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悠真・笑顔 【悠真】
 当サイトのエース。構成と伏線重視。ジャンプ感想からこちらの進行担当に移るという、微妙に栄転なのか左遷なのか分からない状況に。
海・笑顔 【海】
 当サイトの良心。テーマ重視のヲタ予備軍。進行からツッコミ、妄想までを手広く行ってくれるのでありがたい限り。時折見せる腐女子トークも許してあげよう
イズ・汗 【イズ】
 当サイトの春日部さんポジション。2人のヲタトークにはついてけないけど、貧乳萌えっコへの愛がそれを補って余りある・・・・・かなぁ。成績はよくなさそうだけど、頭は良いタイプ。



 第7章 前編 〜鈴〜
 第7章 後編 〜母〜
 第8章 前編 〜闇〜
 第8章 中編 〜炎〜
 第8章 後編 〜祈〜
 第9章 前編 〜争〜
 第9章 後編 〜和〜



第7章 前編 〜鈴〜
悠真・笑顔 「ようやく3巻。ゆめの妹みらいが初登場だったり、田嶋の母親が出てきたり、物語はゆっくりだけど動き出している感じ。作内の季節も11月とか12月くらいになってるんだね。冬服だし。」
海・笑顔 「実を言うとね・・・・・・私、この7章をヤングジャンプで読むまでは『042』をそこまでチェックしてなかったんだよね。『ARCANA』は好きだったけど、『Anne・Freaks』は1話を読んで挫折しちゃってたし。どうも『おっとり』終盤のパワーが凄すぎて、これを超えられるものは作れないのかなぁと勝手に思ってたの。」
悠真・笑顔 「えっ、マジで? 初耳・・・・・・」
海・失笑 「今思うと第1話からちゃんと読んでおけば良かったんだけど、『ARCANA』が終わった2001年末からは暫くはヤングジャンプを読んでなかったんだよ・・・・・『サカ猿2』を始めた頃で忙しかったしね。」
イズ・汗 (・・・・・・・・・ん? ウチらは今14歳のはずだから、2001年って言うと海は10歳? 10歳の時点でヤングジャンプ卒業してたのか・・・・・・あれ?)
海・笑顔 「で、ヤングジャンプに戻ってきたのが2003年の初め辺り。つまり―――『042』は2巻の真ん中辺りだったかな。その頃は、それほど夢中にはなれなかった。だけど・・・・・」
悠真・笑顔 「この7章読んで、心入れ替えたという訳か。」
海・笑顔 「うん、その通り。それくらい愛着のある話が7章かな。みらいちゃん初登場だしね。初めて読んだ時は妹キャラだって思わなかったわー。顔、大人びてるもんね。」
イズ・萌える 「で でも!十分なほどにかわいい!ゆめちゃんだけでもお腹いっぱいだったのに、妹出てきたか――。ストライクゾーンど真ん中だぜ!」
悠真・笑顔 「どの辺が?」
イズ・萌える 「えっとねー・・・・・・胸の辺りが・・・・・・」
悠真・焦り 「結局はそこかよ!」
海・失笑 「まぁ、でも・・・・みらいちゃんの魅力はここから先だからね。この場面では“おねえちゃんのことを想う妹”を象徴している程度の認識で良いかな。本筋はむしろ、その後。学校の前で車にハネられた女性は、何と田嶋さんのお母さんだったとさ。」
イズ・驚き 「えっ・・・!田嶋に母親なんか居たんだっけ? 忘れてた・・・・・・・・」
悠真・笑顔 「1巻の笹塚さんによると、「(田嶋の殺人は)父親が多額の借金を残して失踪し、残された母親のため」だったそうで。母親からすると―――“自分のせいで息子が殺人犯になってしまった”という心境だったんだろうね。」
イズ・ニヤリ 「うーん・・・・・・しかも、田嶋は母親の面会を断ってるのか。フクザツなお年頃・・・・・・・」
悠真・笑顔 「田嶋は殺人の理由を「母親は関係ない。殺すのが気持ちよかっただけだ」と言ってる。これは椎名に言わせると、感情を殺さなければならなかったからと推察してるんだけど・・・・・・」
イズ・汗 「?? えー、話が訳分からなくなってきた。まず田嶋は母親想いで、母親のために殺人を犯すんんだけど、殺人をするのは嫌だから感情を殺した―――?? あれ・・・・・・・でも、田嶋って6年間失踪してたんじゃなかったっけ。設定が分からん。」
海・閃き 「初見の時は、ここのややこしさは混乱するよねー。今の時点では、椎名さんですら自分の説を「あれ?なんかおかしいな」と思ってるくらい。だから、読者としても無理に理解する必要はないかな。」
悠真・笑顔 「まぁ、ここで椎名が田嶋の心理が「変だよな」と思っているのが伏線なんだけど―――」
海・笑顔 「まぁ、それは良いってことよ。前編は椎名さんが田嶋さんに「他人の気持ちを思いやる」ことを説いて終了〜。相変わらず前編でテーマを出し切っちゃうので、片方だけ読んでもイミ分からないだろうなぁ。雑誌向けじゃない漫画・・・・」
イズ・ニヤリ 「おー、ゆめちゃんの部屋にうさぎがいるよー。デカくなってる・・・・・・あれから4〜5ヶ月が経過してるとはいえ、こんなにデカくなったらあんまり可愛くねーよな。ゆめちゃんは「おっきいほうがいいんでしょ?」と言ってるけど、胸はちっちゃいに越したことないよなー。」
悠真・笑顔 「あれ・・・・・・・・?何の話??」


