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04年9月1日[恋風] 〜アニメ→漫画

 すいません。予定していた新TOP絵は、結局なしにします。
 だって、今日改めて観たら相当ヘボかったんだもん。今はサイト本公開の方を急いで、その時に新TOP絵を用意することにします。期待してくださった方が居るなら、本当に申し訳ありません。

 あ、それとコチラも期待している方がいるかは微妙なんだけど、『DARK EDGE』12巻の感想も遅れます。前巻の内容を覚えていないので1巻から読み返し中なんだけど、意外に情報量の多い漫画で把握するのが大変・・・・・・こんなとき、『漫結』があったならなぁと思ったり。でも、僕以外に『漫結』を作ってくれる人はいない訳で。 炎尾燃が

「いいか・・・・・俺は俺の作品が好きだ。しかし、問題がひとつある。
俺の作品を俺が楽しむためには・・・・俺が描かねばならないということだ!!


と言った時の状態に陥っている。僕も、ニセモノが代わりに作業をしてくれるくらい頑張ります。(そんな大層なことじゃねえ)


 
■ DVD/VIDEO視聴メモ
 『恋風』DVD2巻(感想は4話まで)ですよー。

 ふむ・・・・これで来月末までお預け。未だ、第3話の余韻に浸り中。
 で、買っておいたコミックス1巻を読んでみた。ふーむ、結構原作通りに話が進んでいるのだなぁ。間とかアングルとか音楽とかで、別物みたいだけど。

 実はこの『恋風』。俺の長い漫画読みのキャリア(笑)の中で、初めて
アニメ→漫画の順に観ている漫画原作アニメなのだ。え、あー。日本語分かりづらいですね。
 アニメって物凄く大別すると2種類あるじゃない。漫画が原作のアニメと、原作がないアニメ。あ、いや小説とか映画とか絵本とかそういうのを原作にするアニメもあるね。これはえーっと、とりあえず無視という方向でっ。

 前者(漫画原作アニメ)はジャンプとかサンデーとかの漫画を下敷きにアニメにするタイプ。今やっているのだと『ワンピ』とか『コナン』とか。『恋風』もこのタイプね。
 後者(原作がないアニメ)は・・・・世の中にいっぱいあるけど、『ガンダム』とかそういうの。『ガンダム』みたくアニメを下敷きに後から漫画が描かれたのとか、『エヴァ』みたくアニメのプロモも兼ねて漫画も同時進行で始まったのもこのタイプね。角川系、詳しくないんでツッコまれると弱い。


 要は、ジャンプで好きだった漫画がアニメ化するから観たら「えっ!あのシーンがカットされてる!?」とか「げっ、そこのシーンはそういう意味じゃないよぉ・・・・・」みたいにガッカリすることが多かったべという話。だから、基本的には漫画→アニメの順では観ない。
 なので、アニメ→漫画の順で観たらどうなのかなぁと常々思っていて、今回の『恋風』でようやく実現した。結果的には正解。多分、漫画→アニメの順だと「展開遅いなぁ」とか思っちゃっていたよ。アニメを先に観ることで、その“間”も台詞回しもアニメ基準になれるし。あとから原作読んで、「あー、あのシーンはこことここを繋げていたのか。上手いなぁ」と感心できる。具体的に書くと、↓みたいな感じよ。

 『恋風』アニメ1話←漫画1話
 『恋風』アニメ2話←漫画2〜3話
 『恋風』アニメ3話←漫画4〜5話
 『恋風』アニメ4話←漫画6話

 まさに、このまんま。漫画2話分をアニメ1話分に入れる時には、やはりカットされる部分があって、ファン的には後から原作読んだ方がお得感はある。あ・・・・ちなみに7話以降は、アニメが発売されてないので読んでいないっす。

 ここで興味深いのは、俺がアニメを観て絶賛していた2話と3話が、原作では2話分だったということ。漫画2話分の話を切り貼りして、そこに新たなテーマを立てて1つの話にしちゃった第3話は自分内殿堂入りだし。(具体的に言うと、クマ人形の話と生理の話を繋げて「大人になること」というテーマで一くくりにした)
 逆にアニメの1話と4話は物足りなさを感じた。奇しくも、それがまんま原作通りの話だったとは・・・・・・

 この辺りは絵コンテとか脚本の問題じゃなくて、全部の尺とか話数とかから「今回はここまで描こう」ってのを決める段階で、作品の密度が決まっちゃうんじゃないだろうか。プロデューサーとか監督の役目?
 これは主観でしかないけど、漫画とアニメという異なる表現方法をとっているのだから、全く同じシナリオというのは無理があると思うんだ。原作から受け取る部分は一部でも、そこでアニメーター達が描きたいものが描けているってのが一番面白いんじゃないだろうか。

 でも、それだと原作ファンはどう思うんだろう。俺が『幽遊白書』のアニメを観て静流と左京のラブロマンスに唖然としていたように、従来の『恋風』ファンも「2話と3話、お母さんのシーンがカットされてるじゃねえか!」とか激怒しているのかなぁ・・・・・・

 うーん、これは突き詰めると、視聴率数%のTVと100万部突破している雑誌のどちらがメジャーかって話になっちゃいそうだ。深夜アニメの視聴率とかはどれくらいなのか想像もつかないのだけど、2%でも1億2千7百万人×0.02=254万人(電卓使った) イブニングの発行部数より、遥かに上だ。立ち読みの人とか返本率とかコミックス派とかいろいろあるけど、アニメ→漫画の順という売り方は真っ当で正当性のあるものなんじゃないだろうかという結論に至った。

 それとも、視聴率って単純に人口で割れないのかな?
 視聴率10%の番組を1270万人が観ているってのは「ホントかよ」って思っちゃうもんな。ま、それはともかく。アニメ観てその中の更に1%の人がDVD買ったとしても2万人。十分ヒットですよ。






04年9月2日[漫画紹介] 〜DARK EDGE

 関東圏限定の話題。
 
おのれ!このアナベル・ガトーは1年待ったのだ!貴様たちのような分別の無いものどもに、われわれの理想(=全話コンプリート)を邪魔されてたまるか!

 ということで、今夜から『マンハッタン・ラブストーリー』の再放送が始まります。『IWGP』→『木更津キャッツアイ』と再放送が続いたので「もしや」と思っていたのですが・・・・・やるね、TBS。
 昨日までは今週から『キングゲイナー』を借りてこようと思っていたのだが、これで暫く延期せざるをえない。嬉しい悲鳴だ、ひゃっほう!

 とんねるずの番組に石原さとみが出ているぜ、ひゃっほう!
 俺、初めてこの番組を観たぜ!ひゃっほう!



 
■ コミックス読書メモ
 『DARK EDGE』12巻ですよー。

 毎度のことながら、1巻から読み返したので時間がかかりましたよ。おかげで設定やら伏線やらを鮮明に記憶できたので、おまけとして載せておきました。設定とかが把握しきれなくなってきた方は、これを読むだけで随分変わると思います。


 
■ 漫画紹介
 『DARK EDGE』1〜12巻 (→Amazonの紹介ページ

 とまぁ、この漫画――――既存のジャンルに分類するのが非常に難しくて、オビなんかには「学園ホラーミステリー」なんて書かれているのだけど、ホラーと呼ぶには違う気がするんだよなぁ。ゾンビとか吸血鬼とか出てくるけど、そういうのは全くコワくなくて、怖いのは「昨日まで仲良く話していた友達のことをあっさり忘れてしまう」自分だったり「自分より弱い相手を殺そうとして笑ってしまう」狂気だったりする。
 なので、ウチでは「学園コメディ」と分類してみた。コメディ・・・?? がんがん人が死んでるけど、それでもコメディ。文句あっか。

 そもそも、文章にすると面白くなさそうな漫画なんだよなぁ。あらすじとかを書いてみても、その魅力は全く出てこない。

 
母と死に別れた主人公・高城九郎は、それまで面識のなかった父の経営する四辻学園に転校することになる。その学校は不死族とゾンビの支配する学校で、放課後学内に取り残された生徒はその脅威にさらされることに。たまたま放課後まで残ってしまった6人は、スリルを味わうため、親友を取り戻すため、永遠の命を手に入れるため、学園の攻略に取り組むのだが・・・・・彼らは徐々に不死族の秘密に気付いていく。


 ほら、これだと全然面白くなさそうでしょ?
 上っ面だけ見ても、この漫画の魅力は伝わらないと思うのだ。

 二種族対立モノ。『mot×mot』を読んでいる方ならお馴染みなジャンルだろうか。相容れない二つの属性の対立から、次第にそのカテゴリーが無効化されて、結局は個人個人の意思が大切なんだ―――みたいな話。
 グローバル化の影響なのか、こういうテーマの作品ってヲタ向け・非ヲタ向けを問わず、結構流行っている。『ウォーターボーイズ』とかもそう。あれだって“シンクロ部を馬鹿にしてる連中”が“シンクロ部を応援している人たち”に裏返っていく話だもん。

 『DARK EDGE』も、“人間”と“不死族”という相容れぬ二種族対立を描いている作品。不死族は人間を食い物にし、人間はキャリアとなって不死族を狩り、それぞれの種の存亡のために争う。
 でも、人間にもそれぞれ思惑があって、吉国は夜の学校で暴れたいだけだし、西脇は攻略を楽しんでいたし、伊勢は人間としての自分を見限って不死族になろうとしていた。主人公・高城九郎は「もう誰も死なせたくない」と、人間も不死族も一緒にやっていく道を模索し、現・不死族の土屋や佐藤のことを肯定しながら、「他人を食い物にしてでも生き延びたい」と不死族に憧れる伊勢を否定する。

 ――――そう。『武装錬金』パピヨン編に通ずるものがある(こっちが前出だけど) 草や獣を食す人間が、人間を食す不死族を否定するには・・・・・そこにはテーマとしての死生観が描かれ、登場人物一人一人の考えが存在する。


 まぁ、ここまでは観念的な話。これだけだったら、ここまで面白い漫画にもならなかったろう。この漫画が極上の娯楽漫画として成り立つのは、もっと分かりやすい――――キャラの動かし方が優れているからなんだ。
 メインとなる主人公チーム6人は、目的も思想も情報量もバラバラ。例えば、吉国は夜の学校で暴れたくて、それを高城は「そこも含めて友達だ」と言えるけど、実際に暴走した吉国に殴られた西脇は「ついていけない」と一歩ひいている。こんな感じでAというキャラがBのことをこう思い、Bとは違ってCはAをこう思っている・・・みたいな描写が徹底されているので、6人のキャラが非常に立っているんだよね。大塚英志と組んで描いていた『聖痕のジョカ』の頃から、相川先生はこういうのが上手かった。各キャラの思惑とストーリー展開を絡めるのが。
 こんな6人が協力するのは、それぞれ目的が違うんだけど―――その為の手段が一致するから協力し合うんであって、「クラスメイトだから」「仲間だから」のような軽い友情ごっこで付き合っている訳じゃない。非常にリアリティを持った人間関係であると思うし、別々の考えを持った主人公が6人いるというのが好きだ。

 ダメな例として挙げるには気が引けるけど、俺が『BLEACH』尸魂界編におけるチャドや織姫の存在意義に疑問を持っているのはここの部分。仲間になることが前提で、その後に「ルキア救出」という目的を全員共通のものにしちゃったから、結果的にコイツら居ても居なくても一緒じゃん感が出てしまった。(もちろん、今後描かれるって可能性もあるけどね・・・) ジャンプ漫画だと慣れっこだけど、こういうのはやっぱり萎えてしまう。デフォルトで全員目的が一致→団結なんて、一番大切な部分を抜き去っちゃってると思うのだ。


 さて、こんな風に主人公6人の思惑が同時進行して、同じく不死族もそれぞれの目的のために同時に動いてて、それとともに四辻学園と不死族の謎(というか設定)がどんどん明らかになっていく。冒頭のジャンル分けの話に戻すなら、「人間ドラマ」と「謎解きミステリー」に「ゾンビとか吸血鬼」を混ぜたような感じなのだろうか。
 相川漫画のライトなノリもこれでもかってほどに前に出ているので悲壮感やグロテスク感はほとんどないし、シリアスなはずのシーンでも噴出させてしまうギャグセンスも健在。むしろ、↑の方で長々書いた哲学的な部分よりも、そういったライトなノリの漫画が好きな人の方がはまれるかも(設定のややこしさを楽しめるかどうかは問題だが)

