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05年4月16日[漫画紹介] 〜『ツルモク独身寮』

 半月以上連絡が取れなかった方からメールが届いて、ようやく安心しました。
 サイトやっている身で長期間もネット繋げなくなったりしたら、そりゃ焦りますよねー。ウチの場合も結構そういうケアとかがおろそかでして、もし僕が事故ったり病気だったりで入院とかした場合は何のお知らせも出来ないままドロンってことになるでしょう。両親はネットやらないし、兄貴とはそういう馴れ合える関係じゃないし、友達とは元々が定期的に連絡取り合うような関係じゃないですし、ウチのサイトを読むようなヲタク友達はいませんし。

 fc2は3ヶ月更新しないと削除されちゃうので、長期入院の場合はサイトそのものがなくなる危機。
 ヲタクの友達を作るか、友達をヲタク化させるか―――



 
■ 『タイガー&ドラゴン』第1回
 「芝浜」
 <公式サイト

 名 作 の 予 感・・・・・!!

 まずは導入部、正月に放送した2時間SPのあらすじをサラッと紹介。虎児(長瀬智也)が西田敏行に弟子入りしつつ、借金を取り立てているという妙な構図と、西田敏行の息子で落語には天才的な才能を持ちつつ家を出て服屋をやっている竜二(岡田准一)の存在を軽く紹介。
 正直、これだと2時間SP観ていない人には理解不能だと思うんですけど・・・・西田敏行の借金400万円が岡田准一の店の運営資金だとか、その借金相手のヤクザ鶴瓶の息子が銀次郎(塚本高史)だとか。特に伊東美咲関連の話はほとんど触れられていないので、今回で長瀬が塚本に「あの女はやめろ」と言った理由も、最後のシーンで長瀬と伊東が一緒にいるのを岡田が驚く理由も伝わってないんじゃないですかねぇ。2時間SPはSPで数字も稼げて成功だったと思いますが、連ドラの第1話は別でしょー。連ドラから入ってくる視聴者がすんなり入れたかのが不安です。

 ・・・・・と、少々毒を吐きましたが。
 僕としてはコレが第1話の成功の要因かなぁと思いました。だって、また2時間SPの焼き直しで、長瀬と西田敏行が出会って、岡田准一と出会って―――みたいなことを描かれても退屈ですもの。「2時間SPを観た」という立場からの、非常に個人的な感想で申し訳ないですけど。
 それと連ドラの第1話らしく、しっかりと長瀬・岡田のダブル主人公のキャラを掘り下げたのも良かったです。長瀬の生い立ちを西田敏行が岡田に語ることで、同時に三者の持っている背景を描くことが出来て―――「やりたいことをやる」「好きだから落語やんだよ」という、このドラマの根底にあるとも言えるテーマを明確にしたと思います。

 という訳で、(伊東美咲のポジション説明は省略されましたが)2時間SPを受けての初回ということでテンポ良く進み、初回のくせに次々と人間関係が交わってどっちに行くのか分からない展開。親同士が借金の関係なんで、岡田准一と塚本高史の関係が悪いってのは納得です。それを自然に使って、「芝浜」の“酒を辞められないダメ亭主”に絡めてくるとは―――完全に戦略勝ちですね。
 先に落語のあらすじを視聴者に覚えさせておいて、現実で岡田准一が「夢じゃないの?」とウソをついて一本の線に繋げた瞬間はゾクゾクしました(蒼井優が財布拾ったり、酒好きだったりというのもココに集約された訳ですよね)。


 そして、物凄く定番なことですけど。落語の才能のカケラもなくて冒頭で失敗だらけの長瀬が、回の最後に題材となる落語を成功させるという流れは爽快です。『マンハッタン』序盤で松岡が全部吹き飛ばしていたのと一緒ではありますが、こちらは吹き飛ばすというよりは全部一本に繋げてしまうと言いますか。伏線とかテーマやらで漫画を読んでいる僕にとって、コレ以上なくツボな脚本だと思います。
 次回は『饅頭こわい』ですか。落語の中身は知りませんが、物凄く有名な落語ですよね。楽しみ。


 それと、公式サイトで磯山晶プロデューサーによる4コマ漫画が連載中。この方、“小泉すみれ”という名で漫画も描いているんですね。同名のドラマ評論家がいるので、どっちがどっちやら・・・・
 第1回の4コマ漫画は、2時間SPの視聴率が良くて社内で次々と「安心した」と言われる様です。あれだけDVDも売れて、知名度もムチャクチャ高いドラマを作っているのに、視聴率が稼げないと社内での評価はこんなもんなですねー。しかも、クドカンのように「それでも脚本家として名前が売れる」という訳ではないと。テレビマン(ウーマン)って大変ですね。

 とにもかくにも、物凄い第1話でした。
 後はビデオの録画を失敗しないように祈るだけです。TBSは金曜日に野球中継を入れないようにお願いします。



 
■ 漫画紹介
 窪之内英策 『ツルモク独身寮』全11巻
  <Amazonの紹介ページ

 この漫画を初めてチラチラ読んだのは、小学校の高学年か中学校に入ったばかりの頃。何故だか居間に1巻と8巻がぶん投げてあって(中学教師の親父が生徒から没収したらしい)、ヒマつぶしに読んでみて、ともみが一人泣いているシーンで「あぁ・・・俺も大人になったらこんなに哀しい恋をするんだろう」と思ったもんでした。気付けば僕も23歳。田畑さんは別とすると、登場人物の年齢はほとんど上回っていました・・・・・・・

 高校を卒業後、上京して家具メーカーに就職した主人公。地元には可愛い彼女を残しつつ、同じ工場の総務課であるみゆきさんに惹かれていく―――という青春ラブコメです。連載されていたのは80年代の後半というバブリーな時代なんですが、トレンディードラマというよりは、「貧乏でも人と人との繋がりが大切なのさ!」といった感じの等身大のドラマだと思います。優柔不断な主人公だけじゃなく、ナンパ男の杉本と、ブ男の田畑という3人セットだからこその『ツルモク』ですね。誰かしらに共感を覚えるという。

 小学生の頃に「大人な恋愛だなー」と思った本作ですが、今読むとひじょーにプラトニックな恋愛漫画だったことに驚きました。頭ん中には性欲がうずまいたりもしてるんですが、実際に主人公やヒロインが行っていることは初々しくて爽やかで、読んでいて気持ち良かったです。僕は、青年誌だからといって「ヤった」「ヤられた」ばかり描く漫画ってのは好きじゃないんですよ。だから、こういう『ツルモク』のように、性欲をファンタジーにしないのに物語を爽やかに収束させている作品はそれだけで好きになってしまいます。
 当時の詳しい事情は分からんのですが、『タッチ』『みゆき』が終了した後のラブコメ漫画の最後の受け皿として活躍したのかなぁと思います。作風は全然違いますが、性欲とラブコメの関係はあだち充作品に通じるものがありますし、あだち充作品を卒業した世代がスピリッツで『ツルモク』にハマっていったのかなぁ・・・・とか考えてみました。


 窪之内氏は非常に絵が上手いですし、女のコも可愛く描きます(その分、遅筆なのがネックですが)。序盤で「高嶺の花」な美人だったみゆきさんがどんどんロリ化していったのは、残念であり嬉しくもあったんですが―――そんな可愛い女のコが沢山登場してきて○角関係!みたいな展開よりも、実は「夢って何だ」という話の方が『ツルモク』で真に描かれていたことだと思うんです。。
 流されるまま生きてきて、工場のラインに入って―――自分がやりたかったことって何だっけと主人公が苦悩する様は、同じように家具メーカーに就職しつつも「漫画が描きたかったんだ!」と漫画家になった窪之内氏の自伝的な回でもあったと思うのです。
 だからこそ・・・・・・最後の「そんなテレビドラマの最終回みたいな・・・」という急展開が残念であります。それまでずっと等身大のドラマを描いてきたものが(社長令嬢とか出てきますが、少なくとも主人公周りは等身大の出来事ばかりだった)、御都合主義で締めくくっちゃったなぁ・・・という印象です。

 
「しかし、その才能を持ちあわせていても、成功するとは限りません。それを表現する術を持たず、自分のカラにとじこもっている臆病者にはね!何もしようとせず認めてもらおうなんて、都合のいい話でーす。」

と、作中でキャラに言わせておいて、確かに窪之内氏自身は“カラを破ること”に努力したんでしょうに、それでも作中の主人公は何もしないまま認められちゃったという・・・・・・この点が凄く勿体ない。






05年4月17日[S-DESTINY] 〜ミーア、胸揺れすぎ

 駄文三連発です。

 
■ ラジオ
 ラジオ番組は改編期も終わって、現在では聴取率調査週間に入っています。
 AMラジオは現在TBSラジオが圧倒的に強いんですが、木曜深夜だけは別でして。ここの枠は裏が『ナインティナインのオールナイトニッポン』なので、TBS側はいつも苦戦している訳です。

 そして、TBSラジオのここの枠を4月から担当しているのがアンタッチャブル。正直、初回は途中で息切れして面白くなかったですが、今週の2回目は面白かった・・・! 新コーナー「モテない才能」が良いです。冒頭に山崎が「まぁ、この分野に置いては僕は親から譲り受けた立派な才能がありますからね」と、酷い女にダマされた話を延々と語っているのがツボでした。

 アンタッチャブル山崎ってこういうキャラなんだ。僕はテレビ観ないんで、今週初めて「山崎はモテないキャラだ」と知って印象が良くなりました。「酷い女にダマされ」仲間として、共感持てそうです。
 ラジオのターゲット層も、2年前のさまぁ〜ず路線というよりは、現役月曜の伊集院光路線を引っ張ってこようとしてるのか(丸パクリコーナーもあるし・・・・)。非モテ層男子を狙っているというか。


 でも、この層こそナイナイの支持基盤じゃないんですかね・・・・・大丈夫かなぁ・・・・・



 
■ ブックオフ
 内職が全然進まないので、気晴らしにブックオフ巡り。

 『おお振り』1〜3巻ゲット――――――!!

 とうとう手を出してしまいましたよ。読んでない漫画がまだ60冊くらいあるのに・・・・・(汗)
 楽しみな漫画は後々まで取っておこうと思っているので、感想は当分書きませんけどね。


 アニメ終了でバブルがはじけたのか、『げんしけん』が山のように置いてありました。3〜5巻を立ち読み。この辺は結構アフタで読んだ展開なんですが、オンタイムで読んだ時は“大野さんと荻上さんが口論している理由”が良く分からなかったんですよ。腐女子という言葉も曖昧にしか分かってなかったので、あそこで議論している同人誌がそういうものだとは思いもせず・・・・・・・
 今読んだら、全ての用語が理解できちゃって・・・・・この1年間で僕もどんどん汚れていったんだなぁと思いました。しかも、ホモとかやおいとかの方向で・・・・・・・・・汚されちゃった・・・私の心が汚されちゃった・・・・!

 という訳で、『エヴァ』の最新刊をようやく読んだり。原作とは順番が違うんですね。アスカも綾波もかろうじて健在な時点なので、シンジがカヲル君を拒絶しているのが新鮮でした。



 
■ フリーゲーム
 やばい・・・・・・マジでやばい・・・・・・・
 『シルフェイド幻想譚』(公式サイト)がマジで面白すぎです。

 どのくらい面白いのかと言うと・・・・・・「こんな面白いゲームやったことないぞ」ってな位に面白いです。どういう結末を迎えるのかにも依りますが、現時点では“僕の人生において間違いなく3本の指に入る”ゲームだと認定できるほどに。商用ゲーム・フリゲ・RPG・アクション・シミュレーション・スポーツなどなど、色々な枠組み全てを含めて。

 もちろん、僕のゲーム遍歴なんてたいしたものじゃないんですが。それでもコレはモンスタークラスなゲームだと思いますよ。生まれて初めて『ドラクエ』とか『ゼルダ』に触れたような・・・・・そんな感動を覚えました。漫画で喩えるなら、『ヴィンランド・サガ』の第1話くらい別格です。「これ、ホントに人間が作ってるの!?」と思いますもの。

 「僕もやってますよー」とか「私もやり始めます!」みたいなメールはありがたいですけど、攻略に関わる情報は一切送ってこないで下さい!どんなに些細なことや、序盤の情報ですら、頼むから送ってこない下さい。僕も書きません。コレはネタバレない状態でやるからこそ無茶苦茶面白いんですもの。




 
■ ガンダムSEED DESTINY 第26話
 「約束」
 <公式サイト
 <公式サイト以上にSEEDを楽しむのに欠かせないあいばたんのブログ

 
「記憶があるから苦しいのか、記憶がないから苦しいのか・・・」

 22話のネオのセリフの通りの展開になりました。まぁ、『SEED』は割かしキッチリと伏線をなぞっていくので当然っちゃ当然なんですが、まずは“期待していた展開”に1ガッツポーズ。
 ステラはシンのことを(一時)覚えていなくて、アウル&スティングはステラの記憶を失います。こうした配慮をネオがしたのは、ネオ自身が「記憶があるから苦しい」と思っているからこその配慮である訳で―――今週のシンとステラが「記憶がないことに苦し」んだのと対照的だと思いました。最終的にステラを救ったのは、シンとの記憶を思い出したことだったのも、この作品が辿り着く答えなんじゃないかって思います。

