・・・・・アリッサ&深優はほとんど同じポジションでの登場だったワケで。これはどういうことなのかと思いきや。

 アリッサ×ナツキの姉妹をイチャイチャさせるための登場だったのか!!

 いや、前作からアリッサは「お姉ちゃん大好き」光線出しまくりだったんですけど、展開的にあんましイチャイチャする余裕もなくて。それを今作で思う存分イチャイチャさせようという目的で、敢えてアリッサは同じようなキャラで登場させたということか。ストロベリ姉妹がブームな現在(?)、ちゃんと流行りにのっているところが流石です。

 膝の上にお座りとか、
「私の事、嫌いになっちゃったのかな・・・・」に激萌え。


 ○ それはともかく
 「本国では私がミユをベースに開発した量産型、アイアンメイデンシリーズの製造が始まっています」

 ぜ、前作の二の舞・・・・・・!!
 親の因果が子に報いというか、何というか。


 ○ トモエ、ヤヨイ、リリエは背景です
 クラスメイトに出番があるかと期待したメイドvsオトメ対決。結局はイリーナくらいしか出番が・・・・・
 でもまぁ、こういうノリの話は大好きです。今後シリアスになるにしても、ここらでクッションさせておくのは正解だと思いますし、ムキになっているナツキを描いたのも面白かったです。単に前作のリバイブキャラってだけじゃなく、ちゃんと今作は今作でキャラが立ってきたなーという印象。

 1時間目・美術
 イリーナは3コマで敗退。アニメでは結構頑張ってるのになあ・・・・・
 ミユの彫った像はアリッサなんだろうけど、この天使の羽根は一体? ひょっとして、本気で『ブラックキャット』に対抗意識あるんでしょうか?

 2時間目・調理
 3話で出てきたエルスの“お菓子作りが趣味”という設定をちゃんと活かしているのがナイス。巨乳対決でも負けてアイデンティティ崩壊してますが(笑)、料理の時に髪の後ろを束ねているのが激しく可愛かったです。

 3時間目・数学
 ニナ敗北は、これまで(裁縫以外は)完璧超人だったニナだからこそインパクトあったんですけど・・・・黒板の文字が写植だったのが違和感バリバリ。そして、何を計算してるのかも分からん・・・・・・

 4時間目・100m走
 ガルデローベデザインの体操服+短パンが可愛い。
 アリカの全力疾走のコマは迫力十分でなかなか気付かなかったんですが、太ももとお尻の境界がしっかりと描かれててエロエロ。こういうコマを見る度に、佐藤先生のノリノリっぷりに惚れます。デフォルメ・シリアス・バトル・エロと、作画的にはスキがなくなってきました。


 5時間目(?)・夜伽
 男相手ならともかく、お姫様の性欲解消のために夜這いかけるメイドなんて聞いたことねえ!!
 MAIDは地球時代の遺産らしいので、こんな機能をつけた地球人って一体・・・・・ともかく「男性・女性問わず」というのは凄い。メイド姿の男で性欲解消しようとする女性がいるのか!と、エロ妄想開始(笑)
 マシロくん相手にはどっちのアタッチメントが付いていたんでしょう。エルスの胸をスキャンしていたくらいだから、マシロくんの性別くらいスキャンしてそうですが・・・・・・マシロくんの反応を見てもどっちか分かりませんね。少なくとも、あの姿でスカート捲くられて男性器が出てきたらトラウマになること間違いなし。



 ○ オトメとメイドの違い
 図らずともセルゲイの発言が、「オトメがオトメたる意味」なのかなーと思います。
 つまり“優秀な上に命令には絶対服従”なメイドと違い、別々な人間だからこそオトメは出来ることがあるというか。現に、こないだのロベスピエール戦なんかも、マシロくんの決意に感化されたニナの本気モードのおかで勝利出来たのですし。“ご主人さまとの絆”が、重要な要素になるんではないかと。

 でも、それだと前作の“鍵の意味”とほとんど一緒で、あまり新鮮味はないかなぁ・・・・・

 それとナツキがあそこまで「オトメに勝るものはない!」とムキになっているのは何故なんでしょう。今までは(一応)クールキャラだっただけに、自分もオトメだから―――という理由でも説明しきれないような。まぁ、ぶちキレモードと、その後のシズルとのやり取りに萌えたから良いんですけど。「あ、遊んでなんかいないぞ!」は、ナツキとシズルの関係を上手く描写している名台詞・・・・・・



 ○ で、徐々に伏線が・・・・・
 現在が15話なので、No.17も17話にて復活となるのかな?
 「生きた破壊神」という通称は流石。前作ではイマイチ本筋に絡めなかったキャラなので、勿体つけて登場するくらいの見せ場が欲しいところです。

 で、新キャラ・レイラの後姿が・・・・何かシホと恐ろしく被っているんですけど、伏線ですか。石の名前で呼ばれているということは、シズルと同じくマイスターオトメなんですよね(マイスターはオリジナルの宝石つけているという設定だったので)。このキャラは前作からのリバイブキャラじゃないですよね・・・・・もう、前作キャラで登場してないのって舞衣と祐一くらい?

 アリッサとミユの話を立ち聞きしていたのは誰だろう・・・・スカートの色からコーラルであることは分かるんですが、第2話で蒼天の青玉について立ち聞きしていた人と一緒なんでしょうか。それとも、アリカ・ニナ・エルスの誰かが二人の絆に感化されるとか? 後者なら、↑のオトメとメイドの違いも無化されそうな気がするけど・・・・・はてさて。




 
■ 『舞-乙HiME』 第7話
 「蒼の舞/乙女の契り」
   <公式サイト
 
※ 感想の文章内にて、アニメ版・漫画版を比較した発言をしていますが―――「どちらの方が優れている」とか「どちらの方が面白い」と論じているつもりは全くありません。メディアの特性としてどちらにも優れた点・描かれない点があるからこそ、それを両方で補完しつつ、そのリンクとギャップを楽しめれば良い・・・・・というスタンスで、アプローチや設定の違いを取り上げているつもりです。御理解いただけるとありがたいです。


 前回水着で触手プレイしていたアニメとは思えない、物凄く高密度でシリアスな展開に。
 まぁ、前回までの萌え展開も、萌えに走りつつもキッチリとした構成だったので―――今回みたいにしっかりとした話を作っても絶対面白いだろうという確信はありましたが。その斜め上を行かれた感じ。
 僕がコミックス版のシュバルツやマイスターオトメの設定を知っていたからなのかも知れませんけど、やたら多くの設定をストーリーの都合上出せなきゃいけなかったのにも関わらず、それをすんなりとストーリーに組み込んで、本筋のテンポは損なわないという職人芸を見せ付けられました。

 それでいて、マシロ・アリカの出生の謎とか、ミコトとか、ミユっぽい人とか。今後の展開への伏線をキッチリ張っていて期待値が否応なく上がっていきます。第7話からこのテンションになるとは思わなんだ。



 ○ マシロ−アリカの相互関係構築
 冒頭のマシロの回想、セルゲイの説明によって―――これまで単に「イヤミなヤツ」だったマシロの背景が明らかになりました。この境遇だったら、こういう性格になってもおかしくないなぁ・・・・・周囲に碌な大人がいなかったというか、何というか。
 14年前の事件(第1話冒頭のヤツですね)にて行方不明になっていた王女を、当時の内務大臣が連れてきて王女へと祀り上げたのが現在のマシロ。ということで、赤ん坊の頃から好きなように生きられる特権を与えられたマシロはやりたい放題になっちゃうのだけど、実は自分が「偽者の王女」と陰口を叩かれていることを知ってしまい・・・・・・

 と、これまでの伏線をなぞった通りの設定で納得。ナツキが皮肉めいた発言をしていたのも、分かる気がします。


 マシロにとって悲劇だったのは、「好き放題やらせてもらった」ことと「その根拠(王女であるということ)が不確かだった」ことの二つ。その二つによって苦しみ悩んでいた彼女に―――アリカは意識せずに前者を否定して(城を壊すと言ったマシロに反抗)、マシロの境遇を知った後は自分に重ねて後者を否定したワケです(後者のはマシロの反発も喰らったけど)。
 こうやって段階踏んで相互関係を構築していったからこそ、その後のマイスターローブ発動によって、二人で力を合わせてスレイブ撃破したということが感動的だったのです。主人公のローブ披露話は、ロボットアニメの後期主人公機登場シーンと同じくらい重要になると予想していましたが、これは想像以上に熱かった!素晴らしかった!流石にサンライズ、燃えどころをよくご存知で。


 えっと・・・・マイスターローブについては後述するとして。回想シーンから分かることは・・・・
 ・サコミズはマシロ幼少時からの付き合い(昔は痩せていた)
 ・ミコトも幼少時からの仲良し(こちらも昔は痩せていた)
 ・アオイちゃんはいなかった(これはチエとの絡みで明らかになるかなー)
 ・ナギとも子ども時代からの知り合い?(声の感じが幼かったので)
 ・そのナギの後ろにいるのはセルゲイではないっぽい
 ・セルゲイが14年前の事件時にヴィンドブルームにいたのは留学中だったため
 ・1話に出てた女性は、やはりオトメを引退した直後だった

 しかし、ナギって暇だよな・・・・・・ガルデローベのクラスメイトよりも出番が多いじゃないか。



 ○ 日曜の風景
 クラスメイトの出番は、今週はこれだけ。
 ・シズルはピアノを弾き、ナツキは読書
 ・ニナはランニング(この体操服、漫画版でも今週出てましたね)
 ・トモエ、リリエ、ヤヨイ、ミーヤは図書館
 ・イリーナはヨウコの手伝い
 ・エルスはアカネちゃんの部屋の掃除(やっぱ、この2ショットは最強だ・・・・)
 ・チエはWithを読んでました。地球時代の遺産?講談社なのは別に政治的な圧力ってワケじゃないよね。

 で、アリカは休日にバイト開始。この辺り、切羽詰った感は比じゃないけど漫画版ともリンクしてますね。
 だから、ウェイトレス系なんだろうと甘く見てたらドカタでした(笑) それを「ピッタシ」と言うクラスメイトは酷い・・・・でも、赤星鷹並の身のこなしでビビった。トビは金稼ぐには最適の職業だと鷹の親父も言っていたし、バイト複数掛け持ちの漫画版よりも早くお金たまりそうですよ。


 それはともかく、クラスメイトからアリカの日曜へと話がシフトしていく見せ方は、キャラアニメのお手本のような見事な流れでした。オルガンのシーンでも上手く利用されるし、計算高い構成は僕好みです。



 ○ シュバルツの設定
 黒い手紙の設定はアニメ版だと初ですよね。まぁ、あからさまに怪しかったですけど。
 漫画版だと第7話にて説明があったんで、両方チェックしている人は「あ!この手紙は!」と思えるような仕掛けになっているんでしょうか・・・・・・・コミックス1巻も出たことですし。

 アニメ版だと、その後ようやくナギがわざわざ説明してくれるんですけど―――何だかナギ&セルゲイが説明係になっちゃっているのがちょっとなぁ。この二人、「何考えてるか分からない」最も視聴者から遠いキャラなんで、この二人に説明してもらうとちょっと違和感が・・・・・・・



 ○ フミさんが月光蝶?
 マシロの説明でエアルの歴史観もちょっと分かってきました。
 発達しすぎた科学ゆえに大戦が起こり(十二曜戦争?)、文明のほぼ全てが消滅。残された数少ない機械文明はヴィント市のような限られたところにだけ存在している現状。
 その代わり、その大戦を集結させた英雄が最初のオトメ:フミ様で、それ以後オトメが軍事的にも重要視され、世界中からオトメを志望する学生が集まるガルデローベが出来たということか・・・・・・一応、設定段階では漫画版とほぼ同じ設定なんですね(キャラ配置が違うだけ)。

