死刑囚042ロゴ


キャラ辞典(研究チーム)
キャラ辞典(集英高校)
キャラ辞典(その他・一般)
キャラ辞典(その他・実験)
キャラ辞典<全キャラ表記>
各話感想・1巻
各話感想・2巻
各話感想・3巻
各話感想・4巻
各話感想・5巻
各話データ
TOP
作中年表
その他

このページが出来るまで1
このページが出来るまで2
悠真・笑顔 【悠真】
 当サイトのエース。構成と伏線重視。ジャンプ感想からこちらの進行担当に移るという、微妙に栄転なのか左遷なのか分からない状況に。
海・笑顔 【海】
 当サイトの良心。テーマ重視のヲタ予備軍。進行からツッコミ、妄想までを手広く行ってくれるのでありがたい限り。時折見せる腐女子トークも許してあげよう
イズ・汗 【イズ】
 当サイトの春日部さんポジション。2人のヲタトークにはついてけないけど、貧乳萌えっコへの愛がそれを補って余りある・・・・・かなぁ。成績はよくなさそうだけど、頭は良いタイプ。



 第1章 前編 〜涙〜
 第1章 後編 〜花〜
 第2章 〜心〜
 第3章 〜命〜



悠真・笑顔 「どうも、皆さん。こんばんわ。今日から『死刑囚042』の感想を始める悠真です。ジャンプ感想を更迭されてこっちの進行を任されることになりました。初めての方も、顔なじみの方も、どうか宜しくお願いします。」
海・笑顔 「どうも、皆さん。私が双子の姉の柏木海です。悠真とはイトコの関係です。イトコ以上の関係はありえません。で、こっちのコが妹の泉美―――イズですね。悠真ともども、最終回までお世話になります。」
イズ・汗 「うぅ・・・・・・正直めんどい・・・・・・・・ジャンプ感想だけでもしんどいのに、これから全話感想をやるというのか。羊が数えたところ、全部で29話もあるそうじゃないか・・・・・ひょえー」
海・失笑 「まあ、そんなこと言わず。『042』の方が、ジャンプよりは感想が書きやすいはずだから・・・・・・じゃ、悠真くん。解説お願い。」
悠真・笑顔 「『死刑囚042』は、平成14年〜16年にヤングジャンプにて月1話や2ヶ月に2話という風に不定期連載されていた作品。最終回はヤングジャンプの増刊「漫革」に載ったんだけど・・・・これは最終話の尺が長すぎたため、増刊の方に載せたんだと思う。決して、『042』の人気がなくて増刊送りになったということではないので。」
イズ・ニヤリ 「「漫革」って『漫結』に似てるな・・・・ひょっとしてパクられた?」
海・笑顔 「むしろ・・・・・・・・・・・・・パクった?」
悠真・笑顔 「作者は小手川ゆあ先生。ヤングジャンプにて『おっとり捜査』でデビュー。スケジュールの問題なのかページ数の問題なのか知らないけど、この作品は後に「漫革」に移籍。この雑誌の看板作品として活躍して、全10巻で円満終了。特に終盤のクオリティは『042』に匹敵するものがあるので、興味ある人は是非手にとって貰いたい。」
海・失笑 「でも・・・・・どっちも未読なら『042』の方を薦めるんですけどね。『おっとり』はかなり血とか内臓が出てくる漫画なんで、万人には薦められないんだよねぇ。序盤の方は物足りないし・・・・・」
イズ・ニヤリ 「ふむふむ・・・・・・小手川先生の経歴としては、ヤングジャンプ→「漫革」→ヤングジャンプ→「漫革」って感じなのか。どうしてわざわざヤングジャンプに戻ってきたんだ??」
悠真・笑顔 「『おっとり捜査』の終了後、小手川先生は少年エースにて『Anne・Freaks』を連載。んで、同時期だっけ? ヤングジャンプにて『ARCANA』を月イチ連載。月イチでのヤングジャンプ復帰は、多分スケジュールの問題だったんじゃないかな。『ARCANA』は全2巻でキレイにまとまった作品なので、これもオススメ。」
イズ・汗 「長い・・・・・・・解説長くなってきたよ、悠真くん。私は眠い・・・・・・早く本題入ってくれ。」