 22話の感想の繰り返しにもなっちゃいますが、これまでのシンは前戦争の「記憶があるから苦しい」ポジションだった訳です(アークエンジェル組もそうなんですけど)。家族を失った哀しい記憶があるから、アスハ家を恨み、軍に入り、地球軍と戦っている訳です。でも、これは前作でアスランとカガリが話していた“殺されたから殺して”という憎しみの連鎖なんですよね。
 という訳で―――シンが辿り着く答えの1つの可能性として、「記憶があるから苦しい」→「記憶があるから前を向いて生きてゆける」へとポジション変更していくのかなぁと予想。その為に、今週最後にシンとステラが微笑みあうシーンが入ったんじゃないですかね。家族が殺された悲しみを忘れることなく、それを背負ってカガリやオーブと共闘できるようなラストだったらムチャクチャに燃えです。


 このシン-ステラ物語と並行して、さり気なく進むアスラン-ルナマリア物語。これまで猛烈アピールを繰り返してきたルナマリアが、一人で悩んでいるのが新鮮です。この悩んでいる原因がアスラン関連のことにあるのか、議長や偽ラスクへの不信感にあるのかは未だ不明ですが―――出来れば後者であって、彼女が彼女自身の正義を探すような展開になってくれたらなぁと思います。妹を残して艦を降りるとかだったら、残された妹が寂しがる様子を今から妄想して萌えております(笑)



 で、後半のラクス-ミーア物語。
 うーん。『SEED』のコメディ部分のノリはやっぱり好きになれないですね。つーか、あの関西弁の男は何なんですか。と、調べてみたらこの番組のプロデューサーさんだとか。こんな人がプロデューサーやってるから、平気で素人を声優として登用するんですよね・・・・・・・・何だかなぁ。「スタッフの遊び心」を否定する気はありませんが、これは度が過ぎている気がしますよ。
 シンやアスラン物語と違って、ラクス物語はよう分からんです。フリーダム出撃の時は迷っていたけど、今週では「もう大丈夫」って、その大丈夫になった過程は端折られたんですかね。それともカガリと温泉入っているのが、その伏線だったとか? うーん、ここらの描き方はイマイチ。ラクスのプラント行き自体は面白そうな展開なんですけどね、ラクスの行動原理がさっぱり分からないと燃えられません。

 んでもって、ちょっとずつ腹黒くなってきたミーア。
 「ホンモノのラクスさんに会えたら・・・」とか初登場の時は言ってたのに、今週はフツーにラクスの乗ってるシャトルを沈めようとしてましたよね・・・・・「私が来たのに(歓迎もしないなんて)!」と怒っていたり、だんだんと男性視聴者の好感度を下げてきました。あー、だからか。その下がった好感度を何とか維持させようとバランスとって、あんなに胸が揺れてたのか(笑)






05年4月19日[Waqwaq] 〜4月決戦があらぬ方向に・・・・


 『Waqwaq』感想:第32話「神の血かくも尊きこと 2」


 月曜日までに間に合わなくてゴメンなさい。別に『シル幻』やってたから遅れたって訳じゃないですよ。むしろ『シル幻』は行き詰っています。ダンジョンから先に進めない・・・・・・・他に出来ることは全部やったと思うんですけどねぇ。


 
■ 漫画雑誌の感想(モーニング、スピリッツ、ジャンプ20号)
 今日まで「4月が決戦の時になる!」なんて楽しそうに叫んでいた僕ですが、その余波でまさかこんな事態に陥ろうとは予想していなかったのです・・・・あぁ、もうやっぱり「僕の読みたいもの」と「ジャンプが作りたいもの」は完全にズレちゃっているんだと思っちゃう訳で。これが年齢を重ねるということだとは理解しつつ、寂しくもあります・・・・・・
 ちなみに、『下手の考え休むに似たる』さんにて和月伸宏考察が行われています。必見。読んでいてちょっと泣いてしまいました。こないだ(ヲタクでない)友達が話していたんだけど、「『るろ剣』って連載終わったらパッと消えちゃったよね。『DB』とか『SLAM DUNK』は未だに売れ続けて商品化されてるのに・・・・・」とのこと。まぁ、そういうことなんですよ。時代が和月を求め、時代が和月を見捨てたというか・・・・・・



 スピリッツは相変わらず『テレキネシス』のみ読んできました。残りは、もしやるとしても金曜日以降に。

>一色まこと『ピアノの森』(モーニング20号)
 アッパーズ休刊に伴い、連載停止していた本作もモーニングへと移籍して連載再開です。僕はアッパーズはノータッチだったので今回初めて読んだんですが、初見とは思えないほどスンナリ読めました。天才少年を評価しないボンクラな大人達の中で、彼に影響を受けた大人もいる―――みたいな話で良いんですよね?
 二人の大人が「夢中になっている演奏家がいる」と言っていた人物が実は同一人物(主人公)だったり、ヒロインのコが左手に何かを抱えていたり・・・・・順調に伏線を張って、次回以降を楽しみにさせてくれます。これは楽しみな作品になりそうですな。

 モーニング新連載攻勢は順調なスタート。しかし、他誌が生んだヒット作をそのまま使えるってのはオイシイですよね。


>外薗昌也『わたしはあい』(モーニング20号)
 メガネで小柄でメイドだというのに正直このコには惹かれなくて・・・・・と思っていたんですが。現時点でのこのコは単なるロボットなので、感情や生活感が0なんだから―――ここから如何に「人間らしさ」を加えていくか、ということを作者は狙っている訳ですね。「このロボットのどこが良いんだ?」と思っている人は僕も含めて、既に作者の術中にハマっているという。
 とにかく、メガネっ子よりも理子ちゃんのツンデレっぷりが凄まじく可愛い。あんなにモーションかけておきながら、「心の準備が・・・」とか照れてるトコとかすごくイイ。このコの健気な想いが報われてくれることを期待しつつも、『ルサンチマン』の長尾さんもアレだったしなーと、「ヲタクの男と付き合うのも考えもの」だとも思ったり。


>東周斎雅楽/芳崎せいむ『テレキネシス』(スピリッツ20号)
 終わらんかった―――!!
 しかも、新章が始まったっぽい!

 とまぁ、嬉しいことは嬉しいんですが・・・・・・崋山の異動問題は解決していないですし、マキノの彼氏を描写しとかないと終われないだろうとインターバルのように挿れたという可能性もありますし。生き残り確定という訳でもないのか・・・・・・?
 ちなみに、コミックス1巻が5月30日に発売決定。“第1巻”ということは“第2巻”もあるという訳で、話数を考えると次回や次々回に最終回ということもないんじゃないかって予想します。うーん、良かったような拍子抜けのような。

 で、本編。ヴェトナム戦争のくだりにウルッと来たのも確かなんですが、どうも最近のこの漫画は似たような題材・テーマが多いような。今回のも、あのメガネの人の話と大差なかったですし。この辺り、毎回毎回の元ネタとあわせて変幻自在に話を作っていた初期の『金魚屋古書店』と比べると・・・・・・うーん、正直物足りないです。


>大場つぐみ/小畑健『DEATH NOTE』(少年ジャンプ20号)
 まずは一言、叫ばせて下さい!

 粧裕が貧乳のままでありがとう小畑先生!!!!!

 しかも、どうやらメイン張りそうなポジションですよ。4ページしか出ていないのに凄い存在感です。そして、彼女に伸びようとするマフィアの手!まぁ、少年誌なんでモロに鬼畜な方向にはいかないと思いますが、エロいのには変わりありません。期待すべきは、貧乳の彼女をどんな風に縛るのかということ!貧乳には貧乳に向いた縛り方があるのですよ、頼むよ小畑先生!(熱弁 この時点で女性の閲覧者どころか同性の閲覧者すらもドン引きしていそうな予感)

 それにしても、冒頭から凄まじいテンションで突き進みますね。「どっやって本名知ったんだ?」と思いつつもアイバー・ウエディを殺し、ヨツバ6人を殺し、“現実とは違うキラの存在する未来”としての舞台へ。
 メロ・ニアが別行動というのは「ハウトゥリード」でほのめかされていたことですが、ここまで対立しているとは。第1部でメロがニアを意識していたのは「ラブ」ではなくて「ライバルとして」だったんですね。マフィアは殺しのためにデスノートを手に入れるとメロと約束しているんでしょうが、彼のことだからあっさり見限りそう。ここらの緊張感も溜まりません。

 携帯借りている男のシーンは最初意味分からなかったんですが、メロとニアの言動から徐々に「メロがニアに送ったスパイだ」と気付かされる構成・・・・こういう三竦みのバランスを、負荷なく読者に読ませる技術は流石ですね。

 過剰反応するとミスリードに引っかかりそうではありますが、メロ組は「ノートは2冊ある」と踏んで行動してます。もちろん、作中に出てきたノートは4冊ある訳で・・・・・リュークのノートは別としても、この1冊の誤差が後々に影響してきそうな予感です。
 ・リュークのノート→ ずっとリュークが持ってる
 ・リュークが死神大王を騙して手に入れたノート→ ライトが拾う→レムに元の持ち主を移して所有権放棄→火口へ→ライトが奪還→デスノートとしての所有者はライトだが、夜神パパが管理をしている
 ・レムのノート→ レム死亡後、ライトが拾って隠し持っている
 ・ジェラスのノート→ レムが拾い、ミサの下へ→ミサはLに監禁されている間に所有権放棄→所有権はライトに→元の持ち主をリュークに移して、ライトも所有権放棄→埋められていたのをミサが拾う→ライトの言いつけでノート本体は隠してある?

 第1部ラストではこんな感じ。だけど、ここから更に所有権が移っている可能性もあるんですね。リュークが登場しているシーンにライト・ミサ両方がいるんですが、それはミスリードで、実際にはライトの方に移っているという可能性もありますし。


>久保帯人『BLEACH』(少年ジャンプ20号)
 そ、そういや人間界の時点で「ルキアの能力が薄れていってる」伏線とか張ってあったような気も・・・・ただ、アレはもう2〜3年以上前のことなので、コミックス派でない僕の記憶が間違っているのかも知れないですなぁ。『ナルト』もそうですが、年単位で張られた伏線って感想書くのに非常にネックになりますよね。ジャンプ感想書き始める前(僕の場合はちょうど2年前)は、そんなに毎週一生懸命読んでいた訳でもないですし。

 おぼろげな記憶を繋げてみると―――「ルキアの能力が薄れていた」「ルキアの義骸は“作った者は追放される”ような代物」「市丸が最初に立ちはだかった理由」「浦原喜助は尸魂界では有名な職人(?)」「尸魂界の上層部(を乗っ取った藍染)がルキア処刑にこだわった理由」「虚がパワーアップしている理由」という数々の描写が一本に繋がり、しかも「一護が虚化しそうな理由」まで明らかになりそうです。情報を小出しにしていた分、明らかになると爽快ですね。

 背骨だけで繋がっている人間は顔を上げられないような気もしますが(背筋は残ってるのか?)、まぁ死神だから内蔵とか必要ないのかも知れないですしね。コイツら尸魂界に来てから食事も排泄もしてないし。
 とまぁ・・・・こうやって一護がしぶとい理由が“崩玉”にあるんだったら、今までの「主人公だから」という無茶なインフレにも納得できるんですが―――後発の『武装錬金』が全く同じ展開をやっているのがどうにも。一方は看板作品で、一方は掲載順ブービーの作品。そりゃ、ブービーの方に退場してもらうよなぁ・・・・と穿った考えなダメな大人が僕です。


>冨樫義博『HUNTER×HUNTER』(少年ジャンプ20号)
 このオロソ兄妹には萌えねー!
 まぁ、兄妹でこんなにベッタリしているのもアレなんで、漫画の文法を破って妹は別のところにいる―――みたいな展開だったら良いんですけど。
 しかし、ハギャ隊+ヂートゥだけでも長々と続きそうなのに、更に変なキャラ出してくるんですか。ひたすらキルアが消耗していくだけなので、今は知略バトルが面白いけど、その内に飽きられてしまいそうな気がするんですけどねー。

 イカルゴ、熱っい―――!!
 一度は涙目になりつつも吹っ切れたように己を語りだすコイツも、それを「目でわかったよ」と助けるキルアも熱い。ヨーヨーのことを教えなかっただけでも良いんですが、後々に再登場してキルアを颯爽と助けてくれるような展開なら感動モノです。こんな形状のザコキメラアントに、たった1話でここまで感情移入させるとは・・・・・やはり、冨樫義博は天才と呼ばれる漫画家なんだなぁ。


>河下水希『いちご100%』(少年ジャンプ20号)
 まずはアニメ情報。
 「第5話(次回)より真中が高校生に。第3の美少女、南戸唯も初登場!」
 えっ、順番から言えばさつきでしょ!?この時点でもう唯が出てくるんですか・・・・・・・感想はインターバル置きたかったですが、唯が出てくるならチェックしとかないとまずいですね。どこまで脱いでくれるかに注目です。

 本編。
 東城はまだ挽回できそうな位置にいるけど、さつきはコレで完全にリタイアでしょうね。「まだ諦められない。妨害してやる!」と意気込んでいた彼女も、東城ですらフラれたのを見てとうとう諦めモードに入ったっぽい。最後の見せ場だと思われる、東城との会話が良かった・・・・! ホントこの漫画は、男が絡まない女のコだけのシーンが良いですよ。次回作は百合モノで良いじゃないですか、ねぇ皆さん?