<今回の重要ポイント>
 ・みらいちゃん初登場!セーラー服姿が可愛い!
 ・ゆめちゃんの「ムネもあやのさんみたいにならないかな」発言
 ・椎名の「でも、僕が君のように追い詰められた環境にいたら―――」のセリフ→
 ・田嶋の「オレはもう母親の知ってるオレじゃないから」というセリフと、田嶋の心理の矛盾に気付き始めた椎名
 ・「どうやったら人の気持ちなんかが分かるんだ」→
 ・部屋でイチャイチャしてる姉妹
第7章 後編 〜母〜
悠真・笑顔 「どうも。行政を「ゆきまさ」だと読んで、田嶋の父親の名だと勘違いしていた悠真です。どうも。」
海・失笑 「・・・・・・・」
イズ・汗 「やばい・・・・マジでこの回は涙腺やばいぞ。海が絶賛してた意味も分かるよ。「死のうと思ってたのに」と、「ありがとう」のシーンでボロ泣きしてしまった。あと、みらいちゃんのシーンも良いなぁ。「笑ってやればいいんだよ。きっと、思いきり」でぐわぁーってなってもうた。」
海・笑顔 「あのシーン、良いよね!前編で下曽山家の繋がってる様子が描かれてたから、後編の田嶋家が離れていく過程が辛くて辛くて―――それを、繋がってる立場のみらいちゃんに言わせるのがキレイだなぁ。中学生なのにこんなに色々考えていられる理由は4巻にて。」

