2004年個人的ランキング「映像部門」
 『プラネテス』第23話
 『ガンダムSEED DESTINY』第13話
 『プラネテス』第24話
 『ガンダムSEED DESTINY』第14話
 『プラネテス』第25話
 『ガンダムSEED DESTINY』第15話
 『プラネテス』最終話
 『ガンダムSEED DESTINY』第16話
 『ガンダムSEED DESTINY』第17話
 『ガンダムSEED DESTINY』第18話
 『ガンダムSEED DESTINY』第19話
 『ガンダムSEED DESTINY』第20話
 『ガンダムSEED DESTINY』第21話
 『ガンダムSEED DESTINY』第22話
 『ガンダムSEED DESTINY』第23話
 『ガンダムSEED DESTINY』第24話



05年1月2日午前6時40分 〜2004年個人的ランキング「映像部門」

 
■ 2004年個人的ランキング 「映像部門」
 本当はベスト10まで組むつもりでしたけど、正直この分野は心に残っているものが少なくて。特に映画はハズレを多く観ちゃったせいで、下半期はほとんど観てませんもの。・・・・・・・少数精鋭という意味で、ベスト5の発表にしますね。この5つはどれも思い入れがあるものばかりなので、一つずつ長々と語るつもりです。

 普段の「○○紹介」×5くらいの労力が必要ということでは??
 先行きが既に不安です・・・・・・・・・・・







 
「ヲタクってなろうとしてなるもんじゃなくてさあ、気づいたらなってるんだと。だから、自分の意志で辞めることもできない」

 第5位:
 『げんしけん』
 <公式サイト
 <ウチのサイトで書いた全12話感想
 <Amazonの紹介ページ

 今年の最後の四半期を支えてくれた最高の比較文化論。
 オチはともかく、ヤマ場も見せ場もないのに、ヲタクライフをそのまま描いているだけで面白い。エロ同人誌、夏コミ、コスプレ、自治会との対決(のちに理解)、プラモ作り・・・・・・・・およそ普通の大学生活を送っていただけでは味わえないヲタクライフを満喫させてもらいました。
 そして、何より一般人である春日部咲とげんしけんメンバーが相互理解していく過程がステキでした。笹原(妹)とのアプローチの違いで春日部さんを表現しきった第6話、人間的にイタイ新入生と対比させることで春日部さん→げんしけんメンバーの感情の変化を浮き彫りした第7話。この2話に関しては、ヲタクがどうのこうのじゃなくても、純粋に文化論として面白かったですよ。

 終盤はちょっと息切れっぽく(飽きてきただけ?)、「続きは原作読んで下さいねー」的なラストもガッカリだったのだけど、それでも充分に面白かったです。斑目の檜山ボイスは今から考えると、この人以外いないなーって感じ。シロー・アマダの声でエロ同人誌について語るのは反則技ですよ。






 
「私も、あなたに言い忘れたことがありました・・・・・
 村の人達は、決してあなたを嫌ってはいない・・・・・・盗んだ禁呪を返せば、いつでも村に受け入れるつもりです。たしかに、もうあなたの知り合いはいないかもしれないけど・・・・村の皆は、ルクレツィアという一人の女性の帰りを待っているわ」


 第4位:
 『LADY PEARL』
 <製作者さんのサイト『万泊後宴』
 <ウチのサイトで書いた感想
 ※ ダウンロード方法なんかは、以前書いた感想のところに載っているので参照して下さい。

 「映像部門に入れただとぉおお!!?」と驚きの声が(主に唯さんから)届きそうな予感もしますが、テキストだけじゃなくキャラの表情、動き、音楽、演出・・・・その他もろもろが重なって、“ゲーム性ではなく、あくまでストーリーものとして判断”しても、立派に「映像部門」でこの順位だと胸を張って言えます。本当に色んなものを与えてくれたゲームでした。
 序盤から圧倒的に広がる世界観、次々と登場する(変な)キャラと繋がる人間関係、旅する世界の美しさ、出会う人々の暖かさ・・・・・・・何より、こんなに冒険が楽しかったRPGは初めてだったのですよ。これも8割方クーちゃんのおかげ。笑かして、戦闘では大活躍で、サラッと名言を吐く。格好良かった。

 そして、上記↑のセリフ。勝手に拝借して申しわけないですけど、すっげー好きなシーンでしたのよ。その後のバトルが涙でモニターが見えなくなるくらいに(また、そのバトルの選曲が良いんだ)。タバサの成長、寿命差が生む哀しみ、気が付かなかった世界の優しさ―――それらを凝縮した名台詞だったと思います。今思い出しても涙腺が緩んでしまうほどに。

 現在、唯さんは『LP2』を製作中だそうです。
 『LP2』公開まで1年以上あるだろうし、今のうちに『LP1』をプレイすべし!すべし!






 
「名はその存在を示すものだ。
 ならばもし、それが偽りだったとしたら・・・・・・それは、その存在そのものも偽りだと言うことになるのかな、アレックス?―――いや、アスラン・ザラ君?」


 第3位:
 『ガンダムSEED DESTINY』
 <公式サイト
 <ウチのサイトで書いた1〜12話の感想
 <Amazonの紹介ページ

 『げんしけん』と並んで、最後の四半世紀をアニメ漬けにしてくれた作品。未だ1クールの段階なので、伏線を張りまくっているだけだからなかなかウチとしては評価が難しい。けど、序盤からグイグイ進む怒涛の展開。池田ボイスによるロジックバトル。「そういや主人公の声聴かねーな」とも言われるほどに、画面上を支配する前作のキャラクター。前作でイマイチだった戦闘描写も、チームバトル、ミッションを順調にこなして燃え。トンでもない作品に化けそうな予感がひしひし。
 しかし、何と言ってもルナマリア。アホ毛だし、宇宙なのにミニスカだし、ミニスカなのに気にせず飛ぶし、折笠ボイスの妹はついてくるし、イジワルだし、イジワルされるとむくれるし、赤ザク乗りだし。もちろん、弱いし。2クール以降は、ウチのストロベリ姉妹ネタに存分なネタを提供してくれることを期待してます・・・・・・・・

 実は結構おざなりとされてきた『ガンダム』シリーズの“戦後”。これをきっちり描いているだけで、(カガリのアホさ加減は疲れるけど)充分に満足ですよ。前作でカテゴリー依存から脱却した書くキャラ―――それでは、自分とは何だったのか? 今一度、同じ問いをされる時が来た―――






 
「全部オレのもんだ!孤独も!不安も!苦痛も!後悔も!
 勿体なくってなあ・・・てめえなんかにやれるかってんだ!!」


 第2位:
 『プラネテス』
 <公式サイト
 <ウチのサイトで書いたアニメ話の総集編
 <Amazonの紹介ページ

 ハチマキの絶叫が辛くて、未だに心を鷲掴まれ中。
 残念ながら何度も録画し忘れて見逃した回があるし、最終話までは残り4話という中途半端な時期ではありますけど。それでも、宇宙という孤独な空間に魅入らせられたハチマキと、だからこそ仲間との繋がりを大切にしたタナベとの対比が痛くて痛くて・・・・・・・・
 宇宙に散乱するゴミ(スペースデブリ)を拾うデブリ屋。人々の希望を守るため―――そう信じていたのに。だけど、交錯する政治的な思惑。夢。決意。別れ。
 設定の面白さだけでも感涙モノだったのだけど、それを人間ドラマとして昇華していく脚本&演出力が凄かった。最初の3話、ハチマキ点火の16話、ラヴィが男を見せた18話が印象深いです。

 現在地上波では22話まで放送・・・・・・落ちるトコまで落とされたキャラが、どうやって這い上がってくるのか。渡辺久美子に、今度こそ救いがあるように祈ってます。





 
「今、はじめて「七夏」って・・・・・七夏って言った。
 そうだよー。いっつもオマエオマエってえばってさー。
 また・・・・私ばかりびっくりさせる・・・・・・・ずるい・・・・・・

 私、お兄ちゃんが好き」


 2004年個人的ランキング 「映像部門」 第1位:
 『恋風』
 <公式サイト
 <ウチで書いたDVD視聴メモ(1巻)
 <Amazonの紹介ページ

 そして、僕が選ぶ2004年のベスト「映像部門」は『恋風』になりました。
 生まれて初めて買ったDVDがアニメってどういうことなんだよと自分にツッコんでいたのも初期の頃。七夏→耕四郎のラインがはっきりした頃からとてつもない緊張感に包まれることに。特に二人が社会から隔絶されていく様子を音、絵、間などの空気で表現しきった第12話は、僕自身の映像観を変えるほどだった1話。
 それ以外にも雨の中迎えに行く第3話、告白シーンの第7話、電話越しの距離感がもどかしい第10話などなど・・・・・・・演出面でひたすら唸らされっぱなしでした。「今のアニメってこんなにこだわって作ってるんだ!」と。