 
「好きな人がいるとね、無敵な感じがするんだ!片づけ中の模擬店のっとってたこ焼き作るなんて、愛する人のためにしかやんないでしょ?」

 あぁ・・・・初めてこの漫画の恋愛観に共感持ちました。今までの自身の行動を総括するようなセリフで、さつき退場―――


 これで作品的に真中を奪い合っていた4人の内、さつき・東城の2人に断ったという形になりました。残るは向井さんなんだけど、立ち聞きで向井さんは「フラれた」と思っているんですよね。でも、それで解決せずに真中の口からちゃんと断っておくべきだと思うんですが・・・・・・・・・って、向井さんは真中に告白したんですよね? 禄に覚えちゃいねー。

 それにしても、西野の両親っていつも家にいないですよね・・・・・・・・二人揃ってしょっちゅう旅行なんて、仲睦まじい夫婦だこと。だからか? 西野の恋愛観がズレているのは・・・・・


>和月伸宏『武装錬金』(少年ジャンプ20号)
 
「カズキの下した決断とは!?
 次号、クライマックス!!


( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

(; Д ) ゚ ゚

 クライマックス・・・・・・・クライマックスという言葉が「最終回」という意味で使われることはジャンプでは少ないと思うのだが、他誌(特に小学館系)では7割が「最終回」、残り3割が「あと数回で最終回」という意味で使われています。つまり、「盛り上がってまいりましたよ!」という意味で使われることはないということです。
 正直なところ、まだ新連載の発表もされてないですし、あとちょっとで『Waqwaq』が終わりそうで、アニメ終了とともに『いちご』も幕を引きそうな現状―――来週で『武装錬金』を打ち切るというタイミングは理解しがたいんですが・・・・引っ張って、引っ張った上での編集部の決断だったのか。一応、謎だった部分の設定は解消された訳ですし・・・・・

 秋水、再登場してないけどな!
 西山君も出てないけどな!

 あぁ・・・・あぁ・・・・・確かに。犬飼の伏線が無視されたのも、先週に再殺部隊がザコ化してたのも、火渡がいい人化したのも、ブラボーが生きていたのも、バロンが出てきたのも、全て「打ち切りが決まっていたから」で説明がついてしまう・・・・・・(※ ブラボーが死んでいたら、事態がややこしくなってしまい数週でココまで辿り着けなかった)
 5巻45話「二ヶ月前の春の夜」のライナーノートより・・・・「斗貴子の慟哭、斗貴子の涙はまだ描かない」と言われた涙が今週描かれたこともあって、もうどうにも生き残れそうにない・・・・・・


 照星さんのバロンとか、パピヨンの進化とか、ヴィクトリアのおっぱいとか―――面白そうな要素がまだまだ残っているのになぁ。確かに、墓地での決戦以降の展開は万人を満足させることは出来なかったでしょうけど、コミックスはそこそこ売れていたはずなのに―――






05年4月20日[投票] 〜アニメ化を希望するジャンプ作品

 ここ数日、『シル幻』の攻略情報を求めて検索エンジンからやってくる方がムチャクチャ多いですけど、ウチはゲーム攻略とかは行ってませんので、御了承下さい。僕も攻略情報をネットで調べたい欲求に駆られましたが、何とか自力でプレーしております。
 とある洞窟で迷って3〜4日立ち往生していました・・・・・・あまりにザコ敵を倒した過ぎためにレベル上がりすぎで、中ボスをノーダメージで瞬殺してしまいました。2Dゲームの中ですら、僕は方向音痴なのか・・・・・・・



 『バジリスク』、録画失敗・・・・・!!
 良かった。まだ木曜日に再チャレンジできるよ。


 ■ 『いちご100%』第3話
 「思い出の第2ボタン/春の嵐は幼なじみ」

 最初の15分は西野が「別の高校行く」宣言したり、東城が既にコンタクト姿がデフォルトになってたり。正直この辺りは原作を覚えていない・・・・・「西野が料理下手」描写が未だなんですが、原作も出てくるのはもうちょっと後でしたっけ。「夢を探しに」と桜海学園に行くんだから、この時点で「料理下手」描写を入れておくべきだと思うんですけどねー(原作がどうであれ)

 で、後半の15分・・・!南戸唯、登場!!
 作画は相変わらずダメダメですが、水樹奈々の声で可愛さアピールです。演技は・・・まぁ言うまい。
 原作で高1の冬休みに起きた唯関連のイベントを、こちらでは中3→高1の春休みにしたみたいです。アニメの尺を考えれば正解。ただ、尺の関係なのか、放送コードの問題なのか・・・・・エロシーンはむっちゃ淡白でしたね。

原作 アニメ
布団をめくると、パンツのみ履いた唯が寝てる 下半身はパンツのみだけど、パジャマの上着は羽織っている。ただ、前のボタンを空けているので、真ん中から貧乳っぷりは拝める?
水に濡れた状態で風呂場に閉じ込められた唯は、真中と一緒に湯船につかる(全裸) 水に濡れた状態で「どうせだからお風呂に入っちゃおう」と脱ごうとする→風呂場を出る真中(裸は映らず)

 原作は詳しくは覚えてないけど、まぁ露出が半分以下だというのは確かです。
 しかしまぁ・・・何というか。そりゃ全裸はアニメだとムリってのは分かるんですが、せめて肩から背中のラインくらいは描いてくれ。河下水希の女性キャラのどこがエロいって、パンツよりも首とか肩とか胸とかのラインじゃないですか!(逆に叶恭弘の女性キャラは、太ももとお尻の境界線がエロイ)
 パジャマの上だけ羽織って下は履いてないからパンツが見えるってのもそりゃ男の夢(笑)なんですけど、遠巻きのショットでしか写せないんだったらイミないと思うんですよねぇ。これが民放アニメの限界ですか・・・・・・

 ということで、唯も暫くは出てこないでしょうし―――来週からはスルーの方向で。






 
■ 投票、結果発表〜
 今回のテーマは、『いちご100%』『アイシールド21』に続いてアニメ化して欲しいジャンプ作品は?でした。タイムリーな話題だったためか、ジャンプ感想やっていた時よりも多い得票数にビックリしましたよ。皆さん、投票ありがとうございました。
 例に漏れず、これは“ウチのサイトを観ていて、尚且つ自主的に投票に参加してくださった方”という限定的な結果に過ぎません。結果が偏っていても当然なので、世間一般の統計と同じようなものだと思わないで下さいね。



 それでは、ベスト5の発表〜




 「アニメ化して欲しいジャンプ作品」:第5位!
 『DEATH NOTE』 16票!

 本誌では絶大な人気を誇るエース作品も、ことアニメ化に関しては否定的な意見が多かったですね。人気があるからこそ「アニメ化は勘弁して欲しい」と思うんでしょうね・・・・・規制やら何やらでストーリーが改変されてもイヤですし、ムリにゴールデンの枠をとったせいで作画力が落ちるのもイヤですし。
 それと、コレは僕の個人的な意見ですが―――毎週毎週、絶妙な引きを見せる大場ネームはアニメの30分の枠には不向きな気がします。原作そのものを再現しても、ハイペースでどんどん人が死んでいくだけのアニメになっちゃいますもの。オリジナル要素を加える必要がありますし、それこそスタッフの選び方が重要になる訳で・・・・・ジャンプではどうもなぁ。

<寄せられたコメント>
 ・ デスノートの重厚な展開がアニメで見たいです。

 コメント、一つだけかよっ!




 「アニメ化して欲しいジャンプ作品」:第4位!
 『ピューと吹く!ジャガー』 23票!

 『マサルさん』のように、1話10分くらいの尺で―――という方が多かったですね。ぶっちゃけ『マサルさん』のアニメは見てなかったんで詳しいことは分からないんですが、『ジャガー』は1話7ページくらいなので10分だと物凄いスカスカのアニメになっちゃうような・・・・・・
 なので、1話5分くらいで、朝学校に行く前の時間帯とかに放送したら面白いかなーとか無責任なことを言っておきます。僕は朝っぱらからハマーの顔なんか見たくもないんですけどね。

<寄せられたコメント>
 ・ 1回10分で。
 ・一話完結である点とストックの多さから。
 ・ジャガーさんの声は大塚明夫で
 ・クロマティみたく深夜に10分アニメでもいいから
 ・ 「マサルさん」をあそこまでやれたんだし!

 大塚明夫・・・・・・?
 スティーブン・セガールってこと?




 「アニメ化して欲しいジャンプ作品」:第3位!
 『銀魂』 32票!

 さすがに稼ぎ頭!同期の『DEATH NOTE』と違って、こちらは票を伸ばしてきました。票を集めた理由としては、「1話完結なので、オリジナルな話をはさみつつ原作に追いつかないように調整できる」とか「オリジナルな『銀魂』が観たい」とかでしょうかね。ちょうど投票期間の間、ジャンプの方では3連続で神がかっていた話が続いたのも要因の一つですかね。
 ただ・・・・奇しくも今週のジャンプで発表された人気投票の結果に僕はビックリでして・・・・・この作品を支えているのは、一部のお姉さん達だということをまざまざと見せ付けられましてね。新八とか神楽の順位は何よ・・・・・・このメインキャラの人気のなさっぷりは、アニメ化には不安なような、恐ろしいことが起こりそうな。

<寄せられたコメント>
 ・深夜でハイクオリティー!ゴールデンはやめてくれ!
 ・きちんと作ってくれればおもしろいかと。
 ・アニメ化しても絵が割とうまく見えるかも。
 ・銀さんがかっこよくなりすぎやしないかが心配ですが
 ・オリジナルがおもしろくなるかどうかは・・・?
 ・あえてこれで!なんかまったりしそうだ。
 ・ワンピの前か後に。
 ・しかし中途半端に自主規制かますなら不可。

 ジャンプアニメの場合、深夜だからクオリティが上がるって訳でもないと・・・・・・『いちご100%』が教えてくれましたが。問題は空知節とも言える独特のセリフ回しだと思います。基本的にみんなが長台詞のツッコミなんで、それこそ『アイシ』みたいなタレント尽くしのキャストだと悲惨なことになりそうです。『いちご』のようにアイドル声優をかためると、別な意味で楽しみなアニメになりそうです。ゲロを吐く能登麻美子とか(笑)




 「アニメ化して欲しいジャンプ作品」:第2位!
 「どれもアニメ化しないで欲しい」 34票!

 『銀魂』と熾烈な2位争いを制したのがコレでした。
 いやもう僕の予想ではコレがぶっちぎりの1位なんじゃないかなーって思ってたんですが、昔のジャンプ作品のアニメ化に比べると最近のはなかなか高品質だったりしますからねー。『テニスの王子様』なんて、ある意味では原作以上に話題になりましたもの(竜巻起こしたり、水中戦やったり)
 そんな中での2位は立派。原作を愛するあまり、原作が劣化して広められることへの嫌悪を覚えるのでしょう。ジャンプ作品のアニメ化は大抵の場合“原作のファン”を対象にしてるのではなく、“原作を知らない人”がアニメから原作へと入ることを狙っているのですから。だから〜、ヒル魔がロンブーをやることだって「大人の事情」では理解できています。アニメ版、観たことはないけど。

<寄せられたコメント>
 ・WJのアニメ化はいかにも儲けまっせ!感が強いので。
 ・ジャガー、錬金、デスノ好きだけどしてほしくない。
 ・無理にアニメ化しなくても
 ・特にDEATHNOTEの映像化は断固反対
 ・アニメ化するとろくなことがないので・・(苦笑)
 ・いらん

 『デスノ』ファンの票はこちらに流れていったみたいですね・・・・・でも、個人的なことを言わせて貰えば、アニメ化以上に実写ドラマ化(映画化)こそが一番勘弁して欲しいんですけど。




 「アニメ化して欲しいジャンプ作品」:第1位!
 『武装錬金』 40票!

 なんともまぁ・・・・皮肉な結果に・・・・・
 残る希望は、『うえきの法則』のように連載終了後のアニメ化決定→本誌で第2部スタートという形か!カズキの記憶を失ってしまう斗貴子さん!武装錬金を失いつつも少女を守るために戦うカズキ(と犬)!ほとんどの人間が武装錬金を持っているという街が今度の舞台だ!!

 ・・・・・・・・・何か、フツーに面白そうだな。

 僕が『武装錬金』ファンなので、ウチのサイトを読んでいる人も『武装錬金』ファンに偏るのは当然なので・・・・「アニメ化すれば打ち切りは免れる」という票が多かったような気がしますが、それでもバトルものが優先的にアニメ化されてきた歴史を考えればこの結果は納得ですよね。『Dグレ』と『Waqwaq』はTVアニメ化するだけの尺がまだありませんから。
 個人的には、アニメ化よりも2D格闘ゲーム化されて欲しいです。そりゃ「PS2買いなおすよ」ってなほどに、欲しいです。もちろん斗貴子さんのパンチラ解禁で(笑)

<寄せられたコメント>
 ・ガンガレ!
 ・できれば深夜枠がいいなぁ
 ・してほしいけど、されないんだろな〜
 ・臓物をブチ撒けろ!を生で

 「臓物をブチ撒けろ!」もそうですけど、「ストロベリってる」「蝶サイコー」などの名言を生んだ作品がなくなるのは・・・・ウチのサイトのストロベリ姉妹はどうすれば良いんでしょうね。まだデータベース増えないし。




<最終結果>
1位 武装錬金 40票
2位 どれもアニメ化しないで欲しい 34票
3位 銀魂 32票
4位 ピューと吹く!ジャガー 23票
5位 DEATH NOTE 16票
6位 D.Gray-man 13票
7位 魔人探偵 脳噛ネウロ 8票
8位 Waqwaq 5票
9位タイ 家庭教師ヒットマンREBORN! 4票
ユート 4票
11位 Mr.FULLSWING 3票
12位 ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 2票

 得票総数:184票
 まぁ、連載開始1年以内の作品が苦戦するのは当然ですが・・・・・・・『ネウロ』が強かったですね(笑) さすがにドーピングコンソメスープで一時代を築いただけのことはある!