<前編→後編への伏線具合>
 ・「大事なものな気がするんだもん」「もーそんなわけないって」→「大事なものなんです」
 ・支えあっている下曽山家の描写→バラバラになっていってしまった田嶋家を再会させる姉妹のアイデア
 ・「気持ちを思いやる・・・・」→「あの時の母は35歳だったのか。今のオレよりたった・・・5つ上の」
悠真・笑顔 「個人的には3番目の、田嶋が他人の気持ちになって考えたってことがポイントかなぁって思う。」
イズ・ニヤリ 「すずらん畑の絵がキレイだなぁ〜」
悠真・笑顔 「そうね。第1章で見開きの空を描いたり、『042』は風景の美しさで心情を描写してるんだよね。これは田嶋がずっと真っ暗な刑務所にいたってこともあるけど、徐々に開けていく田嶋の感情なんかを表してるようにも思える。」
イズ・ニヤリ 「あと、今回はコメディパートが楽しかったなぁ。動物園の話とか、エレベータ内の話とか。」
海・笑顔 「何気にゆめちゃんと椎名さんって初接触なんだよね。椎名さんはもちろんゆめちゃんを知ってるし、学校のほとんどの生徒は椎名さんの顔くらいは知っているのだろうけど・・・・・ゆめちゃんは目が見えないからね。椎名さんの外見を知らないゆめちゃんと、ずけずけと「あやしい」と言っちゃうみらいちゃんとか。この1ページ好きだぁ。」
悠真・笑顔 「ゆめはホント天然キャラになっちゃったなぁ・・・・いや、田嶋と仲良くしてる辺り、最初から相当変わったコではあったんだけど。」
イズ・ニヤリ 「可愛いから何でも良いのさ!あと・・・・今回はみらいちゃんのスカートが可愛かった!二人ともコートは通学時と一緒だったけど、スカートとバッグはお洒落してるんだなぁ。」
海・笑顔 「ゆめちゃんのポーチも可愛いよね。こういうの、全部みらいちゃんがコーディネートしてるんだろうか。コートもスカートもマフラーも、自分とは違う色で揃えてるんだなぁ・・・・結構手が凝っている。」
悠真・笑顔 「それは単に、漫画にした際に見分けがつきやすいようにしただけでは・・・・・・・」


<今回の重要ポイント>
 ・みらいちゃんのスカートが可愛い!
 ・ゆめちゃんと椎名の初接触。ここのやり取りが楽しい
 →「大事なものなんです」
 ・支え合っている姉妹と、離れていってしまった田嶋家の対比
  →その姉妹のアイデアで、親子が再び会うことに。
 ・他人の気持ちを思いやれなかった田嶋が、母親の気持ちに―――
第8章 前編 〜闇〜
海・カメラ目線笑顔 「刑務官さん、来たよ―――!ようやく刑務官さんが準主役の回なのだ。格好良いな、可愛いなぁ・・・」
イズ・汗 「準主役? これで・・・・・? 出番が5ページしかないぞ。いや、まぁ今までの登場回数と比較すると激増なんだろうけど。」
悠真・笑顔 「刑務官の言葉で、珍しく椎名がたじろいでいるね。これまでは刺されても平然としてたり、何かと超越者ポジションなのかて感じだったけど、ようやく人間らしくなってきた。このポジション、本来なら笹塚さんがあたるべきポジションだろうに・・・・・・」
イズ・ニヤリ 「でも、この後、傷ついてる椎名に追い討ちかけてるぞ。今までは椎名に惨敗続きだったけど、ようやく笹塚さんにも勝ち試合がやって来た!」
海・失笑 「これ、椎名さんと笹塚さんの論説バトルに加える程じゃないとは思うけど・・・・・・まぁ良いか。」

