8月2日[駄文] 8月3日[バジリスク] 8月4日[かみちゅ!] 8月5日[フリゲ紹介] 8月7日[S-DESTINY] 8月8日[漫画紹介] 8月10日[バジリスク] 8月11日[かみちゅ!] 8月13日[コミックス] 8月14日[S-DESTINY] 8月15日[漫画紹介] 



05年8月2日[駄文] 〜今後の展開とか

 今週は変則的にバイト入ってて忙しいんですが、宣言通りに月曜日は目いっぱい休養日として充てました。
 「サイト更新もお絵描きもしなきゃやることねーよ」とか書くつもりでしたが、全然。やることだらけで時間足りませんでした。でも、来週の月曜日にそれらの残りをやろうと思って一週間頑張れるので、やっぱ人間にはこういう日が大事なんだなーと痛感しましたよ。
 ジャンプ読んで、部屋をひっくり返して掃除して、本とか資料とか整理して、エロゲをインストールして、インストールしただけで満足して、図書館で借りてきた小説を読んで、フリゲやって、夜のランニング中に警察にはさまれてる車を見かけて、1ヶ月前に兄貴に借りていた『いま、会いにゆきます』のDVDを観て、大塚ちひろのセーラー服+メガネのコンボにやられて―――気付いたら火曜の午前3時経過してました。1日って短っ。


 これだけ部屋に引きこもっているんだから、もっと定期的に掃除しなきゃですね。
 もう、物凄くキレイに掃除しまくりました。これでいつ20年前に離れ離れになった幼なじみヒロインが部屋に遊びに来ても大丈夫になりました。よっしゃー、いつでも来いや!永遠に待ち続けてやる!

 あーでも。どうせだったら、20年ぶりに再会した幼なじみに部屋を掃除されるってイベントでも良かったかもなぁ・・・・ハハ・・・・ハハハ・・・・・・・ハハハハ・・・・・・・




 
■ 7月の縮小運営の結果
 コレのどこが縮小運営だったんだと自分でも思いますが、要は「雑誌感想を辞めても人は来るのか」を知りたかったので―――ある程度は満足に数字を集計することが出来ました。数字だけが全てではないですが、数字は一定の角度で真実を映してくれもするので蔑ろには出来ません。

 ・アクセス数 → 1〜2割減
 ・書き込み・メール・Web拍手など → 半分〜3分の2減
 ・アフィリエイト → 現状維持

 とまぁ、思ったよりも相当良い結果でした。もう、全然人が来なくなると覚悟していましたもの。
 皆様に感謝感謝。


 これだけで判断するのは早計でもあるんですが、何となくライトユーザーが離れ、比較的ヘビーユーザーは残ったのかなぁと思います。もしくは『苺ましまろ』のファンがやたら多かったとか?(笑) とにかく、これでこのサイトの今後が見えてきました。
 ヘビーユーザーの人達の好意に甘える形にはなりますが―――やっぱり、今感想書いてるアニメが9月に揃って終わるみたいなので。それにあわせて新サイト開設→このサイトは閉鎖 っていうのが一番自然かと思います、多分。かつて僕に「漫画の感想書かないならもう来ません」とメッセージ送ってきた人はどうやら“漫画の感想=ジャンプ感想”のことだったらしく、まぁソレに関してはこの際言及せんとして、それなら無理して10月以降もコミックス感想とか漫画紹介をやる意味もないかなぁと思うので・・・・・・「新しい雑誌を読もう」のコーナーはやりたい気持ちあるんですが、感想コーナーは新サイトに持ち越さないつもりです。


 ただ、どうにも「確定情報」として言えないのは・・・・・・
 10月頭までに新サイトの準備が終わるとは思えないからなんですよね。
 10月になって新アニメ始まっちゃったりして、それが面白かったりして、感想とか書きたくなっちゃったりすると・・・・ずるずるといつまでも続けることになるかも知れんです。そうならないようにさっさと動けよと自分に言い聞かせるも、仕事の遅さだけは誰にも負けねーのが自慢ですからどうしようもない。




 
■ 『いちご100%』最終回
 一つの時代が終わりました。
 まさかまさかのエンディングに、感動する余裕もなくビックリして口アングリ。某氏とのメールのやり取りで、僕は「○○エンドは間違いないですよ。賭けてもいい」とかほざいてましたが―――もののみごとに外れちゃいました。いやもう、ホント河下先生ってのは「読者の予想を飛び越えること」に関しては(コノミンの次に)凄かったです。


 外村の目が開いたり、ちなみと小宮山が微妙な関係に戻れたり、東城に影響された美鈴が恋を始めていたり、黒川先生と角倉も何だか関係続いてそうだったり―――映研のサブキャラにもそれぞれ展開があって、やはりこの作者は根っこの部分の実力は相当あって、なおかつこの漫画を彼女なりに愛していたんだなぁと思うような最終回でした。

 唯、向井さん、天地なんかはメインキャラなのに全く出番がありませんでしたが―――まぁ、最後に「映研メンバー」という形でまとめたかったのだから仕方なかったのかな。赤マルの番外編で明らかになるとか、そんなでしょうか。伏線通りなら天地はさつきと、向井さんは右島くんとくっ付いてるんでしょうが・・・・・・唯だけは、どうなってるか想像もつかない。そのまんまなのか、ものすごく大人っぽくなっているとか―――どっちにしろおっぱいだけはそのまんまでいて欲しいです。おっぱいおっぱい。
 うぅ・・・・今回の赤マルは『武装錬金ファイナル』だけ立ち読みして済ませようと思っていたのですが、『いちご100%』の番外編と重大発表が気になるから買うかも・・・・・・でも、420円って高いよな・・・・・・・・



 でも、重大発表で『いちご100%』の続編とかは勘弁して欲しい。
 別にこの漫画がイヤなんではなく―――河下水希という漫画家が「漫画家生命を賭けて」、物語の整合性を無視してパンツ描いたり、むやみに新キャラ出したり、ウダウダと同じことを繰り返したり、ムチャクチャなシチュエーション作りで度肝抜いたり。この3年半に積み上げてきた演出力や構成力など・・・・漫画家としてのスキルを大切にして、今度は完全新作で『いちご100%』を舐めていた読者を圧倒してもらいたいのです。


 ただ・・・・・セオリーで言えば、『いちご100%』は商業的にジャンプに貢献した作品なので、次の作品もジャンプになりそうで。ジャンプで連載を続ける以上、“読者に媚びた漫画”を作らないといけない現実があるので―――彼女が完全に“読者に媚びない漫画”を描くには、もうちょっと時間が必要なのかも知れませんけどね。






05年8月3日[バジリスク] 〜心に上手くギアが入らない

 中国戦の予想スタメンは、久々にわくわくさせてくれそうなメンツじゃないですか。
 今野と阿部のボランチがA代表で見れるとはなぁ。守備−今野、球出し−阿部の役割分担で3列目を組んで、決定力とラストパスの両方を持ったもとやんがトップ下―――あぁ、これは面白くなりそうですよ。他の人達も、失うものは何もないのだから、失敗を恐れずにガシガシチャレンジしてもらいたいもんです。




 
■ 駄文
 ここしばらく精神的にキツかったんですが、『リアル』4巻の虎の話を再読してちょっと復活。
 
「よかったじゃないですか。
 そこで目標の10秒台を出して日本一になっちゃったら、次の夢は追えなかったかも知れませんよ。」
 「次の夢―――あたしたちはなかなか完ペキにはいかない。でもさあ、何かが欠けてるからこそ前へ進めるってのはあるよね。完ペキに満たされたなら、そこから先の人生にどんな意味があるっていうのよ。ねえ?」


 そう。
 出来ないこと、叶わない夢が沢山あるのだから僕は生きている。だから今日もペンを持つ。

 子ども時代、必死に勉強していた僕の中指にはガッシリとペンダコが出来ているんですが―――最近どうやら薬指にも出来始めてるみたい。当たってるのはペンじゃなくて、ペンを支えている中指だから・・・・ペンダコじゃなくて中指ダコ? 自分の体が用途に合わせて変化していくというのは心地よいです。どうせならジェットの脚と伸びる腕が欲しい。絵描くのには必要ないけど。





 
■ 『バジリスク〜甲賀忍法帖〜』第17話
 「昏冥流亡」
 <公式サイト

 <第14話の感想より>
 
あれ?弦之介の目が治っている??

 あの薬喰らうと7晩は目が開けないんじゃなかったっけ? たった一晩で回復してますよ。
 覚悟を決めて塗った朧と、突発的にかかっただけの弦之介の差だったんでしょうか? 弦之介の目が使えないことが今後のネックになるのだと予想していた僕としては、「えー?聞いてないよ!」と叫びたい気持ちですが。何より、蓑念鬼と蛍火の無駄死が泣けます。

 </第14話の感想より>

 しまった!!完全に騙された!!
 言われてみれば、何故だか左衛門にだけ台詞がなかったのが不思議で―――そこまで分かっていながら、何故気付かなかったんでしょう。まさかまさかの弦之介と左衛門の入れ替わり!左衛門の変装術って敵に潜入する際にしか使えんと思っていたのですが、こうやって敵の目を欺くという使い道もあったんですね!