 「初めて本当に好きになった相手は妹だった―――」
 “妹萌え”作品が世に数多く存在するからこそ、こうやって“妹萌え”を真っ向から立ち向かうことによる弊害が描けたとも思います。まさに、時代が生んだ究極の兄妹話でした。

 ちなみに、原作版とはちょっとだけ結末が違うんですね。興味あるって人は、どっちもチェックしてみるべし!(まー、どちらか一方を選ぶなら、金銭面を考えて原作の方をオススメしますけどね)




<2004年個人的ランキング「映像部門」・最終順位>
恋風 原作付きアニメ 恋愛
プラネテス 原作付きアニメ SF
ガンダムSEED DESTINY オリジナルアニメ ロボットバトル
LADY PEARL フリーゲーム 中世ファンタジー
げんしけん 原作付きアニメ 比較文化論

 アニメばっかなのは、今年観た映画で飛びぬけたものがなかったから・・・何だか、映画の選び方が下手になっている気がします。その中でも面白かったのは『ロボコン』『下妻物語』くらいですかねー。洋画はホント、一年で10本も観なくなったです。

 ちなみに、ランクインした原作付きアニメの原作を考えると・・・・・・
 1位:恋風 イブニング(講談社)
 2位:プラネテス モーニング(講談社)
 5位:げんしけん アフタヌーン(講談社)
 講談社ばっかり。雑誌感想のランキングでは小学館に圧倒されたものの、メディアミックスでは講談社の方が好調だった印象があります。小学館のアニメって・・・・・サンデー勢が特に、よう分からん時期にアニメ化するもんですからね。






05年1月6日 〜『プラネテス』第23話

 
■ 『プラネテス』第23話
 「デブリの群れ」
 <公式サイト
 <各話レビューのあるBWS@HEさん

 マジっすかああ!!?
 先週までは、本筋である宇宙防衛戦線とフォン・ブラウン号と最高評議会に対して、デブリ課やチェンシンやクレアやドルフをどうやって絡めるのか―――と悠長に考えていたんですが、急転直下の怒涛な展開ですよ。全員絡んできました。同時並行に進む超燃え展開ですよ。ちょっと整理しつつ、分析がてらまとめてみました。

 ・宇宙防衛戦線の偉い人
 まだ顔が見えません。が、最高評議会に対して宣戦布告してきました。月面にどデカイ宇宙船を落とすというジャマイカンな作戦が失笑ものです。

 ・最高評議会の面々
 小泉さんチックな髪型な議長。「これで新たな宇宙税がとれる」とか言ってる議員。あちらがジャマイカンなら、こちらはジャミトフですか。偉くなるヤツには碌なヤツがいないってことですか。

 ・ドルフ
 んで、唯一偉くなったマトモそうな人だったのに・・・・・・
 テロの標的第一号として腹を撃ち抜かれ、網膜スキャンされて、鍵を彼らに渡すことに。先週段階ではチャドが活き活きしていたんで、彼らが最後にババーンと登場してハチマキを助けれてくれるのかと期待してたんですが・・・・むしろ、人質に使われるとは(泣) 活躍どころか、全員死にそうな雰囲気ですよ。

 ・ロックスミス
 「エンジン始動しろ」の場面はカッチョ良くて僕が焦ったんですが、フォンブラウン号が乗っ取られた辺りで流石にロックスミスの方が焦ってきたみたいです。一人だけ護衛つけて逃げてる??ヘタレ臭が堪りません。タナベに殴られて惚れると良いと思います。

 ・ゴロー
 お父さんカッコ良いよ、お父さん。
 旧友の死にうつむき、船を守るために戦うことに。皆もフォンブラウン号の復帰なんて一番危険な仕事を押し付けてきやがって、かなりヤバめな展開ですよ。息子との会話もあったし・・・・・・・死に際にタナベと再会して「息子を・・頼む」とか言い出しかねません。

 ・クレア
 先週では「クレアはハキムがテロリストだと知っていたのか?」とか呑気に言ってたんですが、それどころかノリノリで彼女自身がテロリストになっちゃいました。デブリ船を乗っ取って、テロリストをフォン・ブラウン号に乗せる役目でした。
 役目終えてゴメン。撃たれて白目剥いてますがハキムにはあっさり通信を切られるという非情な扱いを受けるハメに・・・・・・・生き残っても救いはないし、タナベとバッティングして死んじゃうのかも・・・・・・・タナベの行くトコ、死人だらけです。

 ・フィー&ユーリ
 前半僕を和ませてくれた二人ですが、あっさり縛られて放置中。
 彼らの見せ場が、月への落下を阻止する鍵になる・・・・と期待しておきます。

 ・タナベ
 フィー達とは別ルートでフォン・ブラウン号へ。ここにきて、リュシーがマトモな親友っぷりを発揮してます。初期の彼女ならタナベが奥に進んでも無視していたでしょうに。女ってのはオトコが出来ると心が広くなるんですなぁ・・・・・・
 ハチマキ、ゴロー、ロックスミス、クレア・・・・彼女にとって因縁深い人々がいる奥へ。フォンブラウン号組にとっても、ハキム組にとっても、彼女はイレギュラーな存在。ここで彼女が状況を打破するのでしょう・・・・・ってか、ここで何もしなかったらヒロインとしてどうなのよ?

 ・ハキム
 あっさりとクレアを見限りました。
 「撃たないでくれ!」と演技ながら小者化した上に、ロックスミスを狙ってハチマキに捕まる始末。ラスボスとしては既にアレなんで、ちゃんと宇宙防衛戦線のお偉方が登場するってことですかね?

 ・ハチマキ
 狂ったようにハキムを追ってますけど、何だか目的を間違えてないか??
 タナベと違って、仲間の死体にすら無反応です。「人は所詮一人」の考えさえ打破されれば回復すると思われるので、タナベもフィーもユーリも現場にいる展開なら復活はしそうですが・・・・・・クレアのことを知った時の反応が気になります。

 ・ノノ
 まさか、テロの標的としての一般人代表で彼女が描かれるとは・・・・
 評議会のお偉方やドルフがどうなろうと知ったこっちゃないですが(酷ぇ)、ノノが血を見る展開だけは観たくない。こうやって視聴者に思わせてくる辺り、作り手側は手駒の配置が恐ろしく上手いです。

 ・チェンシン
 そして、この男・・・・・・・・
 もうどうしようもないくらいにダメダメなヒス男に成り下がっちゃったんですが、どうやらフォンブラウンを襲うテロに気付いた模様。燃えなのか?燃えなのか!?彼がテロを食い止める最後の要員になるのか?ハチマキと分かり合える展開が来るのか???



 ということで、先週言ってた「ハチマキ・クレア・チェンシンに救いは来るのか?」の内、ハチマキ・チェンシンには希望が出てきた模様です。だが・・・・クレアに関しては(泣) 残り3話。収拾つけるには十分すぎる尺ですよ。張っていた伏線のおかげで展開に無理臭さは0ですし、やっぱり長期プランの作品の構成には伏線の威力が欠かせないってことですよ。






05年1月10日 〜『ガンダムSEED DESTINY』第13話


 
■ ガンダムSEED DESTINY 第13話
 「よみがえる翼」
 <公式サイト
 <公式サイト以上にSEEDを楽しむのに欠かせないあいばたんのブログ

 新しい伏線やら、今までの伏線消化やら、新年一発目から忙しく話が動いてきました。これこそが『S-DESTINY』。
 そして、新年から観始めた人のためなのか(そんな人はいるのか?)、キラ視点の物語がようやく動き出します。12話までに張られていた伏線を存分に活かして、彼がまた戦場へと向かう理由付けをしっかり描いているのが良い感じ。
 あと、虎はやっぱりイイ男でした。片腕失くしても色あせることないどころか、腕から銃が生えました。この人、さっきまで「何処かで皆で平和に暮らせたら・・・・」とか話してたくせに、腕に銃仕込んでますよ!やる気満々マンじゃないですか!(話してたのはマリューさんだけど)