 で、そうなると―――疑問なのはスレイブとは何なのかということ?
 完全サイボーグは地球時代の科学だとしても、スレイブはよく分かりませんね。あ、あと漫画版に出てきたMAIDと完全サイボーグの違いも分からん。



 ○ ミコトの封印?
 まぁ、オープニングにもキッチリ出ていたんですけど。アニメ版でもミコトの人間バージョンがチラ見せ。
 ミコトはマシロが唯一心を許していた友達だったので、猫じゃなくなっちゃうと色々とバランスが崩れて一気に話が動きそうなんですが・・・・・・・今回、「封印を解くには○○が足りない」と、まるで昔のRPGみたいなお使いモードで流されました。

 「このハルモニウムの力を手に入れんとするなら、うたと、つむぎてと、まもりびと、揃えよ」
 何度か巻き戻して聞いてみたんだけど、ちょっと自信ない・・・・・・椅子が3コあったので、3人揃えろってことなんだろうけど。誰を表しているのかどころか、何を表しているのかすら分かりません。


 鍵盤を押して、アリカ&マシロの宝石を破壊するだけでなく、冒頭に出ていたニナやナツキ達を映すのも“規模の大きさ”を上手く伝える演出。ナツキのリアクションは「なんだと!?」なので、何かは知っている模様。ナギも表情を見ると何かありそうな雰囲気。んで、ミユっぽい旅人が登場。ミユだよね・・・・多分。だとすると、これも漫画版とのシンクロか。



 ○ 蒼天のローブ登場!!
 こちらもオープニングできっちり出ていたんですが、アリカバージョンは一応漫画版・アニメ版通じての初登場です(漫画版ではエレメントだけ出てきた)。
 マイスターオトメにはオリジナルのマイスターGEMが対(ピアスと指輪)必要―――という設定は、漫画版にチラッと出てきてましたけど、アニメ版は作中では説明はされてないですよね。あそこで蒼天の青玉がGEMを出したのは物凄く重要で、しかもムチャクチャ熱いシーンだったのだけど、前段階で設定説明が不十分だったため、漫画版読んでいないと楽しめたのかどうか不安・・・・・・とりあえず確かなのは、両方チェックしている僕は叫びまくりだったということ。熱すぎ。

 
「お願いっ!あたしを信じて!!」
 ここに地下通路で生まれたマシロ→アリカの信頼が活きてくるという見事な展開。
 マテリアライズのアリカも、表情作画が気合入ってて文句なし。エレメントを出すシーンも、それが巨大化して突撃するってのも格好よかった・・・・んですが、この技ってサンライトスラッシャー(By武装錬金)ですよね。小技の応用が効かなくて打ち切られた作品だけに、何だかゲンの悪い必殺技のような。まぁ、漫画とアニメじゃ表現の幅が違うので心配するほどじゃないと思いたいです。



 ○ マシロとアリカの出生の謎を考えてみる
 第1話で赤ん坊を流した女性は元オトメで、この人は王様に仕えていたオトメで、その契約に使っていたのが蒼天の青玉ということ。ここまでは確定事項でいいでしょう。

 だから僕は第1話で蒼天の青玉を持って流された赤ん坊が本物のお姫様なのかと思っていたのですけど、元オトメの彼女が自分の娘に蒼天の青玉を託して逃がしたという見方も出来るんですよね。オトメが子どもを産むためには、オトメを引退しなくちゃならないという設定なので、時間的にもピッタシですし―――
 ちなみに第1話で流された赤ん坊の髪の色はアリカと同じような茶色、内務大臣が連れてきた薄青のマシロとは別人(変な呪布にもくるまっていなかったし)。

 何故アリカが「お母さんはオトメだった」のを知っていたのかは、手紙か何かを添えていたのをばっちゃが見たとかそんなトコか。というワケで、アリカが「元オトメの娘」か「お姫様」のどちらかであるというのは間違いないっぽい。セルゲイとの絡みを見る限り、セルゲイはオトメだった彼女の面影をアリカに見ているので、「アリカの母親が元オトメ」が正答なんだろうとは思いますが・・・・・・


 マシロに関しては真偽を確かめようもないですね。
 親子二代で主人とオトメというのも熱いですが、正直そこは有耶無耶なままでも良いかも。アリカが言うとおり、「マシロちゃんはマシロちゃん」なんですもの。




 今週はもう、隅々まで堪能しました。ムチャクチャ面白かった。
 こういう回を見せられると、『舞-乙HiME』感想だけは続けようかと迷ったりしちゃって困る・・・・・・・・・・






05年11月20日[SOLTYREI] 〜あーぁ、愛されてみたいもんだ

 水島劇場と『リアル』5巻の感想はもうちょっと遅れます。
 月よ・・・・いや、火曜には出来ると思うので・・・・・・・期待していた方には申し訳ございませんが、もうちょいお待ち頂けるとありがたい。何か最近、謝ってばかりだ。


 もう、自分の中で「何を残す」というのは固まりました。需要とかアクセス数なんか知らねーや。
 あとは、どれくらいのコンテンツを移転させるかということなんですけど・・・・・・・流石に1年半前に書いたフリゲ紹介の記事とかを持っていく度胸はありません。てゆうか、自分で自信のある記事なんか一つもねーっての。毎日必死に文章書いてても、いつだって不安なんだっての。気軽に文句言ってくる人には、それが分からんのですよ。



 
■ コミックス読書メモ
 『ヴィンランド・サガ』2巻ですよー

 とまぁ、これでコミックス感想も残りわずか・・・・・と思ったら、まだ4つもありました。先は長いです。
 漫画紹介はあと1本、水曜か木曜に「とっておき」の作品で締めたいと思います。1年半頑張ってきたコーナーが一つ一つ終わっていくというのは、寂しいような清々しいような。問題児が卒業するのを見送る熱血教師みたいな心境か―――というワケで、『SOLTYREI』感想は今日でラストです。




 
■ 『SOLTYREI』 第7話
 「小悪魔の訪問」
  <公式サイト

 う〜ん・・・・・・今週は微妙。何か、1話ごとにライトとシリアスを交互に続けているんでしょうけど、ライトな回はつくづく僕には合わない。守りきって0−0のスコアレスドローの試合を見せられたような、「んで何が言いたいの?」という回でした。コメディならコメディでもっと割り切った方が良かったような。


 ○ 結局、先週のミランダさんの電話は何で途中で切れたの?
 ミランダさんには何のイベントもなかったようなので、あれはロイ側の回線が切れたとかそんなトコだったんでしょうか? 狙撃する前に電話線を切っておいた・・・・って、それこそ意味不明な。
 ローズが押しかけてきたのも、結局はソルティを利用したいがための行動だったワケで、わざわざ部屋リフォームしたり住み込むことを強調したりはする必要なかったみたい。何だか、前回の引きで期待していた僕は拍子抜けしちゃいました。ユートも普通に退院してたし。

 何だか、この作品―――一つ一つのシーンが繋がって大きなストーリーになっているというよりは、初めから大きなストーリーが出来ていて、そこから逆算してシーンを埋めていっているような印象です。今考えると、インテグラの無駄な変身シーン(4話)とかも「尺余ったからとりあえず脱がしておけ!」という意味だったのか。あれは本筋の話が素晴らしかったから愛のあるツッコミが出来たけど、今日みたいに全体がライトなノリの時はどこまでがネタなのかの判断が難しいです。


 ○ ロイいじめは楽しかったんですけどね
 徹底してロイが苦労するという見せ方は面白かったんですが、このいじめがラストで裏返されることもなくて、ストレスが溜まるだけの話だったような。ローズ達に正義があったとしてもソルティを騙していたのは確かなんだし、ロイの正論がちゃんと通る最後でないと、ロイが間違っていてローズ達が正しいんだという描き方に見えてしまうのでは?

 まぁ、万が一、制作サイドが「ローズが絶対的なヒーロー」として描きたいんだとしても、それならそれでローズの発進をロイが止めようとするシーンでそれっぽい台詞を入れておくべきだったような。


 だから―――なんだか随分と消化不良な回でした。
 ローズ達が頑張りました、ソルティは気付かずに手伝ってしまいました、ロイはそれを見て怒りました、以上、みたいな。兄妹が「未登録市民」の希望となっている様とか、徐々に学習してきているソルティなんかはいい感じだったんですけどね。ソルティ、とうとう料理まで出来るようになったみたいです。






05年11月22日[水島劇場] 〜穴空いていない靴が一足もない

 引きこもってるから貧乏なのか、貧乏だから引きこもっているのか―――


 とらのあなの週間ランキング(こちら)で『舞-乙HiME』1巻が2位に入っていてガッツポーズしたんですが、前週のランキングもチェックしてみると―――2位:『みなみけ』、4位『武装錬金』、6位『ワンピ』、10位『ナルト』というありえないほどマニアックな順位だったので、イマイチ一般的ではなかったみたい。『ワンピース』に『みなみけ』が圧勝するランキングって凄いですよね。さすが、とらのあなの支持層は一味違うぜ!

 ということで、トーハンのランキングも調べてみると・・・・
 1位:ワンピ、2位:ナルト、3位:アイシ、4位:バキ、6位:武装錬金、7位:SBR、8位:みなみけに次いで―――9位:舞-乙HiMEとなっていました。まぁ、ジャンプ勢は2週目だったんですが順当な結果。このメンツの中に入っているというだけで凄いです。てゆうか、『みなみけ』ってホント売れてるんですね。




 
■ コミックス読書メモ
 『リアル』5巻ですよー

 何気なく1年前に書いた4巻の感想を見てみると、物凄くシンプルで短くまとまっている文章に羨ましく思いました。この頃はコミックス感想はコミックス感想と割り切って、シンプルに書いていたんですね・・・・今みたいに何時間もかけずにスパッと。どこから道を間違えたのかと思いましたが、間違いなく昨年末の『金魚屋古書店』の感想からです。

 それから1年、よう頑張った。




 
■ 最近の漫画読み塾
 ジャンプ『HUNTER×HUNTER』は2ヶ月間の休載が発表―――まぁ、ダラダラと何故だか載っていないという状況が続いた数年前に比べると、まだ誠意のある対応を編集部はしたと思います。でも、これで『Dグレ』に続いて比較的高年齢の読者層を確保していた作品が長期休載に入ることになった上、今は『ボーボボ』も1ヶ月間のお休み中。当面は新人の読みきりで凌ぐんでしょうが、ダメージはかなり根深く残りそうです。

 そもそも週刊で休みなく漫画を描くということが異常な仕事なワケで。他の雑誌が定期的にローテーションで休ませるなどの措置をしているところを、ジャンプは「ベテランは切り捨てて、若くてムチャのできる新人に頑張ってもらう」という策で毎週同じ作品が読めるようにしていました。んだけど、その期待の新人であった『Dグレ』が潰れて―――連載枠が確保できないまま読みきりで急場を凌ぐ体制に入るしかない、と。もう読んでないんで分からんのですが、結局『タカヤ』も『ミスフル』も生き残るんでしょうか?『みえるひと』はムリっぽいけど・・・・・・


 『べしゃり暮らし』は―――来週やるボケの仕込を伏線として見せられるのはどうなんでしょう。「来週はコレで笑わせますよー」というノリが、バラエティ番組の予告みたいでちょっと萎え。てゆうか、これで想像以上のボケを見せてくれれば森田先生の勝ちなんでしょうけど、この伏線だとアレしかないよなぁ・・・・・・(と言いつつ、明言はしないけど)