悠真・焦り 「マジで?まだ『042』の0の字も出てないのに!? 仕方ない、掻い摘んで説明するぞ・・・・・・・・んで、『死刑囚042』の連載が始まったのは平成14年ってのは書いたな。この作品は日本に似た某国が舞台で、死刑制度が廃止されて死刑囚を無償労働させる制度を始めようという実験が行われ―――」
イズ・汗 「・・・・・・・・・・・・・・・・・うぅ。何だか、凄く難しそうな話だな。あんまし、興味湧かない・・・・・・」
悠真・焦り 「え?え?マジで? ちょっと待って。読む前から敬遠するなよ・・・・・とりあえず、手にとってくれ・・・・・頼む・・・・・」
海・カメラ目線笑顔 「あぁ、もう!てっとり早く、こうしちゃえば良いんだよ!ハイ!これがヒロインのゆめちゃんなのだ!!どう?」
−海、イズにゆめちゃん初登場のシーンを見せる−
イズ・萌える 「おぉぉぉぉぉぉ!か、可愛い・・・・・・・・・・本当の美少女ってのはこういうものを言うんだ・・・・・うん!俄然やる気が出てきたよ!読むぞ――っ!!」
悠真・笑顔 「良いのか、こんなんで。もっと本質的なテーマとか、そういうものから教えなくて・・・・・・・・」
海・閃き 「そういうのは後々気付いていけば良いんだよ。重要なのは、まず手にとって開いてもらうこと。そのきっかけが“ヒロインが可愛い”であったとしても、私は全然構わないと思うよ?」
悠真・笑顔 「・・・・なるほど。」


<今回の重要ポイント>
 ・ヒロインのゆめちゃんがとにかく可愛い!
第1章 前編 〜涙〜
悠真・笑顔 「さて・・・・・こっからは内容を読みながら進めていくぞ。初回は田嶋が刑務所を出て、集英高校で働き始めるまで。設定とか伏線が山ほど出てくるので重要っぽいけど、後でまた語られるので、初見の場合は気にせずに読み進めちゃって良いと思うよ。」
イズ・汗 「死刑囚って刑務所だとこんな扱いなの? うわぁー、これこそが人権としてどうなのよ・・・・・・」
海・失笑 「まあ、その辺はファンタジーだからね。問題はあの状態に慣れきったように描かれている田嶋さんが、「死刑執行だと思ってやばいと思っている」ことと「外の鳥を見て、自分も外に出たいと思う」ことの2つかな・・・・・・この2つを抑えてないと、外の景色に涙するシーンが理解できないかも。」
悠真・笑顔 「見開きで一面の“ただの”空、ページ替わってそれを見上げる田嶋、空、花と進めていって・・・・最後に田嶋の涙。この4ページは凄い。この4ページは初回のハイライトシーン。」
イズ・汗 「えー?えー? ちょっと待って・・・・・私にはどうして田嶋が泣いたのか理解出来なかったんだけど・・・・だってさぁ、さっきまで達観してたように「虫が体を這いずり回るのは慣れた」とか言ってたじゃん? どういう心境の変化なの??」
海・笑顔 「体を這う虫と、自由に飛び回る鳥は、多分対比されて描かれているんだよ。「慣れた」とは言いつつ、田嶋さんは外に出た瞬間、涙が止まらなかった。この意味が分からない人も多いとは思うけど、この涙の意味は後々重要になってくるので「泣いたこと」として覚えとくように。」
イズ・ニヤリ 「対比とか、よく分からないなー・・・・・ま、海がそう言うならそうなんでしょう。」
「お前、俺と海とでは180度態度が違うよな・・・・・・別に良いけどさぁ・・・・・・・」
イズ・ニヤリ 「それはともかく、働き先が高校なのね。9年間刑務所に入れられた男の社会復帰1発目が高校というのは、刺激が強すぎるんじゃないの? 私でもちょっと羨ましいもん。」
悠真・焦り 「え?なんで? なんで、お前が女子高生見て興奮すんの??」
海・閃き 「後でも出てくるけど、学校ってのは社会の縮図だからね。今まで田嶋さんが歩んできた人生のように、後ろ指をさされるところから始まる訳だ・・・・・・・小手川先生が「可愛い女子高生が描きたいなぁ」と高校を舞台にした訳でも、ヤングジャンプの購買層を狙ってのことだという訳でもないはず・・・・・・・多分。」