 銃撃戦がアレなのはガンダムシリーズでは目を瞑りましょう。ジャミルなんかマシンガンめっせ撃たれてる間を突進してパンチで倒してたし(笑)
 それを許せても、許せなかったのが敵さんの隊長の声優の酷さ・・・・・・・何じゃこりゃって思ったのですが、やっぱり素人のニッポン放送アナウンサーでした。ラクス役の田中さんと一緒にラジオをやっている吉田アナウンサー(公式サイト)。僕、この番組が9時台にやってた頃は月〜木で聴いてました(汗)
 その頃(まだ『SEED』やっていた頃です)から「吉田尚記、声優への道!」みたいなコーナーで声優のトレーニングをネタ混じりでやっていたんですけど・・・・・・・


 それから約2年後、忘れかけていたころに1本のビデオテープが送られてきた。『ガンダムSEED DESTINY』が収録してあった。
学生A「この回に吉田アナも出てるらしいですよ」
学生B「あっ、でた!あれだ吉田アナ!!」

学生C「えっ、あれか!?」

CUEウェル(・・・・・・・・・・・・・)
学生B「自爆なんかしてるよ」
学生A「でも、がんばってるじゃねぇか。あいつ、1人だけ素人なのに・・・!」
学生C「あぁ、見直したぜ・・・・・・・!!」

CUEウェル(・・・・・・・・・・・・・・・まるで成長していない・・・・・・・・誰か吉田アナに基礎を教える人間はいるのか・・・? あいつ、ヲタトークはどうなんだ?マニアックすぎて周りとうまくコミュニケートできていないようだ。
 そもそも、この番組は何だ・・・・それぞれが主人公みたいにふるまってばかりで、まるでまとまっていない。一体、監督は何をやっとるんだ!?)



 「ガンダムの会社サンライズの―――その空気を吸うだけで、僕は演技が出来ると思っていたのかなぁ・・・・・」



 元ネタ知らないとさっぱり面白くないくせに、元ネタを知っていると怒りがこみ上げてくるものはパロとは呼びません。ごめんなさい、井上先生。ごめんなさい、福田監督。でも、吉田アナに対しては謝りません。


 マジメな感想も書かなきゃ・・・・・・・・↓ここから、マジメな感想。
 この1話だけで、デュランダル悪伏線が急激に深化してきました。本物ラクスへの刺客、DNA解析のプロという設定、シンとレイの間に初めて生まれた亀裂・・・・・・どうやら、種割れ現象についての何かを知っているのもデュランダルっぽいです。
 そして、シンを見つめるレイの表情・・・・・・・・彼がデュランダル側に回ってシンと戦うのではという説が、一気に最有力に。うーん、でも種割れしないレイはデュランダルの評価が低いってことですし―――今の時点で敵に回っても怖くはないなぁ。


 最後のシーン、キラが相変わらずの不殺を徹底して戦っていたのに、生き残った敵兵は全員自爆・・・・・・・始まった戦いの空虚さを表しているようで切なかったです。でも、よくよく考えると敵の隊長が生き延びでもしたら、来週も吉田アナの出番が!それは避けたいと思った監督が自爆させた説!


 ・・・・・・・・マジメな感想・・・・・・だったはずなのに、思いつくのは吉田アナのことばかり。まるで恋する乙女です。






05年1月13日 〜『プラネテス』第24話

 ■ 『プラネテス』第24話
 「愛」
 <公式サイト
 <各話レビューのあるBWS@HEさん

 絶句・・・・・・・・・・チェンシンに救いは見出されたものの、ハチマキもクレアも救えないまま、タナベまで落ちてきやがりました。んでもって、政府はテロリストと裏取引。テロリストも末端を切り捨てておさらば。このまま終わったら・・・・どうしよう。ここから大逆転があるんだよね?あるんだよね!?

 ・宇宙防衛戦線の偉い人
 議長案を廃案にしただけで満足? まさかねぇ・・・・・・何よりも、犯行声明のボイスチェンジャーの声が高くて何言ってんだか分からないのに困りました。

 ・最高評議会の面々
 議長にとっての息子の立場が判明し、息子にとっての議長の立場も判明。燃えアニメなら息子が立ち上がって議長の悪事を暴いたりするんでしょうけど、残り2話で息子はヘタレ真っ最中・・・・・・・・

 ・ドルフ
 裏取引の結果として、何とか生き延びた模様。むしろ見捨てられたのはテロリストの方だったという悲しい結末でした。

 ・ロックスミス
 一人で逃げることを正当化しているのがステキなんですが、「僕達の知らないところで始まって、僕達の知らないところで終わった戦争なんだよ」というセリフが妙に深かったです。

 ・ゴロー
 何もしてねえ!(笑)

 ・クレア
 タナベの愛によって救われるラストかと思いきや、散々こけ降ろしてタナベの“欲”をむき出しにする立場に。うわぁ〜、これなら先週時点で死んどけば話はキレイにまとまったのにー。テロ参加を決めたのは、つい最近だったみたいですね。

 ・フィー&ユーリ
 チェンシンとともに、無謀にもフォン・ブラウン号を押し上げるという役目を。結果的には無駄だったけど、『逆シャア』でのアクシズ落としを思い出してちょっと涙。問題はニューガンダムでもサイコフレームでもなく、裏取引で解決してるトコなんだけど(汗)

 ・タナベ
 まさか彼女まで堕ちてくるとは思わなかったです。これまでのタナベ-クレアの問答を伏線として、浅はかだったタナベの「愛があれば」発言を彼女自身に問い重ねることに。容赦ないです。
 虚勢を張って極限状態でも「愛」を主張するも、今まで出会ってきた人の「醜い部分」ばかりがフラッシュバックされ、自分を助けるためにクレアの酸素パックを奪う・・・・・・? 描き方は違えど、やっていることはハチマキの自問自答と一緒。つまり、これをタナベが自力で乗り越えられれば、ハチマキ浮上のきっかけにもなるんだろうけど・・・・・果たして。

 ・リュシー
 ぶちぎれモードが怖いのなんの。
 女を武器にした「玉の輿」エンドは、これでナシになっちゃいましたかな。

 ・ハキム
 1話まるまるハチマキと格闘戦。「命に差はない!」と言いつつも、500万人の餓死者を救うために12万人を犠牲にするという主張はどうなのよ。てゆうか、テロ慣行しても餓死者が減るわけじゃないし・・・・・・・・
 ということで、この論理はほとんどハチマキには聞いてもらえない・・・(汗)

 ・ハチマキ
 1話まるまるハキムと格闘戦。ハキムに銃を突きつけて、次週へ。関係をかりそめのものとして修羅に落ちるのか、宇宙への夢を捨てて人と人との繋がりに希望を見出すのか・・・・・・↓の人の行動を見る限り、後者に傾きそうな雰囲気ではあるのですが。

 ・チェンシン
 燃えでした―――!!
 シロー・アマダばりの「諦めるわけにはいかないっっ!!!」みたいな熱血モードでフォン・ブラウン号を押し上げる作業に。その理由が何だかんだいって「ハチマキを救うため」って言うのが燃えです。ただ、相方の先輩はたまったもんじゃないですよね。知らないヤツの為に後輩が暴走して、危うく死ぬトコだったんですから(笑)







05年1月16日 〜『ガンダムSEED DESTINY』第14話

 ■ ガンダムSEED DESTINY 第14話
 「明日への出航」
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 そういや、2005年になってから主人公の声を聞いてないな・・・・・・・
 先週のキラ復活物語を受けて、次々と集結する仲間達。1クール引っ張っただけあって虎とマリューさんの復活理由にも大いに納得する一方、OPで暗示されるマリューvs仮面の構図に不安を感じたり。前作ラストであんなにこけ降ろしておきながら、まだ彼女に苦行を与えるというのですか。そんな彼女を尻目に、虎はノリノリで新型に乗り込む気じゃないですか。虎vs仮面という対決も燃えそう。

 で、今週はカガリ復活物語で締め。ぶっちゃけ彼女は自分から何も行動してないんでどうかと思うんだけど、前作での仲間との出会い・戦い・シンに何も言い返せなかった自分なんかを回想しつつ、せめてもの抵抗で笑顔に涙ってのはかなり乙女チックな燃えポイントかなぁと思いました。
 乙女要素の欠片も持ち合わせていない自分としては、カガリがユウナの舌を噛み切って殺すくらいの燃えポイントを期待してましたが、そんなものを6時台に放送できる訳ないので仕方ないですね。(そういう問題か?)