 漫画を楽しむことに労力を向けられる人(=ヲタ)には、是非オススメしたい漫画。






04年9月3日[ネタバレ] 〜とか、色々

 『シービスケット』借りてきて見た。
 どちらかというと面白かったけど、とりたてて感想書くほどじゃないかなぁ。「ハンディキャップを持っている者こそ真に強い」みたいなテーマだと思うんだけど、その割にはデカい馬のデカい特性とかを描く訳でもないし。鞭で隣の騎手をブン殴ったりするのは笑ったけど。


 
■ 『幽白』完全版情報
 『幽白 完全版』3巻(→ Amazonのページ)・・・玄武戦途中まで
 『幽白 完全版』4巻(→ Amazonのページ)・・・垂金登場まで

 カラー表紙とおまけのチビイラストは、1・2巻のそれよか全然丁寧に描かれている。蔵馬と違って、飛影には愛着あるのかな?
 それにしても、ストーリーの区切りのいいところまでって考えは編集部にはないのね。垂金編を1話だけ入れる根性に萎え。こうなると、5巻の表紙は雪菜じゃなくて戸愚呂兄弟って気もする。しまった。


 
■ コミックス読書メモ
 『武装錬金』4巻ですよー。

 刊行ペース早いです。2ヶ月に1週休む待遇で、2ヶ月ペースでコミックス出すってのは計算があいませんね。そうなると、5巻は12月かな?
 ジャンプでは『H×H』20巻とか青年誌とかでは、直前に載ったところまでコミックスに載るってパターンが多くなっていると思う。コミックス買った読者が、続きが気になって雑誌に手を出すことを期待したり、雑誌のテンションをコミックス購入にそのまま繋げるって目的があるんだろう。まぁ、一長一短。『武装錬金』みたいに、「あぁ、ここがあのシーンの伏線になっていたのね」とか思うのも楽しいし。


 
■ ジャンプ以外の雑誌(ネタバレあり)
>桜庭コハル『みなみけ』(ヤングマガジン)
 ハルカ様の水着姿が拝めたので、もはや夏に悔いはありません。

>塀内夏子『覇王の剣』(少年マガジン)
 鷹の少年時代みたいなヤツが主人公かと思いきや、こいつが張飛かよ!三国志モノだとは知らなかったので(でも、トビラに孔明っぽい人がいるんだね)、素直に驚いた。
 何はともあれ、マガジンに楽しみな作家さんが戻ってきたよー。

>山崎さやか『はるか17』(モーニング)
 はるかすら上回るユリの急成長に驚くも、その裏にあるどろどろした感情に期待してしまう。「ざけんな」とか(心の中で)言っているし。この辺り、小さな事務所が一丸となって売り出しているはるかと、事務所の圧力で商品として売り込みにかかっているユリの対比みたいのがあるのかな?

>こしのりょう『Ns’あおい』(モーニング)
 モーニングを読んでいるほとんどの人が『ブラックジャックによろしく』のがん治療編を読んでいるとみなして、告知とか終末治療とかの問題点をすっ飛ばしている。これはこれで「2匹目のドジョウ」を超えた思い切りの良さではないだろうか? 結果的に、1話完結が奇麗にハマっているし。いつの間にか、モーニング週1組の中で1番か2番に楽しみにしている漫画になっていたよ。

>須賀原洋行『新釈 うああ哲学事典』(モーニング)
 終わってしまった。大体、丸1年くらい?
 自分の中では、『かってに改蔵』が終わったのと同じくらい寂しい。哲学の内容うんぬんよりも、それを如何に消化してコントに仕立てるのかが楽しみだった。「勉強になるか?」と言われれば、まだ『ドラゴン桜』の方が勉強になりそうだったけどね。






04年9月4日[駄文] 〜ネタがないなぁ

 どうも。ヤフオク終了5分前に高値更新されて、そのことに気付かなかった理由は夢中でエロゲーやっていたから。Qウェルです。

 今日はあんましネタがなくて、その理由はエロゲーではなくて『Jドリーム』ページの制作を本格的に始めたから。元サッカーヲタクの趣味丸出しのデータページとか作っていて、ボリュームありすぎて終わりなんか見えねえ。これは1ヶ月じゃ足りないかもなぁ・・・・・・
 新TOP絵の失敗以来、オリジナルの絵は描きたくなくて、逆にアイコン作りは好調です。『Jドリーム』の場合、眼に細い線を使うのはマイナスだと気付いた。ホント、この人の絵は線に気を使わないと・・・・・・・


 そんなこんなで、データベース作るためにパラパラめくっていたら、また韓国戦のクライマックスで泣いちゃったり。
お前、そのシーンで何度泣けば気が済むんだよって心の声がする。やっぱり、作内ベストゴールはカテナチオをブチ破った北村の反転シュートかなぁ。あんな美しいシュートを撃てるFWに成長するとは・・・・・・『飛翔編』『完全燃焼編』よりも、無印の『Jドリーム』が好きなのはこの一点かも。


 
■ 『マンハッタン・ラブストーリー』第1話
 コーナー化しようかと思ったけど、全国的な再放送でもないし、日記内のネタに留めます。ようやくビデオに録画しておいた第1話を観ました。まぁ、この段階では一風変わっただけの恋愛ドラマですね。
 
A(赤羽さん=キョンキョン)がB(ベッシー=ミッチー)に惹かれていって、Aの告白でBはニューヨーク行きを諦めるんだけど・・・・ラストシーンでBがC(千倉先生=森下愛子)に告白して―――みたいなどんでん返し。

 って、書いてもあんまし面白くないね。序盤は本筋よりも小ネタの方が面白かったように記憶してるし。赤羽さんにコーヒーを飲んでもらえなかったマスターが、泣く泣く喫茶店内にTVを設置して、土井垣の声優ネタが始まるのが第1話の見所かな。「お前はコロンボだけやっていれば良いんだよ!」とか、土井垣「ウチの・・・・細君がね」→「カミさんって言えよ!」なんかのマスターの心内ツッコミが面白い。






04年9月5日[エロゲー] 〜『Quartett!』話

 ここ数日、ちょっと真面目に自分の絵について考えていた。
 1年前は「下手なのは承知で、それをウリに」みたいなことを言えたけど、いい年齢こいてそんな言い訳しているのもどうかと本気で悩んでいた。もうちょっと“人に見せる絵”を目指して、本気で努力してみようかなぁなんて思う。

 新TOP絵の失敗は、いろんなことを自分に気付かせてくれた。
 努力が実っている部分と、努力の足りない部分。自分の絵に欠けているもの。そして、自分にとって「何故、この年齢になって絵を描き始めたのか」という命題。


 きっと、自分が生を受けて20数年。この世に何も残さず死んでいくのだとしたら、それがとても寂しいんだ。自分の中に思い浮かぶ文字・文章・葛藤・信念・イメージ・・・・・そういうものを“自分がここに生きていた証”として形に残すため、こうして日々の想いを綴ったり、欲望の赴くままに絵を描いたりするんだ。


 だから、もうちょっと・・・・・自分くらいは自分を応援してあげよう。
 そう思った秋の夜。


 
■ 『Quartett!』シャルロット・ルート
 この文脈でエロゲーの話ですか?
 いやはや、このゲームも少年少女の自分捜しの話なのですよ。素直に感動、素直に見入ってしまった。ユニ・ルートをクリアしたときも思ったけど、やはりメイの「わたしはメイ・アルジャーノだぜ?誰にも理解されなくたってかまわないよ。わたしはわたしのやりたいようにやる」のシーンがかっちょ良いなぁ。天才とは、他人の目を気にせず、自分のやれることに最大限没頭できる人間のことを言うのかも・・・・・・

 攻略本の類は読まないんで詳しいことは分からないのだけど、このゲームは前半に取捨選択した回数の多いヒロインが、後半のシナリオの本筋になるみたい。1回目のプレイ時、2番手フェチの俺は本ヒロインに見向きもせずにユニ・ルートに進んだから、今回ようやく本ヒロインの真っ当なストーリーが見れた。
 こっちの方が前半の伏線をちゃんと活かしてくれるから完成度高いけど、伏線とか設定の謎とか全部すっ飛ばしてラストにどんでん返し持ってきたユニ・ルートの方が好きかなぁ。あちらは“凡人と天才”というテーマがはっきりあったし・・・・・いや、シャル・ルートも良い話だったんだけどね。どうにも奇麗にまとまり過ぎて意外性に欠けるというか・・・・序盤からエピローグまで完璧にまとまっているのは確かなんだけど。

 
「もし、本当にみんなが幸せになれるような音楽があるなら・・・・」ということで、サントラCDを予約。楽譜とか俺には使い道ないんだけど、それでも買っちゃいます。飾ります。






04年9月6日[一蹴批判] 〜ジャンプ感想

 少年ジャンプ41号の感想(劣化版)

 今週は「デスノ、Waq Waq、アイシ、グレイマン、読みきり、銀魂、武装錬金、ぷーやん」です。はっきり言って、内容薄いです。ジャンプも、ウチの感想も。
 実験的に、感想書く時間を早めてみました。分かりやすく説明すると、今まで「ジャンプ読む→寝る→感想書く」とやっていたのを「ジャンプ読む→感想書く→寝る」に変えたって訳です。これで更新時間は早まるのですけど、感想の質は明らかに落ちますね・・・・・・時間経った方がネタも思いつくし。

 でも、今は自分のための時間を確保したいので、暫くはこんな状況でお願いします。そもそも、ウチは“いわゆるジャンプ感想サイト”ではないつもりですから。書けなくなったら、すっぱり辞めるくらいの気持ちで。皆さんもすっぱり見限るくらいの気持ちで。


 
■ 他人の日記で相撲をとる
 
友達と仲間の違い?〜中略〜
 クーに云わせると「いつでも一緒にいれるのが友達で、危険な場所でも一緒に行けるのが仲間」とのこと。



 もう度重なる引用で申し訳ないのですけど、『万泊後宴』唯さんの日記から拝借。いや、これ凄ぇ良い言葉だと思ったのですよ。ホントは略した部分にも唯さん自身の言葉で語られているので、日記自身をチェックしてください。やっぱね、あの『LADY PEARL』を作る人ですよ。言葉の一言一句が深い。


 ずっと「自分の居場所はここじゃないんだ」と思いながら生きてきたんです。どんなに騒いでいても、どんなにはしゃいでいても、ここじゃない何処かに自分が居るべきだと思っていました。
 自分は頻繁に「友達がいない」なんてネタを使うけど、それは量的な問題であって、一緒にバカやれる友達も誕生日を祝ってくれる友達もいる。その点で不満がある訳じゃない。むしろ、恵まれていると思うんだ。

 でも、自分には仲間がいなかった。志が近しいとか、連帯感があるとか、競争しあえるとか、泥を被りあえるとか・・・・そういう人は人生で出会うことがなかった。馴れ合いの関係ばかりだった。
 それはね、出会ってきた人々が悪いって訳じゃないんだよ。恥ずかしい話、この年齢になるまで「何かを一生懸命やること」に後ろ向きだったのは自分だし。そんな自分が志を曝け出すこともなかっただけの話だ。


 ―――悔しい。
 リスクを背負わず、周りだけが変わると思っていた過去の自分が悔しい。結果ばかりを気にして努力をしなかった自分が、とてつもなく悔しい。



 十代のみんな、アナタたちは何にでもなれるよ。
 いや、そりゃ“西城秀樹”とかは無理だけど。それでも、努力する時間も夢を語る時間も残されているんだよ。そうやって仲間を作らなきゃならないんだよ。人間、一人では向上できないんだよ。

 じゃ、とりあえず自分の志や信念をや夢を大声で語るところから始めよう。全てはそこから始まるんだ。じゃ、まずは俺から。



 
「中学生と、結婚したい」


 はい、次はアナタの番。


 
■ ジャンプ以外の雑誌(ネタバレ)
>藤木俊『こわしや我聞』(サンデー40号)
 サンデーで楽しみな漫画といえば、今は『結界師』『いでじゅう』『動士郎』なんだけど・・・・その次に楽しみな漫画の一つがコレ。前半で國生さん→我聞への心配がこれでもかって描かれ、それが後半裏返って我聞の「ウチの社員を泣かすんじゃねえ!」になったのがすげー爽快だった。これは、意外に化けるかもなぁ。

>小手川ゆあ『死刑囚042』(ヤングジャンプ40号)
 あー、そうか!ゆめと田嶋の話を無視して終われる訳ないよな。
 ということで、クライマックスだと思われ。大人になっていくゆめと、とうとう刑務所に送り返される田嶋―――女子高生と死刑囚なんて、これ以上ないほどに高い障壁に阻まれた関係じゃねえか。 それでも、ゆめちゃんには幸せになって欲しいなぁ・・・・・・・しみじみ。

>きたがわ翔『千夏のうた』(ヤングジャンプ40号)
 兵士を洗脳する宗教指導者―――――!!
 あまりに唐突で、驚くのも憚れる衝撃の事実。違う漫画なんじゃないかと思った。というか、未だによう分からん。何なんだ、この展開は?