<椎名vs笹塚・第3ラウンド>
 ・笹塚「椎名さん、最初はあんなに冷静だったのに、最近は042号に取り込まれていますよ」
 → 椎名、反論できず。自分の甘さを反省。
 ・笹塚「いい機会だから、冬休み中離れてみたらどうです?」
 → 椎名、複雑な心境を吐露。
 ・笹塚「じゃ、飲みに行きましょう」
悠真・笑顔 「笹塚さん、押しが弱いなぁ・・・・・・・・何だかんだ言って、椎名のことは気に入ってるんだね。「飲みに行きましょう」じゃないっての。今が叩きのめすチャンスだっての!」
海・笑顔 (・・・・・・・・・・・・笹塚×椎名は、流石になしかなぁ。笹塚さん、格好良いけど萌えキャラじゃないし。)
悠真・笑顔 「でも、海の言うとおり、ここで重要なのは刑務官のセリフの方だね。「囚人の人間性を認めないのは本人のため」「物のように扱われる方が精神的に救われる」と、今まで作中のキャラが言わなかった正論を椎名にぶつける訳だ。「人間性を一つ一つ取り戻す」ことを目的としていた椎名としては、根底から覆されたような気分だったろうね。」
イズ・ニヤリ 「そうだなぁ〜、今までのキャラは全員椎名の言いなりだったもんな。笹塚さんでさえ。こういうキャラの登場は貴重かも知れん。私は可愛いとは思えんけど。可愛いと言えば、真崎さんでしょー? 何気に椎名の呼び方が変わってるんだけど。」
海・驚き 「あ!ホントだ・・・・・体育祭の頃は「チ−フ」だったのに、この回からは「椎名さん」になってる。これ、オンタイムの時に気付いたら「フラグだ!フラグだ!」と大騒ぎしただろうになぁ。」
悠真・笑顔 「何のフラグだ・・・・・・・」
イズ・汗 「で・・・・・・うわぁ、二人目の死刑囚の山村。生理的に受け付けないなー。婦女暴行犯だもんな。うげー」
悠真・笑顔 「椎名の言う「僕らと違う成果」というのは、椎名が「死刑囚の感情を取り戻す」ことを目的にしてるのに対して、鳥越博士は「実際に死刑囚を無害な労働者に変える」ことを目指してるってことなんだろうね。成果主義というか。」
海・笑顔 「あー、何か『白詰草話』を思い出すような展開。感情優先か、能力優先かって話が。」
悠真・笑顔 「??」
海・失笑 「ゴメン。何でもない。こっちの話ね・・・・・・・」
イズ・ニヤリ 「椎名の媚びモードは面白いなぁ。手ごわい教授が出てきたと思ったら、あっさり手なずけたぞ。他の研究員の反応も良いなぁ。この研究チーム、楽しそうだ。」
悠真・笑顔 「さて、刑務官の「今さら死刑囚に人間性を取り戻させてなんになる!?」というセリフとは裏腹に、田嶋は「人に会いたい」モードに。刑務官さん、もう遅いよ。田嶋は既に普通の人間になっちゃってるよ―――というところで、山村が暴れだして次回へ。」
イズ・汗 「うぉっ、これはいつになくデンジャラスな展開―――今までのナイフやらボウガンは所詮ガキだったのに、こっちは正真正銘の殺人犯だもんな。これ、やばいんでないの??」


<今回の重要ポイント>
 ・初めて椎名を論破したキャラ・刑務官さん
 ・悩み続ける椎名。「今さら死刑囚に人間性を取り戻させて―――」という言葉が圧し掛かる→
 ・二人目の死刑囚・山村が登場。数ページで暴れだす
 ・田嶋の「誰か人に会いてぇ」発言
 ・真崎さん→椎名の呼称が、「チーフ」から「椎名さん」に。この二人、何かあったの??
第8章 中編 〜炎〜
悠真・笑顔 「この漫画のタイトルってあんまし意味ないよね・・・・『デスノ』のタイトルみたい。今回の炎なんて、ただ椎名が火のついたシーツで身を守っただけという・・・・・」
イズ・汗 「いや!いや!今はそんなことを言ってる場合じゃないぞ!『バイオハザード』みたいな状況なんだけど!制服の刑務官ども役立たねー。束になっても瞬殺されてやんの・・・・・・・」
海・笑顔 「この辺りの描写、流石に『おっとり』を描いてただけあって迫力十分。橘の逃亡なんかを思い出しちゃったけど、演出が優れてる分、こっちの方が緊迫感出てるかもー。」
イズ・汗 「悠長なこと言ってるなぁ・・・・・椎名がぶっ倒れ、田嶋がボコボコに殴られてる状況で次回へって。先が気になって感想どころじゃないんだけど!」
悠真・笑顔 「前編で提示された「囚人の人間性」が第8章のテーマ。椎名は今まで田嶋のことをどう見ていたのか、本当に人間として見ていたのか―――そう苦しむ椎名の前に現れたのは田嶋自身!田嶋はあくまで「人間として」、椎名を助けるために山村の前に立ちはだかるんだよ!このシーン、燃えたなぁ。」
イズ・ニヤリ 「しかし・・・・・刑務官連中って何やってんだ。丸腰の田嶋に頼ってちゃ・・・・・」
海・カメラ目線笑顔 「でもね!でもね!やっぱり中編の見どころは刑務官さんだと思うんだよね!「お前が逃げたりしないことぐらいわかってる!!」は名台詞だなぁ・・・・いろんな意味で(?)ゾクゾクしちゃう。」
悠真・笑顔 「あー、そこも良いよねぇ。前編で「物のように扱うのが・・・」と言ってた刑務官が、やっぱり田嶋の人間性を見ていたんだという。この場面で刑務官を個体認識した人も多いはず。」
イズ・ニヤリ 「海が何度も「刑務官さんが良い!」と言ってたイミがようやく分かったよ。確かに格好良いかも―――役立たずなのは変わらないけど。」
海・失笑 「しかし、緊迫のシーンばかりってのも私達的には語れることが少なくて困るね・・・・・・」
悠真・笑顔 「バトル漫画として読む訳にもいかないもんね。田嶋はバトルどころか、殺意を持った瞬間死んじゃうのだし。トーンをいっぱい貼らなきゃならないから、お金かかりそうだとかそんなとこ語る?」
海・笑顔 「デビュー前の新人に対するコメントじゃないんだから・・・・・・」
イズ・ニヤリ 「ということで、今回はここまで!うわぁー、早く続きが読みたいっての!」


