『逆襲のシャア』+『ターンエーの癒し』
 『ブレンパワード』1話「深海を発して」
 『プラネテス』第1話「大気の外で」
 『プラネテス』第2話「夢のような」+『ブレンパワード』第11話「姉と弟」
 『プラネテス』第3話「帰還軌道」
 『ブレンパワード』第21話「幻視錯綜」
 『ブレンパワード』全26話
 『恋風』から考えるアニメ→漫画の順に観る利点
 『プラネテス』第8話
 『プラネテス』第10話
 『ジパング』第1話
 『ガンダムSEED DESTINY』第1話
 『げんしけん』第1話
 『ガンダムSEED DESTINY』第2話
 『げんしけん』第2話
 『げんしけん』第3話
 『ガンダムSEED DESTINY』第3話
 『げんしけん』第4話
 『ガンダムSEED DESTINY』第4話
 『げんしけん』第5話
 『ガンダムSEED DESTINY』第5話
 『げんしけん』第6話
 『プラネテス』第16話
 『ガンダムSEED DESTINY』第6話
 『げんしけん』第7話
 『ガンダムSEED DESTINY』第7話
 『げんしけん』第8話+『プラネテス』第18話
 『ガンダムSEED DESTINY』第8話
 『げんしけん』第9話
 『ターンエーの癒し』
 『ガンダムSEED DESTINY』第9話
 『げんしけん』第10話
 『ガンダムSEED DESTINY』第10話
 『げんしけん』第11話
 『プラネテス』第21話
 『ガンダムSEED DESTINY』第11話
 『ガンダムSEED DESTINY』第12話
 『げんしけん』最終話
 『プラネテス』第22話



04年7月4日 〜『逆襲のシャア』+『ターンエーの癒し』

 ■ 「行けっ!ファンネルたち!!」
 好きな台詞の一つだったのに、スパロボで大量消費される内に「好きだ」と言いにくくなった台詞。ということで、『逆襲のシャア』を観た。

 『ターンエー』を全話観たのだし、折角だから前作『ブレンパワード』を1話から観ようかなぁと思いあたり。どうせなら“核兵器に対して富野監督が語った3作品”というくくりで、その前に『逆シャア』を観ようと思った訳だ。ちょうど昨日、貸していたビデオが友達から返ってきたし。


 これ、観たの7回目だよ。
 1回観た時は訳分からなくて、5回目くらいまでは観る度に新しい発見があったのだけど・・・・・さすがに7回じゃねえ。と思い、今回はとことんヲタっぽく観てみることに。ストーリー&台詞回しは既に覚えちゃっているので、演出とか構成とかそういう部分に注目して観てみた。

 泣いてた。

 自分でもビックリだよ。チェーンのサイコフレームが光って各コロニーが援軍を発進させるシーンで、涙を抑えきれなかった。今まではそんなに重要視していたシーンじゃなかったのに・・・・・なんでだろう。


 あと、まぁ。戦闘シーンだけならそりゃガンダムシリーズで最高の出来だろうな。浮遊感が抜群な上にアングルも凝っているし。ファンネルの撃ち合いや遠距離ミサイルとかもステキなんだけど、ビームサーベルの斬り合いが最高だ。頻繁にバルカンを使うアムロも、個人的にツボ。戦闘とは破壊力だけではないのだよ。


 ■ それとは関係ないが・・・
 『ターンエーの癒し』が届いた。今、第2章を読んでいるところ。まだ、全然癒されない。
 第1章の『Vガン』終了後〜『ターンエー』までは、「創通エージェンシーの本社を放火してやろうか」とか「ガンダムのゲームの印税をこっちにも回せ」とか、およそ真っ当な社会人とは思えない発言ばかり繰り返している。
 加えて、『Vガン』にバイク戦艦を登場させることになったアホみたいな経緯、『ターンエー』初期プロットであった“黒歴史論”を否定し「20周年なんだから決勝リーグみたいな感じでいきましょう」と言うライターが多かったこと、『ブレン』のスタッフですら『ターンエー』の企画を聞くと「またガンダムなのかよ・・・」と拒否反応を示したこと。などなどの、信じられない事実に圧倒される。

 こんなのでよく『ターンエー』を作ることが許されたなぁと思った。
 制作に入ったら話も好転するかと思った第2章は、『ターンエー』第1話のラッシュを観て「こんなクオリティを週1のペースで維持できる訳がない」と絶句したとか。どないせえって言うんだ。
 第2章のサブタイが「僕だって人の間で生きている」という等身大の台詞なのかと思ったら、そこからずっとSMの話(笑) 何だ、この人。いつになったら報われる展開になるんだ。






04年7月7日 〜『ブレンパワード』1話「深海を発して」

 『ブレンパワード』第1話を観る。全話通しては1周しか観てない『ブレン』だけど、第1話だけは死ぬほど繰り返し観たんだよなぁ(理由は後述)
 流石に『ターンエー』の直後だと、絵的な質は劣ると思ってしまう。村田秋乃嬢も、ソシエたん終盤が一番上手いんじゃないかなぁ。声のインパクトは凄まじいけど、『ブレン』第1話ではどうにもリズムが悪い。

 しかし、この作品ほど専門用語を乱発させるものもないだろうな。この作品を好きな俺に、『グレイマン』を叩く資格はないような気がする・・・・・この専門用語乱発を逆手に取ったネタを、ちょうど1年前に書いていたり(→こちら

 あそこで書いていた新サイトとは、もち『漫結』のことですわ。
 それにしても第1話の富野台詞は凄すぎる。

 「生まれてきたんなら、あなた、何かしたいんでしょ?」

 震えがくるほど暖かい比瑪の母性に魅了され、『ターンエーの癒し』を開くとSMの話が書かれている。ホントに同じ人が書いているの??






04年7月15日[TVアニメ] 〜『プラネテス』第1話「大気の外で」

 
こんなSFが観たかったんだ!!

 NHK衛星で放送されていた頃からBWS@HEさんで絶賛されていたアニメが、とうとう地上波での再放送が開始された。原作もチラホラ読んでいたけど、アニメの作画・音・空気感の演出は凄まじすぎ。重ね撮り用のビデオテープに入れちゃったけど、これは保存するかも。それくらい第1話は素晴らしかった
(まぁ、『彼氏彼女の事情』の時も同じこと言ってたが・・・・)

 こちら公式サイト
 宇宙飛行士がサラリーマンとなった時代。夢や信念ではなく「仕事だから」と宇宙のゴミを拾い集めるデブリ課の現実に失望し、軍事衛星に衝突しようとする平和記念プレートの回収を止めようとする。
 戦争の道具である軍事衛星の為に、一国の子ども達が希望を寄せて打ち上げたプレートを回収するなんて間違っている。ヒロインは言う。だが、そのプレートに刻まれていたのは戦争を起こした大国のエゴだった。自分たちが引き起こした戦争を、自分たちで解決したと自慢気に20年間も語り続けているプレート・・・・・・・・

 何の為の仕事か悩むヒロインの前で、鮮やかな色で燃え尽きていくプレート。その光は、国の子ども達にも届いた。「作った人の目的はともかく、一瞬でもコレは平和の光を見せられたんじゃないかな」


 「兵器ですら、使う者によっては人の光を見せられる―――」 『ターンエーガンダム』でも語られた“道具に縛られない生き方”がココにも。ドンパチばっかのSFに飽き飽きしていた自分にとって、これは凄く心に染みる。

 2話以降の展開にも依るけど、これは半年間追いかけてみるつもり。






04年7月22日 〜『プラネテス』第2話「夢のような」+『ブレンパワード』第11話「姉と弟」

 
■ プラネテス 第2話
 素晴らしい。第2話も完璧。
 子どもじみた夢を持つことと、変わらない自分とのギャップみたいな話。クライマックスのデブリ移動と冒頭から続くタナベの特訓に付き合う描写を重ね合わせたり、そこに新人時代のハチマキのトラウマを絡める見事な構成。2話時点でこんなに惜しみなく披露しちゃっていいのだろうか??

 あと、アレだ。自分でも意外だけど、タナベに萌えちゃったり。
 太い眉毛、サイコー。



 それと、『ブレンパワード』は11話まで進んだ。
 依衣子の初出撃と、カント・ケストナーの登場まで。この辺りから、オルファン=敵・ノヴィス=味方って安易な二元論が崩れてきて、ストーリーにも深みが出てくる。それを象徴するように登場する、依衣子の真っ赤なグランチャーに魅了される。永野護、ハッチャケ過ぎ。
 依衣子が「覚えてる?子どもの頃、花をくれたね?」と姉であった頃の顔を見せるのに、勇が「ごめん、覚えてない」と答える場面は作中でも特に好きなシーン。弟が出て行って、姉をすることも出来なくなった依衣子の表情は、オルファンとか抗体とか抜きで、家族モノとしても成り立つ深い描写だと思う。
 SFの要素ばかり前面に出ているけど、やっているのはオルファンという古い屋敷で繰り広げられるドロドロの人間関係だもんなぁ。そりゃ、家出した勇が姉貴に恨まれても仕方ない気がする・・・・・・・






04年7月29日 〜『プラネテス』第3話「帰還軌道」

 『プラネテス』は3話―――1〜2話の恐ろしいまでの完成度には若干劣るかな?などと思っていたら、「奇跡が何故起こったと思います!?」のタナベにやられた。突如、ボロ泣き。理屈ではなく、こういった青臭いことを地で出来るキャラに弱いんだなぁ・・・・・セナとかカズキとか。






04年8月7日 〜『ブレンパワード』第21話「幻視錯綜」

 ■ 『ブレンパワード』
 「こんなものなくったって!人は生きてゆけます!!」
 『ブレンパワード』は21話まで進んだ。ブレンパワードとグランチャーが協力して核ミサイルを止めるところまで。誰にだって哀しい時はあるし、「寂しい」と思うことはある。でも、そんな“寂しい”という感情の殻を被ったままでは、誰とも触れ合えないし、新しい可能性も生まれない。人は、他人と触れ合うことで新しい自分を構築できる―――――それが人の可能性というものだ。