 ・・・・・と、興奮気味に書き連ねてはみたけれど。“視聴者を驚かす”以上の役目はなくて、伊賀への牽制にはならなくないでしょうかね。遠くから見て「弦之介の目は使えないぞ!」とバレないだけのためにやっていたってこと? でも、どうせ豹馬という隠し球がいるんだから、バレたところでどうということはないと思うのだけれど・・・・・・・・・



 何はともあれ、弦之介と天膳の対峙。これで「弦之介の目は使えない」ことと「豹馬の能力」の2つの情報が伊賀側に渡ってしまいました。甲賀側で知られていないのは陽炎の能力だけだけど、この能力ってどうやって(アニメで)描写できるか分からんし―――左衛門はミイラ取りがミイラになること確定っぽいし。
 逆に甲賀側は、朱絹と天膳の能力を知らないんですよね。朱絹が僕らに能力見せたのって序盤に丈助とやりあった1回だけか・・・・・あの辺はグダグダしてると思っていたんですが、アレがなければ朱絹の能力は未だに判明していなかったんでしょうし。ここまでの展開を考えての序盤のグダグダ感だったのかと感心しました。


 情報戦としての面白さもいよいよ大詰め―――
 でも、情報でアドバンテージを得たはずの伊賀側がどうにもドロドロしてますね。朧はレイプ未遂の記憶に震え朱絹だけを頼りにしているんですが、朱絹の方は小四郎と上手くいくためには朧と天膳がくっ付けば良いと思って天膳サイドに流れちゃう・・・・・というドロ沼っぷり。
 その朧と天膳の板ばさみに苦しむ小四郎は「何故俺は甲賀が憎かったのだ・・・」とこの作品のテーマとも言える命題に辿り着くも、朧を置いて去っていった弦之介を憎み、「甲賀さえいなければ!」と単独で特攻―――6話12話と、順々に張られていた小四郎vs弦之介への伏線がここにて一気に消化です。この展開は熱すぎるんですが、甲賀側は3人もいるので弦之介はマトモに取り合ってくれなさそうな上に、物語のヤマとも言えそうな「小四郎vs弦之介」をここで消化しちゃって良いのか?って不安もあります。


 ともあれ。これで弦之介の今の(朧と伊賀への)スタンスがハッキリと見えてくるかな・・・・とも。
 もう全然戦っていないくせに心理描写も誤魔化されっぱなしなので、主人公なのに感情移入のしようがないキャラですよ弦之介。むしろ小四郎に感情移入して涙。決して適わぬ想いだと知りつつも、朧のために身を張って特攻。熱すぎ。

 甲賀・伊賀合わせた20人の中で、僕がダントツで好感もてたのは小四郎でしたよ。初登場時に天膳の腰ぎんちゃくみたいだった時には想像もしなかったのだけれど・・・・・・頑張れ、小四郎。来世で幸せになってくれ。






05年8月4日[かみちゅ!] 〜感情押し殺しモード

 サッカーの話。誰も期待してないだろうから簡単に済ませます。
 興味ねーやって人は読み流して下さい。

 結果に不満な人も多いでしょうが、僕としては満足しました。僕は最初から“東アジア選手権のタイトル”なんてものには興味なく、この大会の目的は「新戦力の発掘」と「このチームの弱点の明確化」の2つにあったと思うので、その両方を明らかに出来た昨日の試合は収穫だと思っています。後は、この2つから導き出した“ベストな戦術”を韓国戦で見せられれば良いのですが・・・・・・・まぁ、そこまでは期待しちゃ酷かな。

 大久保が超えられなかった代表初ゴールの壁を、デビュー2試合目で超えてみせた田中達也。
 得点こそなかったもののパワープレイという新しい武器を持ち込んでくれそうな巻。
 最初の30分はファンタジー溢れるプレイを見せてくれた本山(ただし、その後のスタミナは相変わらず課題)


 この辺りはすぐにでも武器として使えそうです。今野や駒野も良かったんですが、現スタメン勢を下げてまで・・・って活躍でもなかったのは残念です。どちらも良い点・悪い点がハッキリしちゃったのも確かですし。

 このメンバーだからというか日本人の特性なのか、勝ち慣れていないアテネ世代の宿命なのか、単にスタミナなのか。0−0の間は素晴らしい試合をするのに、0−1になった途端に消極的で面白味のないサッカーに変わってしまったのが残念です。足も止まって、横パスばっかで、負けてるくせに時間稼ぎという・・・・・・
 そもそも、交替使って田中達也、玉田、大黒という“パスを受ける選手”を3人揃えておきながら、パス出せる小笠原を入れないというよく分からん交代策。おかげでサイドから確率の低いアーリークロス頼みになって、玉田はトップ下の位置に下がっちゃって・・・・・途中で入った二人というより、采配の責任だよなぁ、コレ。交替すればするほど弱くなっていくのが、ジーコジャパンのお家芸です。




 
■ 『かみちゅ!』第5話
 「ひとりぼっちは嫌い」
 <公式サイト

 『下手考』さんトコで紹介されていたWEBアニメスタイルの特別記事:倉田英之&舛成孝二のインタビューは、なかなか考えさせられる内容です。『かみちゅ!』観ている人は是非読んでみて下さいな。両名のルックスにはビックリするでしょうけどね(笑) (この2人と和月先生が一緒に歩いていたら・・・・・物凄いインパクトだなぁ)


 
「だって、ゆりえと綾波(レイ)って同じ歳ですよ、14歳だから」(by倉田)

 
「ああ、そうですよね。可愛いというのは正義ですね。」(by倉田)
 「『ストロベリーなんとか』に似てますね(笑)。というか、向こうが先に言ったんだけど。」(by舛成)

  ※ “可愛いは正義”は『苺ましまろ』のキャッチフレーズです。どっちも電撃大王。

 
「『R.O.D』の時もそうなんですけど、作る時に、キャラクターがカメラを向かないようにと、よく考えるんですよ。(キャラクターが)カメラ見て芝居をすると、やっぱ媚びが出るじゃないですか。そういうのやりたくなくて。普通に生活しているのを、俺らが隠し撮りしてるくらいのノリでやりたい。」(by舛成)

 「(パンツは)見えないモードで。だから、僕は原画さんとかに「シチュエーション的に不自然になるんだったら見えていいからね」と言ってるんですよ。「ただ、見せるために画を描くな」という話をしているんです。で、実際1話でも見えている。僕は(スカートで)しゃがんでるアングルを平気で作っちゃうし、また、下半身に神経を集中してない子たちばっかなんで、凄く危ないんですよ。」(by舛成)

 「まあ、皆が、そろそろ新しい性癖に目覚めてもいいんじゃないのかなあというような。2話の3人で縁側に転がっているのを観て、ああ、こんなところにも、胸がキュンとなるものがあったのだと気づいてくれると嬉しいなあという。」(by倉田)



 もう、名言だらけ。それこそ『武装錬金』のライナーノートばりに製作サイドのスタンスを明確にしてくれています。
 語っていることは「如何に女子中学生が可愛いか」とか「パンツは見えるべきか」とかしょうもない“萌え”に関することばかりなんだけれど、映像を作る者達としてのこだわりや信念というか―――隅々にまでこだわって作られていることが伝わってきます。分野が違えども「何かを創りたい」と思っている人には刺激になると思いますよ。

 倉田さんも仰っていたけど、2話の縁側のシーンの威力は凄かったです。心を鷲掴みにされました。匂いとか暑さとか、そういうものを絵と音だけで表現できるアニメってそうそうなくて。だからこそ、そこに“萌え”という感情があるんじゃないかなぁと思うのです。




 えーっと、5話の感想。
 神様としての仕事がハードになり、突如倒れてしまうゆりえ。彼女が寝込んでいる間、家族やクラスメイトや物の怪なんかの様子を描くことで、皆とゆりえの関係を描き直すというお話ですね。やっぱこういう“町単位”とか“家族”の話が向いていますよ。構成なんかは先週の方がしっかりしていたんですが、それでも僕は今週みたいな日常的な話が好きです。


 
「普通の人にとって、神様なんてそんなものですよ。
 困った時は頼みますが、普段はいるかいないかなんて気にしないでしょ?」


 ゆりえちゃんは神様なのか/中学生なのか―――
 ゆりえがいなくても学校は普通に動き、ゆりえは誰も見舞いに来てくれないことで「私って嫌われてるのかなぁ」と悩み。一方、物の怪なんかはゆりえちゃん不在で大人しくなったり、「中学生なんて辞めて神様に専念しなさいな」と言ったりする。

 でも、ゆりえちゃんは神様である前に中学生で・・・心配してくれる家族やクラスメイトに支えられて生きているんだってことなんですよね。祀や光恵も良かったけど、やっぱり圧倒的に章ちゃんがステキ。今までアニメ内では「弟」って出てこなかったと思うんだけど、祀と光恵を通してようやくツッコミ入りましたね。
 「女物の自転車なんて・・・」とブツブツ言いながら、お姉ちゃんの自転車を家まで持って帰ってくれたり。お姉ちゃんのために神社にお守り買いに行ったり。やっばい。姉弟話が激萌えです。漫画版の方にも追加されたシーンとかあったんですが、この「章ちゃんがゆりえをぶっきらぼうに心配する様」ってのはこのアニメの清涼剤なんですよね。

 でも、上述のWEBアニメスタイルのインタビューによると、それに礼も言わないお姉ちゃんがゆりえだという(笑) あぁ、やっぱね。そういう図々しいというか、抜けた部分がゆりえちゃんの魅力ですよね。「イイコ、イイコ」となでなでしたいんではなく、ほっぺをムニムニしたくなるようなヒロインが彼女。お母さんですらゆりえのほっぺムニムニしてましたし。



 それにしても―――
 先週、ゆりえの不可思議な行動に呆れていた家族だけど、ゆりえが神様になったということは知っているんですよね。そりゃテレビにも出てましたし。それでも「ちょっと最近忙しかったもんなぁ・・・」くらいで済ませているのが流石です。アンタら自分の娘が神様になっちゃってもそんなリアクションなのかよ、と(笑) 姉の苦労っぷりを見てやりきれなくて、みこちゃんと八島様のやり取りには引いちゃったりしてる章ちゃんだけがマトモな子です。






05年8月5日[フリゲ紹介] 〜『ふしぎな森のポコラ』

 ちょっとずつなんですが、立ち読みしている漫画を減らし中。
 「この雑誌で連載してるから読んでいる」とか「あとちょっと我慢すれば面白くなると思う」という漫画はさっさと切り捨てて、その分の時間を色々なことに使えるようにするつもりです。好きな雑誌は講読して、それ以外の読みたい漫画はコミックス派に移行して―――と、最終的に目指すは立ち読み0!なんだけど、流石にソレには時間かかりそうだなぁ・・・・・・