<今回の重要ポイント>
 →「お前が逃げたりしないことぐらいわかってる!!」という刑務官さん
 →「オレは人間なんだよ」→「本当に彼を人間として見ていたのか」
  →人間として、椎名を助けるために山村と対峙する田嶋
 ・それにしても、刑務の人達は役立たず過ぎでは・・・・・・・・・
第8章 後編 〜祈〜
イズ・驚き 「刑務官さん、1ページでやられた―――!」
海・失笑 「前回あれだけ格好良いこと言っておきながら・・・・・・」
悠真・笑顔 「しかし、これがなければ“山村の攻撃を受け続ける田嶋”という絵にならないのだからしょうがない。薄れる意識の中で、椎名は「042号」を初めて「田嶋」と呼ぶことになるのだった―――!!」
イズ・汗 「へぇ・・・・・・」
悠真・焦り 「いや!もっと驚けよ!ここ、凄く重要なシーンだってのに!」
イズ・汗 「え? だってさー、ただ名前呼んだだけじゃん。そこにそんなに意味があるか? 普通のことなんじゃないのか?」
海・笑顔 「うーん。漫画に限らず、フィクションにおいて「名前を呼ぶ」ってことは相当重要なことではあるんだよ。名前にはその人の生きた歴史が込められるものなのだから。」
悠真・笑顔 「しかも、第8章のテーマは「囚人の人間性」だった訳で。これまで田嶋を「人間として見ていたか」と苦悩していた椎名が「042号」ではなく「田嶋」と呼んだ意味は、彼を“対等の人間として見るようになった”ということだと思うよ。」
イズ・ニヤリ 「ふーん・・・・・・・よく分からんが、この第8章は田嶋の成長じゃなく、椎名の成長話ってことなのかな? それはともかく、刑務官さんの「死んだフリ」のおかげで、田嶋と椎名だけ山村から逃げられた訳だけど―――」
海・失笑 「この様子を見た笹塚さんと鳥越博士の反応が良いよね・・・・鳥越博士、最初はヤな感じだったけど、最終的には可愛いオジサンになっちゃった。」
イズ・驚き 「で―――オイ!真崎さん、椎名が目覚めるまでずっと付き添っていたのかよ!何だ、この二人。しかも、真崎さんは徐々に巨乳化してきてるし!」
悠真・笑顔 「あやのさんの出番が少なくなっちゃったからねー。こうやって巨乳成分を取り込まないとヤンジャン読者層には受け入れられないとか―――って、こともないか。」
海・笑顔 「あれ・・・・・また、真崎さん→椎名さんの呼称が「チーフ」に戻ってる。何だか、この二人の関係ってまさか・・・・・」
悠真・笑顔 「単に、「尊敬してる上司」ってだけだろ。」
海・カメラ目線笑顔 「いや!今までの真崎さんの言動を見れば―――真崎さんは、椎名さんと田嶋さんがイチャイチャしているのを見て萌えていたことは一目瞭然!つまり!!」
悠真・焦り 「“真崎さん、腐女子説”か―――!!?」
海・笑顔 「とまぁ・・・・・バカなことは置いといて。最後に刑務官さんが「ありがとう」と言うのが良いよねぇ。結局、彼も田嶋さんを人間として見ちゃうってことだね。」