 残りのコメントー

<7位:『魔人探偵 脳噛ネウロ』>
 ・読みきりの回転する人とか動いてるのを見てみたい。

 あの独特の遠近法なんかをどうやって再現するんでしょうね・・・・・・そういや、同じ理由で『アイシールド』の魚眼レンズっぽいアングルもどうやって再現されてるか気になります。

<8位:『Waqwaq』>
 ・護神像との合体シーンが観たいです
 ・OVAで…是非…!

 フジリューもアニメ化には運のない人ですものね。『封神』のアニメは観たことないですが、ファンサイトですら誉められているのを観たことがないです。

<11位:『Mr.FULLSWING』>
 ・アニメ化できるだけの量はもう充分あるので

 でもまぁ、まさか鈴木先生も自身のことを「崖っぷち作家」とか言ってる間に師匠が落っこちるとは思わなかったでしょうね・・・・。尺は十分にありますけど、どちらかというとテンポが遅かっただけのような。武軍戦を1年間もやっていたりして、ストーリー自体はそんなに進んでないですし。





 うーん。久々のアンケートということで、票が集まって楽しかったです。
 投票して下さった全ての方、ご協力ありがとうございました。






05年4月21日[フリゲ紹介] 〜『シルフェイド幻想譚』

 日曜朝に放映していた『エウレカセブン』の評判が無茶苦茶良かったんで、水曜深夜の再放送を観てみました。感想はフリゲ紹介の下ね。しかし、僕のスケジュール上―――日曜の朝7時は、前日放送の『S-DESTINY』のビデオを観ている時間なんですよね。そこでまたビデオ録画して感想書くとなると、結局は火曜日くらいのアップになるのか・・・・・・?
 『いちご』『エマ』は残念ながら挫折。残るは、『バジリスク』『ハチクロ』『エウレカセブン』の中から1つか2つに選ばなきゃならんのだけど―――さぁ、どうする。



 ■ フリゲ紹介
 『シルフェイド幻想譚』製作者さんのサイト
  <ダウンロード方法:上記サイト→シルフェイド幻想譚のダウンロード>
  ※ 『LADY PEARL』同様、32ビットだと動きがカクカクしちゃうかも。コントロールパネルで16に直しましょう

 小学生の頃―――ディスクシステムを持っていなかった僕は、スーパーファミコンで初めて『ゼルダの伝説』をプレイしました。宮本茂の「ゲームとは、おもちゃ箱をひっくり返したもののようであるべき」という言葉の通り、そこには未知なおもちゃが転がっていたんです。もっと小さかった頃、「2丁目の公園に新しいすべり台が出来たんだよ」「あの坂の上に○○の家があるけど、アイツは家に入れてくれない」などと友達同士で話し合い、近所を駆け回ったものでした。その頃は近所が“世界”であり、放課後は“冒険”だったのです。『ゼルダの伝説』は、そうした「生まれて初めて駆け回った日のこと」を思い出させてくれるゲームでした。

 アレから10年以上―――忘れていた“冒険心”よ、再び。
 今回の『シルフェイド幻想譚』はフリーシナリオRPG―――前に紹介した『シルフェイド見聞録』とはジャンルもノリも別物です。『シル見』のノリが楽しめなかった人もこちらは楽しめると思います。もち、『シル見』が好きだった人も、トーテムとか、あのキャラが出てくるとことか・・・ニヤリとさせられる部分が多いことでしょう。まぁだから、誰でも楽しめる万人向けのゲームだってことです。


 最近のゲーム事情はよく知らないのですが、僕らの世代――スーファミ中期がストライクゾーンの世代にとっては、RPGとはお使いゲームのことを指していました。Aという町の長老に「Bという洞窟にCというアイテムがあるから取ってきてくれ」と言われ取って帰ってくると、Aという町で一番の美人がDという盗賊に攫われたので助けに行ったらEという鍵が手に入って―――といった感じに、やるべきことを誰かが説明してくれて、それをクリアしないと先には進めないゲームのことです。
 もちろん、こういうゲームが悪い訳じゃないです。面白いゲームもいっぱいあります。重厚なストーリーに感動させられることもあります。ただ、自分の意志で“冒険”している感は薄れていってしまうよねという話です。



 『シル幻』はプレイ開始後、まず名前と性別、そしてトーテムと呼ばれる相棒を3匹の中から選ばされます。
 強制的に行われるイベントはここまで。「15日後の午前0時に何か災いが起こるような気がするんで何とかして」という非常にアバウトなお願いだけをされて、世界に投げ出されます。ここから先は何をしても自由。Aという街に行っても、Bという洞窟に行っても、Fという森に行っても、Gという隣街まで歩いていっても―――(もちろん、最初のプレイでは街に行かないと情報入らないし、フツーは雑魚敵が弱いところから攻略するものなんですけどね)

 また、「15日後の午前0時」とタイムリミットがあることに代表されるように、作中では時間が経過していくんです。外を歩くたび、宿屋に泊まるたび、洞窟の中で彷徨っているたび―――それぞれの場合も常に時間が進み、時間が経過されないのは「街の中」と「戦闘中」だけです。
 宿屋も、1泊の宿泊代を払うと「明日の朝6時までベッドを自由に使える権利」が貰えるので、10分単位で睡眠を取ることになります。10分ごとにLIFEとFORCE(HPとMPね)が一定値回復するので、好きな時に起きることができる―――まぁ、大抵は全回復するまで寝ているんですが、最大値が上がった終盤はともかく、序盤は30分くらい寝ると「全回復しましたよー!」と起こされる羽目に。「オマエは漫画雑誌の編集者か」とツッコみたくなりますよ。世界を救う勇者は漫画家と一緒で、不眠不休で戦い続けるんですね。

 この時間経過が非常に上手くイベントに組み込まれているのです。「明日は客人が来る」「その橋は2日後に完成する」などのイベントが豊富で、1日ごとや朝昼夜ごとに街の人の位置やセリフが変わっていたりするという。1回目のプレイだけでは確認出来なかったんですけど、喩えば「何日目までに○○に行かなくては××というアイテムは手に入らない」というイベントもあったんだと思います

 こうした時間経過の“縛り”と、何処にでも行っても良いという“自由度”―――
 この相反する2つの要素が混ざり合っているからこその『シルフェイド幻想譚』なのです。

 「あの砦を落とすのが先か、洞窟に向かうのが先か」
 自由度の高さがゆえに選ぶのは自分自身なのですが、砦を落としている間にも時間は経過しているので洞窟が塞がってしまったりするんです(ネタバレ防止のため、あくまで喩えを書いてます)。一方に時間を割いていれば、もう一方は攻略できない・・・・・こうしたことも頻繁に起こるので、「あぁ、もしも時間が戻るなら、あれをやる前にこれをやっていたのに―――」としょっちゅう考えます。でも、「大量のセーブデータを用意して、あの地点からやり直そう」とは思えません。だって、現実ってそんなもんでしょ?

 全ての人を同時に救うことなんて出来る訳がなく、一方を向いていれば一方には背中を向けてしまうのが実際の僕らの現実です。『デスノ』が連載再開したから『武装錬金』が・・・・・(笑) スパロボなんかでも、「こっちのルートに行ったら無茶苦茶強い機体が手に入るけど、もう一方のルートに行けば仲間になるキャラは仲間にならないよ」ということはあります。ですが、そうした“フラグ立て”を時間経過と絡めることで、作業ゲームだとは思わなくさせている本作はやっぱ飛びぬけていると思います。


 まさに名作。
 さすがに商業ゲームと比べると1周あたりのプレイ時間は少なめ(6〜7時間くらい?)ですが、ここまで密度の濃い6〜7時間はそうそう得られないですよ。何周もプレイしたくなるゲームですが、やはりネタバレ抜きの1周目が一番楽しいと思います。各プレイヤーごとに物語があり、思うところのあるストーリーだったんじゃないでしょうか。僕はもう○○○○○で○○いると、その○○○が○○されていたのが衝撃的で衝撃的で―――あと、○○の○○への洞窟で3日間も彷徨っていたこととかも。




 
■ 『交響詩篇エウレカセブン』第1話
 「ブルーマンデー」
  <公式サイト

 各地で絶賛されていたので再放送をチェック。今週以内なら上記サイトから第1話を見られるみたいです(僕はやってないから詳しいことは分かりませんが・・・・・・)
 製作BONESということなので、やはり作画は化け物染みていますね。リアルな背景の書き込み、感じさせる浮遊感、凝ったカメラワークと線の多いメカデザイン。何処も彼処もで騒がれてますが、EDの映像は凄まじい出来。キャラデザインも凝っていてなかなか楽しそう。

 では、肝腎の話はというと―――1年間の放送を予定しているらしく、テンポはかなりゆっくりめですね。王道アニメの第1話という感じで、「これから冒険が始まるぞっ!」って予感を感じさせるだけで次週へ。謎の専門用語の連発に戸惑い、ヒロインの脚に魅了されていたら終わっちゃってました。「旅立つ前」なんだから、もうちょっと主人公のいる「この街」を描写して欲しかったかなー。

 こういうアニメは味方キャラが出揃うまでは何とも言えないので、暫くは様子見でいきます。





 
■ 漫画雑誌の感想(マガジン、サンデー21号)
 次週より、サンデーであだち充が復活ですか。空白期間の短い人だ・・・・・
 全然興味なかったんですが、「4人の幼なじみがいた。長女・一葉、次女・若葉、三女・青葉、四女・紅葉の四姉妹!」という予告文に驚愕。野球漫画なのに姉妹漫画かよ。三姉妹ブームに対抗して四姉妹かよ。

 まぁ・・・・でも、僕はあだち充の女性キャラにはビジュアル的に萌えられないんで微妙ですが。


>藤沢とおる『ROSE HIP ZERO』(マガジン21号)
 「この車は防弾仕様だから大丈夫です」
 えぇ―――!!幾ら防弾の装甲だって、あんな至近距離でむっちゃ撃ち込まれたらヤバくないですか。つーか、もしも装甲破れないってんなら、主人公達がやっているようにタイヤを狙えば良いと思うんですが。こんな奴らが、世界を震撼させているテロリストというのもどういうことなんでしょう。

 という訳で、やっぱり藤沢とおるの漫画は僕の肌に合わないみたいです・・・・・・『TOKKO』から化け物退治の要素を抜いただけの設定ですし、コマ割が恐ろしく大雑把ですし、過去語りもありがちな話をクドクド語るだけですし。もちろんヒロインのコは可愛いですし、アクションシーンには期待できるんで、マガジンの主要読者には受けそうですが・・・・・
 僕的には、敵となるテロリスト集団にそれなりの意義みたいのが感じられるまで我慢―――って感じかなぁ。


>幸村誠『ヴィンランド・サガ』(マガジン21号)
 さすがに第1話のように、エンタメ度に満ちた戦略バトルを毎回って訳にはいかないですよね(ストーリー的にも)
 第1話で約束されたアシェラッドとの決闘―――ストーリー的に、どちらかがここで死ぬということは考えにくいので、どうやってやり過ごすのかなぁと思ってはいましたが。奴隷を上手に使えない叔父貴との比較で、アシェラッドはトルフィンの感情を上手く利用して勝利。殺さずに勝ち続けていれば、トルウィンはアシェラッドの部下であり続けるしかない―――と、第1話からアシェラッドのキャラクターを上手く描写してきていますね。むしろ、トルウィンよりもキャラ立っているんじゃないか?