 何故、いきなり立ち読み0を目指すのかというと。
 なるべく家の中に引きこもっていたいからです。(今はまだまだサービスがないけど)雑誌は年間購読で自宅に届けてもらい、コミックスはAmazonで購入すれば―――外出しなければ服も靴も買わなくて良いし、髪も自分で切れば良いや。余計な出費もかさまない。ほら、とってもリーズナブルだよ。
 家から一歩も出ないで生活したいです。誰とも口をきかずに生きていたいです。

 でも、現実問題。役所とか郵便局とか図書館とかには行かなきゃいけないから、完全引きこもり状態で生きるのは無理なんですけどね。外に出て幸せそうな家族連れを見るたびに死にたくなります。『最強伝説黒沢』状態を素で進んでいます。



 
■ 駄文
 今週は『苺ましまろ』なし。しょぼーん。

 最近、『ハチクロ』のアニメが面白くなってきました。今クールで終了だろうから、最後に向かって少しずつ動き出した影響で、どんどんと人間関係がズレていっているのがドキドキします。山田さんの涙に涙。また、それを見守ってあげる修ちゃんが格好良いんだ。



 明徳義塾の辞退問題。ホント「高校野球は教育の一環」という腐った考えが表面に出ちゃったような感じです。悪いのは問題を起こした部員一人一人で、管理能力が欠けていた上に問題を隠そうとした責任者であって―――何の罪もないベンチ入りした選手達にまで連帯責任を押し付けるってのはどうなのよ。
 高校野球は面白いし、熱いし、楽しみなんだけど・・・・アホな大人が子ども(生徒)に古い価値観を押し付けている大会ってだけで、心から応援できないのが残念です。

 でも、これが(Jリーグが出来る前の)日本のスポーツの常識だったんですもんね。管理・教育・上下関係。プロ野球だってその延長線上にあったから選手の権利を無視した(一球団だけが儲かる)制度ばかりが出来て、どんどん人気(というか一球団の視聴率)が下がってしまっているというのに・・・・・・

 だからこそ「報われない努力なんて意味ねえ」「勝つために野球をやるんだ」と言い切って始まった『ラストイニング』が衝撃的だったのです。これが新しい形の教育論で、新しい高校野球の姿だ!って。



 フィーゴがインテル移籍!(ソース
 いや・・・・・これ自体は噂されてたことなんで「やっぱりな」というだけなんですが(よりによってイタリアかよ、とは思うけど)。それよりもこの記事の下の方に書いてある「インテルは1日に、レアルからDFサムエル獲得を発表したばかりだった」に軽く衝撃。
 あれ・・・・・・サムエルも出てっちゃうんだ。これ以上ディフェンス陣を追い出しちゃうの? てゆうか、昨年のレアルの試合なんて1試合も観てないのだけどサムエルの出来はどうだったんですかねー。このクラスのディフェンダーを1年で手放すって相当のことだと思うのですが。

 まぁ、別に良いか。僕はレアルが負けた方が機嫌良くなるタイプなんで・・・・・・・がんばれ、バルサ。超がんばれ。





 
■ 『舞乙HiME』スタート!
 今週のチャンピオンにて、佐藤健悦氏の新作が開始です。シナリオ担当は替わっちゃったのですね。どこまで内容に関わっていたかは分からんのですが、『舞-HiME』終盤の収束力に感動した身としては残念。同じようなクオリティを今作でも出せるか―――

 『乙HiME』と書いて、「おとめ」と読むんですね・・・・凄ぇセンスです。
 メイン3人は新キャラだけど、それを取り巻くメンバーは『舞-HiME』のパラレルワールドみたいな感じ?『舞-HiME』メンバーは大人になって登場するのかな。でも、奈緒っぽい生徒もいたんだけど・・・・・
 とにかく、珠洲城遥に吹きました。静留やなつきが順当に偉くなって再登場してんのに、彼女だけなんでこんな扱い・・・・・ある意味で破格な待遇ではありますが。

 それにしても気になったのは、第1話からのキスシーン。
 男子校出身の主人公が、影武者として女のコに変装して学園に入る―――という、わりかしありがちなシチュエーションだと思うんですが。その“本当は男のコ”の女のコと、口to口でキスされたヒロインが
「でも、まぁ女の子だから良かったよー」と華麗にスルーしていたのにビックリしました。

 何?最近の女子中学生は、女のコ同士なら口to口のチューも日常茶飯事なんですか? 何ですかその乱れっぷりは!ちくしょー、女のコに生まれたかったぜ。あ・・・・でも、僕の体型なら女子校にでも全然潜入できそうだな。よし、何処かに僕そっくりのお姫様がいないか探すところからスタートだ!!(前向きなんだか後ろ向きなんだか)





 
■ フリゲ紹介
 『ふしぎな森のポコラ』製作者さんのサイト
  <ダウンロード方法:
  上記サイト→入り口→作品紹介 「ふしぎな森のポコラ」→フリーウェア版のダウンロード
  →ダウンロード→ダウンロードのアイコンをクリック>


 何故だか分からないのですが、日本人は“夏”というだけである種のノスタルジーを覚えるみたいです。両親の実家に連れて行かれて過ごした数日間―――という経験をした人が全ての日本人ではないはずなのに、何故か僕らは“夏になっただけで”そんな匂いを思い出すのです。
 有名どころで言えば日本を舞台にしたジブリアニメとか、今熱いのは『かみちゅ!』とか・・・そうか、『エヴァ』もそうだっけ。これらはどれも夏を舞台にし、夏にしか聴こえない音、嗅げない匂い、味わえない日差しを描いていた作品でした。


 このゲームもそう。『となりのトトロ』に影響を受けているんだろうけど、物の見事に「夏になって田舎に連れてこられた子ども」の雰囲気を表現しています。セミの音、咲き並ぶ背の高いひまわり達、昔ながらの形をした郵便ポスト、生え立てのタケノコ・・・・・・そんな世界を駆け回ることによって、鳥が飛び立ち、蝶が舞う。そうした懐かしい景色を見るだけで、「あぁ、こういう世界を未だに大切にしている人がいるんだなあ」と嬉しくなってしまいます。



 とまぁ、そうした世界観の中で、小さな女のコを操って不思議な動物(ポコラ)と追いかけっこをするゲームです。『トトロ』でメイが小さいトトロを追いかけるシーンを思い出してもらえれば良いかと。世界観を楽しむだけでも十分なゲームですが、アクションゲームなのでゲームパッドないとキツイかもですねぇ・・・・・・・

 『アイ・舞・ミー』終了後、僕はとあるS・RPGのフリゲをやっていたんですが―――それをクリアした後は「当分は脳みそ使うゲームはしたくないなぁ」とアクションRPGのゲームを幾つか探してみました。でも、これらが非常に難しいものばかり。フリゲと思って舐めていたのですが、アクションRPGでもやりこみ要素が詰まったゲームが多くて「正直、疲れちゃうなぁ」と挫折しっ放しでした。
 そこで、何か単純なゲームはないかなぁと探してみたところ、このゲームに出会ったワケです。もうムチャクチャに有名なゲームなんですが、今まで何だか敬遠してて。後悔しましたね。有名なゲームというのは有名な理由があるのですよ。もう左手が痛くなってマトモに掴めなくなるまでハマっちゃいました(笑)

 上視点のアクションゲームですが、プレイ感覚はレースゲームみたく、アクセルボタンとジャンプボタンの2コしかないです。これでとにかく走り回って、逃げ回るポコラを追いかけるんですが・・・・・シンプルなルールと操作の中で、慣性の法則を理解したり、上手くポコラの動きを読んだりしないと捕まえられないんです。
 また、この世界観を活かした遊び心と言いますか―――落ちているアイテムを特定の場所に届けると(おにぎりを地蔵さんに、手紙をポストに・・・など)、一定時間スター状態になってスピードアップしたり。どんぐりを集めて女のコの服を買って着替えさせることで能力アップしたり。子どものポコラを育てたり。ホント、飽きさせない工夫がそこら中に施されているんですよ。


 何だか・・・・「面白いゲームって何だっけ?」ということを思い出させてくれたゲームでした。初めてマリオカートとかゼルダをプレイした瞬間の感動に似てるかも。ゲームパッド持ってる人は、是非是非プレイしてみましょう。つるぺたツインテールの幼女を着替えさせられる興奮も味わえますし(結局はそれか)






05年8月7日[S-DESTINY] 〜生きててゴメンなさい

 冒頭に色々書くことがあったような気がするけど、何も思い出せないからもうどうでも良いや。
 8月になってからアクセス数が物凄い(酷い)ことになってるけどもうどうでも良いや。



 
■ 駄文
 ようやく今出てるビジネスジャンプの『イエスタデイをうたって』を読めました。
 あー、やっぱ浪の話は面白いなあ。僕は『イスタデイ』のキャラでは浪が一番スキです。境遇的にはリクオの方が近いのかも知れんですが、彼は何気にモテるし色んな人に理解してもらいながら生きてるので。誰とも心を繋げることなく生きている浪の方が、僕は感情移入できるのです。



 大半の人が興味ない話題でしょうけど、ここ数日は政治の話が目を離せない状況になっているのです。
 ひょっとしたら歴史の転換点に来ているのか、相変わらず同じことを繰り返すか―――それを最終的に決めるのは投票権を持っている20歳以上の日本人なのですから。「興味ない」なんて言わずに注目しましょうよ。

 でも、話に聞いたところによると・・・自民党が分裂しても、分裂したグループが民主党とくっつくワケにはいかないので。(小泉さん率いる)自民党と公明党が過半数を割っても、分裂して出来たグループと連立するんじゃないかとか言われているんですよね。ということは、政変を起こすには民主党が単独で過半数を超えなければならんってこと? それは流石にムリなんでは・・・・・・・




 
■ ガンダムSEED DESTINY 第42話
 「自由と正義と」
 <公式サイト
 <公式サイト以上にSEEDを楽しむのに欠かせないあいばたんのブログ

 先週を総集編で潰したから―――ってワケじゃないでしょうが、そこら中に張っていた伏線を1話内で一気に消化する展開は燃えないワケにはいかんでしょうが!ってなくらいに燃えます。感想書くのはしんどいです。徹夜明けクタクタ状態なので、書きたいことを書けそうにない脳みそが憎いです。