<今回の重要ポイント>
 ・1ページでやられる刑務官さん
 ・と思ったら、刑務官の「死んだフリ」のおかげで田嶋&椎名が脱出!グッジョブ!
 ・とうとう「田嶋」の名を呼んだ椎名。彼を人間として見ることで、更に罪悪感に捉われるように・・・・・
 ・鳥越博士は何気に可愛いと思う
 ・真崎さんに巨乳化の傾向あり。すっかり押しかけ女房みたいなポジションだ
 ・刑務官さん→田嶋への「ありがとう」
第9章 前編 〜争〜
悠真・笑顔 「うぅ・・・・・ようやく半分か。段々、PCに向かう度に吐き気がするようになってきた。模写アイコンの方も思うように描けないし。絶不調・・・・・・・」
海・笑顔 「がーんば。こういう時に限って、第9章は書かなきゃならないことがいっぱいあったりするんだよねぇ。運が悪いと諦めるしかないね。」
イズ・ニヤリ 「何か珍しく笹塚さんが活躍してるっぽいぞ。そして、椎名とのバトルの第4ラウンドの幕開けだ!」
海・失笑 「・・・・・あんましココは重要ではないんだけど、まぁ良いか。」


<椎名vs笹塚・第4ラウンド>

 ・笹塚「受験生が3倍になりました」
 → 椎名、「授業料・入学金が半分以下になったからじゃないですか」と答える。。
 ・笹塚「死刑囚見物が目的な受験生がほとんどでしょう?」
 → 椎名、「だからと言って区別はつかない。全員受けさすしかないでしょ」
 ・笹塚「椎名さん、何か悩んでるんじゃないですか_」
 → 椎名、とりあえず誤魔化す。
悠真・笑顔 「あんまし裏のある会話じゃなくて、読者に情報を提示させるためだけの会話ではあるけど・・・・・前回からずっと椎名は悩み続けてるんだね。田嶋を人間として見てしまっているからこそ、罪悪感に捉われているというか・・・・」
イズ・汗 「なんか、矛盾してないか? 椎名の目的って「田嶋の感情を取り戻すこと」だった訳じゃん。それが叶って万々歳なはずなのに、なんで悩んでんだ?」
海・笑顔 「それは・・・・最初の頃は「彼が実験で死んでも割り切るんだ」「公平性を欠いては彼のためにもならない」と言っていた椎名さんの心境が、徐々に変化してきたってことなんだろうね。今の椎名さんには、そんなセリフは逆立ちしても吐けそうにないもの。」
悠真・笑顔 「ということで、椎名は田嶋に対してキレてしまう。「これは仕事なんだから、入れ込んじゃいけない」と思おうとしている椎名の気持ちが出たんだろうけど・・・・・」
イズ・汗 「せっかくコーヒー飲んで和んでたのになぁ。田嶋が可哀想だ。」
海・閃き 「んでね、この後にも二人は言い争いになっちゃうのだけど―――この二人の言い分って、結局は同じこと言ってるんだよね。自分の立場に負い目を感じて、相手に悪いなって思っているだけなのに・・・・すれ違っちゃうという。少女漫画か、これは。」
椎名の言い分 田嶋の言い分
・命を張ってまで僕のことを守らないでくれ
・僕らは君の命を実験に使っていることで罪悪感を抱いている
・だから、君は自分の命を大切にしてくれ
・なんで助けちゃいけないのか分からない
・罪悪感を抱く必要なんてない
・オレの命なんて大したもんじゃない
・だから、割り切ってくれ
イズ・汗 「・・・・・・・・子どものケンカみたいだ・・・・・!」
海・失笑 「まーね・・・・・でも、この二人を気遣っている真崎さんや笹塚さんはホント良い人達だよね。アットホームな職場だなぁ。やってることはともかく、楽しそうだ。」
悠真・笑顔 「で、ここで新キャラ登場〜。」
海・笑顔 「中野まりあちゃん登場〜。みらいちゃんとは対照的に、コンプレックスをバリバリ持った女のコ。こういうコはどうよ、イズ?」
イズ・ニヤリ 「控えめな胸がナイスだと思います!」
悠真・笑顔 「お前、胸さえ小さければストライクゾーン広いんだなぁ・・・・・・・・」
海・笑顔 「まりあちゃんとみらいちゃんは同じ中学だけど、今までほとんど喋ったことなかったらしいね。では、まりあちゃんから見たみらいちゃん像をどうぞ!」