 スピリッツに、『帯ギュ』『モンキーターン』の河合克敏が登場。
 実はこの人の読みきりって初めて読んだかも。サンデーの中では高年齢層に支持されてた作者なんで、青年誌でも違和感なく溶け込んで持ち味発揮していました。25年前の軽音部、ビートルズで繋がった二人の男子生徒のお話。地に足ついた構成で、ホロッと心を揺さぶられました。
 あっついスポーツ漫画も良いですが、青年誌に移ってこういう路線でいくのも悪くはないかも。サンデーがかなりヲタク路線に向かっている現状、無理して戻らんで良い気がしますしね。




 
■ 水島劇場 第7幕
 とうとうこのシリーズも残り1週というところまで来ました。
 まぁ、誰もが予想していた通り7戦全部はやらなかったんですが、落としどころはかなり無難なところにまとめそうで、今回のシリーズ単体としても完成された漫画になりそうです。ただ、これをそのまんま「面白かったなー」で終わらせるんじゃなくて、「漫画にはこういう楽しませ方もあるんだ」というパイオニアになってもらえると嬉しいですね。

 漫画作品というのは単に商品なだけでなく、色んな可能性のある夢のアイテムにもなるんだ―――ってことをこのシリーズは教えてくれたと思います。


 ○ まずはチャンピオンから読んでみる
 表紙は土井垣と五利コーチ。そうか、土井垣のポジションって五利のそれだったのか(驚き要員)。

 本編の方は、ドカベン視点ということで里中の気迫のピッチングがメインになっています。思えばチャンピオンサイドでは1週目から里中の怪我で引きに入るなど、里中にスポットが当たっていたんですよね。満塁ホームランを打たれもしたけど、熱い熱いピッチングを見せてくれました。

 ・里中vs音武田
 ここまで来ると、もはや気迫の戦い。悪態つきながら、超ファインプレイで里中を助けてくれる岩鬼がクソ熱いです。この“ボロボロになりながら頑張る里中”に“岩鬼や殿馬がファインプレイで応える”という流れ、『ドカベン』では定番なんで読み流していましたが―――実はここに岩田の顔アップが入っているんですよね。
※1

 ・里中vs岩田武司
 バットを振る絵すら与えられない武司・・・・・台詞も「くそー」だけだし。

 ・里中vs蝶野
 ボロボロの里中を支える「あとひとり」コール。むっちゃ感動的なシーンなんですが、同点の場面で「あとひとり」コールってやるもんなんでしょうか。
 里中の熱投を見守るサチ子というコマが3コマもあります。モーニング読者には意味不明かも知れんけど、チャンピオンの『ドカベン』読者にはなかなかジーンとくる演出。でも、この状況で女のことを考えてる里中ってどうかと思うぞ。

 最後は伝家の宝刀サトルボールで決着。
 山田の「延長戦を覚悟したのか?」は伏線なんでしょうか?


 ・村雨登場
 何故か手元の選手表には載ってないんですが、住職兼プロ野球選手の村雨登場。掲示板での情報によると、関東地区限定でしか登板しない選手とのことです。デニス・ベルカンプかアンタは。
 土井垣が初めて監督らしい策を披露し、足利・サルに村雨のスタミナを削らせる―――村雨が明らかにバテてきたところで土井垣しめたと思いきや・・・・・
※2

 ・岩田鉄五郎登場
 とうとう大一番に岩田が登場!
 1ページぶち抜きで「出てくる岩田」「ずっこける岩鬼」が描かれてるように、ドカベン視点でのヤマ場はここ。土井垣の策でメッツを追い詰めたと思いきや、更に斜め上をいく岩田の登場に得体の知れない何かを感じるスターズという引きで次週へ。モーニング視点でも書きますけど、今週はそれぞれの雑誌で見せ場が違っていて、それがそれぞれのチームの心理描写になっているんですよね。これは面白い手法です。
※3



 ○ モーニング視点を読んでみる
 ・音武田・岩田武司・蝶野vs里中
 こちらはメッツベンチによる台詞で、「音武田が塁に出ることが全て」ということが読者に提示され―――その上でジャストミート→三塁線→ページめくって見開きで岩鬼のファインプレイという構図になっているんですよね。サイズにしてチャンピオンの4倍のスペースを取って岩鬼のファインプレイを描いていることで、“この岩鬼の存在こそがスターズの肝”だとメッツサイドが考えていることが分かります。→※1

 里中の熱投をメインにしているチャンピオンとは対照的で、こちらから見ると里中はほとんど疲弊してないように見え、「あとひとり」コールもありません。


 ・村雨vs足利・サル
 当たり前ですが、こちら視点では土井垣の策が分からないのでセーフティバントが非常にいやらしいです。疲弊する村雨の様子が繰り返し描かれ、メッツサイドとしての「ピンチ」を煽ります。→※2


 ・岩田鉄五郎登場
 こちらでは「得体の知れない岩田登場」というよりは、「何言い出すんだ、このオッサンは」と言わんばかりにずっこける五利と水原が印象的ですね。スターズの中心となっている岩鬼を直々に倒すことでスターズの勢いを止めようという意図なんでしょうが、五利の不安を解消するような何か秘策を持っているのか―――思えば、初回のホームラン取り消しの頃から岩田vs岩鬼の伏線は張られていたので、最後の最後でこの対決とは熱い!→※3


 ○ 両方読んでみて
 というワケで、最終回は岩鬼vs岩田で締める模様。
 水島先生が以前ラジオで「全盛期の山田太郎と80歳を超える岩田鉄五郎の対決」とか「水原勇気のドリームボールは岩鬼にとって悪球なのか」と言っていたので、山田vs岩田、岩鬼vs水原というカードは確定なのかと思っていましたが―――現に初期の表紙はそんな感じでしたが。

 アレは完全にブラフで、展開的には最初から岩鬼vs岩田で締めるつもりだった模様。やっぱなぁ〜、このオッサン、行き当たりバッタリ描いているようで、結構計算高いですよ。読者を熱くさせる手法をこの年齢でも枯らすことなく持ち続けているというのは偉大です。


 泣いても笑っても次回でラスト。では、それでは。






05年11月23日[漫画紹介] 〜最後の漫画紹介です

 全然、作画が進まんねぇ・・・・・・・・・!



 ■ コミックス読書メモ
 『おおきく振りかぶって』5巻ですよー

 『おお振り』感想はあと1回、今月のアフタ感想でラストです。

 おまけページの“制服取替えっこして写メ”への興奮が止まらないんですが、どうしたら良いんでしょう? 姉妹ネタの時も思いましたが、女のコって男と違って服交換とかも抵抗ないんですね・・・・・姉妹で水着貸し借りとか、下着間違えて履いてるとかもありましたね。いや、下着は流石に女のコ同士でも(普通は)躊躇すんだろうけど。




 
■ 最後の漫画紹介
 1年半の間に『漫結』では色んなコーナーをやってきまして、それぞれのコーナーに“リアクションをもらえる数/労力”というパーセンテージがあったんですが―――漫画紹介はかなり悪い部類でした。これまでに32作品を紹介してきましたが、リアクションは些細なものまで含めても10いくかどうか。需要という面で言えば、ハッキリ言ってお荷物なコーナーでした。

 でも、それでも僕としてはコレが一番好きなコーナーだったし、新しい漫画を発掘する際にも「漫画紹介で取り上げやすいか」を第一に考えてきました。今日のも含めて33作品、どの漫画も必死に読んで必死に文章にしてきました。世の中にはまだまだ面白い漫画が存在するんだ―――声を大にして書いてきたことですが、誰よりも僕がそのことを教えてもらいました。


 ありがとう。
 どん底だった1年半前の僕を生き残らせてくれたのは、紛れもなく出会ってきた漫画たち―――その存在に感謝しつつ、まだ見ぬ名作に出会える日々を期待して今日も生きます。「たかが漫画」、そんな大人な意見も認めます。でも、それでも声を大にして書きたい。「“たかが”で揺さぶられる魂だってあるんだ」




 
■ 漫画紹介
 あずまきよひこ『あずまんが大王』 全4巻
  <作者さまの公式ブログ
  <Amazonの紹介ページ:1巻2巻3巻4巻

 この名を知らない漫画読みがどれだけいるのか分からないほどの有名作品。
 現在『よつばと』連載中のあずまきよひこの出世作であり、電撃大王という雑誌を広く世間に認知させた作品であり、美少女萌えとギャグを融合させた創始者であり、独特の間で笑わせる手法を多くの漫画・アニメに多大な影響を与え、女性視点の萌え漫画の始祖であり、多方面のメディアミックス展開を見せた作品であり・・・・・・と、語り始めたら延々と続くくらい、この漫画が漫画界に与えた影響は大きかったのです。


 ウチで頻繁に取り上げている現在の人気作―――『苺ましまろ』とか『WORKING』とか、『舞-HiME』なんかもそうか―――にも影響を受けている作品は数多く、これらの作品は『あずまんが大王』がなければ存在すらしていなかったかと言えるほど・
 てゆうか、“『あずまんが大王』が存在しなかったら現在の漫画界はどうなっていたのか?”という考察自体が、“『ドラゴンボール』がなければジャンプのバトル漫画はどうなっていたか?”とか“『スラムダンク』がなければバスケ漫画は存在していたのか?”という考察と同じくらいムチャなものと思えます。そのくらい、『あずまんが大王』というのはエポックメイキング的な作品だったのです。



 とまぁ、偉そうなことを言ってますが、僕がこの漫画をちゃんと読んだのは今回が初めてだったり。
 それでも、この作品の影響を受けた他作品やパロ作品とかで、読む前から基本情報はほとんど知っていました(実は読む前まで、ちよ父は本当にお父さんなのだと思ってましたけど)―――でも、実際に読んでみると、想像を遥かに超える面白さ。後発の作品は、どこまで行っても劣化コピー。オリジナルには決して勝てないんだということを知らされました。

 ギャグ漫画というのは、如何に“僕らの知る現実から”逸脱するかがポイントだと・・・・ギャグ漫画の紹介の度に、なんちゃらの一つ覚えで書いてきました。この『あずまんが大王』もキャラ設定の時点で、かなり個性的なキャラをずらりと並べてきています。
 ・美浜ちよ:10歳なのに飛び級で高校生になった天才小学生。家は豪邸で、10歳で既に勝ち組
 ・榊:黒髪長髪美人で運動・勉強ともにカンペキなのに、実は可愛いもの好きでなおかつ嫌われている
 ・滝野智:元気だけが取り得の劣等生。理想の女性は峰不二子、夢は国際警察
 ・大阪:大阪人なのにトロい。大阪人だから智に「大阪」と命名される。ちよちゃんよりも運動ができない
 ・水原暦:ツッコミ役。ダイエットに悩む
 ・神楽:智、大阪とボンクラーズを結成するほどのバカ。でも、二人と違って運動はトップクラス。比較的常識人

 ・かおりん:榊さんに恋焦がれるガチ百合キャラ。何故か木村に好かれている

 ・谷崎ゆかり:智と双璧を成す暴走キャラ。これでも先生。「戦力」と「憶えられるかどうか」でクラスを編成
 ・黒沢みなも:ゆかりちゃんの親友であり同僚。ゆかりちゃん専用ツッコミ役
 ・木村:古文教師。女子高生が好きと明言する変態。でも、奥さんは超美人で温かい家庭を築いている


 ―――とまぁ、列挙してみて分かりますが、どのキャラでボケてもツッコミが入るように計算されたキャラ配置になっているんですよね。共学なのに不自然なまでに男子学生は出番がなく、恋愛要素もかおりん以外は(笑)ほとんど出てこず。設定としてはかなりのファンタジーが入っていて、キャラも記号化されていて、先日紹介した“後継者”たる『苺ましまろ』とは対照的なことが分かります(ちなみに、次作『よつばと』はほとんど記号化されていない設定なのが興味深いです)