04年9月8日[初期化] 〜届きました

 『恋風』『LADY PEARL』『DARK EDGE』『Quartett!』と、立て続けに上質のエンターテイメントを享受したせいか、どうにも生半可なものは受け付けなくなってきている。悪い傾向だ。「舌が肥えている」と言えば聞こえはいいけど、単に許容範囲が狭くなっただけだし。

 舌直しに『ウォーターボーイズ2』を観る。やべー、これもかなり熱い。「無責任なことを言うなよ。今日一日だけの問題じゃないんだ。これからずっと朝昼晩手伝えるのかよ」という魚屋の問いに、「俺たちにはこんなことしか出来ない・・・・でも、今日頑張れば、明日新しい考えが思いつくかも知れない」の泳吉にボロ泣き。
 未来のためじゃない、今日一緒にいる奴らのために頑張れる―――それが、仲間なんだなぁ。


 『マンハッタン・ラブストーリー』は、5話までは一度観ているせいか、それほどテンション上がらず。これって初見のインパクトが凄すぎて、2周目はどうにもなぁ・・・・・・
 今月に10巻が発売される『多重人格探偵サイコ』を読み返すか、兄貴から2ヶ月以上借りっぱなしな『ハガレン』を読むか―――でも、今の状況で読んでも、相当ハードル高いからなぁ。これを超えられるのは・・・うーん、やっぱり奥の手『キングゲイナー』に手を出すしかないか。


 
■ 届きました
 それはそうと・・・・・・


 

 ユエさんとこで通販していたデスノート合同本が届いた。ホントにリンゴ型なんだ!rngって「りんご」って意味なんだ!!合同本って、キャラが一人一人別の人が描いて合成しているって意味なんだ!
 同人誌を買ったのなんて生まれて初めてだったのだけど、クオリティ高ぇなあ。粧裕がいいなぁ・・・・ここの兄妹も、『恋風』の二人に負けないくらいイチャイチャ兄妹だよね。本編でも、もっと出番を!


 通販申し込む際に「Qウェルです」と言うべきか迷ったけど、本名も住所もバレる訳だし、不幸の手紙とか送られても困るし、内緒で押し通した。なんか、無言電話かけてるストーカーの気分だった。
 いや、でも・・・・・俺の文章ってメールも普段の日記も変わりないんで、分かる人には分かるらしい。もっと言うと、対人で話している口調とほとんど変わりないらしい。それもななんか、自分の底の浅さが見え隠れしていて嫌だな。


 
■ 旧PC、まだ机の上です
 いい加減データの移行も終わったんで、旧PCを処分しようと思った。ソフマップに売り飛ばすにしても、データの初期化くらいはせんとなぁと電源をつけてみるのだが・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・あれ?


 
PCの初期化って、どうやるんだっけ?
 『サカ猿2』始める前(3年くらい前)に一度だけ初期化をやったことがあるんだけど、全く記憶がない。そもそも、売り飛ばすのに初期化って必要なのか? どうせ、店側でデータ消去するんじゃないのか?
 でも、ファイルが復元されるのも嫌だよなぁ・・・・エロとかは構わないんだけど、『サカ猿2』時代の没アイコンとか掘り出されるが嫌だ。アレを作ってる頃は、まさか自分が何十個もアイコンを必要とする漫画サイトを作ることになるとは。






04年9月9日[あれこれ] 〜プラネテスとか

 睡魔に耐えながら、W杯1次予選インドvs日本を観る。
 2月とか3月の日本代表だったら、あれだけ攻めて点が入らなかっただけで切れてしまいそうだった・・・・・でも、やっぱりアジア杯の激戦を乗り越えたメンバー+伸二だけある。もとやんのトリッキーなヘディングパスから先制点をもぎとって、ハーフタイムへ。

 ここから、俺は“ながら”で試合観戦へ。
 『Jドリーム』アイコンにペン入れたり、データを入れたり。あ、そうそう。ようやく1ページ完成したよ。25〜6ページになる予定だから、この25〜6倍ですか? 笑えねえ。


 停電に関しては、長らくサッカーヲタをやっている人には驚くことでもなかったような。セリエとかでも1寸先が見えない霧の中やったりするし。インドなんだから、それこそ予想の範疇だったから笑っただけだった。伸二のフリーキックなんか見ると、選手もあれくらいじゃ動揺しなくなってきたんだと思うよ。


 うん・・・・・それは良いんだ。
 問題は、試合終わってへばるように眠りについて―――気付かなかったことなんだ。中継が30分延長していたことに。


 『マンハッタン・ラブストーリー』、録り逃しました。
 前半30分だけ観てもアレだし、本放送の時に観た回だし。4話はとりあえずスルーで。放送延長した時に、自動的に録画時間も延長してくれるレコーダーが欲しい。



 
■ 由さんからの御返事
>実は申し込みの時から「あ、Qウェルさんかな」って思ってました(笑)


 うそーっ!!?
 「在庫まだありますかー?」くらいの文章で見破られるとは・・・・つくづく「テキストサイトってのは15ピンのモニタケーブルを伝ってくる人間性なんだ」ってやつですよ。あ、パクリをパクっただけなんで、「Qウェル、いいこと言うなぁ・・・・」とか思わないで下さい。

 でも、えらく真実味のある御言葉・・・・俺なんかしょっちゅう
「文章から性格の悪さが滲み出ている」と言われるけど、それはしゃあない。性格の合う/合わないなんて、対面だろうがモニター越しだろうが、決してなくすことが出来ないもんだもの。だからこそ、人は他人を求める訳で――――無個性で一般的で味気ない文章なんて、俺には書けないし書きたくもない。いつも魂をすり減らし、心の叫びを文字にしているんだ。


 こういう人間性を極力減らしてシステマチックにした方が商品は売れるのだろうけど、そんなものに何の魅力を感じるのだろうか。作り手の魂・息吹・信念・・・・・・そうしたものを感じ取れたときにこそ、人は感動できると思うんだよなぁ。記号化された感動なんて必要ない!!



 
■ 『プラネテス』第8話
 「We Copy!!」

 だから、この8話。物凄く良かったです。
 『LADY PEARL』以来の自分のテーマとなっている“仲間とは?”ってストライクゾーンど真ん中に、各キャラを奇麗に動かして完璧な物語に仕上がっていた。個人的に、第1話と並んでこれまでのベスト話。

 不倫騒動から「仲間を信じられないなんて!」と言うタナベと、そんなタナベを「いつまでも学生気分で・・」と批判するクレア。デブリ課はその後、フィーが気兼ねなく管制課に移れるように団結。短所を補いながら、フィー抜きで“ゴースト”回収にあたる。案の定、失敗(笑) 
 そこを管制室からのフィーの的確な指示で持ち直し、何とか“ゴースト”の回収に成功。。あぜんとしているクレアにフィーが言った台詞が「管制課だって、デブリ回収の仲間じゃないか」 あぁ、もう感動・・・・・こうやって、地位とか所属とか確執とかを全部取っ払って「仲間だ!」って言えちゃう話が好きなんだ。震える。これぞ、作り手の魂。



 
■ ここでエロゲーの話に
 俺が何度も何度も『Quartett!』の話を語るのは、大槍葦人氏の絵が好きだってのが5割:音楽&演出の素晴らしさが3割:“仲間”がテーマだからってのが2割――――
 ちょっとネタバレになるけど、クライマックスにてカルテットの仲間の為にそれまで積み上げてきたものをかなぐり捨てれる描写がある。これはメイ達4人も、フィル達4人も。そんな時の台詞が、「俺たちはカルテットだぜ!」の一言。地位も名誉も栄光も要らない。替えのいない仲間のために全てを犠牲にしても、「だって仲間じゃないか」の一言で全てを包み込んでしまう関係。

 あぁ、これが“仲間”なんだ・・・・・・

 数日前に引用した「いつでも一緒にいれるのが友達で、危険な場所でも一緒に行けるのが仲間」という言葉の意味、単にダンジョンに入れるとかそれだけじゃなくて。ソイツの為に無茶ができるって意味でもあるのだと思う。偽善とか保身とか関係なく、今ある時間と仲間のために――






04年9月10日[駄文] 〜というか、駄文でない日はあるのか?

 最悪の時は脱したっぽいです。
 新TOP絵のことは一旦忘れ、『サカ猿2』時代のカズヤやミノルに替わるイメージキャラを1からデザインしたり。これが結構楽しい。
 そんな訳で、残念ながら現TOP絵の女のコは没になりそう・・・・・・名前だけ見て「あのキャラとの関わりが!?」とか期待していたコアなファンの方、申し訳ないです。自分にとって、『サカ猿2』のキャラは『サカ猿2』とともに止まったままなんです。あれ以上広げることは、もうなさそうです。

 『Jドリーム』アイコンの方も、ようやくノってきた。
 初期の頃作って自信喪失したアイコンを作り直したり。このままバババッと連続で作れれば良いのだけどなー。



 時間がないのに、『白詰草話』を始めたり。もう・・・5周目かな?
 5周もやったゲームなんてジャンルを問わず皆無だし、映画ですら『逆襲のシャア』くらいしかない。ほとんどの展開を覚えているのだけど、それでも新モニター&ステレオスピーカーで観る第1話には感涙。第1話だけなら、公式サイトにて無料でダウンロードできるので興味ある18歳以上の方はどうぞ。(ダウンロード→白詰草話関連ファイル→体験版をダウンロード)

 体験版・番外編ともにエロシーンはないんで、気兼ねなく白詰の世界を楽しんでくださいな。いや、マジでこれがエロゲーじゃなければなぁと思う。エロシーン要らないんで、萌えシーン増やして下せえ。



 そういや、『Quartett!』――サントラCDに飽き足らず、ビジュアルファンブックも予約しちゃった。『白詰草話』の設定資料集は、これでもかっ!て程にファンの欲しがっている情報満載だったし・・・・今回も期待。出版社、違うけど。



 
■ DVD/VIDEO視聴メモ
 『ドラッグストア・ガール』観ましたー。

 お目当ての『アイデン&ティティ』がレンタル中だったので、『ゼブラーマン』とどちらにしようか迷ってコチラに。後悔。何だかなぁ・・・・ハードルは依然高いままなのか。今なら何を観ても面白くないような気がする。



 
■ そして、『LADY PEARL』の話に
 作者である唯さんのサイトに書き込んだら、コーヒーネタで返してくれる方がいらして。その方も『LADY PEARL』のファンサイトを作っているとのことで拝見させてもらったのですが・・・・・・

 すげーっ!!なんなんだ、この人はっ!!?

 『LADY PEARLを1.41421356倍楽しむ!』さん。現実のフランスと作中の舞台を比較したり、現実の世界史と作中の年表を比較したり。で、これらがシンクロしていることすら僕は知らなかった訳で・・・・・
 以前書いた感想で“世界観がしっかりしている”なんてさしでがましいことを書いたけど、ここまでビッチリ考えていたのなら当然だ!改めて『LADY PEARL』の凄さを見せ付けられた気がする!!