イズ・萌える 「まぁ、私としては可愛い女子高生が出てくれば満足だよ!!いよいよ、ゆめちゃんの登場だね!」
悠真・笑顔 「うん・・・・・・・他の生徒は怖がって田嶋には近づかなかったんだけど、目の不自由なゆめは田嶋だと気付かなくて話しかけちゃうという。こういう先入観なしでの接触って大抵の創作物ではポジティブに描かれるから、読者にとってもゆめは特別なキャラだと認識できる訳だね。」
イズ・ニヤリ 「てゆうか、こんなに可愛いコが1ページまるまる使って登場したら脇役じゃないことくらい気付くだろう。」
悠真・焦り 「・・・・・あぁ、そうね。その通りだな。」
海・閃き 「ゆめちゃんと田嶋さんの関係は後編に続くんで、とりあえずはこんなもんで第一接触は終了〜。前編の意義としては、研究チーム―――椎名さんの思想が垣間見れるのが重要かな。ここは最終話まで続くテーマにもなってるので、最重要な要素だと思うべし。」
・「実験が失敗しても死刑囚が一人死ぬだけだよ。そう気持ちを割り切るんだ」
・田嶋は8歳〜14歳の6年間の失踪の際に感情を失ってしまったため、後に殺人を犯すようになってしまう
→「彼は生まれつきの殺人鬼じゃない。一つ一つ感情が取り戻せて行けたら・・・と思ってね」
イズ・驚き 「うぉっ、最後・・・・何だか、しょぼい不良が出てきたぞ。出る漫画、間違えてるんじゃねえのか??」
海・笑顔 「さっき“学校は社会の縮図”といったように、こうした「田嶋さんを快く思わない人物」というのは必ず出てくる。それを暗示させた上で、後編へ。まぁ、初回だからまだこんなものかな・・・・・・・今思うと、設定説明が多かったんだね。この時点では、まだまだ化けるとは思わなかったろうな。」
イズ・ニヤリ 「私的には「当然です!!9年も刑務所にいたんですよ!?女子高生を目の前にしてるんですから」というセリフが面白かった。この作者、デフォルメを可愛く描くなぁ・・・・・・かなり好きな絵だ。」
海・失笑 「真崎さん、可愛いよねぇ〜。この時点で田嶋さんを心配してあげてるのは真崎さんだけだからね・・・・・・・それでは、後編へ。」


<今回の重要ポイント>
 ・囚人に名前は必要ありませんから→
 ・体を這う虫と、自由に飛び回る鳥の対比
 ・空を見た瞬間、田嶋が泣いた→
 ・学校で後ろ指さされる田嶋と、先入観なしで接触したゆめちゃんの対比
 ・花を「ぐしゃ」ってさせちゃったゆめちゃん→
 ・椎名の現状での思想 「気持ちを割り切る」「感情を一つ一つ取り戻せたら」→
 ・田嶋を忌み嫌う不良学生の登場→
第1章 後編 〜花〜
悠真・笑顔 「さて・・・・・実験も一日目が終了。徐々に田嶋が他人に興味を持ち始めてるみたいだね。手淫禁止ネタは下ネタ嫌いな人には抵抗あるだろうけど、妙にリアルで笑っちゃったよ。」
イズ・汗 「萌えネタは好きだけど、下ネタは・・・ちょっとなぁ。でも、全体的に見ればこの漫画は下ネタ少なめで助かる。あと、更衣室のシーンが、みんな下着の趣味が悪すぎで笑った。女のコの顔は可愛く描くのに、色気がある訳ではないんだな・・・・・・」
海・失笑 「下着の趣味に関しては、『おっとり』の頃からツッコまれてたからねぇ・・・・・・小手川先生といえば、趣味の悪い下着!くらいに定着しつつある・・・・・・・」
悠真・笑顔 「むしろ、何もつけてない『ARCANA』のまきとかの方がエロかったよな?」
海・笑顔 「・・・・・・・・・・・・・・・」
悠真・焦り 「え?何?なんで無言なの?どういう意味??」
イズ・ニヤリ 「まー、ムッツリ悠真は置いといて―――ゆめちゃんが泣いてる訳だ。泣いてる姿も可愛い!」
海・失笑 「えーと、えーっと・・・・・・・田嶋さんの悪口を聞いてられなくなったゆめちゃんが、運悪く友達のお弁当をブチ撒けちゃって―――「正直キツイ」という友達の本音を聞いちゃったんだよね。可哀想に・・・・・・・」