 新AAの発進ということだけど、素直にミネルヴァと共闘という訳にもいかないんでしょうね。主人公パートとしてミネルヴァを描きつつ、アナザー主人公パートとしてAAを描くって感じですかね。ちょうど『Z』でいうカミーユとアムロの関係みたいに・・・・・・・どっちが主人公なのかは、出番だけ見ると微妙になってきましたが。
 さて、新AAが登場したのに復活しないのがサイとミリィ。ミリィは前OP&EDではマリュー&虎とタメを張っていたのに、今度は出番なしですか。個人的には、ミリィには「武器を取って戦うだけが全てじゃない」を証明してもらいたいんですが・・・・・・・・・
 サイは別に何でもいいや。既キャラとの絡みもないですし。株で大儲けして、アスランの演説をバカンス先で聞いているだけの役で良いです。






05年1月22日 〜『プラネテス』第25話

 ■ 『プラネテス』第25話
 「惑い人」
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 <各話レビューのあるBWS@HEさん

 本気で一週間とばして観ちゃったのかと思いました・・・・・・・
 先週の結末「ハチマキはハキムを撃ったのか」「タナベはクレアの酸素を奪ったのか」の部分はナイショのままに話が進みます。時期的にはなんと、半年後・・・・・・フォン・ブラウン号は直り、木星に旅立とうとする直前―――さり気にチラッと客船業務に戻っていたチェンシンは、これが最後の出番なんだろうななんて思ったり。
 帰る場所を失い、さまよい続けるハチマキ――一文字も書かれなかったタナベの遺言状を手に、地球を爆走します。あの時確かにハキムを撃とうとした。だが、銃に弾は入っていなかった。結果的に撃てなかった。撃たなくて済んだ。その理由は―――

 なんか、自分でも理由は分からないのだけれど、『おっとり捜査』の「意味があるはずだ。オレがあの事故で生き残った意味がきっとどこかに―――」という台詞を思い出して泣いてしまった。『プラネテス』、関係ないのに・・・・・・自分の存在意義を見失ってしまうって、とても哀しいことなんですよ。

 多分・・・ハチマキがハキムを撃てなかったことは“偶然”でしかないと思う人は沢山いるだろうし、僕だって思います。でも、そうした“偶然”にだって、きっと意味があって、それは後の人生がそうあるべき方向にと進めるようにアドバイスしてくれるちょっと小粋な贈り物なんじゃないかって思うのです。ハチマキの人生だけでなく、僕らの人生にも―――
 “人と人の繋がり”を確信したハチマキのもとにタナベが現れたのも、そうした意味なんじゃないかなぁって思うんです。車イス姿の彼女の髪が短くなっていた時、それを見ただけで涙が溢れてきました。あぁ・・・・・彼女はやっぱり、クレアの酸素を奪えなかったんだ。それでも前向きに生きてくれてるんだって。

 なんか、今週が最終回でも良いくらいのテーマの集約っぷりでした。
 次回でとうとう最終回。なんかもう、テロとか木星とかどうでも良いです。既に感動し尽くしちゃいました。愛ですよ、大切なのは愛なのですよ!






05年1月23日 〜『ガンダムSEED DESTINY』第15話

 
■ ガンダムSEED DESTINY 第15話
 「戦場への帰還」
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 予想通りアスランのミネルヴァ合流だとか、ステラの太ももとか、大西洋連邦(アメリカ)に対抗しうるヨーロッパの火種がどうとか、シンの位置からはルナマリアのスカートの中が丸見えじゃねえかとか、フェイスって結局何なんだとか、今週見忘れても支障はねえかもなあとか、言いたいことは沢山ある!

 だが!しかし!

 今週はこれを書くしかないでしょう!?
 姉妹話キタ―――――――――!!!

 元々、エリートで赤服の姉とそれにくっ付いてくる妹という構図だった訳で、こうしたコンプレックス描写は来るのかなーと期待していたのですが。見事に、二人のコンプレックス描写と今後の衝突が暗示されるような伏線がバシバシ張られてきました。ぶっちゃけシンもアスランもキラもカガリも、全部どうでもいい。地球の命運なんてどうでもいい。姉妹話こそが僕のエネルギー。

 1.日用品の買い込み
 姉妹で一つのカゴでお買い物ってのはストロベリイベントの1コだと思うんですが、この場面では別々のカゴを使うことによって姉妹の趣味趣向の違いを示唆→ 今まで姉ちゃんにくっ付いてばかりだったメイリンが、ようやくちゃんとしたキャラとして描かれるように。

 まぁ・・・・買ってるものがよく分からないのは、ちょっとマイナスポイントですけどね。妹の方が化粧品とかを買い込んでいたってこと?

 2.アスランの案内役
 これまでメイリンのそうした感情は描かれてなかったんで唐突に感じちゃったのですけど、メイリンもアスランが気にかかっている模様。なんだけど、シンにコンビニ袋を押し付けられたりしている内に、案内役をお姉ちゃんに奪われちゃいました。
 “1”の買い物シーンでは「ほのぼの日常描写」くらいだったのですけど、ここで完全に「ルナマリアvsメイリン」の女バトル勃発の伏線が張られましたね。アスラン(と、ヒロインの地位)をめぐるドロドロの展開。でも、残念。アスランにはキラがいるし、『S-DESTINY』のヒロインはイザークとアーサーたんなのですよ。

 3.フェイスになったアスランへの対応
 仲間達と艦長やアーサーたんの話で盛り上がりながら、アスランのことをパソコンでチェックするメイリン。
 アスランの失恋(?)に便乗して新型のコックピットまで押しかけて、若さを目一杯アピールするルナマリア。
(でも、カガリだって18歳だぞ!18歳はもうオバサン扱いなのか!?)

 と、見事なまでに両極端な姉妹。ここに“1”の買い物シーンの「趣味趣向の違い」がかかってくるのですね。うーん・・・・・丁寧に伏線張っていますね。こういう構成は僕的な好みではあります。



 コンプレックスを内包した姉妹話の場合、片方が活躍するともう片方はヘコむという傾向にあります。それが孤独感であったり、焦燥感であったり、単なる嫉妬だったりは様々ではありますが。
 つまり、メイリンのコンプレックスを描くために、ルナマリアの活躍シーンが描かれるって予想される訳ですね。1クール目でルナマリアたんがお荷物状態だったのにはこういう理由があったのだよ!!


 ナ ナンダッテー!!
 Ω ΩΩ

 逆に言うと、“ロボットアニメでは活躍の機会が全く与えられない”オペレーター要員のメイリンは八方塞がり状態ですね。前作のメガネみたいに「オレもガンダムに乗れるんだ!」とばかりにインパルスに乗ってコケてしまわないか心配ではあります。
 パイロットのルナたんとオペレーターのメイリンなんてコンプレックス対象になりそうにない感じですが、アスランという共通の想い人がいる場合は別です。オペレーターだから活躍の機会は少ないわ、アピールは控えめだから何も伝わってないわという散々なメイリンの今後に期待です。






05年1月27日 〜『プラネテス』最終話

 
■ 『プラネテス』最終話
 「そして巡りあう日々」
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 <各話レビューのあるBWS@HEさん

 テーマの具現化は前回までで完結しているので、今回は1話まるまるエピローグ。ハチマキとタナベのメールでのやり取りから、ハチマキとチェンシンがクレアを面会したり、ハチマキとタナベがデブリ課に挨拶に行ったり。ラストはハチマキとタナベが宇宙から地球を眺めつつプロポーズ。完璧すぎ。このラストシーンの演出の凄さには、ただただ涙が出ました。哀しいシーンでも鋭いセリフでもないのに、演出だけで泣かせるスタッフはやはり化け物だったと思います。

 22話辺りで僕が「ハチマキ・チェンシン・クレアが3人とも落ちてしまい、残りは4話。」と言っていたんですが、最終話で3人が再び集合。テロ時にハチマキを助けに向かったチェンシン、海に落ちて“人と人との繋がり”に気付いたハチマキ、大嫌いだったタナベを助けたクレア―――と、3人とも成長イベントを経ての再会でした。
 母国のために、刑期が終わったら本を母国語に翻訳するつもりだと語ったクレア。テロとは違う形で、国のために出来ることがある―――それを“繋がり”だと言えるハチマキ。ここで既に1泣きポイント。

 ドルフはデクノーラから独立。最後の最後で反旗を翻したオッサン。これを聞いたフィーが大笑いするのが微笑ましかったです。終盤はあまり絡みがなかったので、ここでの補足は良い感じでした。

 「オジサンの国はここから見える?」
 ハキムの虚しい報復活動を止めたのは、皮肉なことに何も知らないでテロ対象になっていたノノの無邪気な言葉でした。つーか、生きてたのかオッサン。地球を見つめ直し、国というものを見つめ直したハキムの立ち去る姿―――ここで2泣きポイント。