 ヒロインっぽい女のコ登場。元貴族の現奴隷―――「歴史モノって鬱な設定が多いなぁ」と思うか、「エロゲーみたいな設定だ」と興奮するかは貴方次第。
 トルウィンに「あなたも奴隷なの?」と尋ねるシーンは、前のシーンの「人間は誰もが(何かに縛られているというイミで)奴隷なのさ」というアシェラッドのセリフと絡んで、この作品のテーマなのかも知れませんね。トルウィンは否定したし、身分階層としては奴隷ではないんでしょう。でも、「父の仇を討たねば」という感情を利用されてアシェラッドの部下である以上、広義ではトルウィンも奴隷だと言えます。

 戦争も奴隷もない夢の土地・ヴィンランド―――そこに憧れ、そこに向かう『ヴィンランド・サガ』ということは。トルウィン自身が「仇討ち」ではなく、自分の目的を見出すまでを描く物語なんじゃないかと思います。つーことで、アシェラッドは作品のクライマックスまで死なないと予想。


>モリタイシ『いでじゅう!』(サンデー21号)
 センターカラーまるまる1話使って人気投票の結果発表!
 『帯ギュ』みたいだと思ったら、作者直々に「こういう『帯ギュ』みたいなのやりたかったんだもん」と発言。まーねー。こういうのって漫画家の夢みたいなものですよね。しかも、1話まるまる使うってのを許可してあげる編集部も凄い。コレの出来るタイミングを狙っていたから、募集から発表まで8ヶ月も空いたんですかね。

 1位〜5位は順当。募集期間がもうちょっと後だったら、朔美ちゃんはもうちょっと上だったんじゃ―――いや、森さんも上がりそうだから結果は一緒か。どっちにしろ、『銀魂』の人気投票の後に見ると、えらく健全な結果に思えます。
 注目すべきは1年(もう2年だけど)女子4人組の順位―――朔美ちゃんがトップなのは当然として、巨乳>もち肌美少女>メガネっこという順番でした。もち肌美少女はもうちょっと上位かと思ったんですが、意外な結果。やっぱ彼氏持ちだから票が伸びなかったのか!? メガネっこに至っては、彼氏も浮いた話もない上にトップ30にすら入れず。時代はメガネだというのに・・・・・・

 しかし、コミックス持ってない立場からすると、作者のハッチャけたキャラにビックリしましたよ。「何歳になってもAV女優はお姉さんと呼んでしまう」「ドーテー心を忘れない」とか、深夜ラジオのノリです。サンデーのメイン読者は置いてけぼりでしょうが、僕的にはかなり好きになれそうな人です。






05年4月22日[ネタバレ] 〜その瞬間―――

 『完結漫画応援サイト』を始めようと思ったのは、単に僕自身が“完結した漫画”を色々と読み漁りたかったからです。漫画を楽しむ場合、「雑誌で毎週追いかけて読む」「コミックスが出ると買って読む」「完結したのを読む」などのパターンがあると思います。「完結したのを読む」は他の2パターンに比べ、一気に読めるのでインターバルをはさむこともないですし、オンタイムでコミックスを買うよりも安価で手に入りやすいというメリットがあります。時間的にも経済的にも、非常に効率の良い楽しみ方だと言えます。
 理屈ではそれを理解しつつも―――反発するように毎週発売される雑誌を楽しみにして、感想を書いているのは何故か。きっと僕は、そうした漫画が覚醒するのを楽しみにしているんです。最後まで良いところなく終わってしまう漫画が圧倒的に多い中で、平凡な漫画が殻を破り名作へと化ける瞬間―――感想書きにとって、これ以上の喜びはありません。


 今週、とうとう『舞-HiME』が覚醒しました。
 これまでの伏線やテーマを全て凝縮して昇華させた瞬間―――身を走る感動で、震えが止まらなかったです。
 この漫画を追い続けてきて良かった・・・・・・! この漫画が好きで良かった・・・・・・・!



 ■ 『ハチミツとクローバー』
 「chapter.2」
 <公式サイト

 おぉー、今週はかなり面白かった。先週は男3人のキャラばかりを掘り下げて、今週は男女5人の意外な一面をチラチラ見せて深みをつけているという印象。
 特に第1話では何だかよく分からんかったはぐが、今週はムチャクチャ可愛かったですよ。天才的な才能と、森田から逃げ回る子どもっぽさを内包しているのが良い感じ。欲しいものを切り抜いてノートにしたりとか、相当可愛い。あと、山田さんとの絡みが凄くイイ。潰れちゃった粘土(で良いんですよね。こういう用語には自信ない・・・)を見てうるうるしつつ、山田さんが「良いよ。良いよ」と言ってるトコとか。この二人が仲良く喋っているだけで、かなり萌えられます。
 その山田さん―――面倒見の良い一面を見せつつ、やっぱり真山さんのことが好きなのね。ラストで見せた涙が、かなり気になります。

 竹本も真山さんも森田先輩も、1話とは全然違う印象を感じました。竹本の「焦り」と「大人な部分」と「嫉妬」とか。
 1話のようなドタバタ路線だと苦しいかなーと思ってたんですが、第2話はキレイに構成されていてムダの少ない脚本でした。この路線なら相当楽しめそうです。足型のオブジェがギャグに終わらず、ミュールのプレゼントに繋がる辺り、分かりやすいんだけどニヤリとさせられる伏線で好印象。これも第1話のコロッケがあったからですね。うーむ、楽しみなアニメになりそうです。頭一つ抜け出したかな?





 
■ 漫画雑誌の感想(スピリッツ、ヤンマガ20号、ヤンジャン、チャンピオン21号)
 スピリッツは来週から『つゆダク』の人の新連載。女子高に赴任した男教師という話みたいだけど、予告カットを見る限り、どの女のコも同じ顔に・・・・・・・こういう設定の漫画、「男の夢」なのかそこそこ人気は出るみたいだけど、看板にはなりそうにないですよね。今のスピリッツに足りないものは看板漫画だと思うんですけどねー。

 その迷走っぷりなのか、連続で読みきりを載せるという企画がスタートするみたいです。「おぉっ!」と驚く大御所もいれば、「誰・・・?」という人もいますね。とりあえず次週は、『Dr.コトー』の山田貴敏が描く『ONE&ONLY外伝』・・・・・・・って、ん? 『ONE&ONLY』って、僕が高校生の頃にスピリッツでやっていたレース漫画ですよね。この作者、『Dr.コトー』の人だったんだ。今の今まで知らなかった・・・・・・・

 てゆうか5年前に終わった漫画の外伝を描くなんて、出世したもんですねー。


>鍋田吉郎/並木洋美『現在官僚系 もふ』(スピリッツ20号)
 おっ!かなり片鱗を見せてきたんじゃないでしょうか!
 正直これまでの5話はちっとも面白くなかったし、何がやりたい漫画なのか―――主人公は何をしたい人なのかさっぱり分からなかったんですが。第1話から続いていた「大臣の隠し子」というウソ情報が伏線となり、実はもふの存在は政官癒着のコマだったということが判明。無能な財務大臣が同じ大学の卒業生を採用したってだけで財務省と癒着して増税へと向かおうとしていて―――
 それまで宴会芸を踊ることを嫌がっていたもふが、最後の仕事として精一杯踊った後に辞表。

 「僕がいると、消費税が10%・・・・いや、20%になってしまうかも知れません。
 だから、辞めます」

 何が言いたかったか、どんな信念を持った漫画なのかさっぱり分からなかったんですが―――このシーンでようやく、“もふは無知だけど国民のために自分を捨てられる男”と伝わりました。感動しましたよ。さすがに辞表は撤回されるんでしょうが、この1話はこの漫画の今後を考えるとかなり大きな1話だったと思います。

 しっかし、お仕事系の漫画の連載6話目で辞表を出す主人公って・・・・・・最速レコードなんじゃないでしょうか。同じ手はそうそう使えないので、「辞表」というお仕事漫画のキリフダ抜きでどこまで浮上できるのか―――楽しみではあります。


>のりつけ雅春『中退アフロ田中』(スピリッツ20号)
 ま・・・・・まさか・・・・・
 単行本が10冊以上出ている漫画が、主人公と普通の女のコが喋っているだけのシーンが物凄く新鮮で、物凄く面白い組み合わせになるとは思わなかった・・・・!! ヤリマンとかロボとかじゃなくて、何処にでもいそうな普通に遊んだり普通に貞操観念があったりするコと喋っているだけでこんなに面白いとは! 肉じゃがの喩えに吹きました。何故コイツ、こういう喩え話だけは異常なほど的確なんだ。

 何だか全然それっぽくないのに、結果的に「恋の駆け引き」が始まっている二人。
 休載明けの次回、いきなり全然違う話に入ったりしないで下さいよ!何だか、この二人は物凄く応援したい!もしも、田中が普通に彼女と付き合えたとしても、「腹立たしい」を通り越して「微笑ましい」と思えるような関係になりそうですし。

 いや、でも・・・・・ムリだろうなぁ。井上や岡本とは違うもの。田中ですもんね。
 それにしても、つまぶき君は気持ち悪いほど「いいひと」でしたね。あの状況で田中の背中を押せるなんて、面白半分以外の気持ちじゃムリですよ。


>山田風太郎/せがわまさき『Y十M〜柳生忍法帖〜』(ヤングマガジン20号)
 新連載。
 『バジリスク』はまだアニメの第1話しか見ていないんで詳しいことは分からんのですが、『バジリスク』1話に家康が出てきて、こちらの1話には家光が出ているので、数十年後という舞台なんでしょう。第1話だけ見てもどういう話かさっぱり分かりませんが、見開きトビラを見る限りは「気持ち悪い男ども7人vs美女7人」の戦いらしいです。そんなもん、百人が百人、美女の方を応援するでしょうが(美女に見えるかはさておき)。今週で早速男どもは無抵抗の女をぶった斬っているし・・・・・・

 ということで、第1話時点ではまだまだ分からんなぁという感じです。


>中野純子『ちさ×ポン』(ヤングジャンプ21号)
 一応は最終回。
 描くべきものは既に描いてしまっているので、決断後の彼らのエピローグのようなものでした。滝川を突き落とすタロジロが微笑ましい・・・いや、滝川のやったことと、その後2人が味わった“呪縛”を考えると、こんな報いじゃ納得いかないんですけどね。

 最後は身内を集めて、二人の思い出の場所で結婚式―――ご丁寧にジューンブライド締めくくっています。さすがに「浪人で結婚って・・・」とは思いましたけど、漫画としてはこうでもしてくれないと最終回って感じではないですしね。ただ、元鞘に納まっただけだと・・・・盛り上がらないしねぇ。

 夏からは『番外編』を短期集中連載だそうです。「その後」を描くのか、「他のキャラ」を描くのかは分からないですが・・・願わくば、「他のキャラ」を主人公にした話が読みたいかなぁ。こないだの美紗子さんの話が良かったからなー。


>キムラノボル/佐藤健悦『舞-HiME』(チャンピオン21号)
 
超 感 動!!
 サディスティックに娘の失恋をコケにするなつき母。「同情なんかじゃねえ!俺はただ玖我を助けたいと思ったんだ!」と叫ぶ祐一。「いや、それじゃ同情じゃないか!」とツッコむなつき(笑) 何処までも報われないなつきに涙しつつ、それでも彼女が選んだ答えは―――

 「お前が誰を好きでも構わない。私はお前が好きだ」

 真白が語るHiMEの意味。これまでの「チャイルドが死ぬと鍵まで死んでしまう」→「PRINCESSは一人なので誰も死なない」→「だから、HiMEよりもPRINCESSの方が優秀なんだ」という論理を彼女は否定する。その言葉はなつきと祐一を表しているかのようで。なつきにあってアリッサになかったもの・・・・それは紛れもなく、祐一という存在であり、祐一への想いであった。
 “二人でいること”の意味がマイナスからプラスへと裏返る瞬間―――デュラン復活!!

 詩帆の言葉。なつきの報われなさっぷり。これまでの全ての描写がここに集約された瞬間です。
 もはや「単なる萌え漫画」とは呼べません。昨年末に好きな漫画が立て続けに終わり、「今年は漫画が面白くないなー」と嘆いていた僕を救ってくれた一話でした。今年一番の感動だったのは間違いありません。最高。ホント、よくぞここまで描いてくれました。シナリオ・作画ともに神がかっていた1話でした。漫画を読んでここまでゾクゾク出来たのは、いつ以来のことでしょうか・・・・・・・・

 先週段階では、アニメの第2弾が始まるなら漫画も―――とか考えていましたが、ここまで描いてしまった以上、漫画はここでキレイに完結しておく方が良いのかも知れませんね。ここで終わっておけば、僕の中では「伝説の漫画」だと言えます。
 でも、このシナリオ・この作画をもっと観たいという気持ちも僕の中にあって・・・・・・・どちらの選択になった場合も、残念であり嬉しくもあるような、そんなフクザツな気分です。






05年4月23日[虎&竜] 〜暫定措置ですが

 ここ数日間どうやらメルフォが不調だったようで、「メルフォでメール送ったのですが届いてませんか?」という声が何件か届きました。メアドが書いてあるメールは必ず返信しますし、冒頭に☆のあるメールはサイト上で必ず返事を書きます。「内容が不快だった」とか、「返信が面倒だった」という理由で返信をしないことはないので―――2〜3日経っても反応がない場合は、メルフォの不調で届いてなかったと思ってください。

 いや、ちょっとここまで深刻だとは気付いてなかったです。とある方なんか、一週間の内に2連続届かなかったみたいですし・・・・ホント申し訳ございません。届かなかった方、お手数ですがもう一度送ってくださるとありがたいです。僕はメールに飢えてるんで。

 とりあえず暫定的に新しいメルフォを用意しました。fc2のヤツです。まだ使い勝手が分かりません。
 嘘メアドを入力する必要はなくなりました。昔サンプルを見た時は「記入事項が多くて誰も送ってこないだろーなー」と思って使わなかったんですが、設定で全部削除できたみたいです。年齢とか職業とか、個人情報に該当するものは総じて削除しました。どうせなら替わりに「爆乳」「巨乳」「普通」「貧乳」「ぺたんこ」の選択を必須にしてやろうかと思いましたが、セクハラにも程があるので自粛。当たり前だ。