悠真・笑顔 「でも、“目の不自由なヒロイン”を描くなら、こういう描写は不可欠だもんな。キレイな部分だけじゃなく、陰で言われたり、それで傷ついたり・・・・・・こういうのを第2回でしっかりと描いて、なおかつここで田嶋のキャラを掘り下げる。うーん、無駄のない展開。小手川先生もベテランになったのだなぁとしみじみ思ったよ・・・・・」
イズ・ニヤリ 「田嶋、いいヤツなんだな・・・・・・なぐさめてるシーンは結構好きかも。」
海・閃き 「ふむふむ・・・・ここで田嶋さんが言ってる「あの程度じゃ花は死なねぇよ。根が生きてりゃ、また咲くさ。オレが毎日手入れするんだ。気にすんな」のセリフは何気に重要かも。このセリフ、田嶋さん自身にも当てはまることだもんね。」
悠真・笑顔 「あ・・・・確かに。花=田嶋、手入れする人=椎名たち研究チーム、水や日光や肥料=生徒たちってことか。田嶋自身は意図して言ってないんだろうけど、小手川先生は狙ってるっぽいな。」
イズ・驚き 「・・・・・・・・で、ここで前回の不良が登場かよ!せっかく和んでたのに。花踏むな――っ!」
海・笑顔 「うん・・・・本当にね。花踏んじゃダメ、絶対。ここで研究チームに視点を移させて、「止めることが出来ないもどかしさ」を読者にまで感じさせてるのは上手い。読者は遠くから、椎名さんのように祈るしか出来ないという・・・・・・」
悠真・笑顔 「で、読者(研究チーム)の替わりにゆめが勇気を出して止めるという・・・・・タメが少ない分カタルシスも薄めだけど、さっきまでトイレで泣いてたコがケンカを止めようとするなんて大きな成長だよな。その成長を促したのは、田嶋と田嶋を想う気持ちってのは良いね。」
海・閃き 「そう・・・・・椎名さんも言ってたけど、学校は社会の縮図。田嶋さんを忌み嫌う人もそりゃ出てくるんだよ。でも、社会にはそうした側面だけじゃなく、“他人を想う気持ち”だって確かにあるはず。それをゆめちゃんが体現させてくれたという訳。」
イズ・ニヤリ 「ま、要は。ゆめちゃんは可愛いなぁと。」
悠真・焦り 「・・・・・話、聞いてた?」
海・閃き 「そして、ここでゆめちゃんが「田嶋さん」と名前で呼ぶ。ここはかなり重要!名前の個体認識はどんな物語においても、最ポジティブ要素だからね。忘れないように・・・・・」
悠真・笑顔 「ここのシーンは良いよなぁ・・・・・・ゆめを気遣ってウソをつく田嶋。花の死を嘆いてこぼれる涙。それを見て、耐え切れずにモニタールームを後にする真崎・・・・・・で、ラストは椎名の不器用な優しさを見せて終了。2話一まとめで1章と考えるなら、パーフェクトな出来。ここまで詰め込むかってくらいに詰め込んであるよ・・・・・」
イズ・汗 「えっと・・・・・さっき海が言ってた「花は田嶋本人の比喩」ってやつは、ここにもかかってくるのか? もう比喩とか伏線とか、訳分からなくなってきた・・・・・・」
海・笑顔 「ここで花の死を田嶋さんが泣いたのは、命の重みに気付いたから。それを気付かせてくれたのはゆめちゃんの「お花・・・ぐしゃってなった?」というセリフなんだけど・・・・・・今まで何人も殺してきた田嶋さんが、少しずつだけど命について考えてきてるってことね。」
イズ・ニヤリ 「つまり、ここで「花はもう咲かない」ってのは、殺してきた人達のことを言ってるってことなのかな?あってる?」
海・カメラ目線笑顔 「うん。それで良いと思う。解釈は色々あるだろうけど、そこまで分かってれば十分!えらいなー、成長してきたよ。イズも漫画読みとして!」
イズ・汗 「えっ・・・・・・・・・それ、なんかびみょうにイヤなんだけど・・・・・・・」


<今回の重要ポイント>
 ・他人に興味を持ち始めている田嶋
 ・友達の陰口を聞いてしまったゆめちゃん→「根が生きてりゃ」と励ます田嶋
 ・花を守るために戦おうとした田嶋と、それを止めたゆめちゃん。二人の成長。
 ・学校は社会の縮図。イヤなヤツもいるけど、“他人を想いやれる”人もいるのだ!