 タナベ、デブリ課に帰還。ユーリとハチマキ、エーデルとタナベの信頼関係は良いですねぇ。1クール目で築き上げていった関係が、未だ生き続けているということが分かって良かった・・・・・・ユーリの出番、実質これだけですが(笑)

 ハチマキとタナベの会話を盗み聞こうとしている課長とラヴィだけど、フィーにあっさり止められ。実際に何を話しているかと思いきや、しりとりなんかしてやがってずっこけました。
 ずっこけたのだけど―――「かみのけ」「また、“け”かよぉ!」「もうないでしょ?」「・・・・・・あるよ。“結婚しよう” “う”だよ?」「・・・・・・・“うん”」「よっしゃ、お前の負け」 そして流れるラストのテーマ。光で輝く地球の絵。物凄い、これでもかってほどに凄まじいラストシーンでした。ここで3回分くらい泣いたんで、合計5泣きポイント(謎)


 エンディングと一緒に、これまで出てきたキャラのその後が見れるんですが。これも良かった。ラストの弟も良かった。名作が名作たりえる全ての要素を兼ね揃えていたような最終話でした。凄かった。




 世の中にはたくさんの漫画・アニメが日々生まれている訳で、その中から自分が気に入る作品というものは年数個単位で出会えるものだと思います。でも、その「好き」「嫌い」という次元ではなく、「歴史に残したい」と思える作品は本当に本当にごく一部だと思います。去年僕が揺さぶられた『G戦』『042』『恋風』なんかは、確かに僕は大好きだったけど、後世の人に観てもらいたいかと聞かれると、それは違う気がします。
 『プラネテス』は、その「歴史に残したい」と思える数少ない作品でした。重厚なSFの設定、序盤から続く名シーン・名台詞の数々、織り成す人間模様と成長過程―――

 『プラネテス』の前に『プラネテス』はなし、『プラネテス』の後は『プラネテス』の影響を受けた作品ばっか。

 そうあるべき、そうあって欲しい作品でした。これを観ずしてSF好きは自称できないほどに、歴史を変えた作品ではなかろうか。本気でそう思います。「出会えて良かった」なんて言わない。「在てくれてありがとう」






05年2月6日 〜『ガンダムSEED DESTINY』第16話

 
■ ガンダムSEED DESTINY 第16話
 「インド洋の死闘」
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 久々にバトルってたのは良かったですが、流石に複数vs複数のバトルを描ききれるほど週刊アニメには体力がないってことを痛感させられたような。
 むしろ、バトルよりもシンの内的描写が良かったですよね。前戦争時に家族を失った回想をして―――って、この回想が出てくるのは何度目だよ。余りにここの回想を使いまわすもんだから、シンの人生にはそれ以外は何もなかったみたいですよね。


○ アスランvsスティング
 無駄にくるくる回ってるアスランに笑いました。
 でも、動きが速すぎて何が何だか分からなかったのがイマイチ。スティングのセリフから「あぁ、コイツがピンチなんだな・・・」と推察するしかない『テニプリ』状態に。

○ レイ&ルナマリアvsアウル
 こちらは水中でザクが禄に動けなかったせいで分かりやすかったです。でも、あれだけスピードに差があるならアウルはもうちょっと頑張っとくべきだと思います。この時点でレイを殺しておけば後々の展開も違ってくるだろうに。
 とにかく、出撃するたびにピンチなルナたんは今週も可愛かったです。

○ シンvsネオ&ステラ&いっぱい
 という訳で同僚も上司もアテにならんので、主人公の出番です。
 放置プレイに業を煮やして飛びつくステラは、最初から最後までエロかったです。このコが防衛ラインを乱したせいで基地が破壊されたので、後でお仕置きでも受けると良いと思います。
 それにしても、シンはこんなに強かったんでしたっけ。一般兵の攻撃は見なくても避けれるみたいですよ・・・・・全盛期のアムロ・レイか、こいつ。
 逆にネオは、覚醒もしてないシンに追い詰められるという。このチームはボス役にはなれそうにないですね。


 この後、シンは命令違反でアスランに二度もぶたれるんですが、ぶっちゃけて今週は役立たずのアスランの方が悪かったような・・・・・敵のエース級二人と戦いつつ、一人であんなに撃墜して、民間人も助けて、そりゃシンでなくてものぼせ上がると思いますよ。






05年2月13日 〜『ガンダムSEED DESTINY』第17話

 
■ ガンダムSEED DESTINY 第17話
 「戦士の条件」
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 全然話は進んでないように見えますが、キャラの内的描写が凄まじく凝縮されていて大満足な30分でした。時間さえあれば巻き戻してもう1回観直したいくらいです。えぇ、ルナマリアのシャワーシーンだけは巻き戻して2度観ましたよ。何か文句ありますか?(逆ギレ)


○ ひたすらコンプレックスを背負い込まされるメイリン萌え
 今回は15話のそれと違ってギャグチックだったり、癒されるシーンではあったんですけど。トイレの鏡を見て髪型直したり、姉とのウェストの差を気にしたり、お手本のようなコンプレックス姉妹話を進めてくれます。姉側が全く気にとめてないのもナイスです。
 こういうシーン「胸の大きさを気にする妹」ってのはよくあるんで「またかよー!巨乳が好きな男なんて一部だって!」と萎えちゃうんですが―――ウェストならばOK!可愛らしかったです。

 あと、何気に重要なのは「(シンは)私でもコドモだと思うもん」のセリフ。ここには姉と比べて自分はコドモだって意識が表れてます。つまり、メイリンの意識の中では
 アスラン>ルナマリア>メイリン>シン
の順で大人だってことですよねー。アスランとメイリンがくっ付くことは100%ないので、その恋に破れた時に「コドモだと思ってた」シンに惹かれたりするのが王道なんですが―――シンはシンでステラとのフラグが発生中。

 このアニメ、男性キャラに対して女性キャラが多すぎて余っちゃいますね。無難なメカニック辺りとくっ付くとか、誰かが死なない限り、全員がハッピーエンドにはなりません。
 どっちも哀しいんで、姉妹で仲良く男は諦めて、二人で田舎にでも帰るラストだったら良いと思います。んで、イチャイチャすれば良いと思います。


○ デュランダル悪伏線に気付くアークエンジェル
 流石に作中でも気付いてくれる人が出てきました。
 もう、ずっとヤキモキしてましたよ。そして、ここで旧作のキャラ達で状況整理。「今はまだ何が正義だか分からない」と、視聴者の気持ちを代弁してくれます。ここの人達が道を踏み外してしまうと視聴者的にも混乱しがちなので、一時待機は(作品として)正しい判断だと思います。

 ただ、カガリの「アスランが何かを知ってるはず」というセリフに反して、実際のアスランはデュランダルに感化されたままザフト側についてる訳で。キラは真っ向からデュランダルを「怪しい」と思っている以上、現状ではアークエンジェルとアスランは道を違えているということですね。

 ・アークエンジェル=迷わず信念を貫く
 ・アスラン&ミネルヴァ=迷って紆余曲折を経て真実にたどり着く(?)

 こんな感じかなぁ・・・・・・


○ デュランダルの真意に気付いてるっぽいタリア
 何だか前々回辺りから、不穏な空気が漂ってます。
 1クール目で“大人な関係”であることが描かれたタリアとデュランダルですが、タリアはデュランダルのことを「狸」と呼んだりしてます。これをノロケととるか、“互いに利用し合ってるだけの肉体関係”なのか、意見は分かれそうではあります。
 あのタリアの1クール目の半ケツは「子ども向けアニメでこんなシーンを入れるな!」と非難轟々だったみたいですけど、あれが単なるキスシーンとかなら意味が変わっちゃいますもんね。作品としては間違ってなく、むしろこれを6時台に流すことの方が問題なのでは・・・・・・・・


○ シンとアスランの「正義」
 これ、もうお腹いっぱい。
 前回の「二度もぶった!」の辺りはシンも僕も「そりゃねえだろ、アスラン。あんたは何もやってねえじゃん」と思ったんですが、今回の「俺もそうだった」みたいな口調からガラリ。
 シンはアスランの能力的な部分は尊敬してるので、こうやってアスランが
「自分も昔そう思っていた時期があって、未だに答えは見つかってない」ことを言ってあげれば、共感持って一緒に戦えるはず。この二人、ポジション的にはカミーユとシャアなんだけど、関係的にはカミーユとアムロのよう。あの関係も結構好きです(とすると、カガリはベルトーチカ? 二人がいがみ合っていた理由が判明・笑)

