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「これまで各話感想を全部で29回―――こんなに長々とした感想を、最後まで読んで下さって本当にありがとうございます。泣いても笑っても『死刑囚042』はこの1話で完結です。ということで、各話感想もこれで最後となるのですが・・・・・・・」 |
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「あれ? イズの姿が見えないんだけど・・・・・・どこ行った?」 |
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「最終話を読んだ後、泣きじゃくって言葉にならないまま何処かに―――」 |
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「まぁ、初見で一気読みなんかしたらそうなるだろうな・・・・・・・・俺も今回、1巻から全話一気に読んだじゃん?」 |
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「うん。」 |
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「こないだ5巻が発売した時に読んだのとは違った箇所で泣いてしまった。もう、最終話の結婚式のシーンの「人生には―――」からずっと泣きっぱなしだった。コミックス5冊分、彼らの生きた時間を共有してきたからこそなんだろうね。」 |
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「うん・・・・・分かる。実はさ、この最終話ってネットの評判はあんまし良くなかったんだよね。「ムリヤリ終わらせた」とか「尻切れトンボ」だとか。でもね・・・・・私はこういうラストしかありえないと思ったんだ。ずっとさ―――「人間の生と死を問う問題作」みたいな紹介のされ方はどうかと思ってたんだけど」 |
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「・・・・・・・・・」 |
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「この最終話のラスト―――「主人公が居なくなった後の世界」を描いているんだよね。これってどんな説明セリフよりも命の尊さを訴えているんじゃないかな。田嶋さんは死刑になった・・・・・・・・でも、彼の遺骨の前に出会ってきた人々が集う。このラストシーンの意味を考えて欲しいと思った。」 |
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「ずっと・・・・・・・・・この漫画は人と人との繋がりを描いてきたんだもんな。これこそが「人の命の意味」だってことか。」 |
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「私の勝手な解釈だけどね・・・・・・・・・・文句を言いたい人と口論する気はないもの。どんなに客観的な感想を書いても、その人が持つ主観には適いっこないもんね。」 |
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「・・・・・・・・・んぐっ、ふぐ・・・・・・・一通り泣きつくしてきたから、もう良いぞ。感想やろう。」 |
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「あ、戻ってきたんだ・・・・・・・・どうする? 最初から読んでく?」 |
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「結婚式のシーンからで良いんじゃない・・・・・・凄く・・・幸せな絵だったのになぁ。みらいちゃんのドレスが可愛かったり、ブーケ取ろうと騒ぐ真崎さんとか。」 |
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「このブーケのシーン、ベタベタなんだけど癒されるなぁ・・・・・これが真崎さんと刑務官さんだからかなぁ。この二人は脳内で萌えてた二人なんで、これを初めて読んだ時はガッツポーズしちゃった。んで、今回1話から読み返した際にニアミスしてるシーンとか探しちゃって」 |
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「なんか・・・・・・・初期ヒルまも派の人みたいだな」 |
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「ちなみに、真崎さんが「刑務官さんに―――」と呼んだのは4巻の琴子さんの話が最初で、距離的に一番近寄ったのは伊藤弁護士が接見に来た後のシーンなのよ!」 |
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「な な なんだ、この無駄な情報・・・・・・・・・!!」 |
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<ちなみに、この結婚式に出てると確認できる人>
・田嶋 ・椎名 ・琴子さん
・片桐 ・真崎 ・研究チーム名無しの3人 ・笹塚 ・刑務官さん
・ゆめ ・みらい ・まりあ ・あやの ・あやのの娘 ・貴子さん
・向田早苗 ・向田家の娘 ・伊藤弁護士 |
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「全て・・・・・田嶋さんが二年間で人間関係を築いてきた人達。呼ばれていない人を考えてみたんだけど、うさぎの先生くらい?