 ・囚人に名前は必要ありませんから→ 唯一「田嶋さん」と呼ぶゆめちゃん
 ・命の重みに気付き始めている田嶋
 ・何気に優しさを見せた椎名
第2章 〜心〜
悠真・笑顔 「さて・・・・・第二章。掲載号数を見ると、第一章と第二章の間は三ヶ月も空白があったのか・・・・・・雑誌派の人にとっては物凄い放置プレイだ。」
海・閃き 「第2話でようやく登場人物が揃ったって感じだよね。まずは研究チームの広報担当、笹塚さん。小手川流ダンディズムの継承者だね。初登場の時には何か光ってまよ。」
イズ・汗 「ダンディズム?・・・・・・・こういうのってダンディズムって言うのか?」
悠真・笑顔 「小手川流ダンディズムといえば、“しゃらーん”という登場音で有名な『おっとり捜査』真田警視。このしゃらーんネタが『042』でも出てくるかと期待したけど、流石にそれは世界観ぶち壊しちゃうと考えられたのか登場せず。そりゃそうか。」
海・失笑 「まぁねぇ。それはともかく、私としては真田警視の方が好きだけどなー。笹塚さんは、アゴヒゲだもんね。アゴヒゲはちょっと・・・」
イズ・ニヤリ 「誰かさんの親父を思い出させるからか?」
悠真・焦り 「え?ウチの親父!? うぅ・・・・・・・それは素直に謝る。ホントごめん。ジャンプ感想を読んでくれた人全員にもホントごめんなさい。」
イズ・ニヤリ 「謝るくらいなら、あのオッサンを追い出して妹連れてきてくれ。」
海・笑顔 「話を元に戻すよー・・・・・・笹塚さんの口から田嶋さんの殺人の動機が語られる。これは、物語上にはそんなに影響しないけど、頭の片隅にでも入れておいて欲しいね。「殺人はやむを得なかった」とでも。ラストの方にかかってくるから。」
悠真・笑顔 「その続きのシーン、椎名と笹塚さんの会話も何気に重要かな。二人とも、この実験→死刑廃止という流れ自体には反対なようなことを匂わせている。この二人の会話はこれから何度も繰り広げられるんだけど、彼らの政治思想が垣間見えて面白い。その第1回目がここだということを踏まえておこう。」
イズ・汗 「政治思想とか言われても、私にはさっぱり分からん・・・・・・そうそう何個も覚えられんよ。」
海・閃き 「うん、今の時点では覚える必要はないよー。ここでは「あ、研究チームの人達も実験にノリノリではないんだな」くらいが分かれば良いと思う。」
悠真・笑顔 「所詮は仕事だもんな。」
イズ・驚き 「・・・・・・・・で、何かえっちぃ格好した女のコが出てきたぞ。えっ!?これで29歳なのかよ、反則だろ!ゆめちゃんと姉妹とか言っても通じると思うぞ!」
海・笑顔 「はい、もう一人の重要人物あやのさん登場〜。どうなの?年上スキーな悠真くん的には、この辺がストライクゾーンなんじゃないの??」
悠真・焦り 「い、いや・・・・・確かに、年下よりは上が良いけどさ。年上スキーって一体・・・・・・・・・でも、小手川先生唯一最大の弱点は20代〜30代の美人を描いても女子大生くらいにしか見えないってトコだよね。あんまし年上には見えん。」
海・失笑 「まぁ・・・・“美人=目を大きく”って絵を描く作家さんは、この辺りの描き分けは難しいんだろうね。それと、初登場時のあやのさんは露出全開なので若々しく見えちゃうという。私的にはこれくらいなら許容範囲だけどなー。琴子さんの方が反則だと思う。」
イズ・ニヤリ 「あー。でも、29歳ってことを忘れればあやのさんイケるかも。巨乳なのはアレだけど、ゆめちゃんとイチャついてるところは可愛かったなー。」