 ボロ泣き。
 そうした彼らがトライアングルを形成して発する光は、『逆シャア』で見せたサイコフレームの光に似ている。いろんなものに落胆した今日、タイミング良くこんなものを見せられては泣かずにいられない。


 アレです。僕がアジア杯を観られない分、皆さんは楽しんで下さい。
 で、そうやって皆さんが楽しんだ痕跡を観て、僕は“生”の感覚を手に入れるのです。インターネットって本来そういうものだと思うのです。アナタの手に入れられないものは僕が、僕が手に入れられないものはアナタが。相互に補うことによって、一歩上の可能性に広がるメディア。それがインターネット。






04年8月17日 〜『ブレンパワード』全26話

 
■ アニメ紹介
 『ブレンパワード』全26話(→Amazonの紹介ページ

 『ガンダム』の富野監督が『Vガンダム』でぶっ壊れて以来、ようやく現場復帰した意欲作。WOWOWでの放送だったため、製作スケジュールにゆとりが持てたらしいのだが・・・・・・・案の定、作画はところどころで乱れる。
 『ガンダム』シリーズや『EVA』ファンに対するメッセージや、文明と地球の関係とか、オーガニックエナジーとか・・・・色んなものを詰め込んでしまったが故に、1度観たときは恐ろしく難解に思えた。シンプルに観ようとしても、戦闘シーンはしょぼしょぼなので――――ノーマルな人には、このスタッフが残って作った『ターンエー』の方を勧めます。あっちは“外れ”のブレが少ないんで。。

 ロボットアニメとして観たら、この『ブレンパワード』はダメダメと言われても仕方ない。ロボ的な楽しみも戦術的な楽しみもないし、観ていて緊迫感を覚えたことは一度もない。
 でも、俺がこの作品を好きなのは“家族ドラマ”であるから。富野作品はずっと、『ガンダム』でも『イデオン』でも『Vガン』でも、擬似家族を描いてきた。これが、庵野秀明『EVA』に繋がって―――そこではネガティブに、擬似家族にすらなれない関係からの破滅が描かれる訳なんだけど。

 『ブレンパワード』はこうした流れに逆らうように、あくまで血の繋がりにこだわる。主人公は母に銃を向けて家を飛び出してきた少年で、ライバルは仕事に夢中だった母を恨んで育ったオトコだ。彼らは「家族なんてクソ喰らえだ」と言うが、それぞれの道を経て家族の大切さに気付いていく。
 象徴的なのがヒロイン・宇都宮比瑪の存在。実の母と死に別れ、孤児院で育った彼女は「私にはたくさんのお母さんがいるよ」と、出会ってきた“母代わり”の人たちの想いを受け継いで生きている。自分も、孤児院の子ども達の姉代わり・母代わりの役目を担い、その暖かさに触れた主人公は本当の家族を恨むことをやめていった。

 オルファンとは――Bプレートとは―――
 作品には謎な専門用語が乱発されて視聴者を混乱させるけど、結局のところオルファンとは伊佐未ファミリーの権威みたいなもので、それにしがみ付いて(一方では壊そうとして)いる家族の人間模様を描いているのが『ブレンパワード』という作品なんだと思う。SFとかロボットとか戦術とか、そういったものを求めて観てしまうとガッカリしてしまうのはそんな理由だろう。


 個人的には、家族を捨てた勇が結局はオルファンと理解し合うことを目指していく過程と――――ジョナサンが母を憎み、狂い、最終的に認めていく過程だけでそれなりに満足かな。『Z』とか『0083』が好きな人には向いていないと思う。






04年9月1日 〜『恋風』から考えるアニメ→漫画の順に観る利点

 『恋風』DVD2巻、全部観終わった。

 ふむ・・・・これで来月末までお預け。未だ、第3話の余韻に浸り中。
 で、買っておいたコミックス1巻を読んでみた。ふーむ、結構原作通りに話が進んでいるのだなぁ。間とかアングルとか音楽とかで、別物みたいだけど。

 実はこの『恋風』。俺の長い漫画読みのキャリア(笑)の中で、初めて
アニメ→漫画の順に観ている漫画原作アニメなのだ。え、あー。日本語分かりづらいですね。
 アニメって物凄く大別すると2種類あるじゃない。漫画が原作のアニメと、原作がないアニメ。あ、いや小説とか映画とか絵本とかそういうのを原作にするアニメもあるね。これはえーっと、とりあえず無視という方向でっ。

 前者(漫画原作アニメ)はジャンプとかサンデーとかの漫画を下敷きにアニメにするタイプ。今やっているのだと『ワンピ』とか『コナン』とか。『恋風』もこのタイプね。
 後者(原作がないアニメ)は・・・・世の中にいっぱいあるけど、『ガンダム』とかそういうの。『ガンダム』みたくアニメを下敷きに後から漫画が描かれたのとか、『エヴァ』みたくアニメのプロモも兼ねて漫画も同時進行で始まったのもこのタイプね。角川系、詳しくないんでツッコまれると弱い。


 要は、ジャンプで好きだった漫画がアニメ化するから観たら「えっ!あのシーンがカットされてる!?」とか「げっ、そこのシーンはそういう意味じゃないよぉ・・・・・」みたいにガッカリすることが多かったべという話。だから、基本的には漫画→アニメの順では観ない。
 なので、アニメ→漫画の順で観たらどうなのかなぁと常々思っていて、今回の『恋風』でようやく実現した。結果的には正解。多分、漫画→アニメの順だと「展開遅いなぁ」とか思っちゃっていたよ。アニメを先に観ることで、その“間”も台詞回しもアニメ基準になれるし。あとから原作読んで、「あー、あのシーンはこことここを繋げていたのか。上手いなぁ」と感心できる。具体的に書くと、↓みたいな感じよ。

 『恋風』アニメ1話←漫画1話
 『恋風』アニメ2話←漫画2〜3話
 『恋風』アニメ3話←漫画4〜5話
 『恋風』アニメ4話←漫画6話

 まさに、このまんま。漫画2話分をアニメ1話分に入れる時には、やはりカットされる部分があって、ファン的には後から原作読んだ方がお得感はある。あ・・・・ちなみに7話以降は、アニメが発売されてないので読んでいないっす。

 ここで興味深いのは、俺がアニメを観て絶賛していた2話と3話が、原作では2話分だったということ。漫画2話分の話を切り貼りして、そこに新たなテーマを立てて1つの話にしちゃった第3話は自分内殿堂入りだし。(具体的に言うと、クマ人形の話と生理の話を繋げて「大人になること」というテーマで一くくりにした)
 逆にアニメの1話と4話は物足りなさを感じた。奇しくも、それがまんま原作通りの話だったとは・・・・・・

 この辺りは絵コンテとか脚本の問題じゃなくて、全部の尺とか話数とかから「今回はここまで描こう」ってのを決める段階で、作品の密度が決まっちゃうんじゃないだろうか。プロデューサーとか監督の役目?
 これは主観でしかないけど、漫画とアニメという異なる表現方法をとっているのだから、全く同じシナリオというのは無理があると思うんだ。原作から受け取る部分は一部でも、そこでアニメーター達が描きたいものが描けているってのが一番面白いんじゃないだろうか。

 でも、それだと原作ファンはどう思うんだろう。俺が『幽遊白書』のアニメを観て静流と左京のラブロマンスに唖然としていたように、従来の『恋風』ファンも「2話と3話、お母さんのシーンがカットされてるじゃねえか!」とか激怒しているのかなぁ・・・・・・

 うーん、これは突き詰めると、視聴率数%のTVと100万部突破している雑誌のどちらがメジャーかって話になっちゃいそうだ。深夜アニメの視聴率とかはどれくらいなのか想像もつかないのだけど、2%でも1億2千7百万人×0.02=254万人(電卓使った) イブニングの発行部数より、遥かに上だ。立ち読みの人とか返本率とかコミックス派とかいろいろあるけど、アニメ→漫画の順という売り方は真っ当で正当性のあるものなんじゃないだろうかという結論に至った。

 それとも、視聴率って単純に人口で割れないのかな?
 視聴率10%の番組を1270万人が観ているってのは「ホントかよ」って思っちゃうもんな。ま、それはともかく。アニメ観てその中の更に1%の人がDVD買ったとしても2万人。十分ヒットですよ。







04年9月9日 〜『プラネテス』第8話

 
■ 『プラネテス』第8話
 「We Copy!!」

 だから、この8話。物凄く良かったです。
 『LADY PEARL』以来の自分のテーマとなっている“仲間とは?”ってストライクゾーンど真ん中に、各キャラを奇麗に動かして完璧な物語に仕上がっていた。個人的に、第1話と並んでこれまでのベスト話。

 不倫騒動から「仲間を信じられないなんて!」と言うタナベと、そんなタナベを「いつまでも学生気分で・・」と批判するクレア。デブリ課はその後、フィーが気兼ねなく管制課に移れるように団結。短所を補いながら、フィー抜きで“ゴースト”回収にあたる。案の定、失敗(笑) 
 そこを管制室からのフィーの的確な指示で持ち直し、何とか“ゴースト”の回収に成功。。あぜんとしているクレアにフィーが言った台詞が「管制課だって、デブリ回収の仲間じゃないか」 あぁ、もう感動・・・・・こうやって、地位とか所属とか確執とかを全部取っ払って「仲間だ!」って言えちゃう話が好きなんだ。震える。これぞ、作り手の魂。







04年9月23日 〜『プラネテス』第10話

 
■ 『プラネテス』10話「星屑の空」
 『ウォーターボーイズ2』最終回は2時間だったのね。ビデオに録画したけど、まだ観てない・・・・・『マンハッタン・ラブストーリー』の最終回も録画失敗。死にたい・・・・・・・・

