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麻生
● 法務省・事務次官
● 初登場:第3章 〜命〜
● 実験に対する会議を仕切る実質的な長。白髪混じりのオールバックが特徴のオッサン。
 ちなみに、次官とは大臣を補佐する大臣に次ぐポジション。出番の割に余りキャラ立ってないなぁと思ったりもする。田嶋が点字を習い始める際に、照れながらあやのさんのことを喋っていた可愛い一面も。
 責任を擦り付け合う官僚気質はあるのだが、(笹塚さんに脅されたとは言え)向田さんの裁判では自分達の責任を認めて椎名を留任させた。
■ 何か、あやまちを・・・その、恋心をだな。抱いてしまったりしたら・・・いや、その・・・





麻生の部下
● 法務省
● 初登場:第3章 〜命〜
● うさぎ事件で、麻生事務次官とともに視察に来ていた一人。偉そうに「刑務官に連絡して奴を取り押さえさせろ!」と命令してた人ね。
 あの時の「しめしめ」という顔と、小泉純一郎チックな髪型が一部で大不評。作者も狙っていたのか、その後も不快な発言は全部コイツに言わせてるという懲りよう。その為、椎名と対立することもしばしばあった。
■ 死刑囚の一人や二人死んだところで・・・実験体の代わりなんていくらでもいる。





九能
● 法務省法務総合研究所・実験の新しい責任者
● 初登場:第13章 前編 〜音〜
● 向田さんの裁判の責任で実験の責任者を外された椎名の替わりに責任者についた人。この件で呼び戻されるまでは海外をあちこち出向していたらしく、椎名や片桐とは初対面だった。ナイスミドルなお顔。小手川先生、可愛い女のコの次に渋いオッサンを描くのが上手い。
 田嶋のデータ収集は十分だと判断して、田嶋に替わる新しいタイプの囚人を実験に使うことを考えていた。だが、田嶋の刑務所逆戻りを阻止したい椎名たちが、新たな施設で第二の実験を行うことを提案。私情ではなく、よく出来た計画案だったために九能も検討することとなった。このシーン、かなり燃えーなシーンなのに真崎さんの無駄な巨乳っぷりにどうしても笑ってしまう・・・・・・・・
 体育祭にて、椎名の女装にドン引きだったのを最後に出番を失う。





鳥越
● 集英大学・023号の実験のチーフ
● 初登場:第8章 前編 〜闇〜
● 二人目の死刑囚の研究チームとして外部(集英大)から呼ばれた学者。片桐曰く、「上ばかり見て足元がおろそかになるタイプ」とのこと。学者としては優秀だが、実践(=臨床)向きではないらしい。のんきに学説を語るの姿は、現場で「人間として意識すること」に苦しみ始めていた椎名に“実験当初の自分”として映る。
 鳥越博士自身も、田嶋を選んだ椎名の実験には否定的だった。「凶悪な死刑囚を使うことで正しいデータが出る」とは正にその通りで、そうしなければ実用的ではないの確かだ(死刑囚の大半は凶悪だろうから、田嶋のような例は稀有な例だと思われる)。
 だが、そんなお題目を掲げても、あっさり山村に暴走されちゃ堪ったもんじゃない。挙句の果てにはいの一番に逃げ出して、外に避難していたところに傷だらけの椎名と田嶋に遭遇する。必死に椎名を助けようとする田嶋の姿に感動した鳥越博士は、自身のミスを認めて田嶋の実験継続に協力してくれた。何気に萌えキャラだと思うのは僕だけ?
■ 死刑囚のカウンセリングは前例がない。この国では今まで宗教のお仕事だったからね。やりがいがあるよ。





山村(=023号)
● 死刑囚・二人目の実験体(予定)
● 初登場:第8章 前編 〜闇〜
● 二年目の春から田嶋とともに集英高校で実験を予定されていた死刑囚。真崎さん達が絶句するほどの凶悪犯だった。幼児の前で母親をレイプ、その後は母子ともどもメッタ刺しして放火―――という手口を3件。同情できる経歴の田嶋と違い、凶悪な快楽殺人を行った者を労働者に変えられるかという意味での人選だったみたい。鳥越博士としては「女性に対する劣等感を取り除けば」なんて言っていたが・・・・・・
 そこまでは真っ当な判断だったのだけど、山村は突如として豹変。脳に爆弾を入れられる前に大暴れしようと、椎名を襲う。逃げ出した椎名を殺そうと追い回すところで田嶋と遭遇し、彼をボコボコに殴る―――脳の爆弾のせいで反撃できない田嶋だったが、“人として”椎名を守り続ける。結局、山村のその後は刑務官数人に抑えられ刑務所に逆戻り。二人目に予定されていた予算と人員は学校外活動計画に回される。
 「安易に死刑囚に同情的ではない」という作品からのメッセージなようにも思えるキャラだった。それにしても、実験のあった日――真崎さんが先に帰ってて良かった。椎名がボコられるのは全然構わないけど、真崎さんが傷つけられるのは辛いもんねぇ(酷ぇ)
■ そいつはぜってぇインポだな。ああっと、すいません。先生の前で下品なことを。





室井
● 法務省・053号の実験のチーフ
● 初登場:最終章 前編 〜終〜
● 田嶋に替わって集英高校の清掃員として働くこととなった053号の実験の主任。椎名とは同期にあたるらしい。
 彼も鳥越博士と同様、理論は素晴らしいが臨床には向いていないタイプなのか――カウンセリングは上手くいってないみたいで、053号は孤独に追い詰められていっていた。室井自身も幼児殺しの053号を「異質な存在」だと思って恐れていた。椎名によってソレは指摘されたのだけど、その後を見るとどうにも解決はしていないみたいで・・・・・・053号の死亡によって、再び研究所に戻ったのだろう。
■ これ今まで2年間、毎日ですか? マネできない・・・・・・・・





湯川 安貴(=053号)
● 死刑囚・二人目の実験体
● 初登場:最終章 前編 〜終〜
● 九能が提案した「田嶋とは違うタイプの囚人」の実験として、集英高校にやって来た二人目の死刑囚。25歳の時に6歳、5歳、7歳の少女を猥褻目的で連れ去り、殺害した。椎名曰く「自分より弱い者を選んで攻撃するタイプなので、実用的ではない」とのこと。実際に生徒達からは大ブーイングが止まず、数ヶ月が経過しても話せる友達は一人も出来なかったみたいだ。
 幼い頃から感覚がズレていたために、親や学校、社会から疎まれて育ったようで、そのことが幼児殺害へと繋がってしまったらしい。ただ、それは彼が幼少時代に親から“子供として”可愛がられなかったためで、未だに“子供”時代を抜け出せずにいたから。それを解消してあげる役目が室井には課せられていたはずなのに、どうにも上手くいってなかったみたいで。彼のカウンセラーが室井でなくて椎名だったら・・・・と思わざるを得ない。
 不幸なことに、清掃作業中にチップが誤作動して爆発してしまう。彼の死は実験の中止へと繋がり、二つの研究チームは解散。田嶋も刑務所に戻ることとなった。何より悲惨なのは、椎名を除く誰にも理解されずに死んでいった053号―――「幼少時代の彼にもっと優しく接してあげられる大人がいたら」と考えてしまう。






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