海・閃き 「で、あやのさんと田嶋さんの第一接触。ゆめちゃんの為に「近づかないで」と頼むあやのさん・・・・・これ、田嶋さん的にはショックだよね。この時点で田嶋さんと仲良くしてくれるのはゆめちゃん一人なんだから・・・」
悠真・笑顔 「椎名のカウンセリング失敗。そして、英集社がFRESHという写真週刊誌で田嶋の記事をスクープ。このせいで全国に、「集英高校で働いている田嶋良平」と知れ渡ってしまうことに・・・・・・ちなみに、現実にあるFLASHは集英社じゃなくて光文社発行だからね。間違えて覚えないように。」
海・失笑 「なんで自社の雑誌にしなかったのかと思ったけど、集英社って週刊誌系は弱いんだよね。プレイボーイ一本くらいで。ここの話だと、やっぱりプレイボーイとかよりも週刊ポストとか週刊文春とかの方があってそうだからねぇ・・・」
イズ・ニヤリ 「週刊誌と言えば講談社でしょ!週刊現代にフライデー!政治から芸能人まで手広くスキャンダルを探すよー!」
海・笑顔 「おっ、さすが講談社の申し子・・・・・・・・・・」
悠真・笑顔 「????」
イズ・ニヤリ 「えっと・・・・この記事がきっかけでデモが起きちゃって、これが原因で市民が怪我しちゃったら実験が終わっちゃうんだってことで良いんだよな。なんでコイツらこんなことするんだ・・・・・・田嶋も可哀想になー」
海・笑顔 「うん。まさに2章のテーマはそれ。この人達の言い分は「死刑廃止を止める」ことなんだよ。冒頭の椎名さんと笹塚さんの会話シーンに象徴されるように、必ずしも皆が「死刑廃止」に賛成な訳ではないのだよ。人それぞれに意見があって、そうした一つ一つの意見の大切さを2章では説いてるんだね。」
イズ・汗 「えっ・・・・・・・・・てゆうと、この週刊誌が正義だってこと?? それってどうなのよ・・・・・」
海・笑顔 「・・・・・・・どうだろう。少なくとも、私はそうは思わない。「死刑廃止」はともかく、この実験自体は色んな人の想いを乗せているものなのだし、必死になって実験を守ろうとしている一つ一つの意見を無視しているということから、週刊誌の人達は“独善”でしかないと思うけど・・・・・・・・悠真はどう?」
悠真・笑顔 「うーん・・・・・・・・構成的には、どっちも“正義”であって“独善”でしかないかなぁ。大切なのは一人一人の心ってのは確かで―――田嶋一人の心に触れた研究チームが、一人一人の意志で土下座に向かうシーンが全てを表してるかなぁ。笹塚さんが良い!二人の会話を聞いてる表情と、その後の「乗ろう!」が格好良すぎ!」
海・萌える 「私的には椎名さんだなー・・・・・カウンセリングモードは鉄の笑顔だったのに、最後の最後に田嶋さんの「嬉しかった」を聞いて本音が出るトコ、そこから土下座に向かうトコが良かったなぁ。椎名さん、可愛いなぁ」
イズ・汗 「あ・・・・・・やばい。海が妄想モードに入ってきた。悠真、まとめ!まとめ!」
悠真・笑顔 「ちょっとこじつけっぽくはあるけど、この“一人一人の心の尊重”がゆめの話にもかかってくる。「彼女も自分の考えを持ってる」と、貴子さんとあやのさんが一歩引く―――同時に、田嶋への歩み寄りを始めるラスト。生徒たちの話(ここではゆめとあやのさんの話)と、研究チームの話(ここでは田嶋、椎名、笹塚の話)を同時並行で一つのテーマとして描ききってるのは凄いと思う。でも、これが『死刑囚042』なんだよ。これは最終回までずっと続く。ホント、頭が下がる構成力だと思うよ・・・・・・・・・・・・はぁはぁ、駆け足だけど語りたいことは全部語ったぞ。どうだ、海!」