 俺なんかただのファンレベルだ・・・・・上には上がいる・・・・・



 
■ ジャンプ以外の雑誌(ネタバレ)
>小田扉『団地ともお』(スピリッツ41号)
 今週の1番星。
 去る人がいて、それを忘れてしまう僕らがいて・・・・・・・それでも、覚えていてくれる人がいるんだよという話。泣いた。今思い出しても泣ける。

>江川達也『日露戦争物語』(スピリッツ41号)
 坪井すら堪えられなかった3000mの壁。それを平然と突破した東郷平八郎。彼らが1500mまで近づいた時、奇跡は起こるのか!?
 あっちー、無茶苦茶あちー。

>塀内夏子『覇王の剣』(マガジン41号)
 テンション高っぇー!
 殺伐とした古代中国をベースに、ちゃんと少年漫画やってます。三国志モノは新撰組と並んで“既存のイメージとどう折り合いをつけるのか”が鍵になるので、この張飛が読者にどう受け止められているのかが気になる。個人的には、このままの路線が読みたいんだけどなぁ・・・・

>山崎さやか『はるか17』(モーニング41号)
 どん底まで落ちたユリの復活物語。
 しかも、生い立ちが複雑で、事務所もアレだし、こうなったらユリも応援せざるをえないなぁ。ただのかませ犬だった時代は終わったのか。今後のバトルに期待大。







04年9月12日[続編考察] 〜書き始めなくて良かった

 『ちゅらさん3』と『SEED DESTNY』に絡めて、続編モノは1作目を絶対に超えられないから萎えるーみたいな話を書こうと思って、ジョギングしながら構成考えていたんだけど・・・・・・

 そういや、俺は『ウォーターボーイズ2』観てんじゃねえか。
 石原さとみに萌えてんじゃねえか。

 ダメだ・・・・・・・・俺が何を書いても説得力が・・・・・・ない。
 ということで、昨日の日記はサボりましたとさ。続編モノで1作目を超えたと言えば、劇場版『ガンダムF91』→漫画版『クロスボーンガンダム』のケースは後者が前者を上回ったレアなケース。作画家も媒体もノリも発表時期も異なっているんで、一概に比較は出来ないけど。トビア燃え。ザビーネの壊れっぷりが激しく面白い。



 
■ 突発企画!こんな続編なら観たい!・・・・かも
 『SLAM DUNK2』
→ 桜木のリハビリ生活を延々と描く話(そりゃ『リアル』だ)
 『幽遊白書2』
→ 不況の中、ラーメン屋で一山あてて大もうけする幽助の話
 『幽遊白書2〜桑原ver.〜』
→ 見事に骸工大に進学した桑原が一流のエンジニアを目指す話
 『DRAGON BALL2』
→ 超サイヤ人10の出現、ナッパやクリリンの超サイヤ人化、悟飯・ベジータ・パン・デンデ・ピッコロ・ミスターサタン・悟天・トランクスがフュージョンしてゴハベジパンデンピッコロサタゴテンクスになる話。
 ※ って、全部ドラゴンボールAFのネタじゃねえか・・・・・・
 『シャーマンキング2』
→ 温泉女将の話(ハオ戦は続編でもスルーされる)
 『Vガンダム2』
→ V2ガンダムと間違われがちな話。
 『いちご100%2』
→ 同じ内容を青年誌で描き直すだけ。






04年9月13日[漫画紹介] 〜『鋼の錬金術師』

「村上かつらの短編集なんて出ませんよ。ファンタジーやメルヘンじゃないんですから」

 この台詞、誰のものか思い出せず必死にネットで検索してしまった。ジョジョパロって至るところで使われすぎて、一般的な言葉なのかと勘違いすることが多々。
 ジョジョ関係ない。ファンですら「不可能」と諦めていた村上かつらの短編集がとうとう発売。俺は『サユリ1号』以降にファンになったので、それ以前の作品が読めるのは嬉しい。『純粋あげ工場』は入らないのかな。




 
■ ジャンプ感想
 少年ジャンプ42号の感想(劣化版)

 今週は「アイシ、ワンピ、Waq Waq、デスノ、読みきり、銀魂、武装錬金、代原」というラインナップ。感想書く漫画が固定されてきた気もする。それでも、今週は楽しく書けた。量がスリムになっているのは、だらだらと書きたくないからです。俺が悪いんじゃない。1日が24時間しかないのが悪いんだ。




 
■ 漫画紹介
 『鋼の錬金術師』1〜7巻(→ Amazonの紹介ページ

 一応書いておくけど、現在は8巻まで発売してます。ただ、手元にないだけ。数ヶ月前、アニメ化→大ブームの中でスクエニのミニ株を持っている兄貴に「『ハガレン』ヒットで儲かってるー?」と訊いたのが最初。興味を持った兄貴が当時出ていた7巻までを大人買いし、「あ、なんか俺にはあわないわ。お前、読むなら貸してやる」と我が家に来たのです。8巻以降は自力で買えってことですか??

 ウチで取り上げるほどもないほど有名な作品だけど、良い感じに世間的な熱も冷めてきたので今更ながら。あ、アニメはほとんど観てないので、その辺ツッコまれても知りません。俺にとって4クールのアニメは長すぎです。
 さて、お話。物体を理解・分解・再構築する錬金術師の話だけど、作者さん自身も仰っているようにトンデモ錬金術=魔法みたいな解釈で困ることはないです。ただし、等価交換・質量保存の法則・魂の練成などなど独特のカッチョ良いルールがポイントです。錬金術といえども、世界の法則には逆らえない―――みたいなバッグボーンがあって、とってつけた超能力マンガとは一線を置いている感じ。
 主人公エドワード・エルリックは錬金術師のルールを破り、死んだ母親を復活させようとして失敗。自身の左足と右腕、弟の全身を失い、これを取り戻すために“賢者の石”を探す旅に出る。国家錬金術師なる資格を取り、軍人の協力を得て“石”を探すのだが、その軍隊を巻き込んだ不穏な事件が各地で起こり―――エルリック兄弟もこれに巻き込まれていくのであった。

 とまぁ、こんな話。売れるだけあって、売れそうな要素がバシバシ盛り込まれている。国家資格を持った主人公とか、軍隊にいながらそのカテゴリーに縛られないカッチョいい上司とか、整備士がヒロインとか。各ポイントにそれぞれキャラを配置して、それらを上手く動かしているんでキャラ人気も出るのが納得。個人的に、野心に満ちたロイ・マスタングとリザ・ホークアイのコンビが好き。
 でも、それだけのマンガじゃない。ここからが重要。マンガが上手いとはこういうことだ!ってネーム力こそが、この作者の凄いところだと思うのだ。ネーム力なんてヲタくさいことをほざくのもアレなんで言い換えると、構成・コマ割・アングル・引きの上手さというか。もっとヲタくせえ。
 要は、自分の絵の特性を理解して、それを上手くマンガに仕立てる技術に優れているということだ。絵も上手い。でも、それを使いこなす演出力はもっと凄い。もう芸術的な域であるほどに。

 見せゴマはしっかりと見せれるし、カッチョ良いシーンはしっかりカッチョ良いし、ギャグはちゃんとギャグになっている。作者の言いたいことをほぼ100%読者に伝えられるからこそ、キャラ人気だって出るのだと思う。良いシーンが良いのだと思う。これらを活かしきった3〜4巻の兄弟話は最高。生まれ持った漫画センスなのか、漫画ヲタゆえの自己研究のたまものなのか。多分、後者なのだろうなぁ〜。


 でも、細かい不満点がいっぱいあるのも確か。
 4巻までは確かに名作ペースで話が進むのだが、そこまで広げきった風呂敷をたたまないまま新しい風呂敷を広げる一方的な展開。次から次へと新しい敵みたいのが出てきて、そのまま散らばっていくというか。この話、本当に決着つくのかって不安要素も。まぁ、20巻30巻も続けていくつもりなら仕方ないか・・・・・・個人的に10巻超えると急激に萎えちゃう天性の飽きっぽさを持っているので、4巻までのペースで話をまとめてくれたならと思わざるを得ない。

 それと、「軍の狗」に成り下がったエドの心中を描くなら、軍に服従させられるシーンを早めに描いておくべきだったんじゃないかなぁ。7巻までの話だと、軍がひたすら楽しそうだもん。エド、良い暮らししてるなぁって。それを裏返すシーンが今後描かれるとしても、やっぱり初期に入れて欲しかった。これは個人的な趣味で。


 良い意味でも悪い意味でも、漫画ヲタが作った漫画ヲタに売れるために作ったような作品。バブル気味なブームが一時的なファンとアンチを生んだりしてるけど、数年経って落ち着いたときにも、漫画ヲタだけはブーム前と変わらずに愛している作品なんじゃないかなぁ。俺としては、「ブームのうちに完結させろよ」と言いたいのだけど。




 
■ ジャンプ以外の雑誌(ネタバレ)
>藤木俊『こわしや我聞』(サンデー41号)
 國生さん、兄嫁計画!!
 なんかもう、何をやってもやられても國生さんは絵になるなぁ・・・と前半でほのぼのさせといて、後半に悪の組織みたいのが出てきた。大企業vs零細企業という構図? やっぱり、どんどん化けていく漫画だ。

>小手川ゆあ『死刑囚042』(ヤングジャンプ41号)
 行動とは理由とか目的を伴うことが全てじゃなく、“今できること”を必死に行うことだけでも大切なんだよ。周囲を勇気付けていくのって、そういう日々の行動なんだよって話。
 
満点。あぁ、もう何て素晴らしい話を描くんだ!泣いたよ、悪いかよ、泣きまくりだよ!椎名の花が田嶋を勇気付け、田嶋の花がゆめを勇気付ける。「それって、とても凄いことだよ」 何かを求める行動じゃない。でも、色んなモノを与えてくれる人がいるから頑張れるのだし、色んなモノを与えたい人がいるから頑張れる。この漫画の人たちって、そうした優しい世界で生きているんだ・・・・・・・・


 今思い出しても、まだ泣ける。
 先週末は苦悩とか葛藤とかあった苦しい時期で、「俺はこの先どうなるんだろうなー」と漠然として不安に押しつぶされていた。真っ当な道を歩みたいなら、まずサイト作りを辞めること。そんなこと分かっている。自分の今の行動が、直接未来を切り開くとは思えない・・・・・
 でも、笑顔でCDデビューを断ったゆめを見て、ちょっと元気になってきた。行動の全てが未来に繋がる必要はないんだ。こうして俺が必死に生きている様子を見て、誰かを勇気付けることが出来るなら・・・・それだけで俺が生きている価値はあるんだ。多分。

 まだまだ退場は出来ない。
 俺には未だ『漫結』でやるべきことが残っている。






04年9月14日[考察] 〜能力系漫画.1

 予告どおり、『ちゅらさん3』はスルー。
 単にジャンプ感想が長引いて観れなかっただけなんだけどね。

 前作が面白かったからといって、安易に続編を観ようと思えないのが本音なのだ。世間一般と違って『SEED』を楽しめた自分も、続編はどうしようか悩んでいる最中。わざわざ週30分費やして観るかなぁ・・
 逆に、興味がわいてくるのが『ジパング』(公式サイト)と『げんしけん』(公式サイト)の2つ。どちらも連載初期は読んでいなかったので、素直に楽しみ。つーか、『げんしけん』のキャストは豪華だよなぁ。一部地域でしか放送できないのが残念!!