 回想シーンは「尺が足りなかったのか!」と思わせがちな『SEED』ですが、今回の回想はアスラン・シン両方の回想が重なり合ってキレイにハマりましたよ。
 負の感情にて覚醒したオーブ国境付近での戦いを、前作で同じように負の感情で覚醒したアスランが「でも、本当の君は単なる破壊者じゃないんだろう?」と否定してあげるのが燃え。シンのうだうだモードはこれにて終了、本当の意味での主人公としての物語はここから始まると見ました。






05年2月20日 〜『ガンダムSEED DESTINY』第18話

 ■ ガンダムSEED DESTINY 第18話
 「ローエングリンを討て!」
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 本筋には全然関係ないのに、前回のあらすじにルナマリアのシャワーシーンをもう1回入れてくるスタッフは漢だと思いました。今週のルナたん、「ひょっとして私、予防線張られた?」で出番は打ち止めかと思いきや、百式並みのハイメガランチャーで二機ほど撃墜しました。ルナたんとは思えない活躍っぷりです(絵は使いまわしだったけど)
 むしろ、最近はレイの方が役立たずですよね・・・・・彼が敵に回ってシン達を苦しめるという展開を予想していただけに、現段階でこんな役立たずな彼が敵になっても怖くないんじゃと思っちゃいます。

 さて、予防線発言―――先週から引き続いてコメディチックなシーンではありましたけど、「自分がアスランを狙ってることをレイにもはっきり言えちゃう」ルナマリアと「誰にも言わずこっそりPCでデータチェックしてる」メイリンとの対比なのかなぁと思いました。
 今週のメイリン、声だけなら多分一番出番多かった!わーい!顔はほとんど映ってなかったけど・・・・・・・・・・



 次に、バトル描写。
 先週はシンがアスランを認める描写が入ったので、今週は戦いを通じて互いに“ある程度”信頼していくという話。シン・アスラン物語(他意はない)としては、これで2話目という訳です。
 ここにシンの「現地の人々を想う気持ち」を絡めてきて、現状で可能な限り最大の活躍をシンにやらせてあげるという脚本。ようやく主人公らしくなってきましたね。普通の(主人公メインで描く)アニメなら、第3話くらいに入りそうな話ではありますが・・・・・まぁ、楽しかったから良いのです。陽動と別行動の突撃部隊ってのは、ロボットアニメの最燃えシーンです。

 連合軍がやられていく様がやけにグロいなぁと思ったら、ラストで銃殺されていく連合軍兵士の姿と、それを見つめながら何も出来ないアスランの物悲しさを描くためだったのですね。
 その無力感に襲われるアスランと、まだ「敵も人間だという事実」に気付いてないシンの対比で締め。これがガンダムでなくて青年誌の漫画とかなら、二人が袂を分かつ伏線なんだろうけど――これはあくまでガンダムなので、シンも次第にアスランと同じような無力感に襲われるという伏線なんでしょう。

 つまり、「敵も人間だという事実」に気付くイベントが近々入りますよーってことです。まぁ、OP・EDであれだけ強調されてるので言わなくても分かるとは思いますが、そろそろステラとのイベントが始まりそうだってことで。

 しかし、『SEED』シリーズは「敵も人間だという事実」に気付くイベントが可愛い女のコの乳揉んだりとかで羨ましいですよね。これが『Vガンダム』だったら、MSから降りてきたオッサンが目の前で自爆→首だけ残るとかですよ。全国のチビッ子にトラウマ。






05年2月27日 〜『ガンダムSEED DESTTINY』第19話

 
■ ガンダムSEED DESTINY 第19話
 「見えない真実」
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 「やれやれだな・・・・・」

 なんか最近、『デスノート』に匹敵して『S-DESTINY』の感想が“ピックアップすることが多くて困る”現象が起きてます。ミーアのライブなんか、どうコメントしろって言うんでしょうか。「バカは高いところが好きだって言いますもんね」とか書いておけば良いのでしょうか?(いくない)

○ 既にアスランの眼中にはないルナマリア・メイリン姉妹
 冒頭、アスランにくっつくお姉ちゃんにムッとするメイリン。
 ドサクサに紛れてアスランに甘える(?)メイリンに腹を立てるルナマリア。

 うーん・・・・メイリンの露骨なアピールは見たくなかったなぁ。これをやるとただ単に「アスラン一人ハーレム状態」をギャグチックに描くだけで、姉妹それぞれのコンプレックスとか性格の差とかの描写が軽くなっちゃうと思うので―――重厚な姉妹話を期待していた僕としては肩透かしを喰わされた気分です。

 ただ・・・・・・・・ラストはミーアに吹っ飛ばされるルナマリアを描写して締めたのは良かった。ルナマリア・メイリンともにアスランは「遠い存在」でしかないんですよね、婚約者いるし(本当はラクスじゃなくてカガリが婚約者なんだけど)。その現実を突きつけられた姉と、その場にいることすら出来ない妹―――今後が楽しみではあります。


 しかし、最後のシーン。外で話すアスランとミーアを映して、屋内から外を眺めるシンを映す―――って描写だと、シンがその二人を見て嫉妬してるみたいじゃないですか!どういうこと?今までそんな描写あったっけ?

 1.シンは実はミーア(ラクス)のファンだったので、アスランに敵意を抱いた
 2.シンは実はアスランのファンだったので、ミーアに敵意を抱いた
 3.自分が一人身なので「戦場でイチャついてんじゃねえよ!」と怒ってる

 まぁ、アムロとベルトーチカがイチャついてるのを許せないカミーユみたいな心境ですかね。ということは、近々フォウ役のステラとの第二次接触がありそうな予感。



○ レイ、タリア、変な新キャラ―――デュランダルを取り巻く人々
 今までクールを貫き通していたレイが乙女になっております。まさか!これがツンデレってやつかっ!?

 いつの間にか作中で最ポジティブキャラになりつつあるタリアさん燃え。ここ数週で描かれてる議長への不信感が、序盤で描かれた“ねんごろ描写”によって際立たされてます。今になれば、あれが絶妙の描写だったことが分かります(フレイとキラの時は「他の描き方があるんじゃないか」って思いましたが)。
 しかし、彼女が何故に議長とそういう関係だったのか・・・・・・それは議長と対決していくであろう終盤に明かされるのでしょうか。そういう意味でも、僕は依然として「デュランダル・ラスボス説」を貫いております。

 で、デュランダルと一緒に地球に降りてきた新キャラ。あいばたんの感想を読んで初めて知ったんですが、声が西川くんなんですってね。じゃー、前作みたいに瞬殺される・・・とか予想したいけど、一応はOPに出てくるくらいのポジションらしいですし。微妙ですよね。このキャラがストーリーの根幹にまで関わってきたら、ゲーム化する時にギャラがどうなるのかとかが心配です。



○ 戦争で利益を得る人々
 この辺りの経済描写は、『Z』以降のガンダム―――ひいては富野監督の前作『エルガイム』あたりからずっとテーマになり続けてきた部分ですよね。『Z』が嫌いで『ターンエー』が好きだという僕には、やっぱし好きではない展開だったり。なんでもかんでも産業が悪いって位置づけられちゃうと、「そして、人々はまた戦争を繰り返すのであった・・・・」というラスト以外はありえなくなってしまうんですよ。
 『Z』〜『逆シャア』で“戦争を繰り替えさせるアナハイム・エレクトロニクスが悪い”と描き、『F91』でアナハイムが衰退したにも関わらず、新たな会社が再び戦争を引き起こす―――のように結論付けられた過去があるので、結局この『S-DESTINY』でロゴスを打倒しても新たな会社が出てくるだけだという・・・・・・・
(ちなみに、アナハイムの描写自体は“ガンダムシリーズをムリヤリ作らせて金儲けするサンライズが悪い”って富野監督からの皮肉だと言われてます・笑)


 もちろん、現実のイラク戦争への批判の意味をこめるなら経済描写はやらなきゃ気がすまないんでしょうね。ブッシュが悪いのではなく、ブッシュを操って大儲けしているヤツが悪い―――みたいな。そこまで結論付けちゃうのは、子ども向けアニメとしてどうなんでしょう。いっそのこと、革命を起こして自由主義経済を破壊するラストにするとか? PTAどころか国から圧力かかっちゃって打ち切り。



○ 悪ふざけはここまでにしておいて
 ↑の文を受けて、『S-DESTINY』における政治的な結末を僕が予想すると―――

 1.しがらみを持たずに、強烈な指導力を持った政治家(カガリ?)
 2.真実を報道することで人々に問題提起をするジャーナリズム(ミリアリア)