海・カメラ目線笑顔 「でもね、『死刑囚042』は美少年がいないのね!だから、「椎名さん×田嶋さん」と「田嶋さん×椎名さん」以外には序盤に良い組み合わせがなくて困るのだけど―――後半は刑務官さんが登場するので!刑務官さんはロイ大佐似の美形キャラだからね!ここでのスタンダードは「椎名さん×刑務官さん」だと私は」
悠真・焦り 「何か、一人で凄い話してる―――!!」


<今回の重要ポイント>
 ・笹塚さん登場!椎名との第1ラウンド―――「実験の無意味性」
 ・あやのさん登場。あやのを助けた田嶋を見て、椎名が笑ったのを田嶋が気付く
 ・点訳ボランティアの仕事・・・・この辺りは現実なのかファンタジーなのか分からない。深く考えなくてもOK。
 ・あやのさん、田嶋に「ゆめちゃんに近寄らないで」発言→「ゆめちゃんも自分の考えを持ったコ」
 ・実験廃止へと向かうマスコミの動き→実験継続のために立ち上がった研究チーム&笹塚さん
 ・田嶋が初めて本音を語る 「人に喜んでもらえるのは嬉しい」→「がんばって」のやり取り
 ・“一人一人の意見が大事” 死刑賛成派も反対派も、話し合うことがまず第一歩
 ・画面のすみっこでまたしても泣いてる真崎さんが可愛い
 ・あやのさんから田嶋サイドへの歩み寄り
第3章 〜命〜
悠真・笑顔 「1巻ラストの話。うさぎの話だね。この話は1章・2章と違って明確なテーマで二方向から描くって感じではないのだけど、キレイに話がまとまっているので名エピソードとの評判が高い。初めて読む人にもオススメできる1話かな。」
イズ・ニヤリ 「うさぎが可愛いなぁ・・・・・・チョコチョコ動いて、すぐ懐いてくる。ウチでも飼いたいなぁ〜っと。」
悠真・笑顔 「で、田嶋が拾った5羽のうさぎの貰い手を捜すってのが主題なんだけど、今まで受け身の人間関係ばかりだった田嶋が自分から働きかけるように椎名が仕向けたんだよね。」
海・失笑 「でも、学校のみんなは田嶋さんを怖がって近寄ってくれない・・・・・・この時点で田嶋さんと仲良くしてくれるのは、ゆめちゃんとあやのさん、貴子さんの3人くらいだもんねぇ。5人も見つけるのは至難の業だ。」
イズ・ニヤリ 「あやのさん、巨乳に磨きがかかってるなー・・・・・美人なのに勿体ない・・・・・・」
悠真・焦り 「・・・・・・いや、フツーは逆の反応じゃないか? 別に俺も巨乳が好きだって訳でもないけどさ。」
海・笑顔 「ここの田嶋さん・あやのさん・貴子さんのやり取りが好きだなー。デフォルメキャラが可愛いのよぉ。椎名さんのことを喋っているのを聞いてニヤニヤしてる真崎さんと片桐さんも良いなぁ。」
悠真・笑顔 第1章 後編の手淫禁止ネタが、ここにも。デフォルメ状態のあやのさんが無垢な顔して聞き返すのが面白かった。デビュー時からコメディっぽい描写の上手かった小手川さんだけど、デフォルメ絵を使いこなせるようになってからは更に上手に・・・・爆笑ではなく、くすくすっと笑いながら癒されるような。」
海・笑顔 「で、田嶋さんに替わってあやのさんが貰い手を捜してあげるんだけど―――楽しそうなゆめちゃん&あやのさんサイドと対比されるように、田嶋さんが気を使って近寄らないって描写は切ないね・・・・・・」
イズ・汗 「切ないなー・・・・・・・田嶋自身は子どもが好きになってきてるってのにな。」
悠真・笑顔 「んで、次官が視察。ここも個人的な好きなシーンなんだ。伏線張っておいて(伏線というより笹塚さんの人柄を表してるんだけど)、「わざとらしかったか」とか。「地味だな」とか。」