 つまり、『あずまんが大王』はギャグ漫画として、設定からしてギャグ漫画として配置されているので―――非常に「分かりやすい」笑いが提供されているということです。多くの人のストライクゾーンをとらえるのも、(もちろんギャグ自体が面白いことは間違いないのですが)この設定部分の逸脱の要因が大きいと思います。




 しかし―――
 それなのに―――何なのだ、このノスタルジーは。

 明らかにファンタジーな設定だし、作中で起こっている出来事はほとんど「ありそうでありえない」こと。キャラも記号化されている―――なのに、何故だかこの漫画を読むと非常に懐かしい気持ちにさせられ、学生時代に戻りたくなるのです。
 夏はみんなで海に行き、秋は体育祭と文化祭でハシャぎ、テスト期間に苦しみ、貧乳に悩み、受験で一喜一憂して、冬に降る雪に想いを馳せる。作中でのキャラは「ギャグ漫画らしく記号化されている」はずなのに、ちゃんとその時間と季節に生きていて、現実の僕らと同じように笑って楽しく毎日を過ごしているんです。

 だから、この漫画を読むと彼女らと同じ時間を共有することが出来て、いずれ絶対に終わりが来る「高校時代」の大切さに懐かしさと哀愁を感じるんでしょう。この漫画の最終回、卒業していくメンバーが去り行くゆかり先生の背中に向かって、ただ黙ってお辞儀するという4コマがあるんですが―――
 こんな、オチもギャグも萌えもない。4コマ漫画としては成立していない、その4コマがひたすら泣けるのです―――これは、全4巻、3年間あずまきよひこが“作中の3年間”を描ききったからこその最終回だと言えます。ただのギャグ漫画ではない。ただの萌え漫画でもない。ファンタジーであり、でもどこか懐かしい。クスリと笑えて、大笑いできて、バカなやり取りに癒されて―――そんな日々が終わることに寂しさを感じることができる。

 エポックメイキングであり、既に完成されてしまった奇跡な全4巻。
 未見の人は、どうか「どうせ萌え漫画だろ?」と馬鹿にしないでもらいたい。間違いなく、漫画史に永遠に語り継がれる大傑作です。






05年11月26日[水島劇場] 〜今日できることも明日やろう

 「勝った時に友人は集まる。しかし本当に友人を必要とするのは負けた時である」
 デッドマール・クラマー




 3日ほど空いてしまいました。ゴメンなさい。残念なことに、まだ生きています。
 謝りついでに『舞-乙HiME』感想、及び『WORKING』感想はやや遅れます。感想へのやる気とか作品への情熱がなくなったとかじゃなくて、体調とか時間と相談した上で、よくよく考えてみると来週の日記のネタがなくなるぞということもあり、これらは来週に回します。ま、それ以外にも理由はあるんですけどね・・・・・・


 ゆりえちゃんフィギュアが欲しい。
 惜しむべくは、この衣装だと神々しい貧乳っぷりがイマイチ分かりにくいことか。



 
■ いつだって、一番欲しいものは手に入らないようにできている
 本日(この日記を書いているのは25日)、『WORKING』のコミックス1巻が発売!!
 各地で行われているコミックスフェアを全て網羅するために、1ヶ月前から綿密な計画を立てていた僕―――今日出かけるために、1ヶ月間遊びもせずに作画作業を続けてきたのです。てゆうか、最後に遊びに出かけたのって8月だぞ。まぁ、良いや。重要なのは過去ではなく現在―――1分1秒を無駄に出来ないからこそ、1回の外出で全ての限定アイテムを入手せねば。

 <ゲーマーズで手に入るもの>
 ・うろんver.のしおり(WEBで配布されているチケットを持っていく)
 ・ヤングガンガンver.のしおり(『WORKING』1巻を買う)
 ・スクエニコミックス買うと入手できるしおり(この為に『ハガレン』最新刊を買っていなかった)

 <アニメイトで手に入るもの>
 ・裏に4コマが印刷されたレシート(この日のために色々と買うものリストを揃えていました)


 で、原チャと電車でトコトコトコトコ・・・・・・
 家に残された描きかけの絵が気にかかるのは確かですが、気にしても仕方ないので、読みかけの小説に目を通しながら電車に乗る。3ヶ月間引きこもっていた割には世界は何も変わってないんだなぁと、ちょっと萎え。てゆうか、脱引きこもりで向かう先がアニメイトというのは凄いぞ。



 で、ゲーマーズ到着。レポート風味にしようと写メに撮っておいたりしてたのだけど、特定店舗の悪口になるといけないので載せません。てゆうか、こう書いたらオチがバレてしまうではないか。
 思ったよりも普通の店ですね。平積みのコミックスも、まぁ普通のヲタク向け漫画とかですし、キレイなねえちゃんとかも普通に買い物してる。てゆうか、どんな異世界を想像していたんだ僕は。でも、男の客はそういう人ばっかでした。まぁ平日の昼間の開店直後にいる人が普通なワケねえけど(自分も含む)

 店員さん(女性)がレジのとこに一人しかいなかったので、その人に聞いてみる。
 
Q 「あの〜スイマセン。このチケットでしおりが貰えると聞いたんですけど」
 たまたま店員さんが整理していたのが『WORKING』のコミックス、これは話が早いと―――
 
Q 「あ、その漫画のヤツです」
 すると、店員さんはレジ周りをしばらく探していて・・・・全然早くなかった。瞬く間にレジが行列が。あぁ、何か僕のせいで困っている人(店員さんと客)がたくさんいる・・・・・・と、ちょっとゲンナリ。
 
Q 「あ、後回しにしても良いですよ」
 ここでもう一人、男の店員さんが登場。
 
店 「こちらですかね?」
 でも、見ると小鳥遊くんが見えたので、チケットで貰える「うろんver」のではないと一目瞭然。
 
Q 「えぇと・・・・・ちょっと違うヤツみたいですね。何か、コレ。3種類あるみたいなんですよ。」
 と、説明をしてみるが、「なんでゲーマーズのキャンペーンのことをゲーマーズの店員に説明しているんだろう」と不安になってくる。ひょっとして、こんなキャンペーン本当はなくて、全部夢で、今持ってる僕のチケットもレジに張ってある「チケットと交換でしおりがもらえるよ!」というPOPも僕にしか見えない幻覚なんじゃないのかとか思ったりして鬱になってきた。
 
店 「でも、コレしかないみたいなんですけど・・・・・」
 と、さっきのしおりの束を見せ付けられる。
 
Q 「あ、ゴメンなさい。ちょっと見てみて良いですか?」
 見てみると、描かれている4コマは全て見覚えのあるものばかり。これって・・・・
 
Q 「これってスクウェアエニックスのコミックスを買うと付いてくるってヤツですよね?」
 
店 「そうです」
 
Q 「ええと・・・・だから、これ3種類あって・・・・」
 とまぁ、面倒臭い問答をしばらく続けてみて「結局ない」という結論に。「明日来て下さい」と言われたんですが、この様子だと明日来てもあるか分からないし、明日までに限定在庫が全部なくなる可能性もあるなぁと何かもうグデングデンな気持ちになってきました。

 てゆうか、明日(26日)もまた電車に乗ってトコトコ来るのか・・・・・?
 まぁ、出かける前に念のため電話一本入れて聞いてみれば良いか。

 とか、考えていたら他の男性客もチケット出して「ありません」と残酷に言われてるみたい。あぁ・・・・やっぱ『WORKING』目当てで開店直後のゲーマーズに駆け込んでいる人は僕以外にも居たんだなぁ。そして、しおりはないという現実。


 『ハガレン』コミックス買って、大人しくしおり1コだけもらってきました。
 種島先輩と佐藤のヤツでした。こちらは描き下ろしじゃないからなぁ・・・・・



 気分を変えてアニメイトに。
 こちらは結構繁華街にあるので、入るのにかなり勇気要りますね。
 そしてもう階段から異世界。中にいる人も異世界。並んでいる商品もそれがゲームなのかCDなのかDVDなのか単なる絵なのかもよう分からん。つか、狭い。人口密度が高い。レジに凄まじい行列が出来ている。平日の昼間なのに!!
 まぁ、こういう環境も嫌いじゃないですが、レジに行列が出来ているということは質問できる店員さんがいないということじゃないか。店内を散策して、本にビニール掛けしている店員さんらを発見。レシートについて聞いてみる。

 
Q 「あの〜すいません。11月下旬からレシートの裏に4コマ漫画がつくと聞いたんですが、それって何を買っても4コマ全部載るんですか?それとも、途中で切れちゃったりするもんですか?」
 
店 「は?」
 あれ・・・・・・・? もう今は25日なので、レシートの裏に4コマキャンペーンはとっくに始まっていると思っていたんですよ。だから、即答してもらえると思っていたんですよ。そこから店員さんが必死に本部に電話とかしてもらって、その間僕は店内のテレビで『舞-乙HiME』の3話(アリカが歌を唄っているシーン)が流れているのをボーっと見てたりしてて。
 
店 「えっと・・・・・11月下旬ということですが、4コマが印刷されるのは26日からですね」
 
Q 「えっ!?」
 
店 「んで、4コマなんですが・・・・4コマ全部が載るということではなくて、出たレシートの長さの分しか印刷されませんね。」
 マジでか。
 うーん・・・まぁ、予想はしていました。仕方ないとは思いますよ。
 確かに、1・2・3・4というコマが欲しくて、1・2・3までで切れてしまったら、それは「4コマ分の買い物をしろよ、貧乏人!」ということなんでしょう。それは別に良いと思います。でもね、問題はその次のお客さんですよ。次の人は4コマ目から始まるんでしょ? 4コマ分の買い物をしても4・1・2・3という順番だったら、救いがないと思いませんか?



 というワケで、アニメイトでも買い物保留。
 明日また遠出しなきゃいけないんだったら、明日ついでに買うかーと帰宅。ゲーマーズでしおりが貰えそうにないんだったら、わざわざ遠出してアニメイトに行く気も起きないなぁ。
 何はともあれ、アレだけ『WORKING』コミックス発売を宣伝していた割に、自分では買っていないという妙なことに。




 今回の遠征。
 失ったもの:3時間、往復の電車賃、原チャのガソリン
 得たもの:『ハガレン』の最新刊(別に近所で買える)、種島先輩のしおり(プライスレス)



 プライスレス!!(涙)



 
■ コミックス読書メモ
 『鋼の錬金術師』12巻ですよー

 というワケで、唯一入手できた『ハガレン』の感想です。
 『ハガレン』とか『おお振り』なんかは、ここのシーンがここに繋がって・・・・みたいな描写が多いので感想書くたびに前の巻を引っ張り出して復習しないとならんので、すげー時間がかかります。ま、書くことなくて時間がかかる作品よりはマシか・・・・・・・ははは、また感想書いている間に朝になっちゃったよ、ははは。




 
■ 水島劇場 終幕
 夢の対決も今週で終わり。
 チャンピオンの方は『ドカベンvs野球狂の詩』と『バキ』が同時に終了とのことで、表紙もこの二作品だったんですが・・・・・両作品とも普通に来週から続編スタートなので、全くありがたみがありませんね。バキポスターの裏が夏目理緒のムッチリポスターなのは笑ったけど。


 ○ チャンピオンから読んでみる
 巻頭カラー&表紙という破格の待遇で、表紙の端っこにしか書かれていないモーニングとの差を感じさせてくれました。まぁ、こちらは看板漫画ですしね。でも、このシリーズの後はどうすんでしょ・・・・・・

 ・現役最後の相手に自分を選んだ岩田に感激する岩鬼
 確かに、最後の対決は山田vs岩田になるだろうと思っていたので驚いたのも確か―――でも、やっぱ『ドカベン』の真なる主役は岩鬼ですよね。


 ・ハエが止まる究極のチェンジアップ
 ど真ん中だと言えども、「あれだけの情けない球」とショックを受ける岩鬼。ここで岩鬼、岩田に有終の美を贈ってあげようと、わざと三振することを決意―――うわぁ、これは『ドカベン』の黄金パターンですよ。

 しかし、ここで岩鬼がこう考えたのは、2週目のホームラン取り消しの際、岩田の男気に感激していたからですよね。岩田はあれで「これで岩鬼の闘争心を削ることができた」と思っていたのですが・・・・・・・


 ・ど真ん中vsデタラメスイング
 というワケで、本来は打てないはずのど真ん中なのに、デタラメにスイングしようとしたことでジャストミート。見事にサヨナラホームランになってしまいました。いつもの岩鬼オチですけど、2ヶ月間ちゃんと伏線張っていたので、ここは大いに納得。


 ・サンマ2本分のホームラン
 先週は里中、今週は岩鬼―――サチ子の胸がときめいていますが・・・・・そういやサンマ2本で2本のホームランなんて話、1週目にありましたね。すっかり忘れていました。プレーオフから続く里中−サチ子-岩鬼の話も、これで決着つけるのかな?