 
■ そういや、
 週末『ハガレン』一気読みして、週明けにいとうみきおの読みきり読んだせいか―――いとうみきおの『グラナダ』って、まんま『ハガレン』だったことに気付いた。あの当時は『ハガレン』の存在も知らんかったので気付かなかった・・・・・・・
 1.分子分解
 2.主人公2人の性格付け
 3.壮絶な過去編
 『グラナダ』の連載当時、『ハガレン』の過去編がどこまで明らかになっていたかは知らんのだけど、『グラナダ』最大の失敗は過去編を1クール後半に置いたこと。最初から過去編やっていれば、少なくとも1クール打ち切りはなかったんじゃないかなぁ・・・・

 和月組だけの傾向じゃないと思うけど、過去編を切り札として使う漫画って多くない? ちょっと、安易な選択過ぎてどうかと思う。“過去”というのはあくまで設定であって、わざわざ時間軸ずらしてまで数話かけて描くのはリスキーだと思うんだよ。人気が、という意味でなくて、質が、という意味で。
 キャラクターの描写をきちっとしていれば、わざわざ過去編なんざやらなくても読者には伝わるはず。それができないってことは、回想シーンだけでは描けない程度の構成力だと自分で証明しちゃっているようなもんじゃないか。それだったら、いっそのこと過去編を最初にもってくれば良いじゃん。


 何が言いたいのかって?
 俺だって分からん。



 
■ 能力系漫画・考察
 ウチにリンクしてくださっている『ガッシュ’s&外伝』で、なんだかオモシローなことをやっていらっしゃるので御手伝い企画。横行する一芸バトル漫画系の、水・氷・火・雷・爆発の属性攻撃キャラをまとめる企画っぽい。(その他→能力系のコーナーね)

 超能力漫画に関しては、色々と考察の余地がありそう。上記サイトではジョジョ系スタンドバトルに限定しているけど、筒井康隆の『七瀬』(漫画版は山崎さやか『NANASE』)みたいなテレパス作品とかをまとめるのも面白そう。“日常世界の中の異能力”という点で絞り込めば、『寄生獣』だって『白詰草話』だって該当するし。

<能力系漫画カテゴリー分け>
1.『ジョジョ』『H×H』系・超能力バトル漫画。AというキャラがBという能力を持ち、他のキャラがどんなに努力してもBという能力は得られないのが特徴。
※ 『ドラゴンボ−ル』の類は入らない。あれは、修行次第で皆がかめはめ波を撃てるので。

2.1の発展系で、Aというキャラ=Bという特技という漫画。代表的なのは『テニプリ』。山ほどキャラを出しても、禄に性格付けをせんで特技だけ考えれば良い。キャラ漫画がブームになる前から存在はしていた(例.菊丸=分身する人)

3.『ジョジョ』以前からある、いわゆる超能力系の話。テレパシーから変身ヒーローまで幅広く、コメディからリアルまで様々な切り口が試されている。人間の歪んだ部分を見ることができる山本英夫『ホムンクルス』とか、守護霊と話が出来る小手川ゆあ『ARCANA』とか。


 1の分野は『ガッシュ’s&外伝』さんに任せるとして、ウチとしては3をやってみようかなぁ。時間があれば・・・・それこそ膨大な量のデータベースになるし。
 で、ウチにある漫画で『ガッシュ’s&外伝』さんで取り上げられてなかったのを↓に3つほどピックアップしてみました。勝手に持ってっちゃって下さいな。『封神』は、実は近い将来『漫結』で取り上げる予定の作品・・・・だったのだけど、『Jドリーム』で長編漫画はウンザリしているので『サクラテツ』にしようか迷っている。

<私信>
 そういや、氷系・凍矢の「魔笛霰弾射」―――コンペイトウを吹き付けるってのはネタですよ・・・(笑) 本来は、“コンペイトウ状の氷の弾丸を吹き付ける”だと思います。僕は「暗黒武術会編で最弱キャラは凍矢」説を唱えているので、あんな風に書いているだけです。。


藤崎竜『封神演義』
<水>
 高友乾(混元珠)
 聞仲の部下・九竜島の四聖の一人。
 金鰲列島の下の海に片割れが浮かんでいるので、そこから大量の海水を呼び出す。津波を起こしたり、水のバリアを張ったり。

 ナタク←漢字変換できず(混天綾)
 ナタクの腰布。水を振動させ、ある程度なら操ることができる

 竜吉公主(霧露乾坤網)
 浮かんでいる水の塊から大量の水を出して操る。槍のように敵に突き刺すだけではなく、薄い水の壁で自身の体を守ることもできる。まさに攻防一体。恐ろしく強いのだが、仙人界でしか暮らせないという哀しい存在でもあった。美人。

<火>
 陳桐→太公望→黄天化(火竜ヒョウ←漢字変換できず)
 火竜の息を鍛えてできた宝貝。その炎は岩をも融かす。ブーメランのように投げつけ、その不規則な軌跡に炎の壁が生まれる。使うのが難しいためか、持ち主を転々とした。

 劉環(火鴉壺)
 溶岩状の火の鳥を操る宝貝。物凄い迫力だが、よりによって相性最悪の竜吉公主が相手だったので瞬殺された。

<雷>
 申公豹(雷公鞭)
 最強の宝貝で、7つしかないスーパー宝貝の一つ。
 最強すぎて出番がほとんどない・・・・・・莫大なエネルギーの雷を操り、その威力は通天砲の倍以上という無茶苦茶っぷり。

 雷震子(天騒翼)
 変人・雲中子のふしぎな杏を食べたことにより生えてきた羽。雷と風を発生させることが出来る。

<氷>
 袁天君(寒氷陣)
 空間内にのみ、氷を自由に操ることが出来る。氷の固まりだけでなく、吹雪を起こすことも。強いはずなのに、自然系相手には滅法強い普賢真人が相手だったので、あっさり敗北。

<爆発>
 姚天君(落魂陣)
 空間内にのみ、呪符を自由に操ることが出来る。魂魄を消し飛ばす落魂の呪符と、触れたものを爆発させる破壊の呪符。爆発の威力は、土の壁を破壊できるが韋護に「何のこれしき」と言われる程度。


 ※ 普賢真人(太極符印)
 本来は元素を操る宝貝なので、爆発を起こす訳ではないが・・・・袁天君戦で、“少年漫画史上初めて単独で核爆発を使ったキャラ”なので。


皆川亮二『ARMS』
<火>
 高槻涼(ジャバウォック)
 厳密に言えばジャバウォックが操るのは火ではないが、↓と対比させてこう呼ばれる。反核子からなる原子核と、陽電子から構成される原子によって組み立てられた反物質を生み出すことができる。この反物質1gが20kt分の原子爆弾に相当するがゆえに、全てを燃やし尽くすARMSと呼ばれる。

<氷>
 黒いアリス(バンダースナッチ)
 別名“氷の女王” アル曰く、ナノマシン分布型のARMS。
 接触した物質の組成を変え、大気中の窒素を液化させる。液体窒素は大気から熱エネルギーを奪うので、理論上では−196度までの極低温を生み出すことが出来る。まさに最強のARMS。


冨樫義博『レベルE』
<水>
 清水良樹(カラーレンジャー青)
 ・バトルウォーター・・・喉を潤す。無味無臭。
 ・バトルポカリ・・・喉を潤す。栄養補給。
 ・蛙ぴょこぴょこみぴょこぴょこ あわせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ(を正確に2.5秒以内に叫ばなければならない)・・・水の中で24時間生活できる

<火>
 赤川太陽(カラーレンジャー赤)
 ・バトルマッチ・・・小さな炎。すぐ消える。
 ・バトルライター・・・小さな炎。マッチより長持ち。
 ・リルボム・・・赤川曰く、「戦闘向け」の能力。離れた対象物に爆発をぶつける?
 ・バスガスバクハツバスガスバクハツバスガスバクハツ・・・不明(笑)






04年9月15日[駄文] 〜マジメな話が続くなぁ・・・

 小日向文世の演技は、相変わらず涎モノだ。
 個人的に小日向文世で泣いたのは、『木更津キャッツアイ』の和田アキコのモノマネシーン。息子の命が残り少ないことを知りながら、それをバレないように明るくモノマネの準備をする小日向。もう、これ以上ないほど“泣ける”シーンなのに、和田アキコメイクの小日向が画面にアップになると噴き出してしまう。俺がクドカンの天才っぷりにに惚れた日。


 
■ ウォーターボーイズ話でもういっちょ
 ちょっと前の伊集院光のラジオに、映画『ウォーターボーイズ』の監督:矢口史靖さんが出演していて―――新作『スウィングガールズ』のプロモーションも兼ねているのだろうけど、映画監督としてのスタンスは感想サイトとしてなかなか勉強になった。

・ 映画を紹介する記事なんかで「なんでここまで書くんだよ!」と思うことがしょっちゅうある。
・ 監督としての先入観を捨てて欲しいので、エンドクレジットから監督の名前を消したい。
・ デビュー作『裸足のピクニック』のヒロインは、ヒロイン役を決めなければならない当日に入ったドトールコーヒーの店員をナンパして決めた。
・ 役者に役作りなんかを必死にやられたくない。「僕なんかで良いんすか?」みたいな人が理想だ。
・ 映画『ウォーターボーイズ』は、他のスポ根と違って勝敗を決めないものを目指した。
・ ベタなものを避けるのは辞めた。皆が求めるベタな部分を押さえつつ、そんなシーンでも緊張感を保とうとしている。


 特にラスト2つ。
 前者は「ドラッグストア・ガール」に感じた違和感(というより、故意的に演出されているのだとおもうけど)、後者は王道と異端の話作りについて。思うに、全てが“予想も出来ない怒涛の展開”だと誰も楽しめないんだよね。だから、ベタな部分をどうやって絡めてくるのかが肝要である訳で。それを“ありきたり”“パクリ”と言っちゃうのは早計かなぁと。

 とにかく、『スウィングガールズ』が観たいなぁ。
 何処かにチケット落ちてないかなぁ・・・・とか、馬鹿なことを言っていたら、昨日親父がシイタケの生えた原木を拾ってきた。えーっと・・・・



 
■ ここは藤崎竜ファンサイトですか?
 連日、藤崎漫画の話題。『Waq Waq』に出てくる賢者ヨキ様が、初期読みきり『TIGHT ROPE』(WORLDS収録)に出てくる賢者ヨオキのリメイクキャラだというKTRさんの指摘を読んで、本棚の奥から『WORLDS』引っ張り出してきた。
 なるほど、『Waq Waq』の世界観自体が『TIGHT ROPE』のソレに無茶苦茶似ている。いろんな感想サイトさんで、「黒い血をした人間とは結局は機械なんじゃないの?」と言われていた理由もこの辺かな。逆に、初期藤崎漫画に思い入れがない若年層には「よくわかんね」と言われる所以もここか。

 『TIGHT ROPE』は、人間が管理者とよばれる機械(のような存在)を作り上げ、それに自分たちを管理させる話。でも、そこから脱却したくて逃げ出した管理者が出てきて、管理されることでしか生きられない人間たちが失った「自由」という感情を手に入れていくんだよーってラスト。なんか、手塚漫画に似たのがあったような。
 この漫画のラストシーン、賢者ヨオキのモノローグで締めるんだけど―――
「我々人間は神によって造られ、神の定めた運命のとおり生きる。だが、その人間の造ったもの(=主人公である管理者)には神は運命を定めない。そのおまえ達の力で、人類の運命を変えてくれ。私はそのためにおまえ達を利用する」 うーん、『Waq Waq』のヨキ様の根底にも似たようなものがあると見た。つまり、神と呼ばれる女のコを連れて来た“黒い影”を打倒しようとするポジションなんじゃないかな。


 藤崎漫画は、『封神演義』も『サクラテツ』も、この“運命を作り上げる存在”への抵抗の話だからね。運命なんか関係ない、自分の意志が大事なんだよーみたいな。
 『TIGHT ROPE』続編のプロットみたいのがあとがきに載っているのだけど、ここで“膨大すぎる記憶を持つ管理者”“賢者ヨキの目的”みたいなのを語るつもりだったけど、別のマンガに使えそうなんで種明かしはしないとか書いてあるな。『封神演義』ラストのことかと思ったけど、ひょっとしたら『Waq Waq』にも絡むのか? だとすると、今作が藤崎漫画の集大成なのかも知れない・・・・・・・・






04年9月16日[便乗企画] 〜泣けた漫画

 久々にサッカーでも観ようと、アイコン作りながら深夜TVをつける。試合内容はオモシローだったのだけど、今季からフジの解説陣(?)に加わったダバディがうるさくて閉口。「今のシュ−トは○○年の××vs△△の■■を彷彿とさせますねー」とか、マジどうでもいい感想をダラダラダラダラと・・・・・・・・

 何故、民放のサッカー中継は音を絶え間なく流したがるのか。
 スタジアムの歓声、ボールを蹴る音、ベンチからの怒鳴り声・・・それらの生の音を流すだけでエンターテイメントとして成り立つんだとは思わないのだろうか。


 もうダメだ。今季はなるべくサッカー観ようと思ったけど、出足からずっこけた。いいよ、俺は『Jドリーム』でガマンするよ。『Jドリーム』ページ、全然完成しないよ。これは9月いっぱいで終わるのだろうか・・・・




>メルフォレス
 小日向さんで泣いている人が他にもいた!!
 嬉しいです。僕は友達4人であの回を観たことがあって、すげーしんみりしてるのにどうしても笑わざるを得なくて。「笑わされて悔しい!」って皆言ってました。あんな経験は最初で最後です。



 「泣ける話」と言えば、『ジャンプ妄想局』さんで「泣けた漫画」特集で投稿を募集してます(直リンはこっち) 僕も目下毎日(義務で)読んでいる『Jドリーム』を投稿してきました。ドーハでの韓国戦は、激泣きです。あのシーンを開いただけで泣けます。この漫画、もし日本代表がアメリカW杯に出場して、全14巻で完結していたら・・・・・・文句なしで他人に薦められるのになぁ。全32冊は、ちょっと長すぎ。
 しかし、自分以外にも漫画で泣いている人がいて安心ですよ。読んだことある漫画は、大抵「あっ!そこは俺も泣いた!」ってのばっかり。良かった、自分だけじゃなかったんだ。シーザーとかポップ覚醒とか「ドラえもん、僕勝ったよ」とか「さよなら望ちゃん・・・」とか。『うしとら』と『俺フィー』は恥ずかしながら未読。サンデーは完結まで長いから、手出しにくいんだよなぁ・・・・・・