 
■ コミックス読書メモ
 『ブラックジャックによろしく』11巻ですよー

 この漫画も気付けば10巻を突破したんですね。これまではコミックス派だったのでモーニング立ち読みの時も飛ばしていたんですが、雑誌派に切り替えようかと迷っています。何だか最近(僕の)テンション落ちきっていますしね。同じモーニングの医療漫画『Ns’あおい』の方が面白くなってしまっているというのもありますし・・・・・・・


 そうそう。『バジリスク』のアニメ感想はまた後日ということで・・・・・・下手したら、3話が放送されてしまいますよ。でも、明日の朝は『S-DESTINY』観て、明後日の朝はジャンプ読んで、明々後日の朝は『エウレカセブン』観て―――水曜の朝に第2話、木曜の朝に第3話感想で良いかなー。


 てゆうか、やはりどれか1つは切らないと身が持たないぞ・・・・・・・・


 ■ 『タイガー&ドラゴン』第2回
 「饅頭怖い」
 <公式サイト

 ん・・・・・・? 今週はちょっと不発だったかも。どうにも1時間のドラマに、「落語の説明」「人間ドラマ」「人間ドラマを落語に絡めて実演」という三要素を詰め込まなきゃならない上に―――長瀬・岡田・伊東の関係を描写しなきゃならない訳ですし。その「人間ドラマ」も、阿部サダヲのコンプレックスだけじゃなくて、結婚騒動も同時並行に描かなきゃならんときたら・・・・そりゃ、圧倒的に尺が足りませんよね。前後編に分ける訳にもいかないし、どうするんでしょう、この問題は。

 もちろん、同時並行に描かれた複数の人間関係と落語を一本の線に繋げていくのは爽快で―――
 特に元ネタの「饅頭怖い」の内容・・・・・・「饅頭が怖い」と言ったヤツに大量の饅頭を与えたらムシャムシャ喰いやがったというところまでは僕も知ってたんですが、最後の「じゃーお前は何が怖いんだ?」「今は熱いお茶が怖い」というのは知らなかったんです。そこを人間ドラマの中でもキチッとオチにしているのは気持ち良いですね。こういうキレイな構成のドラマは、それだけで良い気分になっちゃいます。


 でも、何だか盛り上がらなかった気がしますねー。阿部サダヲのコンプレックスも、鶴瓶の怒りも、何だか中途半端にしか描写されてなかったので、それが解消されてもカタルシスを薄めです。岡田くんと伊東美咲の絡みよりも、こっちの方を現段階で描写しとくべきだったんじゃないかなーって思います。
 ただまぁ、松本まりかのウェディングドレス姿は可愛かったです。「誰だよ、松本まりかって?」という方は、『FFX』のリュックの人と言えば分かるでしょうか。舌ったらずの喋りは健在―――






05年4月24日[S-DESTINY] 〜明日が来なきゃ良いのに・・・・

 何つーか・・・・・・
 色々と疲れたので、今日は『S-DESTINY』感想のみで。

 このスペースで語らなきゃいけないことがあったような気がしたんですが、何だったか思い出せないんですよ。アレだっけ。マヨネーズが食べられない理由とかを書く予定だったんですっけ(多分違う)。



 ■ ガンダムSEED DESTINY 第27話
 「届かぬ思い」
 <公式サイト
 <公式サイト以上にSEEDを楽しむのに欠かせないあいばたんのブログ

 徹夜明けの視聴というのに、新しく張られた伏線だらけで何から書いていいかさっぱりです。

○ デュランダル悪伏線
 一概に「悪」と言い切っちゃうのもアレなんですが、今週の議長のセリフからハッキリと「アークエンジェルと本物ラクス・クラインは敵だ」と思っていることが判明しました。これで「ラクスを暗殺しようとしたコーディネーターは、一部の暴走」というアスランの説は破れちゃいましたね。

 んでもって、冒頭のジブリールとネオの通信中に出てきた「DESTROY」というコードが、デュランダル議長のパソコンにも表示されているという・・・・・・
 「DESTROY」の全容が明らかになっていない段階で語るのは早計ですが、“強化人間(ニュータイプ)にしか動かせないサイコガンダム”と同様のものなら―――ステラ・アウル・スティングの3人にしか動かせないものなのかも知れないですね。
 そう言えば、あの研究所をミネルヴァに調べさせたのは議長自身でしたっけ。それはつまり、議長自身が「DESTROY」に興味を持ったから―――とか。その技術を応用させた兵器が今度はザフト側として登場するってことの伏線―――とかだったら燃え。

 何となく、サイコIIをネオジオンが回収して、サイコII自体もプルツーが乗ってきてムチャクチャ苦戦させられるんだけど、その後にサイコIIの技術をベースにしたドーベンウルフが大量生産されて―――という『ZZ』のラスト付近を思い出しました。誰が分かるんだ、こんな話。


○ エターナル発進
 もし議長が「戦争を長引かせること」を狙っているのだとしたら、彼自身の本当の敵はジブリールやファントム・ペインではなく、「戦争を終了させること」を目指すラクスやアークエンジェル組なんだと思います。だからこそ、戦争が激化する前にラクスを暗殺しておこうと謀った訳ですものね(結果的に、それがフリーダム発進に繋がり自分の首を締めるんですが・・・・・)

 ラクスやアークエンジェル、エターナルは「議長の思惑」の外にいるイレギュラーな存在。
 この芽を早期に潰そうと躍起になるんでしょうが・・・・・・・


○ ルナマリア「?」伏線
 アスランとアークエンジェル組の会話を盗聴していたルナマリア。アスランを思うがゆえのストーカー行為かと思ってたんですが、タリア艦長――ひいてはデュランダル議長の命令だったみたいですね(だから、「フェイスなのに嫌疑」という発言に繋がる)
 ハッキリ言って、人選おかしくないですか?
 アスランの尾行に、アスランのことが好きなコを選んでどうするんですか。まぁ、恋愛感情なんかは上から見ても分からないのかも知れんですが(ルナマリアの場合はバレバレだと思いますけど)、アスランを尊敬しているという点でシンやルナマリアには尾行させちゃいけないでしょうが。ここの適役は、同じ赤服でもレイに決まっているじゃないですか。

 まぁ・・・・だったら、話が進まないんですけどね。
 「今のラクスは偽者」「本物ラクスはコーディネーターに暗殺されかけた」「アークエンジェルは議長を疑っている」という重要情報を知ってしまったルナマリア―――その情報をタリアに報告するも、その疑問をタリアには聞けずに部屋を去ることに。ルナマリアからすれば、「議長を疑っている」なんてことが艦長にバレたら大変ですからね・・・・

 ただ、そのタリア自身も議長には不信感を持っているような描写があるので、ルナマリアから受け取った情報をどうするかは未だ不明なんですが・・・・・・・・・
 とにかく、アークエンジェルのムチャな行動から、ミネルヴァ内に疑問を持つ者が現れました。これも「議長の思惑」の外な出来事でしょう。こうして一つ一つのイレギュラーな出来事が積み重なって、議長の計算を打破するような展開になっていったら無茶苦茶燃えますよ。ロジカルには正しいラスボスを、論理的には筋が通っていなくとも一生懸命に行動し続けるしかない凡人(この場合はカガリ)の積み重ねが結果的に倒すという―――


○ ミリアリア復帰
 もはや、豊口さんが喋ると西野つかさにしか聞こえない・・・・・っていうか、今週のキャラはまんま西野つかさでしたよねー。余裕のある可愛さっつーか、大人相手にも動じないっつーか。ということで二年後、「色々あったけどやっぱり私はアナタが好き!!」と鉄棒の上で告白し直すんですよ。ディアッカに。

 カガリを押しのけて暗号文解読するとこは何が起こったかと思いました。「ミリアリアまでカガリを用なしだと主張するんですか・・・」って。でも、↓に繋がる伏線だったのですね。


○ カガリ復活伏線開始
 正確には、あの温泉シーンがスタートだったみたいですが―――
 悩んで悩んで悩みまくった末に出した答えは、「愚かなことだろうが再び戦場に出て停戦を呼びかける」というもの。今週段階ではキラや他の皆の後押しによってだったけど、来週のカガリが戦場に出て何を喋るのかに期待しています。前回の時のように現実を直視できないんじゃなくて、悩みまくった結果、そんな者にしか語れない言葉をお願いしたいです。カガリは、ラクスやデュランダルのように達観している必要はないんですよ―――。

 さて、今度こそカガリの声はオーブ兵に届くのでしょうか・・・・・・・・


○ シン-ステラ物語→シン-アウル物語
 医者も反省しないっつーか何つーか。「このままじゃ体を維持できるか分からない」なんて言っちゃったら、シンの行動は一つだけでしょう。敵にステラを引き渡そうとする。これしかないでしょ。前作のキラとラクスと被っている上に、ここまで軍規違反を重ねると銃殺刑でもおかしくないって感じなんですが・・・・・・・

 ただ、シンがアウルに「ステラってコを知ってるだろ!?」と通信しても(SEED世界って、お肌の接触回線はあるんですっけ・・・・・)、アウルは「誰だっけ・・・・・それ?」という状態。シンの呼びかけでアウルの記憶が戻ったりしたらファンタジーなんですが、デュランダルの思惑をラクスやカガリが超えようとするように、ファントムペインの記憶操作を「大切な思い出は壊せなかった」みたいに超えてくれたなら―――って思います。

 しかし、このままステラの身がデュランダル一派に渡るのも危険な香りがして面白そうではあります。シンからすれば、連合兵としてステラがもう一度出てくるよりも、ザフト兵として出てきた方がショック大きいと思うんですけどねぇ。つか、シンが連合サイドにステラの身を引き渡して、次はステラがデストロイガンダムに乗って出てきたとしても、シンに怒る権利はないと思うんですが・・・・・・・



 今週はこんなもんでしたかね。情報が多すぎて、書いてないことがあったかもです。
 CMに入る時のカットが、メイリン1ショットだったのは何かの意味があるんですかね。話しているのはタリアとアーサーで、内容は「ステラを連れて行くこと」だったんですが・・・・・・ひょっとしたら、メイリンにもルナマリア同様に「議長への疑問符伏線」発生ということでしょうか。

 確かに、姉妹ファンとしては敵対されるよりも、姉妹揃って艦を降りるとかの方が萌えるんですが―――ますますメイリンの出番がなくなりそうな恐怖が。






05年4月25日[武装錬金] 〜時代の終わり

 長々と書いていたら、もう6時間くらい経ってました・・・・・・・
 ゴメンなさい。『Waqwaq』感想は明日で・・・・・・・・・



 
■ 漫画雑誌の感想(モーニング21号、ジャンプ21・22号、アフタ6月号)
>こしのりょう『Ns’あおい』(モーニング21号)
 江藤先生メインの回。江藤ってあおいのことが好きだったのか・・・・・・・織田と仲良くしてるのを見て、明らかにショック受けてるんですが。なんか、可愛いやっちゃなぁ。
 自身の正義感により「精神科へ転院させるべき」と言う織田に対し、マトモに反論することすら出来ないんだけど、患者のために転院させることで受けるショックを考えて・・・という江藤。なんか最近、織田の振りかざす正義っぷりが鼻についていたので、こうやって他のキャラが頑張っているところを見せてくれるのは気持ち良いです。

 しかし、ますますあおいの負担が大きくなっているような・・・・・看護士同士のイザコザも解決していない状況で、何やら妙な人物まで出てきているし。過労死しそうなほど働きづめなのに、服の一着も買えないという・・・・・マジで、かわいそうだ・・・・


>山崎さやか『はるか17』(モーニング21号)
 谷崎ってヤツと崎谷ってヤツがいるのか・・・・・・・・
 もう、誰が誰やら分からん!!(谷崎がドラマのプロデューサーで、崎谷がファインのマネージャーかな?)

 はるか、ナナコとの二度目の共演。ガムシャラに演技するがゆえに、カット後も演技を続けちゃうあたりがはるからしい・・・・・とかは、実は全然考えてませんでした。はるかたんのセーラー服姿にハァハァですよ。髪型、ちょっと分けるだけですげー新鮮な感じがしますね。むっちゃ可愛えぇ。やっぱ貧乳のコはセーラー服が似合うんですよ(問題発言)

 それはそうと―――7月からのドラマに向けて、オーディションっぽい番組をやるみたいですね。その出演者リストのトップが石原さとみ嬢ですよ。この告知だけじゃ詳細分からないし、ネットで調べても全然ヒットしなかったんですが―――これは何か? バラエティの司会を石原さとみがする訳ないので・・・・・
 はるか役は石原さとみが現状で一番近いってことですか? また視聴率がやばそう・・・・・(笑)
 僕は勝手に「17歳に見える20代前半の女優」を起用するのかなと思っていたんですが、別に「本当の17歳」を使っても良いんですものね(石原さとみはもう18歳か・・・・・)。あぁ、これはかなり楽しみな企画ですが・・・・

 石原さとみは好きですけど、演技ってことでいうと・・・・・はるかとはタイプが違うような気がするんですけどねー。長澤まさみとかの方が、それっぽいと思います。
 ただ、もし石原さとみがはるか役だったら、にパット入りのビキニを無理矢理着せられるシーンもやるんですよね? これはある意味で貧乳ファンが悶絶しそうな予感ですよ。あと、眼鏡もかけるんですよね? あぁ・・・・・・想像するだけでお腹いっぱいですや。


>外薗昌也『わたしはあい』(モーニング21号)
 
マニア特製・理子たんのリアルフィギュア(細部まで完全再現)!!