 ・高速でパンク
 この1ページは何?
 岩鬼が帰ってこれなかったことと、MVPをとって車をもらったってことを意味しているんでしょうか・・・・・何か唐突に意味不明なページが入りましたね。ページ数が余ったのか、足りなかったのか。


 ○ モーニングを読んでみる
 センターカラーで岩田vs岩鬼の対決。

 ・現役最後の相手に岩鬼を選んだ真相
 まぁ、岩田自身の考えでは「岩鬼を打ち取らなきゃ勝てない」と思ったみたいに先週書かれてましたけど、水原&五利の説明で「満塁では出れなかった」と補足してくれました。一応、チャンピオン岩鬼の「やーまだではなく」という感激のウラということなのかな。

 ・ハエが止まる究極のチェンジアップ
 これまでチャンピオン=ドカベン選手の心理描写、モーニング=野球狂の詩選手の心理描写と徹底されていたのに・・・・何故だかここは両方で岩鬼の心理が描かれちゃって拍子抜け。どうせならモーニングでは岩鬼の心理描写オールカットして、「どうして打たれたのか分からない」くらいの描き方でよかったと思うけど・・・・・
 しかし、岩田は何の策もなく出てきたのか。これにも拍子抜け。

 この後も、モーニングでは「引退撤回をしぶるメッツメンバー」が描かれた1コマ以外はほとんどチャンピオンと同じ内容(構図は違うけど台詞は一緒・・・・)で、これまでの“それぞれの雑誌で描き方が違う”魅力が全くなくて残念。最終回で一気に“二誌同時連載”の価値が下がっちゃったなー。これまではかなりの出来だっただけに・・・・・・


 ○ 両方読んでみた感想
 まぁ、試合の最後を決める打席だけは「両方の雑誌を読まないと分からないようになっている」のはマズいと判断したのか、最終回はかなり不満・・・・・連載の続く『ドカベン』は来週以降へよくわからん引きだけど、モーニングを去る『野球狂の詩』はコマが余っちゃった印象すら受けました。


 でもまぁ、8週通して楽しませてもらったのは確か。現場レベルでは目に見えて売上げが伸びたってこともなかったけど、少しでも漫画界に活気が戻ってくれれば幸いです。何度も書いてますが、これを水島先生一人の荒行で終わらせてしまうことなく、他の作品・作家さんも巻き込んで、出版社の壁を取っ払って作品を作っていく考えが確立してくれないかと思います。


 とにかく、8週間もトンでもないことをしでかし下さった水島先生に敬礼。本当にお疲れさまでした。
 来週からも普通に連載するんですよね・・・・・すげーな。






05年11月28日[舞-乙HiME] 〜独り身が死にたくなる季節になりました

 この1週間がラストスパートです。
 泣いても笑っても、この一週間をどこまで頑張れるかで決まっちゃいます。休むことなど考えず、必死にやります。いっそのこと死にます(あずまんがネタ)

 そう言えば『あずまんが大王』で僕が好きなキャラはかおりん、智、大阪あたりなんですが―――ビックリしたことに全員貧乳キャラです。好きなキャラがたまたま貧乳なのか、貧乳キャラだから好きなのか、もうよう分からん。



 大変心配をおかけしましたが(約1名に)、『WORKING』コミックス1巻およびゲーマーズ特典のしおりは無事にゲットできました。アニメイトのレシートは時間的な問題で挫折しました。入手できなかったのは僕の責任なんで仕方ないですが、どこかで観れる機会はないものかなぁ―――

 最後のコミックス感想は水曜辺りになる予定です。『おお振り』感想も、多分水曜日にあわせる予定―――



 
■ 始まる新連載あれば、終わる連載もある
 先週のサンデーで『こわしや我聞』が最終回でした。
 途中から会社経営とかそっちのけで萌えキャラ+超能力バトルばっかしでしたけど、家族の描写とか、國生さんや桃子の孤独を人の温かさで救っていくとことか―――マジで何回も魂揺さぶられた漫画でした。最後の方は駆け足でしたが、サンデーの漫画らしく、尻切れにならない程度にキレイにまとめてくれたのがありがたかったです。
 バトルも良いけど、次はほのぼのした話が読みたいなぁ。GHKみたいなノリで。


 モーニングは塀内夏子が『イカロスの山』を新連載。
 マガジンの三国志漫画の大失敗の記憶が新しいですが、元々は青年誌にフィールドを移していたんですし、モーニングでも全く違和感ないですね。しかし、テンポを見る限り、与えられている打ち切り最低ラインの尺が『東京トイボックス』と同じではなさそうだなーとか勘ぐってみたり。そりゃ講談社への貢献度を見たら、それくらいの優遇措置はしても良いと思いますけどね。

 その『東京トイボックス』、天川と因縁のある超大手アミューズメント企業の局長登場。
 天川の過去を掘り下げつつ、月山→天川の微妙な心理を描いたり。非常に楽しいんですけど、これ別に普通のサラリーマン漫画だよなぁ・・・・・月山ちゃんが可愛いから今は良いものの、モーニングの荒波を越えられるのか若干不安になってきました。


 アフタヌーン、『宙のまにまに』の5人目はツンデレ貧乳美脚娘でした。
 うわあ、すげえ飛び道具を持ってきたなぁ。属性的には『こわしや我聞』のピーチ姫と全く同じだけど、このコのツンデレ具合が良い感じに美星の天然を引き立てていて、互いに魅力を増しているのがナイスですね。初対面の人に抱きつける美星はすげえ。
 この漫画、個人的には凄く好きなんですけど(萌えだけでなく一番星のくだりとか)、アフタの主要読者にとってはどうなんでしょう。ここ数年のアフタは『ラブやん』とか『げんしけん』とか、萌え漫画にハァハァ言ってる読者を斜に構えて一歩引いた視点から描いている漫画が看板だっただけに。こういう“まんま萌え漫画”って受け入れられるんでしょうかね。


 スピリッツは来週から新連載&豪華読みきり攻勢。
 高橋しんの帰還とか、冬目景の読みきりとか、色々と注目はありますが―――やっぱりコレが一番ビックリかな。窪之内英策が戻ってくる!!『ショコラ』終盤を見る限り、もう週刊誌には戻ってこないと思っていました。でもまぁ、今のスピリッツには月イチ枠なんかもあるし、ゆったりとしたペースでも描けるのかもなぁ。期待していますよ。

 あとは、相変わらず『テレキネシス』で泣いたり。






 ■ 今週の漫画版『舞-乙HiME』
 第16話:「オトメVSメイド」
 ※ 感想の文章内にて、アニメ版・漫画版を比較した発言をしていますが―――「どちらの方が優れている」とか「どちらの方が面白い」と論じているつもりは全くありません。メディアの特性としてどちらにも優れた点・描かれない点があるからこそ、それを両方で補完しつつ、そのリンクとギャップを楽しめれば良い・・・・・というスタンスで、アプローチや設定の違いを取り上げているつもりです。御理解いただけるとありがたいです。

 うぅ・・・・・・今週は結構微妙だったような。
 前作のスタンドバトルと違って今回は生身の戦いなんで、バトル描写の見づらさは改善されてはいるんでしょうが・・・・このバトル自体はストーリー的に前哨戦に過ぎないため、No.17の護送と同時展開で描かなきゃならなくて―――そのため、ページ数を割けないからロングの構図が使えなくなり、アップばかりでキャラの位置関係がよく分からなくなってしまっていますね。


 ○ 結局、先週立ち聞きしていたのはアリカでした
 やけにあっさりアリカだとバラした上に、別にアリカ一人が苦悩するって展開でもなくベラベラとニナ&エルスに喋った挙句「甘い」と一蹴されました。先週あんな風に“誰だか分からないような引き”で描いたんだったら、アリカの葛藤をキッチリ描いてくれないと納得いかないんですが・・・・・・・・

 とまぁ、ここでスレイブが乱入。
 ミユ相手には本気を出せなかったアリカが、マシロくんとアリッサを守るために本気を出す・・・・って展開だと思うんですけど、それだとアニメ版のニナ戦と被りますね。ベタな展開が悪いというワケじゃないですが、「バトルのわかりにくさ」「アリカの立ち聞きをイマイチ広げられてない」「アニメ版と同じ展開に進みそう」と、3つも悪い要素が繋がったために印象はイマイチ。


 ○ スーパーバストディフェンサー
 もうエルスの巨乳は何でもありだな!面白いから良いけど。
 ニナとエルスの美力発動のコマはスパロボのカットインみたいで格好良かったです。やっぱりこの漫画の演出はチマチマしたバトルよりも大技ハッタリバトルの方が向いているんだと思いました。

 美力発動→ミユ、ミスリルドレス起動→オトメチームピンチ、と『BLEACH』ばりの後出しジャンケンバトルもご愛嬌。前哨戦なんだからコレくらい分かりやすい方が良いって気がします。うん・・・・・掲載順位がここまで下でなければ不安にもならないんですけどね。


 ○ セルゲイとメガネくん
 セルゲイ、「そろそろか・・・」と言っているけど。コレがまんま黒幕って言うんならあまりに分かりやすいので、コイツの悪者伏線は全部ブラフなんじゃないかという気もしてきました。でも、急激な軍拡がうんぬんというのはセルゲイの責任で間違いないみたいだしなぁ・・・・・・・

 メガネくんはアニメ版の第1話でセルゲイの運転手をしていた彼ですね。声が『ガンダムSEED DESTINY』のメカニックと同じ人。漫画版にもチラッと登場していましたが、今週はやたら出番が与えられていてビックリ。アニメ版でも最近ほとんど出てなかっただけに・・・・・・


 ○ 今週のクラスメイト
 ナオ様ですら背景化しています・・・・・・・でも、一人みんなからはぐれて妹の戦いを見守っているトコなんかはアニメ版を想起させて萌え。


 ○ レイラ=マリポーサ
 ・竜崎麗華→レイラ=マリポーサ
 ・宗方仁→ジン

 『エイケン』『ななか6/17』とチャンピオン漫画が続いたのに、何故いきなり『エースをねらえ』なんだ・・・・・マリポーサってのも何か元ネタあるんでしょうか? 『エースをねらえ』、観たことないんですよねぇ。微妙に眼のタッチが『舞-乙HiME』オリジナルのキャラと違って、昔の少女漫画風なのが細かいです。