 それでも、『プラネテス』のレベルの高さに救われる。泣きまくり、上手すぎ。先週のギガルトさんの吐血からふさぎ込むタナベ。奥さんの死を語らずに、ただ宇宙を見続けるユーリ・・・・・・それらを「隠し事しやがって」と反感を持つハチマキなんだけど。
 ユーリが胸に秘め続けてきた想いを受けて、デブリ課が一丸。大気圏突入直前のユーリの引揚げに成功する。引っ張って引っ張ってきた伏線を、あのシーンでまとめて発散。「Please save Yuri」の文字に涙せずにいられない。

 「仲間だからこそ、隠したいこともあるんだな」

 ハチマキの台詞が、タナベの葛藤の全てを代弁して彼女が救われるラスト。美しすぎ、クオリティ高すぎ。このアニメだけは、他がどんなラインナップでも外せないと実感・・・・






04年10月8日 〜『ジパング』第1話

 
■ 『ジパング』第1話公式サイト
 原作も冒頭部分を読んでいなかったので、こんなにも脈略もなくタイムスリップしていたことにビックリです。1話時点では話が始まっただけなので、何とも言えず。これを観ていれば、モーニング本誌の方の展開も分かりやすくなりそうなんで、暫くは観ていこうかな。






04年10月10日 〜『ガンダムSEED DESTINY』第1話

 
■ ガンダムSEED DESTINY 第1話
 心配していたよりも全然面白かった!
 続編としての第1話の場合、新規ファン置いてけぼりか旧ファンがっかりのどちらかになりがちだけど、これはちょうどバランス良く繋げた感じ。旧作知らなくても楽しめるし、旧作知っているとちょっと得した気になれる程度。自分的にはカガリ-アスランの関係は前作最終話で完結しているので、ここに割く時間は極力減らして、カガリには政治パートで頑張ってもらいたい。

 新キャラは・・・・・・うーん、個体認識できるのはまだステラと池田秀一くらいだなぁ。一部でステラ大人気。あんなヒラヒラした服でコックピットに入ったら、そりゃ大股開くわな。
 ・・・・・しかし、何と言っても池田秀一。どうせならもっとジジイキャラでも良いだろうに。「変にシャアを意識したキャラだったら2話からは観ない!」と決めていたので、ダッサダサの髪型で登場したのに狂喜乱舞。まずは小娘カガリを言い負かせる。んで、次のターゲットは因縁のアスラン・ザラ? やばい、池田秀一目的だけで1クールは観れそう。MSなんか乗らずに、最後まで討論で戦って欲しいものだ。

 後は・・・・・・世代的にコアファイターの復活に涙。劇場版『ガンダム』よりもTV版『ガンダム』、『Z』よりも『ZZ』、『F91』よりも『V』が好き。何故ならコアファイターがあるから。『S−DESTINY』第1話でも、コアファイターで攻撃を仕掛けておいて、敵の眼前で合体という無茶苦茶なことをやってのける。ハヤトが見ていたらアウドムラで突っ込んできそうだ(笑)


 ・・・・・とまぁ、ウチでの『S−DESTINY』感想はこんな風におフザケで語りたいと思ってます。萌えとかツッコミどころとかダメ出しとか、そういうところで。マジメな感想を読みたい人は悪いことは言いません、ウチなんかじゃなく、あいばたんのブログを読みなされ。僕は放送観て、あいばたんの感想読んで、それから感想書いてるから「もう・・・マジメなもん書いても勝てやしねえもん」とサジを投げつつやっていきます。






04年10月12日 〜『げんしけん』第1話

 
■ 『げんしけん』第1話
 「現代における視覚を中心とした文化の研究」
 <公式サイト
 ・ネタバレあり
 ・原作はパラ見程度なので、原作との比較とかはしないっす。

 一瞬、録画をミスったのかと思って番組表をあさってしまった・・・・・
 劇中劇『くじびきアンバランス』はそのくらい完成度が高く、観ているコチラが恥ずかしいほど。どうやらこの『くじアン』も、実際に26話の構成を立てて、その内3話を本当に作っちゃったらしい。その手間隙を想像するだけで、このアニメが持つ細部へのこだわりを痛感できる。
 そして、その細部へのこだわりが究極まで突き詰められたのが、げんしけんの部室の小モノの再現率。公式サイトによると、メーカーさんの協力でホンモノを使うことができたとか。登場する着メロも「あ!ラピュタだ!」と嬉しくなってしまうし、こういう遊び心はヲタ心に火をつける(残念ながら、ラピュタ以外の着メロは何か分からなかったが)

 という訳で、第1話は恐ろしいほどに笹原に感情移入。ヲタ話の元ネタが分かる喜び、共有できる楽しさ・・・・そして、未知なる領域に飛び込む恐怖。もはや他人とは思えない。この音、この空気が、眠っていたヲタ心をたたき起こすような心地よさを生んでいる。これは今クールの目玉になりそう、マジで。



 これで、今クール追いかけるアニメは決まったかな?
 ・『げんしけん』(アフタヌーン)
 ・『プラネテス』(モーニング)
 ・『ガンダムS−DESTINY』
 ・『ジパング』(モーニング)

 『CCさくら』はスケジュール的に脱落。欲を言えば、あと一つ削らないとキツいので『ジパング』も脱落するかも―――
 てか、講談社率高えな!今季は他にも『スクラン』やら『BECK』が始まっているんでしょ? とは言っても、集英社も『ホットマン』『八雲樹』をドラマ化させるんだし。今の漫画が如何にテレビのコンテンツとして引っ張っているのか、裏を返せばTVの独力ではコンテンツを作れなくなっているかが分かるなぁ・・・・・・






04年10月17日 〜『ガンダムSEED DESTINY』第2話

 
■ ガンダムSEED DESTINY 第2話
 仮面の男出ちゃったよ・・・・・・もういいよ、ガンダムで仮面の男は禁止にしようよぉ(涙) というのが、第一印象でした。でも、徐々に・・・・・・「あれ?この声は?」、「あれ?ファンネルみたいの撃ってる」・・・・・・そして、極め付けにキュピーン!

 えぇっ、何!?これはどういうこと?何なの!?他人の空似!?
 あぁ・・・・・世界には、自分に似た人が3人はいるって言うもんね。結局はただの偶然で、髪の色も声も能力も一緒なのは、ただの偶然だよね。偶然、偶然・・・・・そうだよね、キラとシンだって顔がソックリだもんね。


 第2話時点では、かなり好印象。1対3のガンダムファイトも、作画をかなり頑張っていたし。登場人物紹介を兼ねて増援が来たり、第2話としてやらねばならないことをとりあえずカバーしていたと思います。味方チームの大まかな紹介、敵勢力のなんとなくな形、アクシデント、スリリングなバトル―――と。
 従来のガンダム話の場合、1〜2話のアクシデントは主人公たちが巻き込まれるってのがパターンでした。『SEED』も相変わらずソレで幻滅させてくれたもんだったのだけど、今回は前作のメインキャラであるアスラン&カガリが巻き込まれるというイレギュラーな形に。
 ガンダムファンに分かりやすく言うと、カミーユとクワトロの立場が逆という。『Z』モデルの話で進むのかと心配していたので、この展開は素直に楽しみ。また、カガリが相変わらずバカのまんまで「アスラン!」とか言っちゃうし。カガリ、可愛いなぁ。

 でも、僕のお気に入りはミネルヴァのオペレーションやってるコなのです。あんな髪型なのに、艦長や議長がもっとトンでもな髪型なので、パッと見ではかなり地味なのがナイス。今回はかなりメインキャラが多いはずなのに、既に大半を個体認識できるようになったのだから(顔は別として)、第2話の構成は見事だったんじゃないかな?






04年10月20日 〜『げんしけん』第2話

 
■ 『げんしけん』第2話
 「消費と遊興による現代青少年の比較分類」
 <公式サイト
 ・ネタバレあり
 ・原作はパラ見程度なので、原作との比較とかはしないっす。

 大爆笑。凄いわ、これ。原宿に服を買いに行った二人と、秋葉原に同人誌を買いに行ったげんしけんメンバーとの比較が最高に面白かった。ヨーグルト吹き出したよ、もう。
 そして、その前半部分を受けての後半がまた見事。『くじアン』を観ての感想会議
(やってるのは『漫結』と同じようなことだ・・・・)での幼馴染談義、咲ちゃんを加えてのエロ本談義による二次元萌え〜と現実の境目を論議させて、それでも高坂の登場でグダグダ言ってたことを全て吹き飛ばして、更にそれを吹き飛ばす二段オチ。これ、冗談抜きで比較文化論になってるもの。

 関東に住んでおきながら秋葉原には行ったことはないし、エロ同人も持っていない僕だけど、エロに関するスタンスはげんしけんメンバーに近いかも。二次元には二次元の良さ、現実には現実の良さがあるんだ!! ・・・・・・でも、あまりに美しい二次元の絵は見とれちゃって、エロ感じてるどころじゃないけど。


 それにしても、未だに斑目の声を檜山ボイスだと認知出来ていない。クセとかは垣間見れるけど、他の檜山キャラとは随分と差がある感じだなー。雪野五月と関智一は何となく分かるんだけど・・・・・他のキャラを認識させない声の幅は御立派。んにゃ、多分見た目のイメージが強すぎて他のキャラを連想できないだけだな。
 しかし、公式サイトで初めて檜山修之の顔見た・・・・・・・見なきゃ、良かった・・・・






04年10月26日 〜『げんしけん』第3話

 ■ 『げんしけん』第3話
  「地域文化振興の問題点とその功績」
 <公式サイト
 ・ネタバレあり
 ・原作はパラ見程度なので、原作との比較とかはしないっす。

 斑目=檜山ボイスを、こういう使い方しますか!って第3話。表ではキモヲタ全開なのに、ココロん中だけシロー・アマダやガオガイガーといった檜山キャラのテンションだという面白さ。今週はあのシーンに笑いすぎて、その他のことを全部忘れてしまった。
 第1話で入学式だったのに、もう夏コミなんだ。こりゃ大野さんの本格的な出番も近いかな? 流石に1〜2話のパワーは、今週は感じられなかった。それは僕がコミケ行ったことないからなのかなぁ・・・・・・・ここらで新しい風が欲しいところ!