 
■ そんな訳で、自分的「泣けたシーン」ベスト5!
 メジャー・マイナー関係なく、これまでに号泣したシーンを思い出してみようと。電車の中で泣いたり、日記書きながら泣いたり、思い出して泣いたり、そんなんばっか。



 5位:「まだだ!あきらめるな、先輩!!」
 ―――『武装錬金』4巻・武藤カズキ
 いや、これは歴代漫画の中でも上位に入るでしょ。1話の中で二転三転させ、『るろ剣』追憶編を思わせる哀しいラストに、主人公の意志だけがそれを脱却させる名シーン。演出・構成・心情描写、全てがパーフェクト。
 『武装錬金』はこれ以外にも泣きシーンが満載。「顔が見えなくたって・・・」とか、「嗚呼―――俺の名前」とか、「さようなら、ブラボー」とか。



 4位:「・・・わかってくれるか。許して、くれるか」
 ―――『Jドリーム』13巻・本郷剛
 『妄想局』さんにも送ったドーハでの韓国戦。その前の「・・・玉砕はだめだ、本郷さん。10人で・・・残される者の身になってくれ」の富永の台詞から、家族を捨ててまで追いかけてきたものが分かった本郷の、最後のオフサイドトラップ。「それでも、サッカーが大好きで・・・」

 涙なしでは読むことが出来ない1話。つか、今もまた泣いた。



 3位:「―――ああ まだ、恋をしている。」
 ―――『最終兵器彼女』3巻・ちせ
 展望台で一人シュウジを想うシーンから、「さっきまで何度も何度も胸の中で練習したセリフの最初の一行しか・・・」、「涙は勝手に出てくるんだ・・・胸の傷は、まだ人間の部分がある証拠なんだ・・・!」まで。もう、この巻は最初から最後まで切ない。台詞回し、演出が最高。
 でも、この後、高橋先生自身がぶっ壊れて話が無茶苦茶な方向に行くのも、別の意味で切ない・・・・・・



 2位:「オレは、いろんな人のいろんな愛情に気づかないで、呑気に17年間過ごしてきたよ。裕美子さん」
 ―――『G戦場へブンズドア』3巻・堺田町蔵
 最終話の都先生も素晴らしいけど、“泣き”というならコッチ。
 点はいつしか線になる。「この手を使って生きていくしかないのに、この手がある限りは、大事な人まで傷つけちゃうんだよね」 それでも、人に前を向かせる漫画が描けるのか。

 言語化不可能。手元に2千円ある人は、とにかく読んでくれ。全ての漫画を愛する人に捧げたい一作。



 1位:「もし運良く生き延びて戦争が終わったらさ、必ずこのコロニーに帰ってくるよ。会いに来る。約束だ」
 ―――『ガンダム0080』最終話:バーナード・ワイズマン
 もう、これを入れずして何を入れる。最高。一コだけ映像作品で卑怯だとか、そんなチッポケなことを言うな。詳しいことも言いたくない。とにかく、小銭握り締めてビデオ屋に行って、全巻レンタルしてくれ。

 この作品も、腐るほど観返して、決まって最後で号泣してしまう。ガンダムにもメカにも興味なくていいから、単純に反戦ドラマとして観て欲しい。いや、マジで『Z』とか『W』とかを観るんなら、こっち観ろって。






04年9月17日[通販] 〜明日ジャンプ感想できるかな

 最寄のビデオ屋に『イノセンス』置いてなかったんだけど、あれ?レンタル開始って15日じゃなかったっけ・・・・・・・・まさか、幾らなんでも入荷0なんてことがありえるのか。

 『アイデン&ティティ』はイマイチ。書きたくなるほどの感想は思いつかなかった。仲間内でロックを目指していく話かと思いきや、“自己を保つには他人(女)が必要なんだよ”みたいな話になっちゃって。結局、女なのかよ!って。音楽も演出も良かったとは思うんだけどねー。セックスでしか自己を保てないって話はどうにも好きになれない・・・・・



 これで、映画レンタル3連続失敗。
 サイト本公開の件もあるし、しばらくは映画鑑賞辞めとくかな。自分内ハードルがどんどん上がってきて、生半可なものには心動かされなくなっちゃって。視野、狭くなっている。どうすれば戻るのだろうか・・・・



 
■ ネットショッピングあれこれ
 来ましたよー!
 

 『Quartett!』のサントラCD!!
 なんつー美麗なジャケットでしょう。あまりの鮮やかさと大きさに、部屋に置き場がありませんよ。僕にゃ使い道のない楽譜、どうしよう。カルテットなんだから、そうか4パートなんだな。“カルテット”と聞いて、“ヴェルディカルテット”が一番最初に思いつくオレは末期だ。

 で、CD本編。あれ、聴いたことない曲が入っている??
 まさか・・・・・未達のルートのエンディング曲とか。そりゃ、通常ルートしかクリアしてないもんね。ビジュアルファンブックも、この分じゃ買っておきながら開けないってことになりかねん。



 とまぁ、↑はAmazonでの購入なんですが―――スポンサーに媚を売りたい訳でもないのだけど、やはり地元で買うのに抵抗あるものはほとんどAmazon頼みです。あと、地元に置いてないマイナーな本も。
 村上かつら短編集は地元には入りそうにないんで、Amazonで予約しちゃおうか悩み中。1500円以上は送料無料になるので、この機会に買いそびれていた漫画も注文しちゃおうかなぁ〜。欲しい漫画に想いを馳せるだけで幸せな日々・・・・・・



 ■ 引き続き、ネットショッピングあれこれ
 

 うすた京介・全作品を古本市場で購入。
 別に俺が好きなんじゃなくて、ウチの母がうすた京介の漫画が好きで、最近ちょっと体調崩している彼女にプレゼントがてらに買っちゃいました。ちょっとした美談です。
 送料・消費税こみで3800円・・・・高いのか低いのか分からんのだけど、これより1冊(ジャガーの最新刊)が少ないセットをヤフオクで競り落とそうとして、2900円くらいまで出そうとして競り負けた。でも、ヤフオクの場合は送料が600円〜800円くらいかかるのが普通なので、仮に3000円で落としても3600円〜3800円くらい。これに、振込手数料がかかる(ぱるるなら130円)

 つまり、漫画の全巻セット購入の場合はヤフオク<古本市場というケースも多いってことか。もちろん単純に言えないケースも多いし、そもそもマイナー漫画は古本市場に入らないことも。メジャーな漫画全巻揃えるケースの場合も、手間隙なんかを考えて自分にあったケースを見つける必要があるんじゃないかな。足でブックオフまわって探すというのも、一つの答えだと思うし。


 それはそうと、ちょっと前に掲示板でも話していたんだけど―――『白詰草話』ドリキャス版を入手してもうた。18禁PCゲーム→一般ゲームと移植したケースを調べて、少年漫画と青年漫画の違いみたいな考察に降りていこうかなーと思って。ウチのサイト、随分と低年齢層の方も観ていらっしゃるらしく、「青年誌は読むの抵抗あるんです・・・」という人もいるんですよね。そういう方に薦められる青年漫画/薦められない青年漫画を考えるのも面白そうだなぁ・・・って。

 でも、ドリキャス本体持ってないんですよね。ヤフオクで手ごろなのを探しているんだけど、ソフトが数本ついてくるとか言われて。いや、要らんよ!今更『シェンムー2』とかやりたくないし!内容は『ゲーム保管倉庫』で全部観たし!!(それが原因で閉鎖したのか、あのサイト・・・好きだったのに)



>メルフォレス
 お役に立ててどうもです。風、結構いますね。僕は全然思いつかなかったですよ。ワムウとか、そういや風使いだった!!
 よくよく考えてみると、僕の中での“風使い=味方”って構図のきっかけは『MADARA赤』という漫画でした。リストに加えたいから教えてーって場合は、また連絡くれると助かります。自分としても、久々にこの漫画を読み返したくなったし。




 
■ ジャンプ以外の雑誌(ネタバレ)
>中原裕『ラストイニング』(スピリッツ42号)
 まさか作品内で“あだち充かよ”なんてツッコミが入るとは・・・・
 今週の『デスノート』読んで思ったけど、ミサミサと詩織ちゃんって似ている。表情の動かし方とか、ツッコミ方とか。そして、どちらも男に相手にされてない。てゆうか、詩織ちゃんの「何、このドキドキした感じ・・」ってセリフはそういう意味だったのかよ。

>石田衣良&海埜ゆうこ『4TEEN』(スピリッツ42号)
 え―――っ、次週が最終回!??
 山場なく終わっちゃったなぁ。ダイの事件の頃が最高潮で、その後はどんどん尻つぼみになっていった印象。原作通りの展開だから仕方ないとか。勿体無い、もうちょっと漫画としての構成を考えて欲しかった。

>稲光伸二『出るトコ出ましょ!』(スピリッツ42号)
 亀井さん、解雇!!
 そりゃそうだ・・・・捨ての事件かと思いきや、なかなか重要な展開だったぽい。数週間前の後藤田さんの「あのコ、意外に向いているかも・・・」というセリフが今後の伏線になるんだろうな・・・・・誠意が伝わって、みたいな。ベタだ・・・・・・・

>田辺イエロウ『結界師』(サンデー42号)
 三重結界に燃える!!

>高野洋『国境を駆ける医師イコマ』(ヤングジャンプ42号)
 上半身だけを吹っ飛ばす地雷・・・・・・
 皮肉なことに、この漫画のおかげで地雷には詳しくなった。次から次へと悲惨な展開で、責任追及が始まる・・・・・これが戦争の傷痕なんだ。誰も得をせず、人が死に、人が罰せられる理不尽さ。つらい。

>こしのりょう『Ns’あおい』(モーニング42号)
 今週一番震えたのは、この漫画の心臓マッサージのシーンでした。なるほど、こういう出会いがあったから、あおいみたいなナースが生まれた訳ね。病院のシーンはひたすら哀しいのだけど、そこから現代へと時間が戻って救われた。あんなことがあっても、前向きにナースになったあおいを見ると。

 ちなみに、数年も会っていない父親ってのは伏線??
 そんなベタな展開は見たくないかなぁ。






04年9月18日[一蹴批判] 〜ジャンプ感想

 少年ジャンプ43号の感想(劣化版)

 今週は「銀魂、ワンピ、デスノ、Waq Waq、アイシ、こち亀、ゲドー、ジャガー」です。土曜発売でも『H×H』不在・・・・・・舐めてんのか、編集部。こんな事態、『幽白完全版』出すと決まった時点で予想できただろ。連載枠、一つ余分にするとかさー。

 文句言っても始まらないので、歯磨いて寝る。




>メルフォレス
 大塚英志/田島昭宇『MADARA赤』
 風使い:レラ=カムイ
 かつてフダラク中に存在していた漂泊民の最後の生き残り。大陸が赤砂(ラサ)に覆われ砂漠化たため、定住する場所を持たない風使いは獲物を失い、絶滅寸前にまで陥った。
 彼らは群れをなさず、3〜4歳頃の子どもに風使いの術を教えると、砂漠に子どもを置き去りにして去っていく。そうして独りになったレラは、同じような孤児であるムーと出会うことに。最初は砂を飛ばすくらいの風しか起こせなかったが、ラストには門(ゲート)を押さえ込むほどの風に。また、嵐などの天候をよむことも出来る。


 すげー古い漫画ですが、現在『多重人格探偵サイコ』描いているコンビの漫画です。オススメはしません、マダラシリーズ自体は未完ですから。小学生の頃に読んだ記憶なんで曖昧な部分が多い・・・・・
 続編『ギルガメシュ・サーガ』に娘が登場するのだけど。設定資料集によれば「母譲りの力は、一つの砂漠を吹き飛ばすほど」って書いてあります。母娘どちらにもそんなシーンはありません、活躍自体してません(笑)






04年9月19日[漫画紹介] 〜『マサルさん』

 「無理して書くなら、ジャンプ感想やめれば良いじゃん」と言われた。
 うん、自分でもずっとそう思っていた・・・・・・・・・よくよく見ると、来週も『武装錬金』『H×H』休みだし。その皺寄せが全部大亜門に向かってるし。通常の読みきり業務と代原を同時にこなす男:大亜門!!