 来週が17話なので、No.17の登場も来週で間違いないでしょう。敵か味方か分かりませんけど、前作からの転生組は敵にはまわらないんじゃないかな・・・・・・かといって、カルデアが敵という気もしないですし(車イスの男は味方っぽいので)。猫が何かポイントになるんでしょうか。


 ○
「本当に・・・・・私の事なんてどうでもいいんだ・・・・・」
 やばい、やばい!アリッサ可愛いよ、アリッサ。
 これはつまり―――ナツキ→アリッサの姉妹物語への伏線ということですよね?期待してますよー!佐藤作画の姉妹物語が拝めるとは・・・・あぁ、今から萌え死にそうです。

 何はともあれ、これでシズルもナツキもユカリコもレイラもいないガルデローベをスレイブが襲撃することに。ここで“オトメとメイドの違い”を描いてくるんだと思いますが、もう一つ“ナツキとアリッサの姉妹物語”もちゃんと絡めてこれるのかに注目しています。ひょっとしたら・・・ナツキのローブ姿、妹のために初披露かもなぁなんて妄想してみたり。それならナツキがオトメにここまで肩入れする理由も明らかになりそうですし。


 ○ カルデアにいる男は誰?
 カルデア皇帝と話している車イスの男―――わざわざ顔を隠しているということは、八割がた前作からの転生組かと思われます。前作のキャラで一人称が「僕」なのは巧海と和也だけなんで、これは巧海の可能性が高いかな。和也の場合は該当するオトメがいないし(アカネちゃんは1コマだけ既に登場してるので)。問題は―――巧海のオトメが誰かということ。
 普通に考えれば舞衣か晶くんのどっちかなんですが、舞衣をこんなところで登場させるのも勿体ないし、晶くんがオトメのローブを着ているところを想像するとそれだけで羞恥プレイですし(笑)


 あと、前作からの転生組と言えば―――ユカリコ先生はマスターと何だかエロイことになってやめなきゃならなくなったとか。問題は、そのエロイことがどこまでいったかということです!もし作中で一回もローブ着用しなかった場合は、そういうことと見なしてよかですか?





 ■ 『舞-乙HiME』 第8話
 「運命の軛」
   <公式サイト
 ※ 感想の文章内にて、アニメ版・漫画版を比較した発言をしていますが―――「どちらの方が優れている」とか「どちらの方が面白い」と論じているつもりは全くありません。メディアの特性としてどちらにも優れた点・描かれない点があるからこそ、それを両方で補完しつつ、そのリンクとギャップを楽しめれば良い・・・・・というスタンスで、アプローチや設定の違いを取り上げているつもりです。御理解いただけるとありがたいです。


 前回、マシロと契約をしてしまったアリカは必死に契約解除の方法を探すんだけど見つからず・・・・・と、アリカを始めとする生徒連中は日常パートで繋ぎのような回だったんですが。その裏で、前回のオルガンの音が世界中に響いた余波で、各国が秘密裏に動き出す・・・・・・という風に、穏やかな日々が続く生徒パートと、暗雲が立ち込めはじめている政治パートが並行して進み、生徒パートの方にも「今後は親友同士で戦わなきゃならなくなるかも知れない」と伏線を張ってきた回でした。

 うーん・・・・油断していると何が何だか分からなくなりそうですね。
 誰がどこの国出身とか、既に全然覚えていないけどかなり重要なファクターだったのかも知れません。ミス・マリアの解説は、生徒たちも各国に分かれて戦い合うという暗示な気がするし。うーん、時間があればもう一度第1話から見直しておきたいんだけどなぁ。


 ○ ナツキとシズル
 蒼天の青玉の契約については気付いていたものの、ミス・マリアにはそれを言わなかったみたいですね。学園内部と言えども一枚岩とはいかないということか。しかし、シズルの前であっさり「オルガンの音」と言っちゃうアリカは本格的に抜けているんですね・・・・・このアリカの天然っぷりがドロドロした政治パートを打破してくれると期待していますが。

 ハルモニウムについてはナツキらもよく分かっていないんでしょうか。探していても辿り着けなかったというし。そうすると、どうして皆オルガンの音であんな大騒ぎしていたんでしょうか。


 ○ セルゲイとナギ
 セルゲイは政治的な意図というよりは個人的感情で、アリカの蒼天の青玉を調べているみたい。しかし、それにニナを利用したりしてるのが・・・・・セルゲイがアリカ側について、ニナがナギ側につく―――みたいな離別伏線にもなりかねないですよ、お父様!

 一方のナギは、セルゲイすら帯同せずに怪しい男と接触。
 「僕にスレイブで・・・・」と言っているということは、シュバルツ関連だと思われます。やはりナギは“単純にいいひと”ではなかったのか。いや、先週のオルガンのシーンから既に怪しかったですけど。


 ○ ミユとアリッサ
 アリッサ!アリッサ―――!!

 この二人は現在漫画版でスポット当たっているので、ここで登場させてきたのも雑誌とアニメ版のリンクなんだろうけど・・・・漫画版のアリッサが萌えキャラ一直線だったから、コチラにはずっこけました。ミコトのように人間バージョンもあるのかも知れんけど、アリッサはミコトと違ってオープニングにも登場してないからなぁ。

 しかし、頭のトコの羽根(何て呼ぶんですっけ?)とか眼とか、ちゃんとアリッサとなっているデザインは見事。
 ミユも何故だか分からんが「アリカ命」でマシロに喧嘩売ったりとか非常にらしいキャラになっていて良かった。スタート地点から漫画版とアニメ版は全然別だったけど、それぞれの読者・視聴者のターゲットにあわせて設定や構成がどんどん離れていっているのが面白いです。


 ○ 今週のクラスメイト
 リリエ、ミーヤ、ヤヨイは「良いなぁ・・・アリカちゃん」とブーたれるだけ。
 トモエは本棚の陰からジーっと見ているだけ。台詞すらなし。何だか怖いという気持ちを通り越して可哀想になってきました。その上、田中理恵は他のキャラの声もあてているみたいだし・・・・・これは何かの伏線なのか、単に二役なのか。どう足掻いても報われなさそうな。


 ○ カルデア皇帝−アスワド
 漫画版でもここ数週登場しているカルデアという国、こちらの皇帝は見た目から悪っぽいですね。一応、マシロの即位式の時に名前が出ていました。で、そのオトメがフィア・グロス。声が田中理恵です―――漫画版のカルデア皇帝とオトメを見た直後なんで、どうしても笑いがこみあげて・・・・ちくしょう、サンライズの策略にまんまとハマっていますよ。

 このカルデア皇帝が取引をしているのがアスワド。エアリーズに何か狙うものがあるから共同で狙いましょう、みたいな取引っぽい。エアリーズはユキノとハルカの国。この二人はマシロ・アリカと伏線あるので、のほほんとしている主人公サイドにも一波乱起こしそうですね。

 しかも―――そのアスワド5人衆、ラド(関俊彦)はもうお馴染みの声なんですが。
 こ、この頭領の声は・・・・・・・田村ゆかり!ミドリかよ!!感想に書いて良いか悩んだけど、エンディングテロップと公式サイトに思いっきり書いてあるから良いですよね。しかしなぁ、ここでミドリ登場か。これも漫画版とのリンクということならば、来週早速彼女らが暴れるって展開なんでしょうか。


 ○ ナオ、何だかんだ言ってニナが可愛いんだなぁ
 ナオからバイトを命じられたニナが頬赤らめているのは一体・・・・・・何だ?エロいバイトをやらされるってことなのか? それとも何ですか、ナオ様ご指名でニナたんにエロいことでもするんですか?(エロ以外の考えには及ばんのか)

 アリカ・ニナ・エルス・イリーナは4人セットで描かれることが多く、現実としてかなり仲良くイチャイチャしていて和むんですが―――今週の描き方からすると、この4人同士ですら戦い合うという展開になるような気がします。
 アリカはどこの国の出身でもないニュートラルな存在ですが、ヴィンドブルームのマシロと契約を結んでいます。ニナはアルタイの少佐が義父でナギにも恩義があるのでアルタイサイド、イリーナはエアリーズの国を代表しての留学、エルスは出身国はまだ不明ですが両親が結構な権力を持ってるみたい。

 竜王戦争の例のように、学生でも国に分かれて戦うのなら避けられない道となります。
 そう考えると、同じ国出身のニナとナオの微妙な先輩後輩関係というのはかなり重要な要素なのかも知れませんね。権威に縛られないナオの考え方こそ、アリカの楽観主義以上にニュートラルって気もしますし。最終的にカテゴリー無化されそうな雰囲気を感じますが、まずはカテゴリーに分かれる過程からじっくり描くんでしょうか。2クールのアニメでそんな余裕があるのか・・・・・・??



 というワケで、繋ぎの回でも感想書くのが楽にならないほど詰め込みすぎの回でした。
 しかし、これ・・・・・・・物凄く面白そうな伏線をバシバシ張っているんですけど、これ全部消化しきれんのでしょうか? だってねぇ、サンライズの前クール『ガンダムSEED DESTINY』の例があるからなぁ。今の段階から期待値を上げすぎるのは怖い気がします。






05年11月30日[コミックス] 〜今年はリアルタイム更新ありません

 24日も31日も普通にバイトだしな・・・・・・
 どっちかがオフだった場合は24時間耐久お題漫画祭りでもやろうかと思いましたが、こういう参加型企画は十中八九ハズレるので、バイト入って良かったのかも。ぶっちゃけ、24日も31日もあんまし観てくれる人いませんものね〜。


 2005年主観的ランキング、今年は4部門「漫画オンタイム部門」「漫画まとめ読み部門」「アニメオンタイム部門」「活字部門」を、12月の4週間で1週1部門ずつ発表していこうと思います。例によって「○○が■位なんておかしい!」とかクレーム出されても知らんぽん。去年が凄いメンツだったのに対して今年は小粒・・・・と思いきや、なかなか凄い作品が多くて順位はまだ決まってません。まぁ、まだ1ヶ月あるしね。この1ヶ月で化ける漫画もあるでしょうし。


 
■ コミックス読書メモ
 『WORKING!!』1巻ですよー

 2004年の7月から、1年と5ヶ月間。
 17ヶ月間で95冊―――1ヶ月平均5.6冊のコミックス感想をこなしてきましたが、それも今日で最後です。色んなことがあって正直「なんでこんなこと始めちゃったかなー」と思うことも多々あったというか今年の2月以降はずっと考えていましたが、自分内の記録としてライフワーク化して感想書き続ける日々はやっぱ楽しかったんだなーとちょっと感慨深く思ってみたり。これだけ1冊の漫画を濃密に読みこむことって、多分残りの人生でもやらないことだって思いますもの。

 最後のコミックス感想は、ヤングガンガン『WORKING』。
 このサイトのラストを飾るのにこれだけ相応しい作品もあるまいな。


 それではウチのコミックス感想を楽しみにして下さっていた皆様、本当にありがとうございました。




 あなたの不幸を鑑定します
 「あなたの不幸は1784,181 円です。

 貴方には疫病神が取り付いています。
 いや、ひょっとしたら貴方自身が人間界にやってきて記憶を失った疫病神なのかもしれません。
 普通の幸せを追い求めるだけ滑稽な存在です。
 だとすると貴方にできることは一つ。
 早く記憶を取り戻して、疫病神本来の仕事をしましょう。
 そうすれば、自分本来の存在意義が見えてきて、それによる幸せが得られるはずですから。」