04年10月31日[S-DESTINY] 〜『ガンダムSEED DESTINY』第3話

 
■ ガンダムSEED DESTINY 第3話
 流石にテンポ落ちてきた?? と思いきや、終盤にやたら伏線を詰め込んできた第3話。前作の1〜3話がカスに思えるほど、今作の1〜3話はクオリティ高い。バトルもやたら動くし(欲を言えば、もっとギミック応用して欲しいけど)、心情描写も頑張っているし、細かいところの演出が格好良いし。EDとか何だよ。EDの映像を眺めているだけでも満足できそうだよ。


 ・・・・・・あ、でも戦艦をCGで描くのには相変わらず萎えた。
 アレで急激に現実世界に引き戻された感じ。CGは上手く使ってナンボだろうに・・・

 僕がプッシュしているオペレーターの女のコは、声が折笠富美子なんだね。うわぁ、今作も声優陣は凄いのを揃えているな。『BLEACH』のヒロインが、コチラではオペレーターっすよ?
 そう言えば、主人公は鈴村健一なんだよね。今まで全然喋ってないから忘れてた。ということは、『GADGUARD』ハジキ&アラシの再現ですよ。このオペレーターのコ、きっと最後の最後で重要な役を与えられるはず。前作のラクス並に。きっとそうさ。


 しかし・・・・・・今んところ、シャアの人が主人公みたいだ。






04年11月3日 〜『げんしけん』第4話

 
■ 『げんしけん』第4話
 「扮装と仮装の異化による心理的障壁の昇華作用」
 <公式サイト
 ・ネタバレあり
 ・原作はパラ見程度なので、原作との比較とかはしないっす。

 大野さん登場!!春日部さんと大野さんの関係が好きなんで、部屋を襲撃するシーンに満足。少しずつ春日部さんが持ってた嫌悪感が薄れていくのが、この漫画が単なるヲタを描いた作品に留まらなかった要因だろうなぁ・・・・・・
 大野さん、「えと・・えーっと」が可愛いなぁ。文字で読んでも何とも思わなかったけど、音声入ると途端に可愛く思えてくる。格ゲーの映像がホンモノなのも、アニメならでは。僕は格ゲーやらんので、ゲームもコスプレも分からないけど、この作りこみは素直に凄いなぁと感嘆。冗談抜きで名作の予感がしてきた・・・・・・・

 それと、この大学の設定って東京の山奥ってことなんだね。何だかウチの大学に似てるなーと思ってたら、どうやら隣(?)の大学がモデルだったみたい。ん?でも、実際には駅があんなに近くはないよね。もっと不便で閉鎖的な空間だったはず。

 あの付近の大学ってそんなオーラなんですよ。だから、げんしけんみたいなサークルに真実味がある。







04年11月7日 〜『ガンダムSEED DESTINY』第4話

 ■ ガンダムSEED DESTINY 第4話
 「星屑の戦場」
 <公式サイト
 <公式サイト以上にSEEDを楽しむのに欠かせないあいばたんのブログ

 メイリン、妹キャラかよっ!!!
 業務放っぽってお姉ちゃんとイチャイチャですよ。何だか最近、イチャイチャ姉妹が大流行してますな。ツインテールは『死刑囚042』のみらいっぽく、名前は『Quartett!』のメイっぽく。ということで、イチャイチャ妹キャラの集大成として頑張ってもらいたいですね。今週は台詞もいっぱいありました。多分、主人公よりも多い筈です。ぶっちゃけシン(真中と同じ声)は、僕の中でどーでもいいです。未だにキラと見分けがつきません。

 と、ほざくのはココまでで。ここまでの4話は純粋に凄かったです。特にこの第4話、前回僕が「欲を言えば、もっとギミック応用して欲しいけど」とほざくのを見越していたかのように、ギミックに満ち満ちたバトルでしたよ。障害物やら小惑星やらコンビネーションを駆使して、主人公チームのMS戦と、戦艦同士の智略戦の同時中継。映像のクオリティも物凄く高かったですよ。僕は今作も14インチのTVで観てるんですが、前作とは全然違いますよ(私信)。 オールレンジ攻撃が入ると描くの大変そうだけど、『逆シャア』のアクシズ攻防戦を彷彿させるようなカメラワークで格好良く描いてました。このペースで続けたら、1stの様に作画監督がぶっ倒れるんじゃないだろうか・・・・
 それと、4人組がアスランとブリーフィングル−ム(?)で会うシーン、4人が4人とも違った反応をするのが細かいなぁと。ああゆうところだと、メイリンの動きとかまで描かないのがフツーですもんねぇ。ファンとしては嬉しいけど、こんなに頑張りすぎるのは不安です。


 しかし、アスランって「幾多の戦場を潜り抜けた・・・・」とか言われるキャラでしたっけ? いや、視聴者的にはそれで良いんですが、ザフト的にもその評価なんですかね。皆でガンダム強奪しただけで、その後はAA襲撃に何度も失敗、イージスで自爆、ジャスティス持って裏切った―――みたいな感じじゃなかったんですかね? 政治的にはそうやって失脚させられたみたいにシャアの人が言ってたけど、一兵士の噂レベルではヒーローってことなんですか?(訊いてばっか)
 あと、困ったちゃんなことに、こういう復活劇には『Z』のアムロ復活という伝説の前例がありますからねぇ・・・・アムロは1stでの活躍が嘘みたいに『Z』初期では屁たれていたから復活も感動的でしたけど(しかも、結局は女の言いなり/笑)、アスランはMSに乗らなくても十分に格好良いですからねぇ。落差を表現するために、もうちょっと屁たれても良いのに・・・・って思っちゃいます。

 てゆうことで、来週はザクで出撃→返り討ち→屁たれ化→後に復活!!という展開を望みます! まぁ、ムリでしょうけどね。






04年11月9日 〜『げんしけん』第5話

 
■ 『げんしけん』第5話
 「自律行動に見る排斥と受容の境界」
 <公式サイト
 ・ネタバレあり
 ・原作はパラ見程度なので、原作との比較とかはしないっす。

 やっぱり大野さんの加入で春日部さんが活き活きしてきたなぁ。
 今週は「サークル廃部」というわりかし大学生にとってポピュラーな話題。そして、それを巡って無関係な春日部さんが大活躍するという話ね。げんしけんメンバーは全くもって無力なのに、独自の正義(?)がある春日部さんが自治会に突撃するトコとかはかなり見応えあったなぁ。ホントに大学生活って感じが出てて、学生の頃が懐かしくなった。
 一般人春日部さんが、げんしけんというヲタ集団と出会って少しずつ理解をしていく過程とともに―――げんしけんというヲタ集団が、一般人春日部と出会って少しずつ変わっていくというのがステキ。今週の見所はげんしけんの素晴らしさを語る春日部さんなのは間違いないけど、ラストにげんしけんメンバーが「俺らも・・・」と動き出すのがエンタメだよなぁ。役立たずだけど(笑)






04年11月14日 〜『ガンダムSEED DESTINY』第5話

 ■ ガンダムSEED DESTINY 第5話
 「癒えぬ傷痕」
 <公式サイト
 <公式サイト以上にSEEDを楽しむのに欠かせないあいばたんのブログ

 艦長の半ケツなんかよりも、ルナたんのアホ毛っぷりとか、ミニスカートで平然と宙を舞うルナたんとか、憧れ故にかとりあえずアスランをイジめてみるルナたんの萌えキャラっぷりとか・・・・・・とにかくもう、ルナたんでお腹いっぱいの第5話。
 台詞自体は妹の方が多いとは思うんだけど、お姉ちゃんも存在感出しまくり。「DESTINYのヒロインの座は譲れねえんだよ!」と言わんばかりに。でも、ゴメン。キミは正ヒロインではないのだよ。正ヒロインは、初登場で既に大ピンチ&アスランに助けられそうなディアッカだからさ!

 ようやく主人公にもまともなシーンが・・・・・これまでは戦っているか、カガリに噛みついてるか、妹のケータイを盗み見てるシーンしかなかったから。今回のレイとの会話を見て、ようやく救われた気持ちになった。あ、フツーの奴じゃんって。
 そのシンとカガリ・アスランの衝突を経て、無力感で傷ついたカガリのため、せめて自分の力で犠牲者を出さないようにと・・・アスランが出撃!これは、あいばたんの予想していた“アスラン・カガリの一時的離別(=精神的自立)”への伏線がガンガン揃ってきた感じ。テンポ良いね。
 ・・・ということは、セオリーで言えば、カガリによっかかっていることでかろうじて自分を保っているアスランは、この場面ではすんなり活躍できないはず。

 ディアッカ大ピンチ!→ アスラン到着!→ アスラン大ピンチ→ イザーク出撃!
 イザーク、ウマー!!

 旨くない旨くない。世の中そうそう上手くはいかないのだよ。






04年11月16日 〜『げんしけん』第6話

 ■ 『げんしけん』第6話
 「サブカルチャーをめぐる他者との関係論」
 <公式サイト
 ・ネタバレあり
 ・原作はパラ見程度なので、原作との比較とかはしないっす。

 春日部さん!ぷよ速く落とさないと勝てないよ!!
 いやぁ、毎回毎回面白いんだけど、今週のは特に凄かった。非ヲタ→ヲタへの歩み寄りの第一歩として、春日部さんがコスプレやゲームなどにチャレンジするかというお話。やっぱり大野さんが加入したことで、春日部さんのキャラが活きてきたという印象を受ける。彼女がいない頃は、こんなにも歩み寄ろうとはしてなかったもんねぇ。
 笹原・斑目・大野さんの三者三様のリアクションが良いなぁ。AVのコスプレものの話とか、「さ、30分ももつなんて凄いですよ!」と墓穴掘ってく大野さんとか、会話の一要素がいちいち面白い。単にダベっているだけなのに、異文化の人間同士の会話を端から見てるというだけでこうも違うのか!