 何だこの凄まじい展開は・・・・・・(笑)
 大の大人が集まって何をやっているんでしょうか。しかも、やばいとこまで再現されてるからって10万円って・・・10万円って、キミ達金銭感覚狂ってますよ・・・・・・・・・・僕だったら6万円までしか出せないですね!
 つーか、この人達はホント生身の人間には興味ないんですなぁ。本物の理子たんが先日ソコにいたじゃないですか。それでもフィギュアに夢中なんですか・・・・・・・いや、確かに実際問題読んでいる僕も、生身の理子たんのツンデレっぷりと同じくらい、今週のフィギュアに萌えた訳なんですが―――

 さて、出てきた重要コード“C”と“D”!
 もう全然重要じゃなさそうな文脈なんですが・・・・・・・『ラストイニング』のC・D・Mのように万人を唸らせるコードだったら、この漫画も化けそうなんですけどねー。


>吉川雅之『BE A HERO!!』(ジャンプ21・22号)
 おっ・・・・何だか、過去のテコンドーやボクシングに比べると格段に面白かったんじゃないですかね。
 直情型の主人公とクールなライバル―――というものの見事にありふれた設定だったのはアレなんですが、どちらも悪役にせずに人間的に魅力のあるキャラにしてきたのは好印象です。ジャンプの読みきりの場合、ムダに悪役を作って萎えさせることが多いんでね・・・・・

 ただ、やっぱり改善の余地は沢山ありますよね。
 本末転倒な動機とか、受け身もやらずに乱取り―――とかは別に良いんですよ。尺の限られた読みきりですから、読ませたいもののために、リアリティや物語の整合性を犠牲にするのは正解だと思います。問題は、その「読ませたいもの」が不十分だったかなーと。
 「夢見ちゃ悪いか・・・・・(ヒーローになりたいんだ)」という主人公の最も大事な心情が、途中からおざなりになっちゃったのが勿体なかったですよ。だから、ライバルと戦っている理由が不鮮明になっちゃって、結果的にぶん投げた時のカタルシスも薄くなっちゃったと思うんでね。

 ただ、それでも前2作からは物凄く「楽しみな作家」にはなったかなと思います。


>和月伸宏『武装錬金』(ジャンプ21・22号)
 
「守りたい者が一緒なら 俺達は戦友だ―――」

 残された最後の19ページ。書かなきゃならないことは山積みだったでしょう。未消化の伏線も死ぬほど残っていました。どこに触れて、どこを切り捨てるのか―――その一点ばかりを、この一週間気にしていたのですが。
 きっちりと再殺部隊編の剛太のテーマを言語化して締めくくってくれたことに、うるっときました。結果的に打ち切りへと繋がってしまった再殺部隊編でしたが、この剛太のセリフで少しは救われましたよ。カズキを「化け物」だと判断し、そこから始まった剛太とカズキの物語・・・・・・これこそが(カズキと斗貴子さんの話の次に)描かなきゃいけないことだって、和月先生は分かっていたんですね。良かった―――

 ラストシーン―――その後の二人が、今週のトビラへと繋がるって描写なんですね。
 こうした描写、作者がどういう意図で入れてるかは分かりませんが、僕としては「ラストシーンがラストシーン以上の意味を持つ」ような気がして好きです(『金魚屋古書店出納帳』のタッチの回でもありましたよね)。二人の物語はここで終わりじゃなくて、これからも続いていくんだ―――という気がして。


 とりあえず、赤マルに最終回は載るんでしょうが、ジャンプ的に最終回。
 蛇足になると思いつつ、に僕なりに今回の「武装錬金打ち切り騒動」で思ったことを書きます。ジャンプ感想を始めたばかりの2年前の春。まだ就活をやっていた頃から毎週毎週感想を書いて、コミックスも買って、何度も何度も涙した漫画だったのですから―――


>河下水希『いちご100%』(ジャンプ21・22号)
 何ィ――――――!!!!?
 一線越えた―――――――――!!!!

 「ある意味ものすごく順調に事が運んでる気がする」辺りで、いつもの寸止めイベントがくる伏線だと思ったのに。正直、『武装錬金』の最終回の余韻を吹き飛ばす今週の『いちご100%』ですよ。親帰宅という普段は寸止めに使われていたイベントを、こうやって逆手にとったのは凄い―――まさか、この3年間の寸止め地獄は全てこれのためにあったと言うのですか。

 マジでマジでマジで、今ジャンプで一番楽しみな漫画は『いちご100%』ですよ。無茶苦茶面白い!
 これ、もう西野エンド以外の最終回があるんですか? ここから東城エンドになんかなったら、あまりにも西野が可哀想だ・・・・・・

 しかし、枷さえ外してしまえば河下先生はトンでもない密度の話を作れるんですね。やっぱ、ジャンプよりも青年誌で短期集中連載とかの方が面白いものを作りそう。


>ひぐちアサ『おおきく振りかぶって』(アフタヌーン6月号)
 今月はえ―っと、2回の裏と3回の表が終了したんですね。
 何だかもう随分と長いこと戦っているような気がしてましたが、まだ3回の表かよ。

 三橋、絶好調!!
 4・5・6番でも苦にならないです。相手の監督も「遅いだけで打てないのか―――」と、よく分かっていない模様ですね。数ヶ月も前なので記憶にないんですけど、最初はコントロール重視の遅い球で、中盤以降でまぁまぁコントロールできるまぁまぁ速い球を使う―――って戦法なんでしょうか。
 ただ、三橋に対して感じた阿部の不安・・・・・「完投できないペースなんじゃないか?」 ハッキリ言って、三橋が攻略されたら終わるってモモカンも言ってたし―――二番手以降のピッチャーは急造なんじゃなかったっけ?(実はこの辺、あんまし覚えていない) 熱血モノなら、ここで殻を破った主人公が凄いピッチャーになったりするんですが・・・まぁ三橋ですしね(笑)

 さて、敵のピッチャーも復調したみたいで、阿部を瞬殺。
 おーこりゃ投手戦っぽいぞと思った矢先・・・・・・・泉、出塁!えぇ!?意外でしたよ・・・・ここからバッタバッタと三振の山を築かれていくのかと思いきや。泉は何気に凄いですね。打率10割だ。2番は送りバント失敗。3番の巣山も出塁。何だか高瀬も大したことないなーと思ったりもするんですが、田島をあっさり仕留める。うーむ。田島の出塁→モーション盗んでいる意味→花井のスライダー攻略という展開は、まだまだ先なんですか。


>かとりまさる/安藤 慈朗『しおんの王』(アフタヌーン6月号)
 兄弟物語キタ―――!!
 弟の若手女流棋士口説きの次のターゲットは歩。歩なら最初から賞金のことを言えば出場するんじゃないかって思うのですが、揺さぶりにかけるために対局までするのはなかなかエンタメに徹した弟みたいで。しかも、歩を圧倒するほどに強いとは・・・・・・

 兄の方が強いから―――と、棋士になるのを諦めたんですかねぇ。
 その割には、今はスポンサーとして将棋の世界に関わろうとしているのはどういうことなんでしょう。ここらの兄弟物語があっついです。「兄と同じ道には進めなかった弟」というのは、個人的にえらくストライクゾーンですよ。そうなんですよねー、兄貴が天才だとホント弟ってのは大変です。





 
■ 武装錬金はどうして打ち切られたのか
 『下手考』さんに触発された訳じゃないんですが、僕なりに思っていることを文章にしておこうと思います。
 これに関しては多分に僕の推測なんかが混じっていると思いますし、反感を覚える人もいるでしょう。今ネットを中心に広がっている「武装錬金再開希望の輪」の運動への障害となってしまわないかという不安もあります。でも、一応2年間この漫画の感想を書き続けた者として、愚痴ってるだけじゃダメなんだ―――と思う訳で。

 「あぁ、こういうことを考えるヤツがいるんだ」

 こんな感じで読んでもらえれば幸いです。



 1.週刊で漫画を描くということ
 『るろ剣』のコミックスはとっくにブックオフに売却しちゃったんで確認できないのですが、和月漫画は『るろ剣』途中から1話17ページになっているはずです。それはVIP待遇として始まった『GBW』も同様です。
 『ドラゴンボール』とか『ハンターハンター』のような例を除くと、ジャンプの漫画は通常19ページという原則があります。これは印刷の仕組みを考えれば分かりやすいんですが、4ページで1枚という計算をしていって4の倍数−1というページ数が最も相応しいんですよね。なので、『ハンター』は15ページ、通常の漫画は19ページ、大増で23ページという感じです。

 『武装錬金』もスタート当初は19ページでしたが、途中から制作スケジュールの問題で17ページになりました。毎週チェックしていた方なら覚えている人もいるでしょう。唐突に2ページの特集記事が組まれたりしたことがあったことを。あれは単に19ページが間に合わず、17ページの原稿+2ページの特集記事でページ数の辻妻を合わせたんです。
 そうしたことが何度も繰り返される内に編集部も譲歩したのか、次第に17ページであることが普通になりました。ただ、17ページと19ページの差は物凄く大きな差なんです。およそ10%を削られる訳ですから当然っちゃ当然です。

 『武装錬金』の中でも“泣かせ度”の高い回を調べてみれば分かりますが、「FADE TO BLACK」も「諦めるな!」も「a friend of everybody」も「Say it not so,Bravo.」も19ページの回、「レイニーエモーション」は大増23ページの回でした(「レイニー〜」は一週落とし、一週ローテで休んで3週間ぶりの掲載だった)。
 17ページじゃないと間に合わないという現場では、既に半身を封じられての仕事と言っても過言ではない訳です。

 加えて、『武装錬金』は6〜8週ごとに休載という契約になっていたみたいです。僕はジャンプの“毎週全部の作品が載って当然”というシステムは作家を壊すだけだから早々にローテーション制度を導入すべきだと思っているんですが、ジャンプの主要読者は「休載なんてサボリと一緒」くらいに認知しているひとが多いみたいで・・・・・・実際には、「落とした」回数で言えば『武装錬金』よりも『ミスフル』の方が断然多かったと思うんですけどねー。

 推測ではありますが、この“6〜8週ごとに休載”という契約が編集部としては厄介だった可能性は高いですよね。

 少なくともジャンプで連載を続けるには、休載なしで19ページを描ききるスピードが必要だってことでしょう。そして、そのスピードが和月先生の現場には足りなかった・・・・・・・これが一つ目の敗因です。


 2.予期せぬ編集長交替
 『武装錬金』が始まる半年前―――高橋編集長が急死するという訃報がありました。
 新連載の企画・準備がどのくらい前から始まっているかは不明ですが、常識的な範囲でいえば企画段階に前編集長の方針が関わっていたと見るのが普通ですよね。『キックスメガミックス』『ごっちゃん』『武装錬金』『風天組』という4週連続新連載開始は、低迷するジャンプを生き返らせようという意図を感じさせました。4人中3人はある程度計算の出来るベテラン作家―――誰もが、ベテランに雑誌の行く末を託しているように思ったことでしょうが・・・・・

 2003〜4年のジャンプの流れを読むと、そうでもなかったような気がします。
 急病によりリタイア寸前だった森田先生は例外として―――つの丸、梅澤両人の作品を打ち切ってバイバイジャンプ。『マンキン』『黒猫』の終了。バイバイジャンプへのリーチがかかっている岡野剛の『ゲドー』開始、打ち切り。荒木飛呂彦のUJ移籍。
 その間に連載定着した『銀魂』『リボーン』『Dグレ』『ムヒョ』は、いずれも初連載作家―――言いたいことは分かりますよね?