<まりあちゃんから見たみらいちゃん像>
 ・「なによコイツ、知ってるわよ。かわいいって有名だもん」
 ・「なにコイツ、受験前だってのによゆーぶって。どうせ死刑囚見にひやかしで受けてんでしょ?」
 ・「このコ、本気でこの学校受けてんの? イヤだな・・・こんなカワイイコとまた3年間一緒なんて」
 ・「信じられない・・・・かわいくて、頭も良くて、性格も良くて。ムカつく・・・こいつ・・・こんな子、ほんとにいるんだ」
 ・「きっとすごく大事にされて育ったんだ。そうよね、カオがかわいかったら、そりゃ可愛がられるよね」
 ・「あたしなんて・・・ブスだし、性格悪いし、親にだって・・・」
イズ・汗 「うわぁ・・・・・引くぐらいに卑屈なコだなぁ。最後の一行なんてみらいちゃん関係ねーし。」
海・笑顔 「でも、みらいちゃんの周りには、こんな風にコンプレックスを感じてるコは沢山いるんだろうね・・・・・・傍から見ると、みらいちゃんなんか恵まれすぎているように見えるんだろうから・・・・・そんなに甘いもんじゃないってことは、後々に出てくるんでここでは頭に置いとく程度で。」
悠真・笑顔 「うーん、今回は一つのテーマで二局面を描くって訳じゃないのかな。椎名と田嶋は「互いを思いやる」みたいのがテーマな気がするけど、みらいとまりあはそうでもないかな。ここまでで何か語ることある?」
イズ・萌える 「はい、はい、はーい!みらいちゃんの「えへへ」は可愛すぎると思いまーす!「えへへ」は可愛いコにだけ許された最萌えワードだと思うのです!」
悠真・笑顔 「・・・・・・・・・・だから何だ」


<今回の重要ポイント>
 ・笹塚さん、珍しく活躍してる!それに怯える研究チームの面々が可愛い
 ・依然として悩み続ける椎名は、田嶋と二度に渡って言い争い。
 ・でも、互いに「お前のことを大切に思ってんだ!」と言ってるだけのような・・・(笑)
 ・まりあちゃん登場〜。この回のコンプレックス描写は凄い!
 ・みらいちゃんは可愛いなぁ・・・・ここから3話は主人公並の出番ですよ!
第9章 後編 〜和〜
悠真・笑顔 「3巻もラストー!3巻に収録されてる話は、どれも好きな話だなぁ・・・・・第9章はテーマとかは徹底されてないんだけど、ハラハラドキドキさせられた。爆弾のシーンの緊迫感は凄いなぁ・・・・」
海・笑顔 「テーマ的には・・・何だろうね。まりあちゃんを助けようと飛び込んだみらいちゃんとか、田嶋さんを助けようと飛び込んだ椎名さんとか。そういうことなのかなー。うーん、イズはどう思った?」
イズ・萌える 「久々にゆめちゃんが描かれた――!やっぱ可愛いなぁ、ゆめちゃんも・・・・・・」
海・失笑 「はぁ・・・・・・・」
悠真・笑顔 「えっと、順を追って見ていくと―――ジャーナリストからカメラを受け取ったまりあが田嶋を探している姿に気付いたみらいが、それを爆弾かも知れないと言って。時を同じくして、田嶋と仲直りしようと近づいている椎名が居て。またしても、二人は自己犠牲的に互いを助けようとするんだよね。」
海・笑顔 「ふーむ。爆弾を自分に投げてもらって受験生を助けようとした田嶋さんも、それを庇おうとした(無意味なんだけど)椎名さんの行動も、前編で互いに主張してたことと変わりないんだよねー。」
イズ・汗 「あ・・・・・・あぁ、そうか。今までと違って、田嶋も椎名もこの章では成長してる訳じゃないのか。むしろ、焦点はまりあちゃんの方に移ってるということかな」
海・笑顔 「うん、多分ね。そうすると、この章のポイントはみらいちゃんがまりあちゃんに言ったセリフなのかなぁ・・・・」