 マジで、ゆりえちゃんを捜す旅に出ましょうかしら・・・・・・



 
■ 最近の漫画読みスランプ
 ジャンプ『銀魂』、紅桜編はテンポ良くないし絵は荒れまくりだわで、僕も「早く日常話に戻らんかなぁ」と思っていたのですが―――最後の最後で涙腺崩壊。「漫画は絵と台詞だけで出来ているんじゃない、魂で出来ているんだ」という『G戦場ヘブンズドア』の台詞を思い出しました。
 銀時と似蔵、桂と高杉、鉄子と兄者―――三組の思想の違いを対比させ、紅桜破壊のシーンに収束。思い出される親子達の対話と、崩れ落ちる紅桜が繋がるコマがひたすら美しかったです。『銀魂』にシリアス話は不要と言う人もいるけど、こういう話を読んでしまうと、やはり『銀魂』キャラの根底にはシリアスなものがあってこそだという気がします。


 アフタヌーン『げんしけん』はマトモな青春ものになってきた・・・・・のか、コレ?
 ラストの大野さんがちょーカッコええし、ハシラ文「忘れていい思い出なんて、ひとつもないって思いたいから」に思わずうるっときてしまいました。これ元ネタなんだっけと調べてみたら『フルーツバスケット』? 読んだことない漫画なので、二次使用をどっかで見て憶えていたのかも。どういうシチュなのか分かりませんが、良い台詞ですよね。


 『リトル・ジャンパー』は意外な展開に・・・・でも、そうか。父娘の謎を引っ張って解明するのはコレしかないか。母の登場も、弘樹→チマへの伏線も、この展開への準備だったのか。地味に次回が凄く楽しみ。『ドラえもん』で初めて22世紀の世界に進んだ話を観た時のようなワクワク感です。


 『もっけ』は姉妹自立話が切ない・・・・・・・この描き方ならどっちのエンディングでも構わないんでしょうが、これまでのように依存し合う関係ではいられなくなりそうですね。それが成長なんだろうけど・・・・・寂しいもんです。
 5巻は1月発売ということで―――これまでの1年1冊ペースより、2ヶ月早い発売。じいちゃんも言ってるけど、ちゃんと発売できるか怪しいもんです。


 『すずめすずなり』は―――橋本、玉砕。
 
「あの日・・・オレ、手ェ握ったんだ。柔らかかったのかな、やっぱ・・・・
 ちくしょう。思い出せよ、感触。もう二度と触れないってのによ・・・・」

 うわぁ・・・・・・何てリアルなフラレ方だ。決して天国に昇れない地獄に堕ちてしまった気分が、やたら詳細に描かれていて。声でも顔でもなく、もう二度と訪れない「感触」というのが非常に男性の心理を分かっていますよね。しかもなぁ、誰か他の男を憎んで前に進めるというワケでもないし。何て辛く、虚しいんだ。




 
■ 今月の『おおきく振りかぶって』感想
 『おお振り』感想、桐青戦終了くらいまでは新サイトでも続けようかと思っていたり。月1回ならばそれほど負担にもならないし、今でさえ更新が遅遅なんだから新サイトでもこのペースになるだろうし。まぁ・・・・・もうちょっと悩んでから結論出します。


 1か月分で8回裏のみ―――試合終盤だから、序盤と同じようなテンポになってきましたね。
 ここまで来ると試合の焦点が見えてきました。西浦の攻撃としては「田島が準太のシンカーを打てるのか?」ということ。守備としては「桐青が三橋のまっすぐを打てるのか」。そして、これは試合の勝敗に直接関わるのか分からないけど、「阿部と和さんのブロック」も伏線かも。


 ○ 三橋のまっすぐ
 阿部は「もう一巡はさせない」と、4番青木からの打者に遠慮なく“まっすぐ”を使ってきました。現に桐青の選手は誰一人“狙っては”打てなかったんですが、9回は1番から。まっすぐを警戒している3番の慎吾に廻りますし、4番・5番には既にこの回にまっすぐを見せてしまっています。既にまっすぐの秘密に気付き始めている彼らを打ち取れるのかどうかに、この試合はかかっているのだと見て間違いないでしょう。

 個人的予想で言えば、勝ち負けに関わらず5番の和さんがラストバッターになるかと。


 ○ 桐青の奇襲、阿部のブロック、三橋の迷い
 和さんはまっすぐ対策で「カーブ狙いのスイングでまっすぐを打つ」としていたらカーブが来て打てたという、阿部からすれば「やってらんねえよ」というくらいのラッキーヒット。しかし、ここからの桐青が牙を剥く。3打者連続バスターエンドランというムチャクチャな奇襲がやってきます。桐青監督、『ラストイニング』みたいなことするなぁ・・・・・・・

 阿部のブロックは和さんから言わせると「甘い」とのこと。これが三橋の迷いを誘って次のシーンに繋がるんだけど、それだけの伏線ではなく、ここのブロックが試合終盤にかかってくるのかも。西浦攻撃時なら阿部が和さんのブロックを破ってホームを踏むか、西浦守備時なら阿部がブロックしてホームを守るか。

 で、三橋の迷い・・・・最近読み直したばっかだったので分かりましたが、3巻の「なら、オレ3年間ケガしねェよ」というのが伏線でしたね。これを読んだとき「阿部がケガをする話が出てくるんだろうなぁ」と思ったのだけど、ひょっとしたらそれが桐青戦なのかも。最後のホームを死守するために阿部がブロックしてケガ、とか。
 1回戦の桐青に勝てば、次からは桐青よりは弱いチームが続くわけで―――阿部抜きというのは、漫画的にも丁度良いハンデになりそうですし。

 その場合は水谷を内野に移して、西広が外野かな・・・・・・ふ、不安だ。



 しかし、バックホームを迷った三橋を怒った阿部ですが、先々月号の「握力が・・・・」のコマを突きつけてやりたい。オマエも同じくらい三橋を心配してるから!!今月も、誰より早くピッチャー返しに反応してるし(笑)






05年12月2日[舞-乙HiME] 〜未だに完成してるのバナーだけです

 「バカやって初めて分かるが・・・バカも悪くねェな」

 今週の『道士郎』、熱すぎ!震えで立っていられなくなるかと思いました。
 これでサンデーじゃなきゃコミックス即買いなのになぁ(サンデーは長期連載が多いのでコミックスを買えない人)



 今週で“漫結としては”『舞-乙HiME』感想はラストです。が。気付いていた人もいるかもですが、『舞-乙HiME』感想は次サイトでも続けるつもりです。いや、そりゃ大人な事情で辞めなきゃいけなくなる時も来るかもですけど―――とりあえずは来週の木曜日までにページ作らなきゃ。

 とはいえ、今週からチャンピオン買わなくなったんで、漫画版『舞-乙HiME』感想は立ち読みして―――の感想。とかなり曖昧な感想になるかも。暫く続けてみて、キツかったら辞めちゃいます。



 
■ 今週の漫画版『舞-乙HiME』
 第17話:「プリズナーNo.17」
 
※ 感想の文章内にて、アニメ版・漫画版を比較した発言をしていますが―――「どちらの方が優れている」とか「どちらの方が面白い」と論じているつもりは全くありません。メディアの特性としてどちらにも優れた点・描かれない点があるからこそ、それを両方で補完しつつ、そのリンクとギャップを楽しめれば良い・・・・・というスタンスで、アプローチや設定の違いを取り上げているつもりです。御理解いただけるとありがたいです

 ネーム詰め込みすぎだから!!
 アニメとのリンク、前作とのリンク、加えて“17話までに彼女を登場させなきゃならない”という話数制約が、恐ろしいほどまでの詰め込みすぎネームを生んじゃっています。アニメとのリンクは両方チェックしている人は楽しいもんですが、こっちしかチェックしていない人は「テンポ早すぎて淡白」と受け取られないかなぁ・・・・・・

 詰め込みネーム大好きの僕でも、流石にこのレベルだと不安になってきます。普通の漫画ならアリカが身を挺すところで区切って2話に分けたろうし、ジャンプの漫画だったらミユの自爆決意で1話・アリカの蒼天ローブ発動で1話・ミドリ登場で1話―――と3話に分けたでしょうね(笑)
 せっかくのアリカの蒼天ローブ初披露なんだから、もっとタメてじっくりと描いても良かったような・・・・と思ったけど、そうか。マシロくんに過去語りをしてた頃から伏線は張られていたのか―――どっちにしろ立ち読み向きの漫画じゃないよなぁ。


 ○ ランバ=ラル出てきた―――!!
 前作からガンダムっぽさはところどころに見えていましたけど、ここまであからさまなのが出てくるとは・・・・流石にサンライズ作品、何やっても訴えられることがねえぜ!一応、武器もランバ=ラルっぽいように電気ムチなんですね。

 それはともかく、今度のスレイブは「フランクリン」。単体だと何とも思わないですけど、ルーメンのスレイブが「ロベスピエール」だったことを考えると、アメリカ独立宣言の起草者の一人:ベンジャミン・フランクリンが元ネタ? スレイブの名前は革命に関する政治家で一貫化させるのでしょうか・・・・・そう考えると「ジェットン」というのは本当に何だったんだ。


 ○ ミユの決意とアリカの決意
 どうやら地球時代の記憶がまだかすかに存在するミユは、“初めから”アリッサの存在を知っていた模様。ということは、『舞-乙HiME』は『舞-HiME』の遥か未来の話でミユはその記憶を持っている唯一の人物・・・・・という『ターンエーガンダム』でいうコレン・ナンダーのポジションということでOK? 最終回、カグツチの剣を持って突撃するマシロ・アリカ・ニナの3人を見て「あれは・・・・」と言う役目(笑)

 しかし、そうした作品を越えた想いを篭めて―――アリッサを守るために自爆しようとするミユを、「もう誰も離れ離れにはさせない」という想いだけで止めるアリカがクソ熱かったです。

 今回―――メイドもオトメも似たようなもので、互いに想い合うものなんだということを奇しくもアリッサが証明しちゃったんですが。敢えて違うところを考えてみるなら、「アリッサのために命を捨てようとしたミユ」と違って、「オトメはご主人様のために命を捨てることが出来ない」というところでしょうか。それはGEMの契約があるからご主人様も死んじゃうとかそういうこともあるんですけど、きっとアリカなんかはそういうこと抜きでも“全員助かる道”を捜すような気がします。
 そうした想いがあったからこそ、ご主人様の方もオトメのために力を発揮して、二人の力で蒼天ローブを発動させることができたんじゃないかなぁ・・・・・(一人の力で発動させたニナが「あれが真の・・・」と言ってましたし)


 アニメ版に比べて登場が淡白なようでもありましたが、佐藤健悦氏の蒼天ローブの作画はムチャクチャ気合入ってて燃えました。読んだ時の印象は「やけにあっさり登場させたなあ」と思ったんですが、感想書いてみると要所要所でポイントは抑えていて、非常に僕好みの脚本になっていました。やばい、もう一度立ち読みしてこよう。


 ○ ナツキとアリッサの姉妹物語は?
 まだ・・・・まだ来週があるさ!!

 それはともかく―――ナツキ&ユカリコ/シズル&お超夫人と、実力者が二手に分かれました。
 コレまでは「どんなにピンチになってもシズルがいるもんな」と安心できていた部分がありますが、シズルが風華宮に駆けつけてくれる可能性は消えました。ということは、ミユが戦闘不能でアリカも燃え尽きた現在、もう一度シュバルツに襲撃された時こそ本当のピンチだということです。

 ここでナツキお姉さまの登場ですよ!!
 という予想は、願望ばっかしが入ってて全然当たる気がしねえ。ラド、帰ったっぽかったしな。


 セルゲイは・・・うーん、ミスリードでも何でもなく、普通に悪人なんでしょうか?
 ガルデローベに救援要請を出さなかったということは・・・・・・まだ「極限状態に追い込むことによってアリカやニナの真なる力を発揮させようとした」と見ることも出来ますか。それならマシロくんを連れてきた理由も分からなくない・・・・・・いや、分からないか。セルゲイは蒼天の青玉のことは知らなかったんですもんね。
 しかし、本気で襲撃させたいなら狙いは何なんでしょうか。軍事費を引き上げたいとしても、結局はオトメが全部倒してしまったんだし―――あのままミユに舞闘を勝たせた方が「軍拡化」としては都合よかったはず。となると、本気で誰かの命を狙っている・・・・にしては、マシロくんの命には無頓着ですし。ナツキ&ユカリコ/シズル&お超夫人を二手に分けることで、ミドリの脱走を企んだとか?