 この2点がポイントかなあと思います。1のポジションのオーブ側(ひょっとしたら大西洋連邦も?)にカガリが立つのは間違いないと思いますが、問題はザフト側。今のところ議長は理想的な指導者ではあると思うんです(ここまで権力が集中してる理由は謎ですが)。今の議長の非は「ラクス暗殺を指示したっぽい」というだけで、これも結果的にオーブ国民をよりよく導くためですからねぇ。

 で、本当のポイントは2のミリアリアなのかなぁと予想。今週ちょっとだけ出てきましたが、ぶっちゃけ今週で最もテンション上がったのはココだったりします。
 ザフトの兵士や国民に
「私の言うことを聞いてれば幸せになりますわー」みたいなムチャなデマゴーグを繰り返すミーアと議長に対抗して、「みんな!それで良いの!?自分の意志を持たなくて良いの?ちなみにどうでもいいけど、そこのラクスさんは偽者だから」 Ω ΩΩ「なんだって――!!」というシーンが来るのかなあと思っています。

 モデルになってる9・11〜イラク戦争までの流れも、初期はジャーナリズムが押し潰されたみたいですし。ミリアリアの戦いは過酷です。議長の暗殺部隊に追われ絶体絶命のミリアリアをすんでのところで助けに入るサイ―――みたいな描写が入れば同時にサイも燃え。まぁ、サイにそんな活躍されても「誰だっけ、こいつ・・・・」感が強いのも確かですが。






05年3月6日 〜『ガンダムSEED DESTINY』第20話

 
■ ガンダムSEED DESTINY 第20話
 「PAST」
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 うわぁ・・・・・・・『S-DESTINY』のビデオ視聴だけを楽しみに頑張って働いてきたのに、総集編ですか。げんなり。
 前作第1話からの総集編ということで、イザークのヘタレ具合が味わえたのは救いです。
 ・種発動のキラにやられて額に傷を負う
 ・民間のシャトルを逆ギレして破壊
 ・ディアッカに八つ当たり
 ・「今度こそ足つき(AA)もオシマイだ!!」と叫ぶ(もちろん、その後にフリーダムに瞬殺される)

 シンがザフトへと向かった過程もこれまでの描写で分かりきっていたことだったので、新情報はこれといってなく。前作ラストで最ポジティブみたいだったカガリ(アスランに生きることを課した)が、どうして今作だと最ネガティブなキャラになっているんだろうってくらい。






05年3月13日 〜『ガンダムSEED DESTINY』第21話


 
■ ガンダムSEED DESTINY 第21話
 「さまよう眸」
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 幾らなんでも西川くんにセリフ与えすぎなんじゃないだろうか・・・・・・・・
 いや、前作から西川くんは「素人の割にはものすごく頑張っている」と思っていたけど、さすがにこれだけの長台詞だとボロが見えてきますね・・・・プロの声優さんなら「精進して下さい」と言えるけど(失礼)、素人さんの場合は「まぁ素人にそこまで期待しちゃダメだよな・・・」とクオリティ低下を視聴者に容認させてしまうのがマズいと思うんですけどねぇ。

 ・アニメの出来・・・下がる
 ・声優起用された有名人の評判・・・下がる
 ・視聴者・・・ガッカリ

 この他にも「本業の声優さんの仕事が減る」などの大量のデメリットを抱え、メリットはその有名人のファンが「その回くらいは観るか・・・」と思ってくれるかどうかという超短期的なものしかないんじゃないですかね。そんなきっかけで観始めた人が、後々の商業的成功に貢献するとは思えないのだけど―――いや、西川くんの話じゃなくて、大抵のアニメの話です。



 ○ ルナマリア、嫌味もオープンです
 メイリンだったら絶対に本人には言わないだろうセリフを、ルナたんは思いっきりアスランにぶつけてきますね。そんな彼女を可愛いと思えるか、「うっぜぇ〜」と思えるかで感情移入度が変わりそう。僕は後者。ドロ沼な展開が嫌いなんじゃなくて、ドロ沼はドロ沼としてギャグじゃなくてシリアスに描いて欲しかったです。そういう意味で、出番すら与えられてないメイリンに期待―――!!

 まぁ、そんなこと言いつつ、ルナマリアの着替えシーンは巻き戻して2回観たんですけどね。



 ○ でも、ステラの半裸シーンはスルー
 「パンツ一丁よりも、パンツだけ履いてない方がエロい」と言ったら変態扱いされたことがありました。
 そんな僕ですから、『いちご100%』も今週のステラもそれほどエロいとは思えないんですよねー。あと、朝早く居間でこのシーンをビデオ視聴してたんですが、ちょうどタイミング悪く母親が起きてきて「あらあら・・・」みたいなこと言いやがって(笑) 待ってくれ、母ちゃん!俺ももう23歳だからアニメの裸で興奮したりしないよ!!(ホント?)


 ――――――
 えっと・・・・・マジメに思ったことを書きます。シン−ステラのフラグは何処かしらに入るとは皆が予想していたと思うんで、どんな形で入れてくるのかが重要かなーと期待していました。で、海に落っこちた彼女を助ける―――というベタなシチュエーションは、最近映画版『海猿』を観た僕は「(原作の)工藤さんに謝れ!」と叫びたくなるシチュエーションでしたが(ガンダム関係ねーな)・・・・・・・・・
 「死」というキーワードでスイッチが切れてしまうステラと、戦争被害者の気持ちを考えてしまうシンという2つの伏線を上手く組み合わせて―――シンの「ステラを守る」宣言という新たな伏線へと繋げたのは、なかなかやり手だと思いました。出番の少ない主人公とヒロインですが、しっかりと考えて描写されていたんだなぁと思った1話。


 でも、それ以上にアスランとシンの関係の方が萌える(笑) どうしちゃったんだ、僕の脳みそは・・・・・・・
 このシン・ステラ・アスランの関係は、『Zガンダム』のカミーユ・フォウ・アムロをまんまトレースしているようですが、描写はこっちの方が丁寧ですよね。あと、『Z』では大人っぽいフォウに対してカミーユが必死に背伸びをするのが微笑ましいというか気持ち悪かったんですが、ステラはネジの外れたロリ娘でシンが守ってあげるという・・・・・・・何だか、時勢を感じました(笑)


 さり気ないですが、アウルのザフト(アスラン)への敵意描写は伏線・・・・・・?
 アスランの方も3人のことを「何処かで見た」記憶があるっぽいけど、これ何処の描写だっけ・・・・・・・

 とにもかくにも、話はゆっくりと確実に進んでいるみたいです。






05年3月20日 〜『ガンダムSEED DESTINY』第22話

 
■ ガンダムSEED DESTINY 第22話
 「蒼天の剣」
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 今週の豊口めぐみさんの仕事=2回ほど驚いた声を発する

 ミリアリア、出番の割にホント台詞がないですね・・・・・・・豊口さんはこの2シーンの為だけにスタジオ入りしたんでしょうか。売れっ子声優なのにねぇ。この扱い、声優さんがインドに行った為にセリフ0だった『Z』のセイラさんを思い出しました。
 とは言え、ミリアリアのシーン中は想像もしていなかったんですが―――ミネルヴァとアークエンジェルがとうとう対立? 対立というよりは、制止とか抑止って感じがしますね。ミネルヴァvsオーブ&ファントムペインだけでも互角だと思っていたんで、ここにフリーダム介入は一気にザフト側のピンチっぽい。

 とにかく、ここまでお膳立てが揃っていれば、来週こそはミリアリアにマトモなセリフがあるはず!むしろ、これでセリフがなかったら豊口さんが干されていることの証明だ!




 豊口さんが干されている(仮)のに、やたらと出番の多い西川くん。
 これまでミネルヴァでは絶対であった「肩書き」や「勲章」を否定して、「壁を作っちゃダメだぜー」と軽い感じで諭します。元々こういうキャラなのか、西川くんが勝手にやってるのかはアレですけど―――結果的にミネルヴァクルー(主にアスラン、シン)の価値観を洗い直し、戦場へと駆り立てている感じか?