でも、あの人はジャージじゃないと判別出来ないし・・・・呼ばれても困る。」 |
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「あと、アレだよ。鳥越博士とか。」 |
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「そんな人も居たなぁ・・・・・・明らかに馴染めないけど」 |
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「あやのさんの「さよならくらい・・・ううん・・・ありがとうくらい言わないと」には感動〜。構成とか伏線とか関係なく、これまでの時間と絵だけでひたすら感動した。」 |
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「うぅ・・・・・・・でも、ここからは語るの辛いな。1シーン1シーンが心に突き刺さってくる。」 |
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「これを語るのも最後になるね・・・・・・・・椎名さんと笹塚さんの会話。笹塚さんって、ずっと私らのような読者視点で居てくれたんだなぁ。その意味では真崎さんと一緒で・・・・・」 |
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<椎名vs笹塚・第6ラウンド>
・笹塚
「椎名さんは・・・死刑賛成論者でしたね。
僕は、そんな はっきりとした意見などないんです。元々、人の考えなんて――自分の考えなんて、はっきりしたもんじゃないと思うんです。被害者に関われば被害者の気持ちに賛同し、加害者に関われば
また情のようなものが湧く。それが人情ですし、人間だと。
一つの物事には多用な側面がある。僕はその一つを選び、自分の意見だなどと
あなたのようには決められないんです。
きっと、そういう人間の方が世の中には多い。ただ、人が死ぬのは嫌だなあと思うだけです。それはそんなにいけないことでしょうか?」
・椎名
「・・・・・見たんですか・・・053号の・・・遺体」
・笹塚
「見ましたよ。
・・・椎名さん、囚人を番号で呼ぶのはお嫌いでしょう。しかし、番号で呼ばないと
どうにもやりきれませんね。
いや・・・番号で呼んだところで人の死など、割り切れるもんじゃない」 |
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「・・・・・・・正直なところ、この「死刑の是非」に関しては俺には結論付けることなんて出来なかった。田嶋が死刑に合うのは哀しかった。でも、じゃあ自分の大切な人が殺された時―――同じように思えるかなんて・・・俺には分からない。だから、笹塚さんのセリフは凄く自分の心に染みたんだ。」 |
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「うん・・・・・・・・それと・・チップを作った企業に対して椎名さんが激昂して泣き崩れるシーンが印象的だった。彼にとっては親友を殺されたも同然で―――殺意が芽生えてしまうという。皮肉なことに、前編で椎名さんが演説したとおり、誰しもが殺意を抱くのだから周りで支えてあげようという展開に。」 |
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「それを考えると・・・・・琴子さんや笹塚さんだけじゃなく、田嶋自身にも支えられたってことか・・・・・・うぅ、最後までこの二人の関係って何て暖かいんだ!やばい、また泣けてきた・・・・・・」 |
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<今回の重要ポイント>
・田嶋が人間関係を築き上げてきた人達が結婚式に集合
・真崎×刑務官派(そんなん居たのか?)の夢が実現
・あやのさんの最後の言葉
・「田嶋」の名を呼び続ける椎名
・「死刑に対する意見などないんです・・・・」 笹塚さんのセリフ |
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「これで・・・・全部終わっちゃったね。この漫画と出会ってからの時間が全て・・・・・・いや、正確にはこれからキャラ辞典を作ったりしなきゃいけないし、この漫画を愛してくれる人達とこれからの時間も共有していけるのはあるんだけど。やはり、ここまで好きだった漫画が終わってしまうのは哀しい。」 |
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「各話感想も、この漫画じゃなきゃもっともっと大変だったろうね。終わってみれば、ホント楽しかった。これだけ構成やら小ネタやらがぎっしり練りこまれた作品じゃなきゃ、とてもじゃないが途中で辞めていただろうな・・・・・イズはどうだった?
今回、この漫画に触れてみて―――?」 |
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「・・・・・・・・・正直、自分がどう思ってるのか言葉に出来そうにない。ゆめちゃんやみらいちゃんに萌えていたり、思い切り笑ったり、泣いたり。色んなことのある漫画だった。すごく・・・・心に残る、そんな漫画だった。」 |
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「うん、うん。ホントね・・・・・この漫画のコンテンツを作れて、楽しかったよ。これが終わると私達3人の感想も一区切り付けるんだろうけど、とにかく全29回が楽しかった。ありがとう、二人とも。ありがとう、『042』に登場する全てのキャラクター。もう
各話感想なんて二度とやることはないだろうけど・・・・・・・この記憶は脳だけじゃなく、魂に刻み続けるんだと思う。本当にお疲れ様!」 |
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「つーか、締めは悠真だろ? 最後はキチッと締めてくれよ」 |
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「うん、ありがとう。ホントここまで全話の感想を読むのは大変だったでしょうけど、最後まで読んで下さった方々に感謝をしたいと思います。皆さん、ありがとうございました。小手川先生の次回作に期待するとともに、我々3人の次なるコンテンツにも期待して下さいな。それでは皆さん、さようなら。」 |