 ○ 降下ポッドから降り立つ3体のドム
 黒い三連星、味方かよ!!
 そういやラクスがドム作らせているって伏線がありましたよね・・・・キラが宇宙に上がらなければ危うくエターナルが沈められるところだったので、ドムの存在なんてすっかり忘れていました。ということは、このドムってば地上専用? 宇宙に上がるって伏線があったということは・・・・・・・
 「地球の重力ってのは〜〜」って台詞はかつてのガンダムネタみたいでニンマリ。ランバ=ラル隊が稲妻に恐怖したり、ジュドーが重力忘れて飛び降りようとしたり―――こういう文化圏の違いによるカルチャーギャップhs面白かったんですよ、ガンダムってのは。

 なので―――三連星のリーダーが女だったり、よく分からんジェットストリームアタックだったりにゲンナリする間もなく。“三連星の中にメガネがいる”という事実だけでお腹一杯になってしまいました。これが面白く思えてしまうのは、単に僕が疲れてるから?いや、きっとコイツ、サイが年食って顔(と声)が変わった姿ですよ。『DESTINY』に足りなかったメガネ養分がようやく補給できました。次はメガネっこが欲しいので、レイに「お前はジャマだ」と言われたルナマリア辺りがメガネ委員長に転職して再登場すれば良いと思います。何が言いたいのか自分でも分からん。



 ○ 不可能を可能に変える男:ムウ(ネオ)の帰還
 まぁ、本音を言っちゃえば、彼が生きてること自体「前作の感動を返してくれ」という気分ではあるんですが・・・・・・それでも彼らしい「あの艦って、キライなんだよね」という言い分で救われました。あぁ・・・ホント前作の辛い時期(1クール序盤〜3クールの最初の頃まで)は、魅力的なキャラが彼だけだったものなぁ。

 ミサイルを堕とした爆煙の中に彼の機体・・・って演出がカッコ良かったです。
 個人的には「おー、記憶取り戻したぜ!」という御都合主義ではなく、記憶があってもなくても“それが彼だから”という理由で幸せになってもらいたいのだが・・・・・如何に。



 ○ シンvsカガリ→シンvsキラ
 あぁ・・・・そうか、まだシンへの救済措置は描いてくれないのか。こればっかしは最後の最後まで取っておいて、その前にキラやアスランと戦わせるってことか。ロボアニメとしてはその方が断然燃えるんで、まーしゃあない。

 シンがオーブを憎んでいるのは、「ホントはオーブのことが好きだったのだけど、自分の家族を守ってくれず、自分が望む方向に進んでくれなかったから」という幻滅ゆえでした。なんだか中学生の恋愛みたいですね。いや、知らんけど。
 ということは―――シンがこれほどまでに「俺がぶっ潰してやる」と公言してきたオーブが“自分が望むような道(またはそれを上回る理想的な国家)”を進み始めたら・・・・彼はどうするんでしょう?という話です。カガリがオーブを立て直そうとし、まず初めにジブリールを見つけて戦争責任を問いただそうとしているのを知ったら? 知っても、同じように剣を取るのですか?

 ということで、順調に―――シンの精神的自立の鍵を握るのはカガリ―――という展開になってきました。序盤からケンカ吹っかけていた(それでいて戦争開始時には同時に壁を叩いて悔しがった)伏線が、とうとう。



 ○ アークエンジェルvsミネルヴァ
 流石に4クールのアニメ2本分のキャラを描いてきただけあって、両方の艦にそれぞれのキャラが乗って凌ぎ合うって展開は熱いです。これまでの対決はどうにもどちらかがハンデを背負っているケースが多かったのだけれど、今回は(アスランの体がボロボロなこと以外は)ベストvsベスト。リアリティ考えると「?」という部分も多いですけど、撃ち合うシーンはスパロボチックで格好良かったのですよ。

 そういや、前作最燃え描写もアークエンジェルvsナタルが乗ってた艦(名前忘れた)でしたね。
 今度の2つの艦は分かり合えるのだろうか・・・・・・



 ○ そして、アスラン物語の帰結
 正直、僕のボーっとしてる脳ではラクスの言い分はよく分からなかったのですけど・・・・・「戦士という道を選んだのもアナタ自身だったじゃないですか」ってことですよね、多分。

 それはきっと、メイリンが自身で選んでアスランを助けようとしたのと同じように―――
 与えられた役割ではなく、自分で選んだ役割があって・・・・決してそこから逃げ出してはいけないんじゃないか、と。ラクスは「選ばせた」ように見せて、多分もう答えは知っていたんじゃないかな。アスランがどういう過程で戦士となったかを知っている彼女だからこそ。ちょっと卑怯であるような、それでこそそれは「絆」なのだと言えるような・・・・・

 とにかく。何だか世話女房化しちゃっているメイリンが、傍から見たら「重い女だなあ」状態だったのですが、アスランの決断を暗示するように、彼女自身も決断を経てアスランの決断シーンに手を添えていたってことですね。ちょっと、この辺りの演出はニクいなぁ。



 ○ 思い出すのは姉のことばかり
 メイリンの決断シーン、ミネルヴァの他のクルーは全然思い出していないんですね・・・・・まぁ、シンやレイには殺されかけたから仕方ないけど。仲良くしてたメカニックとかもそんな扱いなのか。アーサーたんもそんな扱いなのか。

 いや、違うな。
 それだけ姉妹の愛が尊くて揺るがないってことなのだよ!


 <メイリンの優先順位>
  アスラン>>>ルナマリア>>ミネルヴァのみんな>>>よく分からんアークエンジェルの人達>シンとレイ

 <ルナマリアの優先順位>
  アスラン>>シン>>>メイリン=ミネルヴァのみんな

 <アスランの優先順位>
  キラ>>>>>>>(越えられない壁)>カガリ>>ラクス>ハイネ>ニコル>>その他の女ども>イザーク

 <シンの優先順位>
  妹>>>>>>>>>ステラ>>ルナマリア=レイ>>カガリ?>>>>>>オーブ軍人ども


 順当に全員生き残ったとして・・・・・・誰が誰とくっつくかを考えていくと。
 キラとラクス、アスランとカガリは(作中では)鉄板として。後はシンとレイがくっ付いてくれれば、何の問題もなくルナマリア×メイリンの姉妹カップルが成立するのになぁ。でもどうなんだろう・・・・シンはともかく、レイは生き残りそうにないもんなぁ。よし、じゃあここはフラガ兄貴と同じ超技術でマユたんを生き返らせるしかねえ。

 もしくはラクスを暗殺して・・・・・キラとアスラン、カガリはシンとくっ付けば。ほら、ルナマリア×メイリンの成立。一体俺は眠い頭をこすって何を書いているんでしょう。






05年8月8日[漫画紹介] 〜『夕凪の街 桜の国』

 月曜は休養日のはずなんですが、調べたら月曜は図書館が休みなので今週は火曜日に休もうと思います。なので、せっせせっせとお絵描きしたり。今月初めに新画材をたんまりと入手したので、それらをおっかなびっくり使うだけでワクワクしちゃいます。へっへー、今月どうやって生活しよう。


 そうそう。『ロマネスク』はチマチマ楽しんでます。アリアが「爆発」覚えた辺り。
 エロゲなんで積極的に話題に出すことはしないつもりですが、立ち絵とコマ絵の違いなんかは語りたいことが出てきたのでクリアしたら触れてみようかと思います。しかし、ほんとエロシーンは必要ないなぁ・・・・・エロシーン始まった途端にメッセージスピード16倍にして飛ばしますもの(汗)




 
■ 日韓戦について
 世間的な温度は知りませんが、僕的な感想を簡単に。
 1−0という結果は出ましたし、実況・解説の人が「魂を込めた試合!」とか「まさに死闘!」と叫んでましたが・・・・僕的には単調で面白味も工夫もない試合でした。ポストプレイはほとんど失敗してたし、せっかく巻がいるのに高さを活かしたプレイはしないし(試合終盤はやってたけど)、ディフェンス面の心配も多かったです。
 結果的に0で抑えはしましたけど、それは韓国がシュートを外してくれたり、土肥の正面に撃ってくれたからであって、ディフェンスシステムとしては2点3点分の失点をしていてもおかしくはなかったと思います。まぁ、もちろんそこを決めきれないのが今の(海外組抜きの)韓国の不調具合なんでしょうし、セットプレイで1点勝利が出来る日本がアジアチャンピオンである所以なんでしょうけど。


 結局、サブ組で「(海外組を含めた)現行ベストメンバーに風穴を開けれた」のは田中達也くらいだったかなぁ・・・・もとやんや坪井は期待していた分と比べると「うーん」って内容でしたし、阿部・今野のWボランチはゲームコントロールって点ではイマイチでしたし。
 それより何より。玉田が本格的にヤバくなってきたかも。スペースないと仕事が出来ず、ポストに入っても潰され・・・・柳沢・高原を不動とするのなら、大黒が続いて、その次を田中達也と大久保が争うって感じですかね。そろそろ大久保を試してみましょうよ、ジーコさん!(松井は・・・・・・流石に今の俊輔・小笠原を押しのける魅力はないかなぁ)




 
■ ちょっとだけジャンプの話
 『デスノート』は・・・・あれ?デスノートによる殺害以外は全て“寿命”扱いになるはずだから、死神の目によってある程度の死期は分かっているはずだと思うんですけど。それとも、寿命は見えるけどアレは死神語の○進法で書かれていて人間には解読できないとか? うーむ。


 第2回金未来杯1発目は天野洋一『ウサギとカメとストライク』。ページ数制限があるのでテンプレ通りの悪役・主人公・ヒロインは仕方なしとして、絵がキレイでとっても読みやすかったです。ただ、この理論系野球漫画という分野は既にブームになっているジャンルですし、ジャンプが他誌で売れてるジャンルを後発で出しても・・・・・成功した例ってほとんどないんじゃないですかね。むしろジャンプの強みは新ジャンル開拓にこそあるワケで。その意味で、金未来杯を勝ち抜いて連載獲ったとしても苦労しそうな予感がします。