 僕は別に「どれがどれより優れている」という話をしたいんじゃないです・・・・・・ジャンプという雑誌は、結果として作家陣の若返りが出来た―――ということが言いたいんです。



 これは偉く個人的な話になってしまうんですが・・・・・・1981年生まれの僕らの世代にとって、ジャンプというのは特別な雑誌だったんですよ。小学校高学年の時代、『ドラゴンボール』『スラムダンク』『幽遊白書』の3本柱の時代でした。3本柱以外にも話題の漫画は多く、『ジョジョ(4部)』『ダイ大』『ろくでなしBLUES』なんかの漫画に皆が夢中でした。
 ですが、中学校に入ってからは一転。中1の頃に『幽白』終了、中2で『ドラゴンボール』終了、中3で『スラムダンク』終了。この時期、マガジンでは『金田一少年』がドラマ化でヒット。次々と人気作をドラマ化していく方針が成功しました。サンデーでは・・・・・えーと何やってったっけ・・・・・『H2』がアニメ化してコケたのは覚えているんですが(笑)

 そうした激動の小中学生時代を経験して、それでも今もジャンプを読んでいる人って貴重な訳ですよ。僕のような漫画ヲタは特別として、大抵の一般人は“当時好きだった作家が今もジャンプで描いているから読んでる”ことがほとんどなんですよ。普通の20代前半の男性にとってジャンプは、『ワンピース』でも『ナルト』でも『ブリーチ』でもなく、冨樫義博であり荒木飛呂彦でありうすた京介であり和月伸宏なんですよ。彼らがいなくなった後のジャンプには興味がないんですよ。


 『武装錬金』を切れば、20代男性の(ヲタでない)読者の多くはジャンプから離れる―――
 大袈裟な表現ではありますが、あながち間違ってはいないと思います。
 もちろん、編集部だってこんなことは分かっていることでしょう。分かっていて『武装錬金』を終わらせたんです。何故かって? 20代男性よりも、小中学生の男子や中〜大学生の女子をターゲットにしている雑誌だからですよ。当たり前の判断です。誰だってそうする、俺もそうする(by虹村形兆)ですよ。


 20代男性はもはや少年ではないです。職場で「なーなー今週のジャンプがさぁ!」なんて話をする訳じゃないですし、アニメ化された作品を毎週楽しみにしている訳でもないでしょう。好きな漫画がゲームになったとしても夢中になって遊んだりはしないでしょう(いや、一般的には・・・って話ですよ?)
 小学生の読者はこれから中学生、高校生へと大きくなる過程も読者な訳です。汚い言い方をすれば、「金の成る木」です。20代男性は、今はお金を持っていますが、ふとしたことで離れてしまうであろう読者です。ジャンプ編集部がどちらを選ぶかと言えば、間違いなく小学生の方です。

 中〜大学生・女子は説明しなくても良いですよね。この層がいなくなったら日本の漫画界は消滅します。



 つまり―――ジャンプという雑誌が若返りを図ろうとしている時期に始まってしまった『武装錬金』
 ―――これが第2の敗因です。もしも、もう1年開始が早ければ。『Dグレ』が現れなければ。高橋編集長がご存命ならば。時代というのは皮肉なものです。


 3.王道バトル漫画にはなれなかった
 1・2の敗因を見ると、何だかジャンプで連載開始したこと自体が敗因みたいになっちゃいましたが・・・・(汗)
 『武装錬金』が生き残る術は0ではなかったと思います。「小中学生の男子」か「中〜大学生の女子」の支持を得ること。これに尽きます。これさえ成功すれば、ジャンプではよほどのことがない限り(例:買春)は安泰なはずです。ただ、和月先生は『るろ剣』以後、この「中〜大学生の女子」の支持を意図的に除外してきた訳で―――こうなると、手段は一つに限られますよね。

 小中学生男子に受けるバトルシーンを描く。
 これは想像でしかないんですが、バトル偏重だった再殺部隊編は「小中学生に受けるバトルシーンが描けるかどうか」という最後のテストだったんじゃないかって思います。それまでの『武装錬金』のバトルはあくまで人間ドラマありきのバトルが多かった訳で―――それを打ち破って、バトルありきのストーリーへとシフトしていった理由はそこにあるんじゃないでしょうか。
 ただ、結果から言えば―――再殺部隊編のバトルは面白くなかったです。いや、『武装錬金』のバトルは常日頃評判が悪かったですけど、それ以上に再殺部隊編のバトルはダメだったかなーと思います。バトルありきのストーリーはそれまでのファンを減らし、17ページというハンデは構成の上で非常にネックになり続けました。


 個人的には、コミックスの武装錬金ファイルで語られた「イジメの構図に似るところがあるから、敵<味方の構図というのがしっくり来ず」と複数バトルを否定していたのが気にかかります。
 和月先生のバトルはほとんどが1対1で、味方5人と敵が5人揃っても、1対1×5になることがほとんどです。チャンバラ漫画ならまぁ仕方ないかなとも思うんですが、『武装錬金』のような超能力バトルの場合は能力と能力の相乗効果が面白いんで、チームバトルが描けないのは痛かったかなーと。

 それと―――「オマエ、どこまで『ダイの大冒険』が好きなんだよ!」というツッコミを覚悟で言わせてもらえば、ダイとクロコダインの必殺技を同時に受けてもほぼ無傷だったバランに恐怖するのだし、そんなバランと竜騎衆相手にたった一人で立ち向かったポップに感動したのです。王道バトル漫画ってそういうものなんです。ベジータだってフリーザだって、味方全員でかかっても適わなかったから恐怖だったんですよ。


 ・・・・・・・と、ここまで書いていて思ったんですが、『ナルト』や『ブリーチ』も1対1の構図になりやすいですよね。確かに僕はその2作品のバトルは『武装錬金』同様に「そんなに面白くない」と実は思っているんですが、『ナルト』や『ブリーチ』は小学生に人気ありますよね。『武装錬金』は人気ないのに・・・・・・・・
 演出力、ディティールの細かさ、テンポ―――色んな要因が挙げられると思いますが、やっぱり『武装錬金』の場合はネームの密度が濃すぎたことが問題だったんじゃないかなぁ。小学生に受けるためには、敵が武装錬金発動しただけで1話、その威力発揮するだけで1話、こちらが追い詰められるのに1話、逆転に1話―――くらいのペースでやらないと、「おー!この強ぇ敵に勝った!」とは思わないんじゃないですかね。これを『武装錬金』では1話で全部やっちゃうんですもの。僕らヲタは「今週は密度が濃かったなぁ」と思うかも知れませんが、小学生にとっては「何だかあっさり勝った」としか思わないでしょうよ。


 つまり、小学生に受けるべきバトルシーンですら大人向けの密度で描いてしまった―――このことに敗因があるんじゃないかって思います。まぁ、小学生の友達なんていないので確認できないですけどね。あぁ、小学生(女子)のお友達が欲しいなぁ。







 何だか・・・・・1〜3の敗因を見ると、「打ち切られるべくして打ち切られた作品」とも思えちゃいます。いや、本当のことを言うなら「もっと早く打ち切られているはずの作品」だったと思います。ここまで連載が続いたのは、ひとえにファンの皆がせっせとアンケートを書き続けた結果ですし、コミックスを買い続けた結果だと思います(コミックスと雑誌の事業部は別でしょうが、雑誌内での勢力図に関しては参考になってる部分は多いです。初期の『銀魂』とか思い出せば分かるはず)
 そして、『武装錬金』の終了が決まった現在。ネット上で「武装錬金再開」を求める声があがり、多くの賛同者を生んでいる事実も素晴らしいと思います。尊敬しています。感動しています。

 ただ・・・・・それでも・・・・・身勝手な僕の意見を書かせて下さい。
 『武装錬金』の終了は身を切られるほど辛いです。
でも、だからこそ期待したいんです―――
 
少年ジャンプ以外の雑誌で漫画を描く和月先生に。

 もう、ジャンプじゃなくて良いじゃないですか。漫画を発表する場はジャンプ以外にもいっぱいあって、そこでは(ジャンプよりは)制限が少なくて時間的な余裕もあって読者に媚びを売らなくても良いんですよ。和月先生はジャンプに合わなかった―――それは決して彼の漫画家人生を否定することにはならないんです。ここからがスタートにもなるんですよ。彼自身に合っている雑誌を探せば良いじゃないですか。

 ジャンプの末期にはネタ漫画家と呼ばれた梅澤春人はヤンジャンの車漫画でエースを張っています。
 『ターちゃん』以後はパッとしなかった徳弘正也もスーパージャンプ移籍後はエースです。
 『翠山ポリスギャング』が2巻で打ち切られた甲斐谷忍は、オールマン・ビジネスジャンプでヒットメーカーになりました。
 八神健はチャンピオンにて『ななか6/17』のアニメ化まで果たしています。


 ジャンプを去った後の方が評価が高い漫画家なんて山ほどいるんですよ。
 もちろんジャンプシステムから離れても成功するかどうかは本人次第でしょう。でも・・・だからこそ・・・『武装錬金』がくれた感動を覚えているからこそ、和月先生は『武装錬金』を置き土産にジャンプを去るべきだと思うんです。もちろん、他誌で『武装錬金』再開してもらえれば最高なんですが、他で打ち切られた漫画の続編を早々に連載させてくれる雑誌なんてそうはないでしょう・・・・・・・・(『武装錬金』再開を呼びかけている人々にケチをつけている訳ではありません。本当に立派なことだと思います。ただ、僕はジャンプシステムに苦しめられる和月先生をもう二度と観たくないだけなんです)


 
「イヤだ。
 斗貴子先輩を殺していい状況なんて 俺には有り得ない!
 絶対に無ェんだ!!」


 雨の中、中村剛太が叫んだ言葉は今も僕の魂に刻まれています。
 実戦経験0 相手は最高の攻撃力を誇る戦士長・火渡 1人vs6人―――絶対的に不利な状況でも、想う人のために組織に反逆した彼に心底震えました。『武装錬金』は打ち切られましたが、その1シーン1シーンは読者の心に刻まれているでしょう。
 人気はなかった。バトルも面白くなかった。おまけに、他の看板作品と設定が被ってしまう不運もあった。でも、『武装錬金』はこの二年間、紛れもなくジャンプを支えていた作品でした。本当に、本当に、大好きだった。


 だからこそ期待してるんです。
 井上雄彦が『バガボンド』を始め、みんながモーニングを読み始めた時のように。
 和月先生も漫画界に新しい風を起こしてくれるんじゃないかって。






05年4月26日[Waqwaq] 〜今度こそ『Waqwaq』の感想書くぞ


 『Waqwaq』感想:第33話「神の血かくも尊きこと 3」


 新メルフォ、徐々に使い勝手が掴めてきた感じです。
 メルフォのページにログインすれば全部のメールが見られるんですけど、一部のメールは指定したアドレスに転送してくれるっぽい。非常に便利なんですが、転送してくれるメールとしてくれないメールの差が分からない・・・・・・

 ただ、これ。ちゃんと設定イジればアンケートとして使えるかなぁとも思ったり。ほら、人気投票みたいのも出来そうですよ。同一人物からの複数投票をどうやって防ぐかが問題になりそうですが、そこさえ何とかすれば色々楽しいことが出来そうですよ。



 
■ いい機会なので―――
 惰性で買い続けていた漫画なんかをここらでストップして、集めているラインナップを一新しようかなーなんて思っています。ストップ候補は『バガボンド』『ブラックジャックによろしく』『サイコ』の3つ。前2つは、モーニングで読めば良いんですしね。
 あまり理解されないと思いますが、僕は「長く続いている漫画」は好きではないんです。理由は山ほどあるんで全部を説明は出来ないんですが、現実的に直面している理由は―――これらの漫画を集めているせいで本棚にスペースがない。金銭的な負担はそうでもないんですけどね。どうせ、1年に2〜3冊も出ないんですから。


 という訳で、先週から『ブラックジャックによろしく』はモーニングで読み始めました。数話の空白があったんですが、まぁ伏線通りに進行していたので支障はない感じでした。コミックス買うのは躊躇しつつも展開は楽しみな漫画ですので、モーニング読む楽しみは増えますね。加えて、きたがわ翔(『ホットマン』の人ね)がモーニングに移籍。『バガボンド』も戻ってくるし、『はるか17』はドラマ化に向けて盛り上がっているし、『わたしはあい』は変な方向で盛り上がっているし―――で、かなり今モーニングが熱いです。



 
■ キリ番か、これ?
 

 自分で踏んだのって物凄く久しぶりな気が・・・・・・・・
 調べてみたら、『サカ猿2』の18000Hit(2002年12月24日)以来でした。



 ■ 『交響詩篇エウレカセブン』第2話
 「ブルー・スカイフィッシュ」
  <公式サイト

 
「俺にも出来たんだ!カットバックドロップターンが!!」

 相変わらずカタカナ用語が覚えられないので、感想書くのは苦戦しそうです。カットバックドロップターンだっけ?カットバックオーバードロップターンだっけ?
 コンパクドライブが魂魄ドライブだと知った時は軽く感動しました。異星のロボアニメだということでカタカナ連発なのかと思いきや、仏教系の用語が頻繁に使われいるらしいです・・・・が、仏教用語なんて馴染みない僕には外国語と一緒ですよ。なので、どっちにしろ感想書くのは大変そうだなーという話です。


 ロボアニメの王道っぽく、第1話で主人公の(満たされない)現状と現状打破にかける決意を描き、第2話でその決意から起こした行動、覚醒、ロボに乗って敵を倒し、旅立ちの決意をする―――ところまで。この「旅立ちの決意」までをしっかりと第2話で描いてくれるアニメってそうそうないんじゃないかな。第2話はテンポが良かったと思います。
 その「旅立ちの決意」までを、第1話と上手く繋げていたのが秀逸。特に、レントンが今まで出来なかったカットバックドロップターン(?)に成功して、レントン自身の世界が広がったという描写―――これは一つには“少年が殻を破った”描写な訳で、彼にとって技に成功したこととエウレカに出会ったことは特別な意味になったということなんですよね。そりゃ女のコに抱きつきもするし、じいちゃんのために旅にも出るよって思います。ここでカタルシスを感じさせるために、第1話はゆったりとしたテンポでもやもやしていた現状を描いていたってことですね。やるなぁ。

 ―――でも、ちょっと分かりづらかったんですが。ニルヴァーシュが覚醒した後は勝手に相手をやっつけたってことなんですかね。戦闘中のコックピット内の描写がなかったんで、よう分からなかったです。でも、レントンがいきなりノリノリに敵をぶった切っていった訳もなさそうですもんね(笑) やっぱ暴走か。
 しかし、そうだとすると・・・・・恐ろしいほどに『エヴァ』第2話と同じ展開(時間軸の動かし方とかも)。方向性は正反対ですし、ここで決意を描いた『エウレカ』は立派にオリジナリティある作品だとは思いますが・・・・・・・あまりにロボアニメの王道を突き進みすぎると、途中で飽きがこないか心配です。


 そうそう。ホランドの持ってた写真で顔が隠されている人―――レントンの親父なのかと思ってましたが、写真のメンツ