イズ・驚き 「・・・・・・・・で、うわっ!うさぎが逃げ出した・・・・全くもう、これだから動物ってのはイヤだ。せっかくこっちが可愛がってるのに、すぐ逃げ出しやがる。」
海・笑顔 「・・・・・・あれ?さっき「うさぎ飼いたい」とか言ってなかった?」
イズ・驚き 「んでもって、今度はオッサンどもが騒ぎ出した!何、コイツラ。情も涙もないのか!この小泉みたいな頭のやつ、ムカツクわー」
悠真・焦り 「オイ!」
海・失笑 「まぁ・・・・「電話を刑務へつなげ!」のコマの「しめしめ・・・」みたいな顔は本当に気持ち悪いよね。生理的にこういう顔は受け付けない。」
悠真・笑顔 「ここでコイツが笑ってる意味は分からないんだけどね。初見の時は「実験廃止派」なのかと思ったけど、別にこれが原因で実験が廃止される訳でもないのだし・・・・・・」
イズ・ニヤリ 「ふーん・・・・・あやのさんの泣き顔は可愛いなぁ。ホントに29歳なのか。ちょっと萌えるぞ。」
海・閃き 「あやのさんが泣いてばっかの時、田嶋さんは必死にうさぎを探すんだよね・・・・これを見たあやのさんは別方向に探しに行って、同じく頃にゆめちゃんは先生に「一緒に探してもらえますか」と頼む。ここでのポイントは、田嶋さんの初めての自発的な行動で、周囲の人が少しずつ影響を受け始めているということ・・・・・・・」
悠真・笑顔 「その後、田嶋は規則違反として刑務官に取り押さえられるんだけど―――ここで、さっきまで傍観していた先生が「私がお願いしたんです」と一言。ここは相当燃えた。先生、カッコ良いよ!」
海・失笑 「結局はそんなに意味はないんだけどね・・・・こうやって少しずつ周りが変化され始めてるのがポイントかな。あやのさんも、この事件がきっかけで田嶋さんを意識するように―――あぁ、あぁ、この先どうなっちゃうんでしょうというところで次の巻へ。」
イズ・ニヤリ 「先生に「かーわいー」とツッコミ入れてるゆめちゃんが可愛いなぁ。まさか・・・・・ゆめちゃん・あやのさん・田嶋で泥沼の三角関係か!くそぉ!気になる―――!!」
海・カメラ目線笑顔 「ということで、1巻だけ読んだ人も是非2巻を読みましょう!1巻読んでないけどこの感想読んで興味を持った方は1〜2巻両方買っちゃいますか!いや、もうこの際全5巻買っちゃいましょう!!」
 ・『死刑囚042』1巻(→ Amazonで購入
 ・『死刑囚042』2巻(→ Amazonで購入
 ・『死刑囚042』3巻(→ Amazonで購入
 ・『死刑囚042』4巻(→ Amazonで購入
 ・『死刑囚042』5巻(→ Amazonで購入
悠真・笑顔 「オチがつきそうにない時は、開き直って宣伝をするのか―――海、成長したな。これで『042』が売れれば俺たちとしても大満足だ」
海・笑顔 「うん、この戦法は叔父さんが使っていたのでマネをしてみたのである。どうよ?」
悠真・焦り 「えっ!? 親父のマネかよ・・・・・・・・・」


<今回の重要ポイント>
 ・初めての田嶋の自発的行動と、それを促した椎名
 ・次官の視察で、モニタールームの役割を説明し直す
 ・自分が近寄れないことの意味を理解してる田嶋と、それを見つめるあやのさん
 ・やけに前向きな田嶋に惹かれつつあるあやのさん
 ・刑務官の人々、初めて仕事らしい仕事をした。しかも、無意味に(笑)
 ・田嶋を助けようとウソをついた先生が泣ける
 ・何気に、また泣いてる真崎さん

 2巻の感想へ




Copyright (C) 2004−2005 Manke-II ALL RIGHTS RESERVED.
SEO 掲示板 レンタルサーバー ブログ SEO