 そもそも、金未来杯って「作者の能力を計る」のではなく「即連載化できそうな題材を読者に判断させる」ものなんですよね。他の読みきり作品よりも、ダイレクトに“連載で読みたいか”を問われているという。だから、読みきりの読後感とか完成度はあんまし関係なくて、魅力的なキャラとかカッチョいい見開き演出とかがある作品の方が後々に有利な気がします。




 
■ ちょっとずつ情報小出し
 次サイトに向けて自分に喝を入れる意味でも、“設定として描いておいた絵だけどほんちゃんには使いそうにもないもの”はバシバシ出していこうかなって思い始め。不定期でちょくちょくアップしていくつもりです。

 <第1弾は紗希すけ>
 4.5分の1くらいのサイズに縮小してます

 炎尾燃が「デッサンは練習のときだけ気を配ればいい!裏からすかしてデッサンが整ってたら逆に描き直すぐらいの気合をみせろ!」と言ってたのを思い出し、本能のままに描きむしってみました。ペンで描いてから透かして見て、思わず叫んじゃいまいましたよ・・・・・・・・うわぁ、ホント俺ってデッサン力ねえなぁ。

 僕はどんなキャラを描くにしても、顔や体型が子ども子どもした絵になっちゃうので・・・・そこから修正しつつ、年齢相応に見えるように描くって回りくどいことをしているのですが。実際に子ども子どもした紗希は修正なくても年齢相応に見えるので、とっても描きやすくて助かってます。





 
■ 漫画紹介
 こうの史代『夕凪の街 桜の国』
  <Amazonの紹介ページ

 
「わかっているのは「死ねばいい」と誰かに思われたということ
 思われたのに生き延びているということ」


 懇意にしているいろんなサイトさんで絶賛されているのを見て、「コレは読んでおかないとマズいなぁ」としばらく前に購入していたんですが・・・・読んで感想を書くのならこのタイミングしかないだろうなと、本棚の奥に封印しておきました。何だかんだ忙しくて2日ほど遅れてしまいましたけど、この暑い時期だからこそ、言葉に出来ない様々な感情を締め付けられたのだと思います。この文を読んでいる皆さんも、まだ手にとっていないのならこの夏に読んでおくことをオススメします。


 60年前―――確かに“人の手で”落された原爆。
 そして、この漫画はそんな原爆によって全てを失った一つの家族の物語です。

 人が持つ哀しさ、必死さ、汚さ、純粋さ・・・・・・そして何よりも、「希望」。
 この漫画の登場人物は被爆者であり、そしてそれを受け継ぐ被爆二世であり、それは―――本当に痛ましく哀しいことなのだけれど、60年前にこの国と外国諸国が殺しあったがゆえの「負の遺伝」なのです。人間は殺しあってしまうし、幾つもの「負の遺伝」を持っている。それは紛れもない現実です。
 ですが、この漫画の最終章となる「桜の国 II」において、作者は語り継がれる人の記憶について描いています。「負の遺伝」もあるけれど、もっと人々が根源的に大切にしているものがあって、それは決して“人間のイヤな部分”には負けないんだ―――と言っているのでしょう。


 この作者は戦後生まれで、いわゆる“戦争の原体験”を知らない世代です。
 だからこそ、多くの声や本や資料によって知った当時の状況を、「語り継がれる記憶」として描いたんだと思います。分類すれば、この漫画は“戦争の哀しさ”を描く「戦争モノ」や「ヒロシマもの」という分野に入るのでしょう。ですが、恐らくこの漫画は人と人の記憶について語っているものなんだと思います。
 “戦争を知らない作者”と“戦争を知らない読者”にしか共有できない―――逆説的ではありますが、平和ボケしている現代の日本人にしか描けない「平和の尊さ」なのだと思うのです。


 たった100ページの物語ですが、人として生まれたきた以上―――人が人を殺す世の中が変わらない以上、是非手にとって、それぞれがそれぞれの思うことを考えてみてもらいたい1冊です。






05年8月10日[バジリスク] 〜全然時間足りねぇなあ

 という訳で、火曜日は目一杯休んでおきました。
 『ロマネスク』やったり、山田風太郎『明治断頭台』を読んだり、『もっけ』1巻読んだり、WEBアニメスタイルの『かみちゅ!』スタッフのインタビューを読んだり、軽く掃除したり、掲示板の返事書いたり、図書館に行って本2冊とビデオ1本借りてきたり(いつ観るんだろう・・・・)、皮膚科行ってきたり、ブックオフで『逆境ナイン』の最終巻を読んだり、世陸の為末観てもらい泣きしたり。


 『明治断頭台』は1年くらい前にあいばたんが絶賛していたので、『バジリスク』によって山田風太郎の小説が読みたくなっている今読んでおこうと手を出してみました。ネタバレせずに感想書くのは不可能な小説だと思うのでサラッと流しますが、あー確かにコレは凄いです。「革命」直後の明治初期という混沌とした時代でありながら、推理小説でありながら、色んな楽しみ方が出来る作品だったと思います。僕はキャラ燃えで読んでました。ラスト2ページだけでもGONZOに映像化してもらいたいくらいです。

 『かみちゅ!』、ベサメムーチョという名は予想通り舛成・倉田・落越3名の共同ペンネームだったみたいです。まぁそりゃそうですよね。インタビュー内で倉田氏が
「僕は他のアニメのDVDをいっぱい買っているから、買う人の気持ちが分かるんですよ。ペラ1枚をライナーと言って、ごまかしたりとかはしませんよ。」とDVD購入特典の豪華さを保証していたので・・・・・・とりあえず1巻だけでも買ってみて、2巻以降はそれから考えましょうかね。僕は1話の最初20分を見逃してますし。


 皮膚科は・・・・・この数週間でトンでもなく悪化してしまったのだけれど、話を聞くと手を洗うのがマズいらしいです。僕はペンを小まめに洗うタイプですし、手を汚しがちなので紙まで汚さないように1日に何度も手を洗っていたのですが・・・・それがいけなかったとか。何だか・・・・僕が努力すればするほど残酷な結末が待っているような気がする・・・・・・もう 何もせず、何にも期待しないで生きていけということなのか。いや、最初から別に自分の人生に期待などしていないけど。



 
■ 民主主義が問われる戦い
 僕が休んでる間に面白いことになっていましたね。
 僕の政治思想を押し付けたり、「○○に投票する」みたいなことを明言したりはしちゃいけないと思うので遠まわしに(笑)・・・・今回「郵政改革選挙」みたいなことを言ってる人がいますけど、本当の注目すべき場所は全然違っていて「投票率がどこまで上がるのか」―――すなわち、「この国の民主主義は本当に民主主義なのか?」というところにあると思います。

 浮動票・無党派層を取り込まなければ勝てない民主党(野党)は必死に「一人一人選挙に行けば世の中が変わる!」と言っているのだけれど、投票率が低ければ低いほど有利になる自民・公明(与党)は論理を「郵政改革」という1点に絞り込ませてその他の大事なこと全てをぼやけさせてなるべく今度の選挙に無関心になるようにさせているという。(何故投票率が低いと与党が有利なのかって話はココには書けませんけどね)


 「どちらに勝って欲しい」ということよりも、僕は投票率の低さが心配です。投票率の低さというのは「民主主義の放棄」であり、「一部の団体による権力集中」を生むのであって―――もし今回の選挙でも投票率が低ければきっと・・・100年後200年後は知りませんけど、少なくとも僕が生きている間はずっとこんな世の中が続くんだろうなぁと思います。




 
■ コミックス読書メモ
 『もっけ』1巻ですよー

 夏だから妖怪漫画だ――――――!!
 ってなワケじゃないですが、去年の暮れにまとめて購入していた『もっけ』を読み始めることに。『加治隆介』と小説2冊と同時進行なのでペースはむっちゃ遅いと思いますが、まあそんな感じで。

 全然関係ない話題ですが、『もっけ』の瑞生も、『苺ましまろ』のキャラ達も“ランドセル”を使ってないんですね。いや、別に僕はランドセル属性ってワケじゃないんですが、ここまで「NO!ランドセル運動」が続いているのを見ると、ランドセルを使っていない小学校って実は結構あったりするもんなのかと思います。ひょっとして、ブルマと一緒で既に絶滅とかしてるんでしょうか??





 ■ 『バジリスク〜甲賀忍法帖〜』第18話
 「無明払暁」
 <公式サイト

 豹馬vs小四郎!!
 あ―――、そうか。ここで弦之介vs小四郎を消化するワケないよなぁ。ここで小四郎が豹馬を倒せば小四郎の強さが際立つし、今まで無敵だった瞳術の弱点を暴いておくことで、弦之介の目が治っても依然ピンチが続くということにもなりますもんね。ついで、過去編を入れることで弦之介と豹馬の絆を描き、弦之介→小四郎への因縁を付け足しました。これまでは小四郎が一方的に敵対視してただけでしたが、これで双方が意識する宿敵になりました。


 なのだけれど、この重要な(はずの)一戦が画面が暗くてよく分からん・・・・・夜の対決ということと、盲目同士の対決ということを演出したのでしょうけど。肝腎の「豹馬の瞳術が小四郎に効かなかった」シーンと、「豹馬が倒れていないのに慌てる小四郎」のシーンがよく分からなかった・・・・・特に前者は、後の弦之介vs小四郎の伏線にもなるので、最重要描写だったと思うんですけどねぇ・・・・・・
 前者は、公式サイトのあらすじを見ると、
「瞳術を仕掛ける豹馬であったが、盲目の小四郎には無効であった」とのこと。わぁそんな単純なことなんだ。目つぶってれば誰でも防げるってことじゃないですか。それこそ、最弱の朧でも・・・・・・まさか・・・・・・?
 後者は、豹馬にとって最期の力で刀を地に突き刺して倒れなかった―――というところでしょうか。この辺り、鷹のシーンもそうですけど、何の意味があるのか(現段階では)よく分からん描写が多かったです。

 過去編はありきたりな話なので、今週の大部分は豹馬×弦之介に萌えてる人くらいしか楽しめなかったんじゃないかな。ガケから落ちそうになって手を繋ぐなんて、この作品っぽくないセンスだなぁと思いました。


 そして、とうとうこの争いの原因となった世継ぎ争いにも変化が・・・・・・何だか変なオバチャン出てきましたが、相変わらず字が達筆すぎて誰だか分かりません。冒頭に叫ばれてた「ここにいない女狐」ってのが彼女なんですかね?