 いや、テンション上げてる場合じゃねえ。



 ということで、アンケートとります。『サカ猿2』時代にも使った、アクセス解析を使ったヘタレアンケートです。テーマは「このままジャンプ感想続けるべきか否か」 片方を一回だけクリックしてください。数回押されてもこっちで調べられるだけなんで、僕が鬱になるだけです。

 A.ジャンプ感想続けて欲しい人はコチラ
 B.ジャンプ感想辞めてもいいよって人はコチラ

 僕個人としては、半々です。続けると得られる楽しさもあり、辞めると得られる時間もあります。「対談形式に戻してくれ」って人も、要望が多ければ考えるんで、今のところ「続けて」を選んでくださいな。もう何にでもなれって感じです。だから、僕に気遣うことなく、本音で選択してくれるとありがたいです。


 来週末まで残しておくので、今日決められない人は明日にでも。。
 「サイト自体辞めちゃえば」って意見は今のところ募集しておりません。「人生辞めちゃえば」って意見は週1で自ら反芻しているので、今更言わんで下さい。


 
※ すいません。
 Steveさんに指摘されて考えてみたんですけど、このアンケートって全然公正じゃないですよね。「うんこ味のカレーとカレー味のカレーどっちが食べたい?」みたいで。
 もっとちゃんとしたアンケートを次回更新時に設置しますんで、↑のヤツはノーカウントということで。ホントすみません!既に投票しちゃった方は、次回更新時〜土曜深夜まで、ちゃんとしたアンケートを置いておくのでもう一度投票してください。ホント申し訳ないです。



 ■ コミックス読書メモ
 『モンキーターン』29巻ですよー


 思えば、現在俺が買い続けている漫画の中で一番古いのがコレ。1話あたりのページ数が少なかったりするので巻数はそんなに多くないけど、96年のスタートだもんな。↓の漫画と同期だと考えると、相当長く続いてると分かる。
 決して飽きた訳じゃないけど、新しい河合漫画を見たいというのも確か。そろそろフィナーレに向かって歩みだすかな??



 
■ 漫画紹介
 『すごいよ!!マサルさん―セクシーコマンドー外伝』全7巻
 (→Amazonの紹介ページ

 うすた京介全作品シリーズ:第1弾。
 紹介するまでもなく、一時代を席巻した名作ギャグ漫画。そんなに昔の漫画という印象はないけど、96年〜97年ということは7年前? ひょっとしたら、今のジャンプ読者は知らないのかもなぁ。当時は誰もが認めるジャンプ暗黒期で、東の横綱『るろうに剣心』とともに、ギャグ漫画のエースとして何とか引っ張っていたという印象だった。
(ちなみに、『マサルさん』終了直前に『ワンピ』『たけし』が始まり、暗黒期の終焉を迎える)

 7年ぶりに読んでみて思ったのは、この漫画のベースは至極マトモなジャンプ漫画だったのだということ。転校してくる読者視点、とにかく存在感のある主人公、集ってくる仲間たち、マネージャー、ペット・・・・そして、全国大会。不良との一悶着や、悪巧みをしている謎の組織などなど・・・あぁ、記号だけ取り出すとフツーの熱血部活漫画なんだ。

 うすた漫画は、この“フツーの漫画”から読者がついてける範囲で逸脱するのが上手い。部活メンバーで丸くなって弁当を食べているのに、マサルの弁当はたくわんだけだったり。校舎の時計に意味もなくわかめがのっていたり。
 一見すると異様な現象ばかり起こっているため、読者には「??」と思われがちなのだが、ココを的確なツッコミで軌道修正しつつ、話を破綻させずにマトメているのは凄い。ノリだけではなく、かなり計算して作られている話だと言える。

 だけど、最初は“異様だと思っていた”ことにも、段々と読者は慣れてくる。最初はマサルの髪型と服装だけで笑えても、次第にそれがマトモに見えてくる。1回目は衝撃的だった留年ネタも、2回目は季節の挨拶のように思えてくる。
 作られた異様さが異様だと思われなくなった場合、今度は更に異様な話を作らなきゃならない。で、これに慣れられたら、更に異様な話を・・・と続けていく内に、次第に作品自体の鮮度も失ってしまい、メソ大量発生といった“ぶっ壊れたような”ラストになってしまう。
 ここで終われたのが幸せだったのか、もっと早く終わっておくべきだったのかは分からない。それでも、この作者が今でも『ジャガー』で毎週笑かしてくれてるんだから、全7巻の内に終了できたのは、読者にとっても結果オーライだったんじゃないかな。


 ・・・・・・それにしても。高菜さんと比べると、モエモエは普通の可愛い女のコだよなぁ。毒ないし、ツッコミするし、ヒゲ好きの設定はどっか行ってるし、良いコだし。






04年9月20日[漫画紹介] 〜『武士沢レシーブ』

 謝罪。
 すみません。掲示板にてSteveさんに指摘されて気づいたんですけど、どうにも昨日のアンケートって公平性に欠けていたと思いました。「アナタはジャンプ感想欲しい?」「それとも、いらない?」なんて言われれば、
「(無料だし・・・・)どちらかといったら、欲しい・・・・・かな」と答えるに決まってます。公約を立てるからには、それを実現する際の“痛み”にも触れておかなければならないんですね。

 ということで、アンケート取り直しです。
 既に一度投票した方、申し訳ございません。新しいアンケートにもう一度投票お願いします。ホント・・・・すみません。首を斬れと言われたら斬ります。手ごろなナタがないので、誰かデスノートに僕の名前を書いて殺して下さい。



 やっぱり、アンケートで今後の方向性を決めるなら、どっちを選ぶとどう進むんだよってことをハッキリさせておくべきだと思うんです。単に「年金は返ってくる!」なんて言っても説得力ないですもん。「年金は返ってくる!でも、消費税は30%になる!それでも良ければ投票してくれ!」みたいな。

 初めに言っておきます。僕自身はジャンプ感想を辞めたい訳じゃないんです。でも、ここ最近の感想は自分自身でも納得していません。もっと噛み砕いて言い換えると、
「こんなつまんない感想、読みたがっているヤツがいるのかよ」と一人で思っているくらいです。月曜更新のために、8時間かかって書いていた感想を4時間に短縮した数週前―――もうアレで決定的に「ダメだ・・・・・・」と。
 それでも、一応は一定量のアクセスは保っている訳です。こんな状態でも訪れてくれる皆様はありがたいのだけれど、果たして皆さまは何を期待してやって来られるのでしょう? 「ジャンプ感想以外のコンテンツ?」「それとも、まだQウェルのジャンプ感想に期待」してくれているのでしょうか?

 その二択をはっきりさせたいと思ったから、わざわざ皆さまの手を煩わせてアンケートをとったのです。本音をいうと「最近のジャンプはつまらない」なんてどうでもいいことです。もっとつまんない時期があったし、つまらないなりに楽しむため感想サイトが存在するのだと思いますから。
 重要なのは、『漫結』でジャンプ感想が読みたいのか。他のコンテンツが読みたいのか。0か100です。その選択を、皆さまに強いているのです。責任逃れです、自分勝手です。全部分かっていて、それでもやっているのです。


 それでは、ここからが本題。
 4時間で感想を書くようになって数週間―――著しくクオリティが落ちたことから分かるように、僕に月曜更新は無理です。かと言って、月曜の朝〜火曜の昼までジャンプ感想以外のことをできない生活もしんどい。
ので、ジャンプ感想を続ける場合でも更新は火曜夜〜金曜朝くらいのペースになると思います。
 そして、通常の更新業務(日記とかB sideとか)に費やす時間をジャンプ感想にまわすので、
ジャンプ感想以外のコンテンツの更新頻度は思いっきり下がると思います。週に10時間近くかかるんだから、そりゃ当然です。
 加え、クオリティを保つためには、ネタが思いつかない時は更新しない週も出てくるでしょう。「そりゃ、何度もアクセスしなきゃならないじゃん」と思う人もいるでしょうから、
サイト本公開に伴ってJ−Linkに登録しようと思っています。これで更新チェックが使えるので、ジャンプ感想目当ての皆さまが無駄足を踏まなくなるはずです。

 
※ 補足:本当は、これまでJ−Linkに登録しない理由があったのだけれど・・・・結果的には誰にも理解されていなかったみたいなので、許可が下りれば登録しようと思います。


 今のジャンプ感想の形式では、どんなに時間をかけても満足できるものは出来ないと自覚しているので―――
形式を変えようと思います。いや、正確に言うと「戻します」。これはバレバレでしたね。僕に直接届く要望では、圧倒的に「対談形式が好きでした」という意見が多かったですから。
 ただし、旧サイトのキャラでやりたいことは既にやり尽くしちゃったので、
新キャラ投入です。今度のテーマは『家族』です。もう、どんどんドツボです。今の形式が好きな人は、嫌悪感覚えるかも知れないですね。

 と言っても、新キャラに期待して「感想続けて」に投票されても困ります。新キャラはもともと別のコーナーで使うつもりで考えていたので、
ここで「感想辞めて」に決まったとしても、いずれは登場してくると思います。




 要点をまとめましょう。
○ 「ジャンプ感想を続けて欲しい」を選んだ場合
 <メリット>
 ・更新が遅いとはいえ、ジャンプ感想が続く。
 ・対談形式に戻る。
 ・J−Linkに登録する(予定)ので、更新チェックが使える。
 ・新キャラの登場が早い。
 ・気合の入った感想が読める。
 <デメリット>
 ・対談形式以外の感想を書くつもりはない。
 ・『サカ猿2』のキャラは復活しない。
 ・ジャンプ感想以外のコンテンツはジリ貧になる。
 ・嫌いな漫画は相変わらず「嫌い」と言う。
○ 「ジャンプ感想を辞めて欲しい」を選んだ場合
 <メリット>
 ・月曜〜火曜でも普通の日記が更新される。
 ・他の雑誌と同レベルの感想なら、書くこともある。
 ・B sideに割く時間が多くなるので、回転が早まる。
 ・嫌いな漫画の話題をしなくなる。
 <デメリット>
 ・新キャラの登場は遅い。
 ・一コンテンツとしてのジャンプ感想は未来永劫なくなる。
 ・アクセス数が減る(笑)


 これらを踏まえた上で、投票をお願いします。繰り返しになりますが、僕としては「どっちに決まっても面白そう」状態です。中途半端な現状が一番嫌です。皆さま次第で、このサイトが変わります。普段の選挙には行かない人も、選挙権を諸々の事情で持たない人も、こぞって投票してください。
 たった今から投票開始〜25日の夜、僕が飲み会から帰ってきてHPビルダー開いてページを直したら投票終了です。
1人1票。2回以上は押さないで下さい。計算がメンドくなるだけです。4回連打とか辞めて、マジで―――

 A.ジャンプ感想続けて欲しい人はコチラ
 B.ジャンプ感想辞めた方が良いよって人はコチラ

 
※ この投票受付は終了いたしました。


 全然関係ないけど、今日の朝食は『多重人格探偵サイコ』の1巻読みながら食った。高校生の頃は気持ち悪くて仕方なかったリアルな死体も、この年齢になると清々しく見えるから不思議だ。

 別に・・・・死体に囲まれるような仕事をしている訳じゃないけど。



 
■ 漫画紹介
 『武士沢レシーブ』全2巻(→Amzonの紹介ページ

 うすた京介全作品シリーズ:第2弾
 『マサルさん』でスマッシュヒットを飛ばした1年半後―――うすた京介がとうとうジャンプに戻ってきた。この時期のジャンプと言えば、前クールに『ヒカルの碁』がスタート、次クールにて『ライジングインパクト第2部』や『テニスの王子様』、更に次のクールには『NARUTO』が始まるという当たり年。結果的に、この漫画は2クール20話で打ち切られてしまう。

 昨日の日記を読んでもらえば早いが、『マサルさん』はフツーのジャンプ漫画を下敷きにうすた流に“逸脱”した話だった。その日常/非日常の使い分けが上手く、それこそがうすた漫画の生命線であった。
 では、この『武士沢レシーブ』―――ヒーローに憧れる主人公が、弱小のヒーロ−部の連中と出会い、真にヒーローへと覚醒する王道漫画のパターンを踏んでいる。いわゆる『スラムダンク』系の漫画である。そして、ソコに怪人退治やらの要素を絡めたり、ヒロインが萌えキャラだったり、至るところツボを抑えてある。あとは、『マサルさん』同様に非日常に“逸脱”するだけだった・・・・・・

 だが、この『武士沢レシーブ』―――次第に、本気で怪人と戦っちゃう熱い漫画へと進んでいく。 うすた氏本人が「編集部の指示ではありません、僕の当初からのイメージでした」というように、読者も「えっ、これは本当にうすた漫画なの?」と戸惑うようなシリアスシーンも。

「今日は貴様の耳をとった・・・・!オレがとったんだ!!
 フフ・・・最初会った時は、てんで歯が立たなかったのに・・・・
 ぶっちゃけた話、今のオレじゃ・・・・お前には・・・・・その
 かっ・・・勝てない・・・・・でも!
 次は・・・・・手をとるぞ
 その次は腕・・・・・・!
 次は足・・・・・・・!
 首」

 正直、このシーンはギャグ抜きで震えた。
 ポーズでヒーローを目指していた武士沢が初めて敗北し、命の尊さを説かれ、戦う意味を見出していく。そして、トリ男を倒すために「お前らにも手伝って欲しいんだ・・・」と仲間に頼むシーン。なんかもう、熱いんだ。ツッコミシーンで突如シリアスな描写になったり、不条理な言動だったりはまんま『マサルさん』と一緒なのに。
 前作『マサルさん』がジャンプ系熱血漫画を下敷きにしたギャグ漫画だったのに対し、『武士沢レシーブ』はうすた流ギャグ漫画を下敷きにしたジャンプ系熱血漫画だったのだ!