 そして、後半に笹原(妹)登場。前半で春日部さんが辿った非ヲタ→ヲタへの歩み寄りを、今度は笹原(妹)から高坂というキャストで焼き直すんだけど・・・・春日部さんがなるべく歩み寄っていこうとしたのに対し、笹原(妹)はヲタの部分に眼を瞑ろうとするんだよね。こういう描き方で、春日部さんのキャラを立てていくのは上手いなぁと感服した。

 ・・・・あ、そうそう。作中の大学はどこをモデルにしているのかって話は有名だろうから今更だけど、最寄駅の新しさとガラガラっぷりがまんまなのが面白かった。「てゆうか、人いねえし」ってのは、あの駅(というかあの路線)を知っている人だけが笑えるネタじゃないか? ホント、人いないんだよ・・・・・・あそこらへん。






04年11月18日 〜『プラネテス』第16話

 
■ 『プラネテス』第16話
 「イグニッション」
 <公式サイト
 <各話レビューのあるBWS@HEさん

 震えが来るほどに泣き崩れた自分との対話シーン。“感動”ではなく、「逃げ道を作ってはならない」と必死に思い込もうとしている今の自分の立場に突き刺さったために。これまでの中でも、特に印象深い回になった。前半戦の締めなのか、ここを最終回にしても良いほどの内容だった。
 『エヴァ』最終回よろしく、自分との対話とこれまでのフラッシュバックでハチマキが抱えていた葛藤を描写。フツーの家庭を築いて、フツーの幸せを掴む道もある。病気を理由にドロップアウトしてしまえば、今後の人生だって悪くはない。アホみたいな夢が全てではない。そうした葛藤を最後にはハチマキが振り切って、「あぁ・・・ここで最終回でも良かったのに」と思ったのだけど。

 ラスト、テストを乗り越えたハチマキにタナベが抱きつくシーンで・・・・ハチマキはタナベに対して無反応で、何かの決意をしたような眼をしているんだよね。最終回なんてトンでもない。サブタイトルの「イグニッション」はignition=点火という意味。つまり、ここからが始まりだという回だったのか。ハチマキのリスタートに向けて、各キャラの立ち位置と人間関係を洗い直していたということか。
 上述のBWSさんのレビューを見ると、やはりハチマキに対するタナベへの感情は「逃げ道」として描かれていたという。なるほど。物語も中盤なのに何故にこうもラブラブなのかと思っていたが、いずれハチマキが彼女を捨てなければならないっていう伏線だったのか。

 静かにだけど確実に起こり始めている怒涛の展開への前兆。
 こっから先は、1話も見逃せない話が続きそうな感じがする・・・・・・録画ミスしないように、用心せねば!






04年11月21日 〜『ガンダムSEED DESTINY』第6話

 
■ ガンダムSEED DESTINY 第6話
 「世界の終わる時」
 <公式サイト
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 意外にも、先週のへっぽこなネタ予想が当たってしまった感じ。
 ・ディアッカ・・・当たらない長距離砲を連発。
 ・アスラン・・・最後の最後で、かつての同志相手にやられる。
 ・イザーク・・・何故だか知らんが、強すぎ。ガンダム2機相手をグフ(?)で圧倒するとは、前作のへぼへぼイザークたんが好きだった人にはショック!

 ミリィとの再会イベントまで見せ場もなさそうなディアッカは置いといて(笑)、アスランとイザークは明暗を分けたような印象。いや、確かにどちらも活躍したし、シン→アスランのフラグも立ったんだけど、最後の最後でアスランの「戦う理由がハッキリしない」というネガティブ要素が出てきてしまった。“アスラン・カガリの一時的離別(=精神的自立)”への伏線が、とりあえずは全部揃った・・・・かな?

 とまぁ、こういう精神面の見せ方は良かったんだけど、バトルに関してはかなりダラダラしてきたかな・・・・確かに今回のミネルヴァ組vsガンダム3機は消化試合だったから、仕方ないっちゃ仕方ない。
 でも、アスランとルナマリアはトマホークブーメランが被ってたし(しかも、戦術的にどうなのよアレ)、ジンは「撃たれれば落ちる」みたいにバシバシ落ちてるし、メインの対決も1vs1×3が単調に進んじゃったような気がする。特に、ヒロイン対決。ステラの斗貴子さんばりの三角跳びくらいかなぁ・・・・・今週は。

 シャアの人は前線から撤退。イザーク&ディアッカもミネルヴァとは別進路だし、仮面率いるガンダム3機も宇宙に残っているんだよね? このままミネルヴァが地球に降下(AAが出来たんだから、出来るよね?)したら、伏線を大量に残したまま地球に降りるってことか・・・・・・・同じような状況だった『Z』は宇宙に戻って伏線消化した途端にダメダメになったんで、かなり不安だ。






04年11月24日 〜『げんしけん』第7話

 ■ 『げんしけん』第7話
 「対人関係における行動選択の特徴」
 <公式サイト
 ・ネタバレあり
 ・原作はパラ見程度なので、原作との比較とかはしないっす。

 非常にシンパシーを感じる新歓コンパ。これ、同じ東京の大学でも東側と西側で楽しみ度合いも違うだろうなぁ〜と思った。西側の大学で、同じようにノリ系にはついてけない集団の一員だった僕には、もろ直球の内容だったのだけど・・・・・・普通の大学生活を送っていた人には、どう映るんだろ? ああいう風にやたらと女のコを口説いてくる新人とか、「イッキとかしないんすか?」とか、自己中な新人にダメだし出来ない先輩とか・・・・・理解不能なんじゃないだろうか。

 あ・・・・・・・そうか。
 “普通の大学生活を送っていた人”は、そもそもアニメなんか観てないんだ(汗)

 ここ数週は、マジで“異文化コミュニケーション”ものとして最高の出来なんじゃないだろうか。1週間で最も楽しい時間がコレかも知れない。新人たちのネガな行動の裏で、田中と大野さんがなんか良い感じになってたり、高坂がトイレに付き添っている間に大野さん→春日部さんが始まったり、ただひたすら新人の面倒を見る笹原だったり。細かいキャラ回しが堪らない。
 そして、「げんしけん潰し」としてだけでなく、一個人として新人の態度が許せずに潰しにかかる春日部さんがステキ。ヲタ←→非ヲタの二項対立から始まった春日部さん物語も、認めるヲタ
(何だかんだ言って、斑目に「リーダー適任じゃん」とか言える)と認めないヲタの違いは個々人だというところまで降りてきた。恐らくはこのアニメ版、春日部さんのコスプレ挑戦で締める1クールものなんだろうけど・・・そこまでの手順をしっかりと踏んでいるってのが、僕的に好きな理由の一つかも。






04年11月28日 〜『ガンダムSEED DESTINY』第7話

 ■ ガンダムSEED DESTINY 第7話
 「混迷の大地」
 <公式サイト
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 デュランダル(シャアの人)、新型ガンダムを開発したり、キャリアウーマンな艦長とねんごろだったり、クローンっぽい人を手元に置いていたり、部下から必要以上に支持もされていたり。ラスボスになる気がぷんぷんしていたんですけど、現実にやっていることはぬかりなしなんですね。ザフト国内の人心を掌握しつつ、地球への配慮も欠かさない。「良い人ほど怪しい」という漫画読みの勘を捨てれば、今のところネガティブ要素は0という。
 逆に言うと、ここまでカンペキな人が「良い人」であり続けると話が続かないんで、こうなったら暗殺でもされかねないです。ラスボスか暗殺かって、凄い二択ですね。

 ・デュランダル=ブレックス
 ・アスラン=シャア
 ・タリア=ヘンケン
 ・ジブリール=ジャミトフ
 ・仮面の人=シロッコ

 暗殺パターンの場合はビックリするくらいにピッタシなんですけど、ピッタシすぎたがゆえに、ブレックス×ヘンケン(リバース可)を想像して気分悪くなっちゃった。


 まぁ、↑の話は8割が冗談なのだけど、アスランがザフト、カガリがオーブの国民を導くって(二人とも『Z』後半のシャアのポジションにつく)という展開はかなり信憑性が高そうです。ここにラクスがどう絡んで、主人公チーム(シン、ルナマリア、レイ、タリア・・・)がどう動くのかが今から楽しみ。
 先週までにアスランから見た“アスラン・カガリの一時的離別(=精神的自立)”への伏線が全部揃ったので、今週はカガリから見た“アスラン・カガリの一時的離別(=精神的自立)”への伏線が着々と進行中。シンの「あの人が可哀想だ」発言から、ルナたんとイチャイチャしてるアスランまで・・・・・ちょっと、カガリファンには辛い展開が続きますね。


 ちなみに、上の続き。
 ・シン=カミーユ
 ・ルナマリア=ファ
 ・ステラ=フォウ&ロザミィ
 ・キラ=アムロ
 ・ミリィ=カイ
 ・マリュー=ブライト
 ・虎=ハヤト(笑)

 「ドムが来るー!」と叫ぶ虎。宇宙なのにゾイドで出撃する虎。インパルス合体の時間稼ぎのために無駄な特攻を仕掛ける虎。意外なほど似合ってる。あと、ラクスはセイラさんなので、今後は出番がないです(笑)