「どんなことで悩んでるのか わかんないけど・・・・・
そんな悲劇ぶらないでくれる?
だって、失礼だよ。あなたを助けてくれた人に―――」
海・閃き 「私的に思ったのはねー。この「どんなことで悩んでるのか わかんないけど」ってのが、この章のテーマだったのかなってこと。」
悠真・笑顔 「??」
海・笑顔 「後編の冒頭で、椎名さんが「人の気も知らないでー」って言ってるじゃん。田嶋さんにとっての椎名さんも、椎名さんにとっての田嶋さんも、「どんなことで悩んでるのかは分からない」理解不能な人間なんだと思うのよね。だってそうじゃん。他人同士で完全に理解し合うことなんて出来る訳ないじゃん。」
イズ・ニヤリ 「そうかー? 私は海のことなら何でも分かるけどなー。好きな食べ物、睡眠時間、好きなお風呂の温度・・・・」
海・笑顔 「じゃあ、私が今一番ハマってる『おお振り』のカプは誰と誰だか分かる?」
イズ・汗 「・・・・・・・・・・・・・・・カプって言葉が何なのかも分からん」
海・笑顔 「とまぁ、こんな風に四六時中一緒にいる相手でも完全に理解するってことはムリな訳よ。でもね、だからといって人間関係の価値を下げるかといったらそうでもない訳でね。互いに理解は出来なくても、田嶋さんは椎名さんを助けようとしたし、椎名さんは田嶋さんを助けようとした訳よ。」
悠真・笑顔 「理解することが全てではないということか・・・・・・・・うん、そういう見方も楽しいかも。」
イズ・ニヤリ 「そういや、まりあちゃんにとってのみらいちゃんなんかは「理解不能」な人間だったんだもんな。多分、みらいちゃんにとってのまりあちゃんも。それでもポジティブに付き合えるみらいちゃんは、やっぱ良いコなんだなー。」
悠真・笑顔 「そうだよ・・・・・・だから、お前も「理解不能」な人達とちゃんと仲良くしないと―――」
イズ・汗 「?? 「理解不能」な人達って誰のこと?」
海・閃き 「喩えば、ヲタクな人達にも偏見抜きで付き合えるようにするとかさー。」
悠真・笑顔 「そうそう。」
イズ・ニヤリ 「断っておくけど、私は悠真がヲタクだから気持ち悪いなんて思ったことないぜ?」
海・笑顔 「おっ!」
悠真・笑顔 「おっ!」
イズ・ニヤリ 「悠真が気持ち悪いのは「ヲタクだから」じゃなくて、あくまで「悠真だから」だかんな? 勘違いすんなよ。」
悠真・焦り 「――――――!」


<今回の重要ポイント>
 ・「何で そんなことするの」→「あんたになんてわかんないわよ」は、田嶋と椎名の関係と相似?
 ・休み時間の14ページの緊迫感は凄まじい
 ・椎名の悩みは解消? そして、次巻へ――――――

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