 『マサルさん』と同じ路線で行けばそれなりの人気は出るだろうし、失敗した時のショックも少ない。そうして同系統の漫画を描き続ける作家さんは沢山いるし、それも一つの戦法だと思う。でも、うすた氏は「違うことをいろいろやりたい」と熱血路線へと進んでみた。このチャレンジ精神だけでも、やっぱり凄いと思うのだ。

 だから・・・・徐々にギャグを薄め、シリアス路線に進むにつれていく展開も自然で、それに「あれー?違うぞ」と旧来のファンが離れていくのも当然のことだった。あまりに強大な“うすた京介”のブランドイメージが、渾身の意欲作を受け入れらなかったのだろう。境遇は和月伸宏『GUN BLAZE WEST』に似ているかも知れない。
 「うすた京介という先入観がなければ・・・」、「ジャンプに過酷な打ち切り制度がなければ・・・・」 たらればを言い出すとキリがないが、この打ち切りを逆手に取った伝説の最終話をやってのけてジャンプ漫画に名を刻んだのが唯一の救いだ。


 それと、時たま線が荒くなるのはご愛嬌として、作画自体のクオリティは3作品の中でもダントツで高いんじゃないだろうか。線が丁寧なだけでなく、ところどころアングルで見せるコマも効果的に入ってる。上述の「耳をとった」シーンも然り、武士沢初敗北のシーンも然り。
 何より、今見るとちはるちゃんは物凄い萌えキャラ。ちはるちゃんに普通の戦隊コスプレでも着させるだけで、もうちょっと長生きできたんだろうに・・・・・


 うすた作品の中では忘れられがちな今作。どっかで見かけたら手にとって見てください。先入観を捨てれば、手に取るだけの価値は見出せますから。最終回ももちろん凄いけど、序盤の展開も相当クオリティ高いと思いますよ!

 ・・・・・・・で、
 武士沢のヘルメットの中身は何だったの?






04年9月21日[一蹴批判] 〜うすた京介短編集

 ラジオ界の天才・伊集院光の発言に、ちょっと涙した・・・・
「何もかも裏目でも、とりあえず生きることは頑張りましょう。もし、一生懸命生きた結果が裏目に出て死んじゃっても、また来世頑張りましょう!」

 ・・・・・そうだ、俺には来世がある(遠い目)
 いや。笑え、俺。ここは笑うところの筈だ・・・・なのに何故、モニターがかすんで見えないんだろう。



 おかげさまで、アンケート集まっています。一度ノーカウントなんてふざけたことを言われながら、それでももう一度投票してくださるなんて感謝感謝です。途中経過は、そうですね・・・・「僕にとって意外な結果に進んでいる」とだけ言っておきます。このタイミングでアンケートとって、本当良かったと思いますよ。



 ■ 悩んでいる
 ウチにリンクして下さっているサイトさんも幾つかあることだし、そろそろ「相互リンク」コーナーをちゃんと作ろうかと思ってます。ただ、アンテナはどうなんだろう。あれはリンク集というよりブックマークみたいな感覚で貼っているのだろうし、サイトとしての機能を持たせていないものが多々。そういうのに貼り返すってのは、やはり違うのかなー。
 あと、リンク集のコメントにまでダメ出し喰らっているらしいので、もう文章書きたくない症候群。今のこの文も、思いっきし上っ面で書いてます。魂なんざどこかに置いてきてます。プレジャーボート転覆事故後の美晴ちゃん状態です。

 なので、どうしよう。某サイトさんみたいにキーワードだけ載せるとか、イメージ画を描いて誤魔化すとか、五七五にしてみるとか、ガンダムの台詞で喩えるとか。うーん、こんな下らないこと書いているのも上っ面。こんな失礼なこと、ホントにはやりませんよ。

 じゃー、あれだ。いっそのこと「相互リンク」コーナーなんて作らなければ良いのでは? うん、じゃあこの日記も無意味だね。上っ面で書くからこんなことになるのだ、あひゃひゃあひゃひゃ。



 
■ コミックス読書メモ
 『チクサクコール うすた京介短編集』ですよー。

 うす京介全作品シリーズ:第3弾です。
 短編集なので“漫画紹介”には載せられないなぁと思って、こちらで紹介することに。簡易ながら、一作品ごとにレビューしてあります。うすた氏の作品は時期によって随分と作風が違うので、その変遷が見られて面白かったです。作者直々に一つずつコメント載せているし・・・・・

 いつか時間があれば、短編集の特集もやりたいですねー。僕は短編集まで買っている作家さんって数人しかいないのだけど、こうやって漫画家としての成長・変化の流れを見られるのは感慨深いものがあります。安価で複数の完結話を読めるお得感もあります。






04年9月23日[漫画紹介] 〜『ジャガー』

 やっぱ、凄ぇ。ユエさん。
 藤崎竜『Waq Waq』に関して、ゾロアスター教の薀蓄をまとめております。「ゾロアスター教自体が二元論的な構図を持っている」とか、「ワークワークとは日本のことだという説がある」とか。生唾ものの情報満載。彼女はまさにヲタの鑑です(褒め言葉)



 話変わって、お絵描き話。
 ここんとこずっと不調だったのだけど、俺が悪いというよりペン先が調子悪いなーやっぱ安物だからかなーとか思っていたけど、実際にはインクがジェル状に固まっていただけだった。このインク、容器が3回もぶっ壊れて机と絨毯をインク塗れにしたものを、容器を移し変えて騙し騙しつかっていたものだった。そりゃ・・・・いつの間にか固まってるわ。

 気分を変えて、今度はせっせと色塗り。1時間もかけてキレーに色を塗ったのだけど、それをJPEG形式に変換した途端に劣化。それをHPビルダーにコピペしたら、また劣化。えーっ。
 色塗ってから縮小してるからかなぁ・・・・みんなは一体どうやっているんだろう? こうなったら開き直って、白黒一本でやってみるというのも手だ。なので、いろいろと試行錯誤中。なので、まだまだサイトに使うには時間がかかる・・・・・・・・すみませんねぇ、期待だけさせといて。




 
■ 『プラネテス』10話「星屑の空」
 『ウォーターボーイズ2』最終回は2時間だったのね。ビデオに録画したけど、まだ観てない・・・・・『マンハッタン・ラブストーリー』の最終回も録画失敗。死にたい・・・・・・・・

 それでも、『プラネテス』のレベルの高さに救われる。泣きまくり、上手すぎ。先週のギガルトさんの吐血からふさぎ込むタナベ。奥さんの死を語らずに、ただ宇宙を見続けるユーリ・・・・・・それらを「隠し事しやがって」と反感を持つハチマキなんだけど。
 ユーリが胸に秘め続けてきた想いを受けて、デブリ課が一丸。大気圏突入直前のユーリの引揚げに成功する。引っ張って引っ張ってきた伏線を、あのシーンでまとめて発散。「Please save Yuri」の文字に涙せずにいられない。

 「仲間だからこそ、隠したいこともあるんだな」

 ハチマキの台詞が、タナベの葛藤の全てを代弁して彼女が救われるラスト。美しすぎ、クオリティ高すぎ。このアニメだけは、他がどんなラインナップでも外せないと実感・・・・



 
■ 漫画紹介
 『ピューと吹く!ジャガー』1〜7巻(→Amazonの紹介ページ

 うすた京介全作品シリーズ:最終回
 現在でもジャンプの巻末で大好評連載中。ページ数は少ないし、絵はしょっちゅう荒れるし、頻繁に落とすし・・・・“第2の冨樫”かってくらいジャンプの中では浮いているだけど、『H×H』並に大人読者(20代以降)からの圧倒的な支持を受けているのも確か。3作品の中では、ダントツの完成度なんじゃないか。


 ジャンプで毎週読んでいる時は「まんま『マサル』じゃねえか」なんて思っていたけど、今回全作品を通して読んでみると違った印象を覚えた。なんていうか、芸風が広がったというか。『エト』『ゲンバリング・ボイ』で見せたストーリー力、『マサル』に続く“間”の取り方、脈略もない話にシフトできるキャラクター設定、安定した時の画力・・・・・・・あらゆる要素を利用して、1話7ページで色んな話を見せている。

 この1話7ページ(前後)というのは、絶妙に後を引く量でもある。時間の空いた時にコミックスを開く。もちろん、面白い回/面白くない回の差はあるのだけど、面白かったら「あと1話読もう」という気になるし、面白くなかったら「次の回は面白いだろう」と続きを読んじゃう。そのまま、一晩で7巻読んじゃったよ・・・・・・ダメだ、俺。

 お話の設定はというと、ギタリストを目指してオーディションを受けていたピヨ彦が、笛の達人ジャガーさんの妨害を受け続けて―――いつの間にか、ガリプロという芸能人養成学校みたいな事務所にて、寮の同室でジャガーさんと暮らすことに。このガリプロにはギター科、ヒップホップ科、アイドル科などのミュージシャン志望の学生から、かげ絵科、開運パワー研究科なんていう趣味のレッスンまである。話を作るにはもってこいの設定を用意した訳だ。
 このガリプロを舞台に、うすた氏が好き勝手に話を描くというのが『ジャガー』の分かりやすい説明かな。設定だけ見ると、青年誌みたいな気がする。少年漫画の王道を設定として使った『マサル』『武士沢』は、最終的にその設定が足枷となっていったのだから、勇気ある決断だったと言える。そして、成功している。

 『マサル』以上に“ダメ人間”を描いている今作。この漫画が好きな人が多いということは、日本の漫画好きにまだまだ“ダメ人間”が多いということではないか。
 究極のダメ人間・ハマーは、確かに誰よりもダメだとは思う。でも、一つ一つのダメさだけを見れば、誰もが抱えている自分のコンプレックスと重なるのだ。 腹筋50回3セットを1回目47回で辞めて、「うん、だって70回分くらいの47回だったし・・・・」と自分に言い訳をする。好きな女のコに声をかけることが出来ず、いつの間にかストーカーになっていたり。なんだか、在りし日の自分のダメ記憶を刺激される。
 ハマーだけじゃない。人見知りすぎて横暴な態度をとる高菜も、会社では弱気なハメ字郎も、運がなさ過ぎるジョン太夫も、ビューティ田村も、ポギーも、どっか分かるんだ。だから、完全にフィクションとしてではなく、日常の中の非日常として面白いんだ。

 作者のテンション次第でどうにでもなるし、いきなり「辞めたい」と本人が言ったら終わっちゃいそうなんだけど・・・・・・これがあるかないかでジャンプ自体の幅も違ってくるので、なるべく続いて欲しい漫画の一つ。
 今回コミックス読んで思ったのが、話と話の空きページに作者がコメントを載せたりしてるんだけど―――これもまた面白い。短編集も各作品ごとに補足載せたり、結構読者想いの漫画家さんだった