04年12月3日 〜『げんしけん』第8話+『プラネテス』第18話

 
■ 『げんしけん』第8話
 「量産型製造過程における比較研究」
 <公式サイト
 ・ネタバレあり
 ・原作はパラ見程度なので、原作との比較とかはしないっす。

 ガンプラを巡る人間ドラマっ!
 僕は元ガンヲタだけど、プラモデルは作らない立場だったので斑目視点でした。作る人に敬意はあるし、笹原や大野さんを応援してるけど、田中の論理は春日部さんには理解できないだろうと仲を取り持つ立場―――なんだけど、そのフォローすらも「ヲタ臭ぇ」と一蹴されるという(笑)
 流石に春日部さんは区別ついてないけど、ヲタをヲタとして一緒くたにせず、各人物のスタンスの差を出しているのが好印象。大野さんがグフ(親父好きだから)、笹原がジム(主人公視点なのに地味志向だから)、高坂がゼータ(ビジュアル重視?)というのが妙にマッチしてて良い感じ。斑目の「量産型ならザクだろーっ」に対して、笹原の「でも、ザクは前出すぎですよ」ってツッコミが笹原らしい。(初代)ガンダム分からない人にはさっぱりだろうけど、ガンヲタのツボを抑えた見事なやり取りでした。

 ちなみに、僕はドム派。重MSという謎のカテゴリーが大好き。

 とまぁ、ガンダムネタは面白かったし、春日部さんが最後は「アイツら、必死なんだ」と認めるところは良かったです。でも、ここ数週に比べてパワーダウンしたと思ってしまうのは、やはり正式名称を使えない権利問題ゆえか。
 講談社の力でなんとかならんのかなーと思ったけど、講談社のドル箱だった『CCさくら』ですら名前が変わっていたような気がするので(それっぽいフィギュアは1話に出てたけど)、権利問題にうるさいサンライズが正式名称を許してくれる訳もないですね。
 名前は各々の脳内で自動変換すれば良いとしても、完成したプラモの絵はちょっと哀しかったです。グフなのに緑色。ジムなのに白くなくてツノなし。作中で大野さんが「ジムの方がヘッドパーツ多くて大変ですよー」と言ってただけに、そこを再現できなかったのは残念。


 その鬱憤なのか、格ゲー中の斑目がシロー・アマダになってるのには大爆笑。このキャスティングは絶対わざとだよ!放送前は斑目=檜山さんってどうなのかと思ってたけど、もう原作読んでも檜山さんにしか思えない。何だ、この現象。




 ■ 『プラネテス』第18話
 「デブリ課、最期の日」
 <公式サイト
 <各話レビューのあるBWS@HEさん

 「じゃあ、宇宙の平和は誰が守るの??」
 グゥの音も出ねぇ。
 普通の2クールアニメだったら、これをハイライトに持ってくるであろう熱い話。最期の最期で、これまで彼らが築いてきたものを発揮。課長補佐の反抗、エーデルの蹴り、子どもの言葉に「良き父とは」を考えたラヴィ・・・・・・・教育水準よりも、各人の正義と信念を説いてきた序盤からの総決算といった感じで、涙が止まらなかったです・・・・・・・

 そして、最期に一致団結したデブリ課の外で。ただ一人、「We copy!」の輪の中に入らなかったハチマキ・・・・・・これまでデブリ課が築いてきた全てを発揮した回に、敢えてソレを捨てる決意をした主人公を描く。グゥの音も出ないです。辛い、これからの展開を直視するのが辛いです。






04年12月5日 〜『ガンダムSEED DESTINY』第8話

 
■ ガンダムSEED DESTINY 第8話
 「ジャンクション」
 <公式サイト
 <公式サイト以上にSEEDを楽しむのに欠かせないあいばたんのブログ

 旧キャラが次々と登場・・・・・・あんまり落ち込んでなかったマリューさん、明らかにオーブに溶け込めてないルックスの虎。その他にも懐かしい顔がチラホラ。サイやミリィがいないってことは、前作で元々軍人だった人だけがオーブに来ているってことですかね。
 何だかあっさり再会しちゃったキラとアスランに「?」と思ったのだけど・・・・恐らくこの第8話でオーブに集まったそれぞれのキャラが、ここから先は別々の道に進まなきゃならないってことの暗示なんでしょうね。期待通り、キラとシンが接触。幾つか言葉をかわしただけで、背を向けて進まなきゃならない・・・・・そして、始まる全面戦争。

 序章の終幕。旧キャラを活かし、新キャラを際立たせ、そこら中に伏線を張ったこれまでの展開は文句なし。『華氏911』(というか、現実)を思い出せるような答えの出ない「戦争を継続させるためのテロ」に対して、子ども向けアニメというジャンルで何処まで答えが出せるのか期待しています。

「誤魔化せないということなのかも・・・・・・いっくらキレイに花を咲かせても、人はまた吹き飛ばす」というシンのセリフの後、彼が立ち去った後にラクスがそっと花を添えるのが印象的でした。






04年12月7日 〜『げんしけん』第9話

 ■ 『げんしけん』第9話
 「特殊閉鎖状況下における説明義務の有無について」
 <公式サイト
 ・ネタバレあり
 ・原作はパラ見程度なので、原作との比較とかはしないっす。

 公式サイトの情報を見ると、やっぱり全12話で完結みたいな感じ。前回に久我山さんが「(アニメは)2クールないと設定とか追うだけで手一杯だもんな」とか言ってたけど、まさかアレは伏線ですか!?
 そうそう。キッズステーションを視聴可能な方には朗報ですよ。1月から一挙全話放送(3日〜4日)、1月7日からは毎週再放送が決定したみたいです。キッズが観れるけど、まだ『げんしけん』観たことないって人はこの機会にどうですか? 僕も、この御時世にビデオに録画しとくべきか悩み中。特に6話―――春日部さんと笹原(妹)のヲタへの歩み寄りの違いの話は、永久保存しておきたいくらいの話だったので。

 で、今週の感想。
 「いねえ!絶対いねえよ!鼻毛の出ているヒロイン!!」
 斑目が春日部さんと部室で二人っきりで緊張するぜーの回。斑目視点だと、ホント痛い・・・・・ギャルゲーチックな妄想内だけ、斑目の声が『プラネテス』チェンシンみたいな好青年になるのが面白かったです。
 しかし、30分まるまる「部室で二人っきりで話しかけづらい」をやり続けるとは・・・週刊漫画だったら分かりますよ? うすた京介とかなら頻繁にやりそう。でも、全12話(多分)のアニメの1話をこれに費やすとは・・・・・・良い根性してますね。
 でも、今週はイマイチだったかなぁ。比較文化論してないし。ただの気まずい人ですし。ラストシーン、春日部さんが読んでいる漫画が斑目の薦めたヤツ(飛天の囁き)だったのかと思ったら、違うし!そこは「色々あったけど、斑目が薦めてた漫画でも読むかー」ってラストだと思うんだけど・・・・・・ちょっとよく分からない回だったかなぁ。

 でも、この“微妙な仲の人と二人っきりで会話に困る”ことって、ヲタに限らず、結構誰にでもあることだと思います。それを「気まずくないぞ」と自分に言い聞かせるために、「なんで俺は春日部さんを意識しているんだ。そんな訳がない。俺ってロリ属性だし!」と思考してる斑目は真なる勇者だと思いました。

 巨乳の女子高生にフラれても大丈夫!だって、俺は貧乳好きだし!

 自分への言い訳に使おうと思います。






04年12月10日 〜『ターンエーの癒し』

 
■ ようやく読み終わった・・・・・・・・・
 『ターンエーの癒し』 (→Amazonの詳細ページ

 7月に買った本を、12月に読み終わりましたよ・・・・・・5ヶ月間も放置した理由は、2章のSMの話から始まる対人コミュニケーション論が辛かったからです。この人の根底には、やはり「人間が嫌い」というスタンスがあるんだなぁ。でなければ、『Z』みたいな話は作らないもんなぁ。と、読んでいて鬱になってしまったのです。
 文章の読みにくさは相変わらずなんですけど、この人の文化論はかなり面白い。低い土地で生き続けたオランダ人と、宇宙で生き続けなければならなかったスペースノイドの類似性とか・・・・・でも、面白そうな題材に限って掘り下げてくれないんですよ。勿体ない・・・・・・

 やはり勉強になるのはアニメ界の実状ですかね。『ガンダム』なんて一大ムーブメントを起こしておきながら製作者は全然儲からないシステムで、その後も家族を養うためにアニメを作り続けるしかなかった。会社からは自由なアニメを作らせてもらえず、仕方なく作り続けた『Z』以降のガンダムがシリーズ化してしまった哀しみ。
 そうした鬱な状態を、『ターンエー』の若いスタッフが救ってくれたという話はやはり感動する。『ターンエー』の最終回放映の前日、打ち上げ会場で観た最終回の試写。人に絶望していた富野監督が、ラストシーンへの流れで自ら涙を流して周りのスタッフにもたれかかった―――このくだりは『ターンエー』最終回を思い出して、僕まで泣きそうになった。


 そりゃ、涙流してもたれかかるよ!
 僕は『ガンダム』以外のアニメは禄に観ていない存在なので偉そうなことは言えないんですけど、『ターンエー』のラストは“こんなの観たことねえよ!”ってほどに美しすぎたのですから。アレは歌がまずあって、そこから人物のその後を入れていったので、おかげで秒数を大幅に削られたキャラもいたらしく(笑)

 そうか・・・・・・・『死刑囚042』の最終回を読んで駆られた衝動は、『ターンエー』のラストを観た時に感じた衝動と似ているかも知れない。ソシエ!ソシエ!ソシエェエエエ!!!