05年8月11日[かみちゅ!] 〜とりあえず、浴衣カップルは全員死んでくれ

 あぁ〜!ヤフオク、競り負けた――!
 まぁ、他の人よりも予算が少ない中での戦いなのだから仕方ないのです。

 とあるコミックスの「全巻初版です」という品を落札しようとしていて、古本なのに定価以上の値段をつけていたのですが―――残り数分で追い抜かれてました。ということは、僕以外にも「初版だから」に価値を見出して定価以上の値段を払う気のある人がいるってことですよね。とりあえずこの人とは(おかげで漫画手に入らなかったけど)仲良く出来そうです。

 ・・・・・・版数表示を消してくれれば、僕もその方も、何の迷いもなく新品で購入できるんですけどね。
 出版社さん、何とかしてくれませんかね。



 
■ 録画率の話
 今アチラコチラで話題なんで、ちょっとだけ自分でも調べてみました。(コラム
 HDD&DVDレコーダーのとある機種でネット接続をしている人の録画した番組を集計してランキング形式で発表という機能なんで―――もちろん一般的な視聴率なんかと違って偏ってしまうのは当然で、物凄くヲタ寄りな結果になってはいるんですが。注目すべきは、この一点です。

 視聴率的には苦戦していると言われてる『ガンダムSEED DESTINY』『エウレカセブン』が好調。

 僕的な考えでは深夜・早朝の番組は視聴率が下がる一方で録画率が上がりそうだと思っていたので、『エウレカ』の好調さは予想出来てましたけど・・・・『DESTINY』も好調だったとはなぁ。プラモは売れてないって噂もあるし、一部のアンチの人達は早い段階から「打ち切り」噂を流してたりしてましたけど・・・・・コンテンツとしての作品の価値は決して低くはないことが判明されましたね。もちろん(偏った)統計的には、ってことですよ。


 ちなみにこのコラム内での深夜勢では『かみちゅ!』がトップ? でも、これは集計時期の問題でしょうね。
 ちょっと前のコラムですが、こちらはソニー機の集計についてのコラムかな。深夜アニメの好調っぷり、特に再放送なのに大健闘の『ハガレン』について触れていたり。ちなみにこちらの元となったランキングは、こちらのページで最新のが見れます。

 こちらも『ガンダムSEED DESTINY』が絶好調。アニメ勢では『SPEED GRAPHER』『ハチクロ』なんかが続いていてますね。『DESTNIY』を除けば、機種によっても結果がマチマチという印象です。もちろん視聴率の結果と一致しない部分も多いです。


 我が家はまだまだVHSしか録画機材がありませんけど、10年後にはほとんどの家庭がデジタル機器での録画になっているでしょうし。ネット接続も常識になっているかも知れません。今から10年前ってWindows95の日本語版が出る前ですもんね。今ちょうど過渡期であって、次第に“視聴者が本当に見ているもの”が簡単に集計されるような時代になるのかも知れませんね。



 
■ 選挙の話
 自民党造反組には、小泉さんが対立候補を立てる!(ソース
 しかも、「ひょっとしたらヤバいかも」という議員を狙い撃ちしてエース格を仕向けるという!!

 やばい。これは面白くなってきました。ここまでやるとは思わなかった。やるなぁ、小泉さん。
 コレに対して地元の人々は造反組を支持したり―――民主党がすっかり蚊帳の外なのが苦笑ものなんですが、これはやっぱり世論の流れを読んだりマスコミを利用したりって力がないからなんだろうなぁ。党のほとんどの人が郵政民営化に賛成なんだから、上手く利用すれば良かったのに。

 何にせよ、こうやって少しでも政治に無関心な人が減って、投票率が上がることを期待しています。





 ■ 『かみちゅ!』第6話
 「小さな決心」
 <公式サイト

 倉田さんがWEBアニメスタイルの対談で「ゆりえと綾波は同い年」ということを言っていたけど、そういやゆりえって綾波と同じ髪型なんですね。内ハネのショートヘア。監督が「マトモに観てない」と明言していたから意識していたワケじゃないでしょうけど、これも『エヴァ』から一時代が経過したから出来ることなんだろうと思うと感慨深くなります。
 この『かみちゅ!』ってアニメは時代を塗り替えてしまうような作品にはならないでしょうけど、間違いなく「この時代にしか描けない作品」ではあると思います。こういうものを作れる今の深夜アニメ界の現状をありがたく思い、この現状が少しでも長く続くように僕もDVDを買うんだろうなーって戯言を一つ。


 本編。
 4話、5話で段階踏んで伏線張られていた「ゆりえと二宮くんの話」を絶妙なタイミングで入れてきました。
 ゆりえの神様としての力を高めるために書道の練習と、同じように二宮くんが好きな後輩のコを出すことでゆりえの気持ちを揺さぶるというベタだけどソツのない話でした。
 この後輩のコが、自分が玉砕した後もゆりえを応援するような発言をしたりするんだけど・・・・その背景に、二宮くんとゆりえの共通点に後輩のコだけが気付いていたというものを描いておいたという(構成の)気の使い方がニクいですねー。犬をどけたシーンもそうなんだけど。ゆりえが犬のシーンで「まっすぐ気持ちを伝えれば」と言ったのと、二宮くんが体育館のシーンで「思ったままを紙に書けば」と・・・・・この二人の精神構造って実は非常に似てるんですよね。そこに一歩引いて気付いた後輩のコは、多分ムリだと知りつつ玉砕していったんじゃないかなーと邪推。

 一つ素人考えなりに欲を言えば、後輩のコが最後にゆりえに“友情”と書かれた習字でも渡して・・・・・
 体育館のシーンでは「友達なんだから協力してよ」という意味で使った“友情”という言葉を、「友達だから応援するね」という意味に裏返すことが出来て、感動度が上がったんじゃないかなーと思うのですが。まぁ、先輩・後輩という関係だから“友情”という言葉は相応しくなかったのかも知れんけど・・・・・・


 ○ 懲りてない祀
 前回自分のせいでゆりえが倒れたのだと落ち込んでいたくせに、あっさりと名プロデューサー稼業に戻ってる祀ちゃんにまず笑いました。

 ○ 何その明るいキャラ
 1話を見逃していた僕にとっては、二宮くんのキャラにビックリでした。今まで世界の全てに興味なさそうな顔してたのに、入部希望者が来た途端に爽やか少年に変貌。今までどうしてゆりえが彼に惹かれてたのか分からなかったんですが、今回観て納得。自分から進んで周囲に溶け込むタイプではないけれど、これはこれで自分の信念みたいなものがあって、カッチョ良かったです。後輩のコの告白を漢らしく断ったり。

 ○ 百円
 「自分が書きたい文字を書いてごらん」と言われてゆりえが書いた中の1枚。
 このコの精神状況が、僕はとっても心配です(笑)

 ○ 中学生ジャージ萌え
 良かった・・・・ここであざとくブルマとか出してこないで。
 僕はブルマはあんまり好きじゃなくて、むしろ十代の女のコはジャージ姿が一番エロイと思っています。

 ○ 来週から夏休み?
 これまでの話は学校の日常描写があったからこそほのぼの〜としていたので、来週以降の展開がちょっと心配。まぁ、学校以外の日常描写を描いてくれれば文句はないのですけど・・・・・

 『20世紀少年』の過去描写とかもそうなんだけど、日本人の“ローティーンくらいまでの記憶”とか“ノスタルジー”とかって必ず夏限定なんですよね。この『かみちゅ』も夏だからこそ描ける話であって、作中の冬とか春とかの様子は想像出来ないし、想像させないように作ってあるんじゃないかと思います。夏が終われば神様でもなくなりました―――みたいな感じでもいいくらい。
 だから、夏ならではの―――夏休みならではの話をここらで入れて欲しいかなーと。肝試しとかプールとか海水浴とか親戚のコが遊びに来たりとか。






05年8月13日[コミックス] 〜なるべく愚痴を廃したらこうなった

 とうとうやっちゃいました。
 ランニングのしすぎで右足故障!!
 うっわー、笑えない。3年くらい前に故障したのと同じとこです。右足に体重かけられないので、マトモに走れなくなっちゃいました。バイトどうするんだろう・・・・・・・・・・いや、どうするも何も、騙し騙しやるだけなんですけど。なんかね、もうイヤになっちゃいますよ。自分の体と人生。今、唯一の楽しみが深夜のランニングだったのになぁ。

 でも、寺門ジモンが腹筋のし過ぎで脱腸になったというニュースを聞いたら「上には上がいるなぁ」と楽になりました。日々積み重ねる努力なんて、報われることの方が少なくて、ほとんどの場合はマイナスな結果になるもんなんですよね。学校の勉強だけは出来るコだったから、この年齢になるまで気付かなかった・・・・・・・・




 何だか・・・・ここ数日。手持ちの携帯でホットメールのチェックが出来なくなっちゃいました。
 うーん。ハッキリ言って、僕の携帯は電話もメールもほとんど使用しておらず。出先でメールチェックをするためだけに使っていたので―――もう、本当に使い道がなくなってしまった。いっそのこと、解約してしまおうかと考え中。
 こういうことを友達に相談すると「イザという時に困るから辞めるな!」と言うんだろうけど、そういうヤツに限って2年に1回くらいしか連絡してこねえのな(笑)

 そんなものの為に毎月4000円も払っているのはバカらしいじゃないですか。毎月4000円の出費が減るならば、『かみちゅ!』のDVD1巻が毎月1本ずつ買えちゃいますよ!せめて2ヶ月目からは2巻を買えよ!




 
■ ちょっとサンデーの話
 今週のサンデーはやたら熱かった!
 今、僕が四大少年誌でどのコミックスも買っていないのはサンデーだけで、それくらい熱烈に好きな作品はないのだけれど。地味ぃに楽しみな漫画は、ジャンプ・スピリッツなんかよりもよっぽど多いんじゃないかって思います。『見上げてごらん』も『我聞』も『道士郎』も『からくり』も全部熱かった!