 もう考えても理由が分からんから、「単なるツンデレ」で良いような気がしてきましたよ(笑)


 ○ ミドリちゃん登場!
 期待通り「17歳」のハッタリ解説に笑わせてもらいました。
 この曲って森高千里がカバーしていたんだ・・・・知らんかった。

 それはともかく。駆け足でミドリが登場したのは、単に17話に間に合わせたいというだけでもなく、(あくまで現段階では)敵サイドにミドリが出てくるというサプライズをアニメ版とリンクさせて同時に見せたかったというのがあるんでしょう。まぁ、アニメとのリンクで楽しい部分も多いので、今週みたいなネーム詰め込みも歓迎するべきなのか。


 ミドリ&猫がシュバルツサイドにまわったと言っても、敵というよりは敵味方シャッフルしてカテゴリー無化させる第一段階という気がしますね。最後がアレだったから印象良くなかったけど、ルーメンもあれはあれで崇高な革命への想いがあったのですし。シュバルツも完全悪ではなく、味方サイドも完全に味方ではない・・・・・・

 アニメ版だとコレがシリアスな伏線になって終盤ドロ沼化しそうなんですけど、漫画版ではもうちょっと分かりやすくシンプルにしてきそう。ニナ以外は祖国の話とかしてないし、離別伏線もほとんどないし。
 でも、これで単にセルゲイ一人が悪人だったら拍子抜けなんですけどね。セルゲイはシュバルツと繋がってるっぽいので、黒幕が判明するまでに一悶着あるのだと期待しています。





 
■ 『舞-乙HiME』 第9話
 「海ー水着+遭難=?」
   <公式サイト
 
※ 感想の文章内にて、アニメ版・漫画版を比較した発言をしていますが―――「どちらの方が優れている」とか「どちらの方が面白い」と論じているつもりは全くありません。メディアの特性としてどちらにも優れた点・描かれない点があるからこそ、それを両方で補完しつつ、そのリンクとギャップを楽しめれば良い・・・・・というスタンスで、アプローチや設定の違いを取り上げているつもりです。御理解いただけるとありがたいです。

 まぁ、色々と言いたいことがあるんですが・・・・・まず始めにコレだけは言わせて下さい。
 ルーメンがオカマだった!!!
 うわぁ・・・・もう漫画版でムチャクチャ感動したあのシーンが、「敵がオカマ」というだけで随分と変な意味になってしまったような。2巻読むのが怖いよ。そんな漫画版『舞-乙HiME』2巻は1月10日発売とCMで告知。表紙はニナでしたね。話数的には今週分辺りまでは収録されていそうですが・・・・・・・・


 ○ セルゲイとナギ
 冒頭、べん髪男から何か受け取っているセルゲイを見て「セルゲイ、お前も何か企んでいるのか!?」とショックだったのですが、何と中身はアリカからの手紙でした。結局、週イチで文通してもらってんのか。こっちのセルゲイは可愛いやっちゃなぁ・・・・・

 そのセルゲイ、ナギとジョン・スミスの接触を知らなかった模様。
 ジョン・スミスはシュバルツの交渉人で、ミドリ&ラド&ルーメンらのアスワド5人衆とは別組織。ラドは3話で「あんな奴らと一緒にするな」的な発言をしていたので、シュバルツとは仲良くなさそうなんですが・・・・・・今週のナギを見る限り、アスワドがエアリーズに侵入していることは知っていたっぽい。これはアスワド連中というよりも、カルデア皇帝のラインから情報が漏れたとみるべきか。


 ○ ナツキの「あいつ」伏線は露骨じゃないかな?
 まぁ・・・普通に考えれば舞衣で間違いないんですが。
 バックステージの舞衣ポスターがパールの制服だったことを考えると、1年次は普通に学園生活を送れていたんでしょうね。

 シズルの話を聞く限り、ナツキがコーラルの際に1学年上のトリアスの1人だったのがシズルということ? 静留&遥が高学年で、なつき&舞衣が後輩―――というのは前作と同じ設定なんでしょうが、前作よりもよっぽど上下関係が厳しそうなガルデローベでもナツキ→シズルはタメ口だったんでしょうか? ナツキがシズルのお部屋係だったりしたらそれはそれで新鮮なのだけど、今はむしろシズルがナツキの世話をしていますよね。世話というか、何というか。


 そういや、こちらのユカリコ先生はローブに変身できるんでしたっけ。
 漫画版での「ご主人様とイロイロあって・・・」という台詞はひょっとしたらココに繋がっている??


 ○ 国がどうのこうの・・・・
 新情報は出ていないんですが、一応「イリーナはエアリーズ出身」、「カズヤはカルデアの皇子(?)」という情報が反復されました。これは前回で“国に分かれて・・・・”という伏線が入ったからなんでしょうか。とりあえず現状で主要な4国出身者で分けてみると・・・・

 【ヴィンドブルーム】
 マシロ、アリカ?、(セルゲイ・・・留学経験がある)

 【アルタイ】
 ナギ、セルゲイ、ニナ、ナオ(反抗伏線もある)

 【エアリーズ】
 ユキノ、ハルカ、イリーナ

 【カルデア】
 皇帝(何とか14世)、フィア、カズヤ

 アカネちゃんがカズヤと知り合いなのは・・・普通に考えればカルデア出身だからということかな。
 アオイとチエはウィンク一発の関係なので同郷っぽいけど、アオイがマシロの世話をし始めたのは最近っぽいから・・ヴィンドブルーム出身かどうかは分かりませんね。
 トモエは異様なほどシズルを心酔しているので、出身が関係しているのかも・・・・・


 ○ で、エルス―――
 よくある“2人ペアで長距離レースもの”でしたが、アリカとエルス、ニナとトモエという珍しい組み合わせ―――加えてシホの暴れっぷり、マシロのツンデレっぷり、トモエ一派の嫌がらせ・・・・などなど、色んなイベントを詰め込んで飽きさせないのはキャラが上手く配置されているからか。本当、こういうの見ると、サンライズって凄いと思う。

 そして、エルスの心情吐露。
 漫画版ではエルスはコーラルNo.3なんですが、アニメ版では敢えてNo.17にしてきたのはやはり理由がありました。アリカと比較しちゃあれだけど体力に乏しく、ガツガツ上を目指せるワケでもない。
 そう言えば4話で「ウチは親が・・・・」と言っていたところも、ちょっと後ろめたい顔してましたもんね。オトメになることを夢見たワケでもなく、単に名のある家庭で優秀に育ってしまったがゆえのガルデローベ入りだったのか。それも十分に切ないんだけど、それで17位(51人中)という可もなく不可もない成績がとれるんだから・・・・・


 このエルス→アリカの描写は、終盤のカテゴリー無化の伏線になるやも。出身国が明らかになっていないのも、ニナと違ってカテゴリーに縛られないというヒントな気がしますし・・・・・


 ○ アスワドの目的
 エアリーズ内の“何か”を狙っているというのは確か。そして、その“何か”は―――エアリーズとしても“兵士を立たせて”守りたいもの。カルデアが動き出したのはオルガンが鳴ってからなので、同じくオルガンの音のことを知っているユキノ&ハルカが対策練っているのかと思っていましたが・・・・・全くの無警戒かい。

 ここでアリカがルーメンを倒すと話が大きく動き出しますが、コーラルGEMじゃ自分一人で変身できんですもんね。かと言って、蒼天の青玉を使うと言っても・・・・・ミユが外した宝石はどうしたんですっけ。どちらにしろ序盤でマイスターローブをクラスメイトに知られるワケにもいかないでしょうし、他の大人達が駆けつけてミドリちゃんが仮面外すという展開かな。






05年12月7日[ランキング] 〜新サイトは10日夜の予定

 髪を切りたい。歯医者にも行かなきゃいけないし、皮膚科の薬もなくなりかけている。
 それでも―――それら全てをかなぐり捨ててでも、退路を断って、男には戦わなきゃならないトキがあるんだ。


 ま、「ゴメンなさい・・・・・私、アナタのこと男としては見れないの・・・・」とフラれ続けてきた僕には関係ない話ですけどね。レッツ、ランナウェイ!!(むしろ現世から逃げたい)



 
■ 負けないヤツが偉いんじゃない、勝つヤツが偉いんだ
 というワケで、新サイトを鋭意製作中です。
 色々と悩みは尽きませんけど―――とりあえず公開日は決めました。12月10日。朝にはまず間に合わないので夜になると思われます。有料サーバーへの送金がちゃんと出来ていればの話ですが・・・・・・・・
 夜にも間に合わなかった場合、公開はしますけど何もない(正確に言うと『舞-乙HiME』感想しかない)更地にご案内ということになります。それは流石にきまずい!!


 本当は『漫結』本公開1年きっかしで12月3日にしようかと思ったんですが、間に合わなかったし、12月10日の方が僕に相応しい日だなーって気がしたので12月10日にしました。『サカ猿2』初期を知っている数人がクスリと笑える記念日・・・のはず。多分。しかし、アレからもう4年が経ったのか・・・・・・この4年間の苦節は絶対忘れねえ。なぁ、ビルゲイツ。



 こんな切羽詰っている事態ですが―――
 丸ペンの先を取り替えようとしても抜けません。ペンチでムリヤリ引っこ抜こうとしたら砕けて二度と抜けなかったことがあったので、何も出来ず、ただボーっと見てるだけ。どうしたら良いんでしょう。



 
■ 『WORKING』の人気投票
 高津カリノ先生のサイトで、ヤングガンガン『WORKING!!』の人気投票をやっていました。(うろんらくがき参照)
 以下、ネタバレあるんで―――順位を知りたくないって人は読まないで下さいね。



 1位はシュガー。コミックスにも描いてありましたが、彼はサイトのらくがき漫画にしょっちゅう出てくるんで、ヤングガンガンで人気投票やったら同じ結果になるかは微妙ですね。僕はコミックス感想で「佐藤みたいなキャラは人気なくても出さなきゃいけない重要キャラですよね」みたいなこと書いていたんですが、何てこたぁない。男性陣の中ではダントツ1位じゃないか。
 2位は伊波でにんまり。何だ、みんな。結局、貧乳キャラが好きなんだな!!
 まぁ、どことなく宮越さんのにほいがするからなのかも知れませんが―――

 というワケで、レギュラー6人の中ではやっちーがビリでした。意外。男性票が伊波と種島先輩に入ったからなのでしょうか。先輩→やっちー→伊波と流れてきた自分としては複雑なところ。世間の全て百合人気なようで、まぁそれも結局は局地的なもんなんだろうなーとか思ったり。



 全然関係ない話。
 今、『空の境界』をチマチマ読んでいるんですが―――このキャラが脳内で『WORK』に変換されちゃいます。全然ベクトルの違う二作品なのに何故。

 ・黒桐→小鳥遊(黒髪メガネだから)
 ・橙子さん→杏子さん(横暴な言動が)
 ・式→やっちー(日本刀・笑)



 
■ 2005年主観的ランキング祭り『漫画・