 色んな最終回の形はあると思うけど、「あぁ、良かった・・・めでたしめでたし」よりも、叫びだしたいほどの“何か”を持つ最終回の方が好きです。いつまでも心の中に残ってくれて・・・・・・そういや、ソシエんとこも姉妹ですね。イチャイチャはしてないけど、一緒にシャワーは浴びてました。






04年12月12日 〜『ガンダムSEED DESTINY』第9話

 ■ ガンダムSEED DESTINY 第9話
 「驕れる牙」
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 デュランダル、悪伏線キタ――――――!!
 「オイオイ、こいつは何処まで良識人で引っ張るんだ・・・・」とコチラをやきもきさせていたデュランダル議長が、とうとう片鱗をチラッと見せてきましたよ。「戦争を止めたい」という言葉は本音だったとしても、一兵士が知らないド級の破壊兵器を作っていたり、偽ラクスに偽の記憶を背負わせていたり(これは議長の意志じゃないかもだけど)、どんどん怪しい側面を見せてきました。
 今まで「この人は味方」と認識していたアスランに、プチ疑問発生。これが中盤〜終盤に活きてきて、アスランがデュランダルを打倒しなきゃならない状況が来るのですかね? 熱い。あっついなぁ・・・・・・・・

 Aパートは展開ノロくて「あー、とうとうペースダウンかな?」と思ったんですけど、Bパートにて怒涛の展開。1シーンだけのミリィ、イザークに芽生える疑問、量産機vs量産機の燃えバトル、なんか出てきたカムランみたいな人、ピンクの椅子がついてるエレベーター(笑) 何だよ、あれ。なんであんなに可愛い椅子なんだよ。






04年12月14日 〜『げんしけん』第10話

 
■ 『げんしけん』第10話
 「経済効果から考える余暇消費のフェティシズム」
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 ・ネタバレあり
 ・原作はパラ見程度なので、原作との比較とかはしないっす。

 げんしけんが海へ!衝撃的過ぎる1コマ目にして、既に笑いが止まらなかったです。季節外れにも程がありますよ。
 案の定飛び出る「日焼けなんかしてコミケに行けるか」という斑目名言。前回から続いているのか、春日部さんを見る斑目の目が違くて気持ち悪かったです。アニメも終盤だというのに、メインキャストの関係がこんなんで良いんすか!?

 前半は海での笹原妹→げんしけんとげんしけん→海への歩み寄りを描き、後半は高坂ゲットのためにヲタへの歩み寄りを始める笹原妹がコミケに行く話。笹原妹が出ると比較文化論になる上に、非ヲタがヲタをどうやって理解していくのかという人間関係論になるから面白いです。最後を締めるのが、春日部さんから見たヲタの理解ってのもグッド。オチはコミケネタなんだから必然だとしても、妹や彼女に一人Hの心配をされるのはへこむなぁ(苦笑) これを超越するのが、真のヲタってことですか!?

 久我ピー良い人すぎ。パッと見は一番とっつきにくいのに、何だかんだで春日部さんに「車出してくれたから、久我ピーは良いとしても・・・・」って言われているのが微笑ましかったです。春日部さんって自分の得になる人には優しいんですなぁ・・・・・・・
 唯一の非ヲタ同士の絡みとして、春日部さん−笹原妹の会話が『げんしけん』が描き続いてきたものの集大成な気もします。徐々にげんしけんへ歩み寄っている春日部さんを、一般人の笹原妹から見つめ直すことで彼女の変化を浮き彫りにするという。高坂にあわせてゲームをやろうとしたこともあったけど、結局は・・・・・という。


 個人的なことを言わせてもらうと、中途半端にヲタな彼女ってのも辛いかもって思いますよ。マンガ好きという共通点があったとしても、マンガの趣味があう訳でもないですし。要は、ヲタだろうが非ヲタだろうが、他人を理解しようという努力が肝要なんだと思います。「ヲタクをやめさせてみせる!」と独善的な意見を連発していた春日部さんが、その「相互理解」という結論にたどり着いたのは嬉しかった。

 残るは2話。OP映像を見る限りは文化祭が最終回っぽい。
 う〜ん・・・・続きはコミックスで買いましょうかねぇ・・・・・・・。

 そうそう。甘いよ、笹原。幻の押井版『ルパン3世』なら、僕だって知ってましたよ。『カリオストロの城』の次になる予定だったという。ちなみに、高坂が推していた『風魔一族』は知識でしか知らなかったです(古川版というのは、ルパンの声優さんが山田康雄氏ではなく古川登志夫氏だったから?)。

 げんしけん連中と、アニメの知識が互角だった・・・・・・・_| ̄|○






04年12月19日 〜『ガンダムSEED DESTINY』第10話

 
■ ガンダムSEED DESTINY 第10話
 「父の呪縛」
 <公式サイト
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 やばい・・・・・・・・今週はロジカルパートなので、徹夜明けの状態でビデオを観ても理解が・・・・・・・出来ない。うーん、難しかったです。頭使っても理解できないところに、キャピキャピモードの偽ラクスがあーだこーだ言うので余計に訳が分かりません。ハロが英語喋ってるけど、この世界での英語ってどういうこと?とか思ったり眠かったり。
 なので、困ったときはあいばえもんのブログにてお勉強する訳ですよ。ふむふむ・・・・・なるほど、デュランダル議長とアスランとの会話は、前作でのテーマを反復した上で、その先にある「でも、世界は変わらなかった・・・・・」の部分に触れようとしているってことですか。納得。

 「パトリック・ザラの言う理想こそが〜!」とほざいていたテロリストの論理を、あっさり切り捨てたデュランダル議長の論法はカッチョ良かった。カテゴリー依存というか、他者依存でしかないんだという。ここだけ見ると、先週の悪伏線は何処行ったんだと言わんばかりにデュランダルは正論かましてるみたいです。
 でも、一方はラクス(の偽者)の声を使って民衆を動かしている。これも民衆を他者依存に導くという意味では同罪じゃないの? パトリック・ザラは強硬派だからダメで、ラクス・クラインは個々人の意志に委ねるからセーフってことでもないでしょうよ。

 なので、正論ばっかしだったデュランダルが、思考力0の僕にはどんどん悪人に見えてきた訳です。アスランにセイバーを託すところも、アスラン自身の意志に委ねているようで、裏がありそう。これってよくある手口ですよ。散々オススメしていたくせに、後から掌返したように「そちらが欲しいと仰ったんでしょ?」と高額のローンを組ませるという手段!引っかかるな、アスラン!次回、借金地獄に陥ったアスランがクーリングオフを強行する!「選びし者」!!



 ・・・・・でも、どうでしょう。マジメな話、ミーアに「ラクスであること」を強要するデュランダルは最後は打倒されるべき存在だと思うんですけど。名前を奪うということは、彼女のアイデンティティを奪うようなもので、これこそ究極の他者依存じゃないですかね。






04年12月22日 〜『げんしけん』第11話

 ■ 『げんしけん』第11話
 「都市型犯罪における悪意の所在論」
 <公式サイト
 ・ネタバレあり
 ・原作はパラ見程度なので、原作との比較とかはしないっす。

 春日部さん、コスプレをするの巻!!
 もう今週はコレしか言葉が出ない。このイベントは最終回に持ってくるのかなーって何となく思っていたのだけど、意表を衝いて今週に山場がやってきました。大野さん登場からずっと張られていた「咲さんコスプレしましょうよー」の伏線―――引いては、初回からずっとテーマとなってきた春日部さんがヲタクを理解する上での最重要イベント・・・・・・一般人・春日部さんとヲタ集団・げんしけんの比較文化論の結末がココに!

 1話のアニメとしても、冒頭では雑誌やフィギュアなどのヲタグッズを“敵”と見なしていた春日部さんが、アクシデントを経て「キャラになりきる」ことの意味を理解し、「借りてた漫画くらい読んでみるかなー」と発言するまでになった。これはもう異種族間の相互理解を描いた感動巨編ですよ!!
(自分でも笑いを噛み殺しながら書いてますんで、ほどほどに読んで下さい・笑)

 それと、「かいちょ―――!」と叫びまくるヲタ視点だけじゃなく、北川さんをあの場に置いたのも深い。春日部さんから(本意ではないとは言え)ヲタクへと歩み寄らざるを得なくなった状況を、春日部さんと同じ“一般人”の視点である北川さんからも見させ――彼女は初め爆笑しているんだけど、結局はヲタだろうが一般人だろうが、その人の人格が重要なのだと締めくくった訳です。
 つまり、ヲタ全部が「意味分からん、気味の悪い者」だと思っていた彼女達が、盗撮するもの=許せない、コスプレに真っ当に熱狂してくれる人=まあ気分は悪くない くらいに変化していったという。春日部さんと北川さんが盗撮ヲタを捕まえて視線を交わすシーン、めっちゃ燃え。『SEED』最終話でイザークがハァハァ三兄弟を撃破した時のよう。あんまし良い喩えじゃないな、これ・・・・・・






04年12月24日 〜『プラネテス』第21話

 
■ 『プラネテス』第21話
 「タンデム・ミラー」
 <公式サイト
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 2週見逃したので、チョコチョコと分からない伏線がありましたよ。まー仕方ないです。ハキムのイベントが無茶苦茶進んでいたり、ノノとギガルトさんが仲良くしていたり。このギガルトさんのビデオレターが、どうやら鍵になる模様。
 宇宙開発の正当性を嬉々として語るタナベと、それが世界の貧富の差を生んでいるのだと一蹴するクレア。フォン・ブラウン号のために全てを捨てたと強がるハチマキと、「所詮、お前は恵まれた人間なんだ」と吐き捨てるハキム―――そして、テロ決行。

 主人公二人が日本人であることに、こういう意味があったのか。
 何だか二週見ない間に待ち続ける“イイオンナ”になっていたタナベだけど、語られる無邪気な言葉は現代の一般的な日本人のソレのよう。人類のためにと進む宇宙開発は、資本主義の名の下に先進国だけが儲かるシステムになっているのに、その日本人自身は意識してないという。

 少なくともこの21話では、徹底して「宇宙開発の悪」が描かれていますね。何週間か前のタンデム・ミラーエンジンの事故をテロの結果だと偽り、それを人類の為の宇宙開発に必要なことと言い張るお偉方。この中で唯一人反発できそうな人物がドルフなんだけど・・・・・・・・・果たして。

 やべーです。熱いです。2週見逃したのが、ホント悔やまれます。
 年内に完結してくれないのが残念です。





04年12月26日 〜『ガンダムSEED DESTINY』第11話

 ■ ガンダムSEED DESTINY 第11話
 「選びし道」
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 都合により、1話ずつ感想書きます。12話は明日に。

 泣きそうになってるジブリール萌え―――!
 「オレが何とかしてやる」とか言ってるイザーク萌え―――!
 でも、やっぱり・・・・・・・・何といっても、バルドフェルド燃え―――!!