 『見上げてごらん』は、ようやく草葉道輝の本領発揮ですなー。
 スタートダッシュの弱さこそあれど、やはり漫画家としての潜在能力は飛びぬけています。後は・・・・『ファンタジスタ』イタリア編の二の舞にはならぬよう・・・・・・

 『ハヤテ』、流石に『龍虎の拳』の声優ネタは知らんかった。『未成年』に出てたってのは知識として知ってるけど、あのドラマ自体どんな話だったか覚えてないもんなぁ。野島伸司のケチのつけ始め。いや、脱線しすぎました。
 何気に必殺技のシーンがどんどん迫力増してきてますよね。WEBサンデーのコーナー読んでも思うのだけれど、ホント真面目に漫画に対して取り組んでいるんだなー。イナズマキックって『トップ』? ワタルに借りたビデオが『トップ』なのかと読み直してみたけど、めっさ漢らしいパッケージだった(笑)




 
■ コミックス読書メモ
 『貧乏姉妹物語』1巻ですよー。

 近所の本屋に入荷するか心配だったのですが、ドカンと平積みされてました。されていたのに気付かずに本棚の方をチマチマ探して「ないー!」って叫んでましたけどね(笑) まぁ、流石にこの“三大出版社のコミックス”というラインならば、よほどのことがない限りは入荷されるんだと甘く見ておきます。問題はソレ以外の出版社ですが・・・・漫画の趣味がマイナーになればなるほど、入手が手間取っていくのは仕方ないか。



 
■ ストロベリ姉妹データベース
 『貧乏姉妹物語』 きょう・あす
 『貧乏姉妹物語』 金子・銀子

 まだ1巻しか出てないので、まだまだ未知数ですが様子見で追加。
 全然充実しないデータベースですが、今観てるアニメから3組の姉妹が追加される予定で―――『S-DESTINY』ルナマリア&メイリン、『かみちゅ』祀&みこ、『苺ましまろ』伸恵&千佳―――『もっけ』の姉妹も最新刊まで読んだら追加するつもりなので、これから一気に追加していくと思います。目指せ100姉妹!!

 いや・・・ホント真面目な話。男性向け作品の姉妹物語は今熱いですよ。
 これって“女性同士の関係”を描ける作家が青年誌にも多くなってきたことや、それを求める男性読者が増えてきたからなんかなぁと思います。少年誌では、まだまだ姉妹ネタは不足してますもんね。サンデーには『我聞』とか『ハヤテ』とか出てきたけど、まだまだ例外っぽい・・・・・・『ハヤテ』の場合は確信的に革新的な“萌え”を目指してる気がしますけどね。






05年8月14日[S-DESTINY] 〜今週は、休みがいつになるのか・・・

 もう8月も半分か・・・・・・・そろそろ本腰入れなきゃ10月までに新サイトは無理っぽいですね。
 せめて今本棚にある“買ったけど読んでない漫画”の感想くらいは書いてから新サイトに移りたいのですが、どうなることやら。えっと・・・・・『加治隆介』『もっけ』を含めて、1、2、3、4、5、6・・・・・・6種類かー。その気になれば2週間で感想書ききってしまえる量ですが、その気になってしまったら新サイトの準備が進まない。これはどうしたものか。



 走れないせいなのか、フラストレーション溜まりまくりです。
 替わりに『ポコラ』で爆走するも、アイテム(レアアイテム以外)出尽くしちゃったみたいでそろそろ終了。切ないです。外出ると、そこら中に幸せそうな家族連れが沢山歩いてて切なさを倍加してくれます。僕の分も幸せになってくれ。お兄さんは今から部屋にこもって永遠に出てこないから。



 ■ ガンダムSEED DESTINY 第43話
 「反撃の声」
 <公式サイト
 <公式サイト以上にSEEDを楽しむのに欠かせないあいばたんのブログ

 アスラン、種割れキタ――――――!!!
 やばい。これには流石に目頭熱くなりまくり。プラント→オーブ→プラント→ミネルヴァ→アークエンジェルと、彷徨い続ける身と同じように、悩み、見失ってしまった自分の信念。何のために戦い、何のために殺すのか―――42週かけてようやく辿り着いた一つの答えが、ついに彼を強くする!これだけ引っ張ったんだから、そりゃ僕の涙腺もズタボロですよ。


 何かねぇ・・・・・こういうことは書くべきではないのでしょうけど。数ヶ月前にアスランがキラに負けた時、
「前作で互角だったはずの二人なのに、ここでアスランが負けるのは御都合主義」とか言ってる人が結構いまして。アナタ、ホントウニコノアニメヲミテイルンデスカ?と言いたくなっちゃってましたよ。

 もちろん、あの当時のアスランは自分の信念もなく、何のために戦っているかも分かっていなかったために種割れを起こすことが出来ず―――対するキラは、その正義が全て正しいのではないことを分かりつつも、守るべき大切な人のために戦うという信念を持っていたから種割れを起こすことが出来た。
 『SEED』シリーズの戦闘描写はメカの性能とかパイロットの技術以上に、パイロットの信念が重要なファクターになるので(前作ラストで、それまでヘタレだったイザークが大活躍したのはそのため)・・・・・あそこでキラが圧勝するのは当然だというのに。それを「御都合主義」と叩くのは、何だかとっても恥ずかしいことに思えるんだがなー。


 いや、アンチSEEDの人が全員悪いってワケじゃなくて、大半の人が叩くべきところを叩かずに的外れな箇所を叩いているのが何だかなーって思うのです。



 ○ アスラン→シンに問題提起
 シンを説得してるはずなのに、自分のことばっか思い出してるアスランに笑ってしまいました。

 シン物語は最終決戦まで持ち越しみたいですね。
 僕的に、シン物語は「アスランから始まって」「カガリに終わる」という描き方をすると思っていたので―――まずは安心。ここで「そうっすね!アスラン先輩の言うとおりっす!」とかシンに言われたら、ますますカガリの存在価値がなくなってしまうので(笑)

 アスランにあっさり敗れたトコを見ると、こっからはシンは堕ちる一方→最終決戦で復活 というパターンかと予想します。上で述べた通り、『SEED』シリーズの戦闘はパイロットの信念が重要なので―――これまで“デュランダル議長を信じれば良いや”とすがっていたのをアスランに全否定された今、マトモに戦うことすら出来ないんじゃないかと思うのです。


 しかし・・・・・シンとレイは、アスランの生存を報告したんでしょうか。
 タリアとアーサーたんは「ジャスティス」と明言していたから知ってるっぽいけど、それ以外の・・・・ルナマリアとかミーアとか、その辺のキャラは知っているんでしょうかね。



 ○ 今のうちに合体するんだ、ジュドー!!
 何だか『ZZ』のハヤトを思い出しました、今週のルナマリアたん。
 一刻を争う事態に、わざわざインパルスに合体していくとは・・・・・コアスプレンダーのまま出撃すると不都合でもあったんですかね。ムラサメに撃破されるとか・・・・・・? 大丈夫だよ、ルナたんは人気者だから名無しのキャラなんかに殺されないよ(元も子もない)

 んでもって、あっさり逃げられ。
 その後、落ち込むどころか、落ち込んでるシンをなぐさめようとするルナたん。流石だ・・・・・・周りを見すぎて自分のことを何も考えてねえぜ。3クール目までのカガリ・アスランのヘタレっぷりは伏線だと思っていたけど、ルナマリアの場合は伏線なのか仕様なのか。本人ですら自分のヘタレっぷりに気付いていないみたいだから、仕様っぽい・・・・・・・

 でも、良いのさ。
 パイロットとしては四流だとしても、「愛する妹との再会」という一大イベントが待ってるもんね!


 ・・・・・・・・ルナ→シンのやり取りを見ると、アスラン生存は知らないっぽいけどなぁ。どうなんだろう。シンはルナマリアがアスランを好きだったこと、知らないんですっけ?



 ○ ミーアの涙
 これ・・・・最初見た時は「アスラン生存」を知ったがゆえの涙なのかなーと思ったのですが。
 多分、それは関係なくて。その後の演説を見た時、あーきっとこの涙だったんじゃないかと思い直しました・・・・・・それはきっと「諦観」の涙。与えられた役割をこなすことしか出来ず、そうして自分以外の言葉を語ることでしかスポットライトを手に入れられない自分への涙。

 彼女自身が知っていたのかは分かりませんが、奇しくも彼女が手を振り払ったアスランが「自分の信念」を貫いた直後―――自分は「与えられた役割」を生きなければならなかった。オーブへの攻撃を正当化しなければならなかった。だから、涙を流したんじゃないかと予想しておきます。


 ということは・・・・・・?
 『S-DESTINY』の最後の最後のクライマックス、その声を発するのはカガリでもラクスでもなく、ひょっとしたらミーア自身が初めて“ミーアとして”発する言葉なのかも知れませんね。これは・・・・・あぁ、相当熱いぞ。



 ○ カガリ・・・・・まだタメるのか・・・・・
 ジブリールには逃げられるわ、演説はマクラの部分で電波ジャックされちゃうわ、焦ってる間にジャックし返し(?)たラクスに乗っ取られるわ。彼女が彼女自身の声で喋れるのは、いつになるんでしょう・・・・・

 まぁ、「最も熱い展開」から逆算していけば、最終決戦でシンがカガリの声を聞いて依存から脱する―――って展開でしょうから、ここでシンに声を聞かせちゃいけないってのも確かなんですがね。良いんですよね、まだこれは“タメ”の段階ということで? カガリ物語はここからですよね? ユウナ殴っただけで終わりじゃないですよね?


 あ・・・・・そう言えば、ユウナたんが死にましたね。
 タックルかましたところまでは「漢らしい部分が残っていたんだ!」と思っていましたが、まさかそんな展開になるとは・・・・・って、そう言えば親父はどうしたんですっけ?