○ 西川くんのポジションは?
 最初デュランダル議長と一緒に登場した時は“議長派”なのかと思ったんですが、ミーアの存在に懐疑的だったり、今週の「肩書き」否定であったり―――単なる議長派というよりも、議長が持たない何か“ポジティブなもの”を語る位置にいるのかなぁとも思いました。

 
「じゃあ、オマエ。誰と戦いたいんだ?」

 このセリフ、アスランを戦場へと駆り立てている“議長派”のセリフとも取れなくはないんですが・・・・・裏を返すと、「何と戦うべきか」も分からずに力を持ってしまったアスランへの皮肉なのかもなぁなんて思いました。もちろん、アスランに力を与えて雁字搦めにしたデュランダル議長への皮肉もこめて―――

 ということで、現時点の登場キャラの中ではかなりポジティブなポジションにいるキャラなんじゃないでしょうか。同じように作中ポジとして描かれているタリア艦長ともども、デュランダルと戦争自体に不信感を持っていつつも地球軍の暴挙は許せないので戦うしかない―――これこそが、今のミネルヴァサイドで描かれている正義なんじゃないかなぁ(と言いつつも、あんまし自信ない)


 そして、突如現れたフリーダム。アークエンジェルサイドの正義はまだ描かれていないので、何故ここでミネルヴァを攻撃してきたのかは分からないんですが・・・・今度はその正義が描かれるのだろうと期待しつつ次週です。引っ張るなぁ。




 ○ ネオのセリフの真意は?
 「記憶があるから苦しいのか、記憶がないから苦しいのか・・・」というセリフは、ネオの素性が分からない現状ではなかなか考えさせるものがあると思います。僕はこの“容易に記憶喪失を作り出せる”作品ってのはあんまり好きじゃなくて―――大抵僕らは辛いことも楽しいことも沢山覚えていて、それでも現実と立ち向かわなきゃならないから人生はステキなんじゃないかって思うんですよ。
 ステラ達が記憶を操作されているんだから、ネオも前作の記憶を奪われ―――ってのは、ちょっとチープな展開かなぁ。ネオはネオで自分の正義のためにファントム・ペインとして戦っているってんじゃなければ、ここまでミネルヴァの正義、アスランの正義―――と描き続けてきた作品自体の価値を下げることになっちゃうんじゃないかなぁ。


 という訳で、記憶の話―――
 シンのハンカチを「何コレ・・・・」と置いていってしまったステラと、ステラの髪留めを大切に妹の携帯の横に保管しておいているシンとの対比。この妹の携帯の横ってのが意味深で、シンにとって妹の携帯は「家族との楽しい思い出」というよりは「アスハによって家族を殺された辛い記憶」だったはず。
 “戦うために記憶を捨てる”ステラを救うためには、シンがこの「辛い記憶」を背負いつつ、それでもオーブを許そうと思うってことが必須なんじゃないかって思います。
「辛いことや嫌なこともたくさん覚えなきゃならないけど、それでも楽しい思い出をがあるから生きてゆけるんだ!」と。

 ネオのセリフは、こういうことを意味していたんじゃないかなぁ・・・・・・・




 先々週が総集編、先週がギャルゲーちっくな展開―――とテンションダウン中だった『S-DESTINY』ですが、今週で俄然復活しました。お腹いっぱい。ここまで詰め込んできて、ちゃんと最終話まで息切れせずに突っ走れるんでしょうか・・・・・・






05年3月27日 〜『ガンダムSEED DESTINY』第23話

 ■ ガンダムSEED DESTINY 第23話
 「戦火の蔭」
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 豊口さん出なかったな・・・・・・・・・・

 「ザクとは違うんだよ!ザクとは!」
 うわー、それを西川くんに言わせますか。1stガンダムの場合は、ザクは第1話〜中盤までずっとやられ役として描かれていた訳で、そんなザクとは違うグフという得体の知らないMSの強さにビビったものなんですが。『DESTINY』のザクは味方機としてそれなりに活躍(=主に色気要員だけど)していた訳で、セリフとしての意味は「ザクとは違って電気ムチ持ってるよ!」くらいになっちゃってまして・・・・・まぁ、確かに電気ムチにやられるステラはエロかったですが。


 という訳で―――西川くんのグフ、ザクよりも先に沈む!!



 先週の予想通り、序盤はアークエンジェルサイドの正義から。
 「今更かも知れないが、こうやって一つ一つの戦いを止めることで平和な世の中に戻れるはず!」
 カガリが辿り着いた意見にキラやラクスは賛同して、前回のミネルヴァの主砲破壊へと繋がる訳です・・・・が、呼びかけだけでは戦いを止めることは出来ず、フリーダムの圧倒的な武力行使によってオーブ・地球軍・ザフトの3陣営の“武器だけを”破壊するしかなくて―――

 でも、「もう、そんなキレイ事だけじゃダメなんだ」ということは、シンもハイネもタリアも分かっていて、アスランも悩んで悩んだ挙句にセイバーに乗った訳で・・・・・・・今更そんなこと言うなよってのは、作中の人物だけじゃなくて視聴者も思ったことでしょう。
 そのことをキラに伝えようと回線を接触させようとしていたアスランがちょっと萌えで、結局そのことを告げられぬままにハイネが間接的にキラとアークエンジェルに殺されてしまうという。


 予想はされてましたが、これでアスランとアークエンジェルサイド(キラ)の離別が決定的に。
 アークエンジェルはミネルヴァとの接触を試みてますけど、ミネルヴァサイドとしては「オマエらのせいでわしらは大ピンチだったんじゃ」という気分ですもんね。歩み寄ると思われていたカガリとシンの物語も、さらに深ーい溝が。

 もちろん、今がどん底のカガリには復活イベントがあると信じたいのですが・・・・・・前作でのウズミ様の演説をバックに、キラが次々とオーブ軍のMSを撃っていく中で泣き崩れるという演出が切なかった。カガリは「平和な世の中に戻れるはず」と言ってましたが、もうそんな過去には戻れないという現実を突きつけられた訳です。ウズミ様はもういないのだし、家族を殺されたシンの憎しみだって消し去ることは出来ないのだし・・・・・・




 それはそうと・・・・・・フリーダム&キラは、パワーバランス崩壊させまくり。
 種割れしていないとは言え、現主人公を瞬殺、目下の敵チームのエース格であるアウルもついでのようにやっつけてるし、ハイネもステラもゴミ扱い。機体が違うとは言え、前作で同じくらいの強さだったアスランがスティングと互角くらいだったのと比べると―――キラ、陰で秘密特訓でもしていたんじゃないか?
 この時点でここまでの戦力差を見せ付けているってことは、これが少年漫画だったら「シンがキラを乗り越えるイベントがある」って伏線なんですけどねぇ。ガンダムシリーズの場合は、“前作のメインキャラは乗り越えられない”という暗黙のルールがありますから。ますますシンのポジションが微妙なものに・・・・・・・・






05年4月5日 〜『ガンダムSEED DESTINY』第24話

 
■ ガンダムSEED DESTINY 第24話
 「すれ違う視線」
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 みんな!ちゃんと隠密行動しようよ!!
 シンとレイはMS置きっぱなしだし(隠せ)、アスランはキラの前で格好つけて変形しながら着陸したりだし、ルナマリアは市街地から変なヘリコプターで追いかけてるだし。ムチャクチャ目立っとるがな。

 というか、セイバーの飛行スピードってあんなちゃちぃヘリコプターに追跡されるくらいの速さなんですかね? 気付かないアスランもアスランです。この時代にはレーダーとかないの? それともあのヘリコプター、見た目より高性能でミノフスキー粒子散布できるとか??(これがフリーダムのレーダー→ヴェスバー6連を封じる伏線だったりしたら、DVDをBOXで買います)



 まぁ・・・・・それらは置いといて。ミリアリアに出番ですよ!!
 気を遣ってミリアリアに「そう言えば・・・ザフトではディアッカに会ったぞ」と友人のアピールをしてるアスランも良いんですが、すっごくイヤな顔をしたミリアリアが可愛かったです。やっぱ、『SEED』の女性キャラの中では一番ミリアリアが好きです。カガリと違って、胸も成長してないし!!

 そんなミリアリアと、実は名前がビミョーに被ってるルナマリア―――
 タリアの指示なのか独断専行なのか分かりませんが、アスランをストーキング。もしも後者だったら、かなり重いコなんじゃなかろうか。ミーアとのことを誤解していた時もそうでしたが、どんどん彼女の株が下がっていってる気がします。というより、この姉妹の話が全然語られないんですよね・・・・・・・「姉妹ネタが来た!」と祭り状態だった頃が懐かしい。
 そのルナマリア、ふとしたことで「自分の知ってるラクスは偽者」「本物はコーディネーターによって暗殺されかけた」「なんかよう分からんが、アスランはフリーっぽいぞ?」という事実を知ります。いや、最後のは正確には違うんですが・・・ここでキラともカガリとも離別してしまえば、孤独なアスランを癒してあげれるのはルナマリアだけということになります!まぁ、セオリーで言えば、そんな風に(体が)くっ付いたキャラは最終的に捨てられるんですけどね。んで、捨てられたルナマリアをメイリンが癒す。これで決定!






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