 徐々に動き始めた各国の思惑と、旧キャラ達。ミネルヴァの脱出を示唆するバルドフェルド・マリュー・キラの3人がカッチョ良いなぁ。この時点でミネルヴァに塩を送る意図はよく分からないんだけど(状況がAAに似てるから?)、この“旧世代のキャラがさっと秘密のヒーローみたいにアドバイスをして立ち去っていく”シチュエーションに燃えないわけないじゃないですか!『ARMS』のサラリーマン親父みたい。
 それはそうと、僕的にずっと気になっていた「イザーク&ディアッカがザフト軍に留まれた理由」が解説されました。ここにもデュランダル議長の意思が。ここまで完璧な作中善だと、やはり気になります・・・・・・だって、このままデュランダル議長が世界を平和へと導いちゃったら、デュランダル議長のおかげで世界が平和になりましたみたいなエンディングになっちゃうじゃないですか。それってどうなのよ。

 どこかにもチラッと書きましたけど、今回の『S-DESTINY』の鍵になるのは「自己」という言葉なんじゃないかなぁって思います。アレックスと名乗らざるを得なかったアスラン、ラクスという肩書きを背負うことになったミーアは言うまでもなく。父の名に縛られ動けなくなっているアスランとカガリ、名を隠して生きている旧作のキャラ達(バルドフェルド・マリュー・キラ)、自己と記憶を奪われているっぽい地球軍3人組、よく分からんレイと仮面の男・・・・・そして、ザフト軍という肩書きを隠れ蓑にして自己の思考停止をしてしまっているシン。
 こういうキャラ達が、自分の言葉で自らの正義を見つけるまでが『S−DESTINY』なんじゃないかなぁって思います。ザフトの上層部には疑問を持ちながら“助けられた恩義”で戦っているイザーク&ディアッカももちろん、自分の正義を語る日が来るんじゃないかって期待してます。。
 しかし・・・ディアッカのヘタレ臭は堪らないです。2分くらいアスランに気付かれてなかったし(笑) そういや、前作でオーブにて再会した時も、1話まるまる気付かれなかったですよね。アスランの中の優先順位としては、「キラ>>カガリ>>ラクス>ニコル>>>>イザーク>>>>>(越えられない壁)>>>ディアッカ」ってトコですか。







04年12月27日 〜『ガンダムSEED DESTINY』第12話

 
■ ガンダムSEED DESTINY 第12話
 「血に染まる海」
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 アーサーたん可愛いよ、アーサーたん。
 昨日の11話感想にて、現段階のシンについて「ザフト軍という肩書きを隠れ蓑にして自己の思考停止をしてしまっている」と書いたんですが、12話にてちゃんと自分で考えた上で行動しましたね。「ブチ切れた上での皆殺し」という、究極のネガティブ思考でしたけど(苦笑)

 そんなこんなで、久々にミネルヴァチームがメインですよ。直接の絡みはなかったとは言え、ルナマリア&メイリン姉妹はやはりポイント高いです。ルナマリアとレイのやり取りが良かったです。「海に落ちても助けてやれない」「・・・いじわる」というやり取りが可愛かったです。その後、二人とも地球軍にボコボコにされてるのを観て、「やっぱザクはこうでなきゃなぁ」とか思ったり。今回のレイのザクはゴテゴテし過ぎて、『ジオンの系譜』で変な方向に開発しちゃったザクを思い出しました。ザクタンクとかザクキャノンでガンダムに勝てる訳ねえっつーの。

 えーっと・・・・・『DESTINY』の話でした。
 何だか初代ガンダムを思い出させるような凶悪なフォルムのMAが登場。物量で押し切られているところに、現段階のシン一人でMA相手では勝ち目がないです。これまでに登場したパイロットの実力差を考えると、
 アスラン>イザーク>>>シン=レイ>地球軍3人組>ルナマリア>ディアッカ
と、言ったところでしょうか。イザーク未満のシンではガス欠起こすわ、脚もがれるわ、ブラックアウトしちゃうわ・・・・・こりゃどうなるんだと思ったところで、運良く(?)オーブからの威嚇射撃がやって来て、種割れモードに。
 完全に誤解ですが、シンの中ではカガリもオーブ軍隊も完全に敵だとみなしての種割れ覚醒ですね。正直、種割れを連発されるとバトルが緊迫感の欠片もなくなるんで多投はやめて欲しいんですが、今回の“誤解が誤解を生んで・・・”という伏線が良かったんで、今週自体には大満足です。普通にロボットアニメ観てるわーと思わせてくれました。今までは・・・・ロジックとキャラ萌えアニメでしたから(汗)

 そして、シンが一人で解決しちゃったところで、アスランが“アスラン”としてセイバーに乗って出撃。ここでミネルヴァに合流させるんですか。良かった・・・・じゃないと、またミネルヴァの出番が減るのだと心配していたところですよ。ルナたん→アスランのアタックは成就しないことが分かりきっているので、見ていて微笑ましいです。


 これで1クール終了ですね。序盤の圧倒的なペースよりかは幾分落ちたとは言え、1クール目のクライマックスに“ミネルヴァとオーブの別離”“シンの覚醒”“アスラン復活”を詰め込んできたボリューム感はスゴいと思います。お腹いっぱい。

 新年一発目は・・・・・彼の復活!?
 順当に張っていた伏線を、丁寧に消化してますね。ペース早すぎ。ちゃんと最後まで持つんでしょうか。2クール目に入った途端にヘボくなったりしないように願ってます。







04年12月29日 〜『げんしけん』最終話

 
■ 『げんしけん』第12話
 「組織の再構築時に発生する課題と対策」
 <公式サイト
 ・ネタバレあり
 ・原作はパラ見程度なので、原作との比較とかはしないっす。

 とりあえずは最終回。
 会長が笹原に移り、コミケへの参加が決定。サークル名に四苦八苦する笹原と斑目に、春日部さんが「げんしけん」という名を提案。一般人→ヲタへの理解の最終型として、一般人の春日部さんが名前を付けたところで終了。メンバー全員が部室に集まって、「俺たちの戦いはこれからだ!」みたいなラストでしたよ。まー原作が続いているのだから、仕方ないとは思いますが・・・・
 EDのラストショットに荻上さんが映っているのは、スタッフの愛?それとも、人気次第で続編があるってメッセージ? (でも、原作のほうがそろそろ終わるような気もするからなぁ・・・・・・・・)

 まぁ、それは置いといて―――
 冒頭の「居場所を追われたげんしけんメンバー」の絵が切なすぎです。廃部の可能性、部室の閉鎖という二点だけで、それまで馬鹿騒ぎしていた彼らが一気にマイノリティであることを痛感させられるというか・・・・・・同じヲタとして、かなり心に突き刺さる描写でした。
 それを、小火を起こした責任に苦しむ春日部さんにて消化。前回のコスまでの過程で春日部さん→げんしけんへの理解を描いたので、今回ではげんしけん→春日部さんの理解を描いたってことですね。高坂の「皆が咲ちゃんをイジめるのは、皆が咲ちゃんを好きだからだよ」が、このマンガのメッセージなのかも。ヲタや一般人というカテゴリーではなく、人間性そのものが重要なんだ!って。
 冒頭で「メシ・・・・・・どこにしようか・・・・・・・」とテンション激低だった彼らが、春日部さんのイベントを経て、「よし!メシ食いに行くぞ!」「じゃぁ、○○が良いです!」と言い合うシーンが好きです。比較文化論、これにて完結。


 「ここで終わりなのかよ!」感はあるとは言え、個人的には1クールで良かったと思います。1クールでも、途中ちょっとパワーダウンした回がありましたし・・・・・春日部さんとげんしけんメンバーの相互理解というポイントに絞って言えば、ここで終わるのが一番キレイではありますしね。







04年12月30日 〜『プラネテス』第22話

 ■ 『プラネテス』第22話
 「暴露」
 <公式サイト
 <各話レビューのあるBWS@HEさん

 ・・・・・・・これ、残り4話でどうやって収拾つけるんでしょう。
 全てを断ち切ろうとしたハチマキと違い、人と人の繋がりを捨てなかったタナベにエーデルから熱いアドバイス!走るタナベ!燃えるシーンの筈なんですが、重力が小さいのでダッシュにいまいちスピード感がありません(笑)

 これに加えて、とうとうギガルト先生の死をハチマキが知ることに。これでハチマキが救われる道が見えるのかと思いきや―――ハキムに裏切られ、クレアはそのハキムと付き合っていたし、忍者はあんなだし、タナベはギガルトさんのことを隠していたし・・・・で、ハチマキの中の「人は所詮一人でしかないんだ」が爆発。とうとうタナベに対しての別離宣言を。うわぁ――

 (1次試験の回を観ていないのでよく分からんのだけど)チェンシンが嫌な顔してハチマキの悪口を言ってます。序盤の善人描写(特にタナベとハチマキのことを知ったシーン)は、ここで裏っ返るためのものでしたか。
 都合良く(?)リュシーは玉の輿の道に乗っちゃったし、これでチェンシンは落ちるトコまで落ちましたね。落ちたもん同士で仲良くするのかと思っていたクレアには、とうとうトドメ刺される始末。復活の絵が・・・・・・ちょっと、思い浮かばないですね。やっぱりハチマキと理解し合うってこと??
 そのクレアは更にどん底に。テロリストと疑われて任意同行させられた上に、部屋にその原因となっているハキムがやって来る始末。先週のタナベとの激論を踏まえると、クレアの方は本気で落ちっ放しという展開もありえます。なんだか・・・・・・・渡辺久美子のキャラって、いつもこうだ。



 ハチマキ・チェンシン・クレアが3人とも落ちてしまい、残りは4話。
 全員に救いがあるラストが来るのでしょうか・・・・・・・・・・

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