 ○ その他の面々
 ・タリア・・・・デュランダルに反抗? 「ミーアの存在を知らなかった」のがキーになるやも。
 ・ネオ・・・・一撃で離脱。でも、その後の彼らしい振る舞いは・・前作思い出して、ちょっとうるうる。完璧に記憶が戻ることはなくても、体に染み付いた記憶のおかげで戻ってこれる―――という。ネオと記憶についての物語、ここに完結。 と言いたいのだけど、シンと記憶の話もあるし、レイとの絡みもある。まだまだ落ち着いてられないってのが正直なトコか。
 ・メイリン・・・・「アスランを理解している」という分野では、キラには遠く及ばないことを痛感。入り込めない二人の関係にショックを受け、姉の元に帰る・・・・ってのはセオリーっちゃセオリーではありますが。普通、キラじゃなくてカガリ相手ですよね(笑)



 その他、レイとキラに因縁が出来たり。1vs2から1vs1×2へと移行する展開は流石に熱かった!
 最終決戦がどういう形になるか想像もつかないのだけれど、最後はシンvsレイになるのかなー。それはそれで切ない話になってしまいそうです。何だかんだいって、シンを支えてきたのは紛れもなくレイだったワケですし(いや、カプ的な意味ではなくてね)。






05年8月15日[漫画紹介] 〜『加治隆介の議』

 今週は火曜の夜に遊びに行くので、休みは変則的に月曜の夜と火曜の夕方〜夜にとることにしました。
 適度に自信を喪失しながら、まあ何とか頑張っています。得意なトコと不得意なトコがハッキリしているので、あとは努力だけで何とかなるはずなんで―――心を折らないように、やはり週1の息抜きは大切にしておきたいのです。この休みで最低でも、借りてきたビデオと本残り1冊は消化しなくちゃなー。


 あ・・・・そういや、明日赤マル発売ですね。
 既にそこらでネタバレ情報が飛び交っているので(連休明けに出る雑誌は連休前から早売りされてるそうで)、『いちご100%』の重大発表については知っちゃいました。『武装錬金』ファイナルに関しては予防線張ってるので何とか新鮮な気分で読めるんですが、多分購入はしないっぽい。

 むしろ、鳴子ハナハル氏の特集号の『失楽天』を買いに行きます(笑)
 知らない雑誌ですが、成年誌なので「知らない雑誌を読んでみよう」はやらない方向で。



 
■ コミックス読書メモ
 『もっけ』2巻ですよー

 何かここ数週間、「家族の絆」みたいな話ばかりを読んでる気がします。
 これはこれで感動的だったり萌えだったりするのだけれど、反動で「荒唐無稽な熱血漫画」が読みたくなってきました。

 
「この作品からは・・・・お二人の熱い志が伝ってまいりません。
 うわべだけの恋愛を描かれるより・・・・・荒唐無稽のようでも、私が見たいのは地球の平和を守るような男のドラマです。」
(byユキジ 『20世紀少年』より)

 いやいや、『もっけ』はうわべだけじゃなく、魂こもった姉妹漫画ですよ。
 個人的には妹視点での妹→姉の描写に萌えることが多いんですが、『もっけ』に関しては間違いなく姉→妹の方が萌えです。そういや、『もっけ』の静流も中2―――『かみちゅ』メンバーと同い年です。萌えの黄金世代です。





 
■ 漫画紹介
 弘兼憲史『加治隆介の議』
  <通常版:全20巻のAmazonの紹介ページ
  <文庫版・全10巻のAmazonの紹介ページ

  <是非読んでおきたいコラム“「加治隆介の議」に学ぶ” TOPはこちら


 ようやく読み終わりました。
 『島耕作』シリーズの弘兼憲史が描く政治漫画―――父を大物政治家に持つ加治隆介は、次男坊ゆえに政界への興味を持つワケでもなく商社で働いていました。だが、父と後継者たる兄が事故によって急死したため、父の基盤を受け継ぐべく地元で立候補。激動する政党政治の中で、脱派閥、卑怯な手は一切使わず(不倫はしてるけど)、常に本音で政界を立ち回る男を描いた漫画です。

 政治漫画ということで、このサイトを読んでいる世代には相当ハードル高いジャンルだと思います。
 序盤は本筋の「加治隆介が政治家として成し上がる話」と並行するように・・・・離れ離れになってしまった愛人との想いや、父と兄の事故がとある大物政治家による暗殺だと知った友人達が犯人を追い詰めていく過程なんかを描いたりして。「政治なんか分からねえよームキャー!」って人にも読みやすい気分転換が入っているのですが。
 PKOの辺りから、そういう横道には逸れず。政界の流れと、日本のために動き回る加治隆介の話に絞られてきて。こりゃ確かに、政治に全く興味がない人には厳しい漫画になっちゃったなーとは思いました。描かれたのが91年〜98年ということで、細川政権とか自社連合とか、今では想像もつかないような激動な時代だったのも若年読者にはキツい理由になるかも知れんですね。


 でも、10年前とは言っても・・・・・争点となって描かれるのは「自衛隊のPKO派遣」「北朝鮮問題」「日本の国連安保理常任理事国入り」「対米外交」「集団的自衛権」―――そして、今度の選挙でも間違いなく考えなければならない「国会議員に求めるのは国益か地元の利益なのか」という問題 などなど。
 どれも今、この時代に繋がっている問題であって。むしろ10年前からこんなに大騒ぎしてきたのに未だに解決されていないことが多いのかと愕然としてしまいます。それらの思想は作者の私見が入っているので全部が全部正しいというワケではないですし、この漫画を読んで「ヨッシャー!俺、政治カンペキ!!」と思い込んでしまうのは早計ではあるのですが。『ヒカ碁』を読んでプロの碁の世界を知ったり、『モンキーターン』を読んで競艇の世界を知ったり・・・というレベルでは、十分に勉強になります。


 特に圧巻だったのは、加治隆介が防衛庁長官時代の話。
 「日本には軍隊はない。あるのは名前が違う自衛隊だ」という誰もが知っている詭弁と、「日本の自衛隊は世界でも有数の戦力を誇る」という事実。ここまでを描いた話は幾らでもあるような気がしますし、もはやほとんどの国民が知識としてしっている情報だと思います。

 ただ、この漫画はそこから更にもう一歩進み―――実際に某国にシージャックされた船を救出するために自衛隊が出動するのだが、後手後手に回る安全保障会議を他所に、完璧なマニュアルを持ってるアメリカ軍隊に日本の閣僚は圧倒されるというシーンがあるのです。

 
「これが現実だ。自衛隊は基本行動の訓練しかしていない・・・・
 はっきり言って、装備を持っているだけでこまかい対応の訓練が出来ていない・・・・
 有事の際のシミュレーションを考えることですら憲法違反だと騒ぐ国では、本当の防衛力など身につくはずがない・・・アメリカがいなかったら何も出来ないではないか」

 このシージャック編はアクション映画みたいで『加治隆介』の中でも異質な展開ではあるんですが、政治家一人一人のスタンス・日米関係・自衛隊と軍隊の違い・某国兵士の生き様などなど・・・・とにかく熱く、様々なものが描かれた名エピソードだと思います。特に、加治の支持で急遽“ひので丸”を護衛していた射撃のスペシャリスト:三樹佑二郎を始め、現場の人々があっついのです。

 
「私は祖国を恨まない。同時にあなた個人に対しても恨む気持ちはない。
 恨むのはこういう行動をおこせと、あなたに命令した人間だ」




 この『加治隆介の議』は紛れもなく政治漫画ではありますが、それ以前に「人間のドラマを描いた漫画」なのです。これは僕の持論なんですが、全てのフィクションは人間が行っているから面白いんだと思うのです。政治漫画も、スポーツ漫画も、ロボットアニメも、それは変わりないと思うのです。
 こんなことを書いて顰蹙を買われるかも知れませんが。フィクションである『加治隆介』と同様に、現実の政治だって人間ドラマです―――様々な勢力にいる色んな人間の思惑がうずまいているんです。その登場人物が日本国民と、世界中全ての人を巻き込んだ壮大なドラマなのです。かつての歴史上の人物に壮大なドラマがあるように、現実の僕らも歴史の一過点としてのドラマの一要員なのです。『ガンダム』で最後にはMSに乗って派手に戦うって替わりに、政治では国会で原稿読んだり、次官レベルで合意に達していた外交会議で笑顔で握手したりするってだけです。

 政治は壮大な人間ドラマ。それでも、日本の国民の大半が「政治なんて知らんぷー」とサジを投げて、思考停止をしてしまうのは何故なのか。その理由と要因は無数にあると思いますが、僕なりに言えるのは―――

 一つは、「人間ドラマ」そのものに興味がない人。
 もう一つは、「人間ドラマ」は好きだけど予備知識がなくて楽しめない人。

 この二つが多いんではないかと思います。前者はどうしようもないですが、後者は情報が入ればどうにかなることです。「楽しめない」ってのはいささか語弊がありますが・・・・・・「さぁ、今日から政治について考えよう!」とニュースを見るようにしても、100巻も続いている長期連載の漫画を70巻くらいからいきなり読み始めるようなもので。若い人は敬遠してしまいますよね。
 だから、マスコミはもっと(公平な政治スタンスで)若い人が入ってきやすいような環境を作るべきなんじゃないかなーと思うのです。70巻から読み始めた漫画も、「前回までのあらすじ」と「登場人物紹介」があればそこそこ読めるものです。そういう気遣いを怠っているから、若い人がどんどん政治離れを起こして、投票率が下がるんだと思いますよ(もち、投票率が低い方が得する人がいるからそうなってるんでしょうけど)



 こんな文を書いても、『加治隆介の議』という漫画に興味を持ってくれる人は数人もいないと思いながら書いています。それは別に良いです。僕が読んだ漫画を全部読んでも別に得はしませんし、各人が情報を取捨選択することの方が重要だと思います。
 でも、どうか「政治なんて知らんぷー」とサジを投げないで欲しいです。この国を動かしているのは政治家でも官僚でもなく、国民でなければならないのですから。「政治について詳しい」も「漫画について詳しい」も、使っている脳に大差はないはずです。少しでもこの国の行方に興味を持ってもらえるよう、それだけを願ってこの文を書きました。是非、是非。

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