| 田嶋 良平(=042号) |
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● 死刑囚・一人目の実験体
● 初登場:第1章 前編 〜涙〜
● 椎名によって実験体に選ばれた7人殺しの死刑囚。
8歳の頃に凶暴な男によって誘拐され、数人の子ども達と一緒に6年間も残虐な行為を繰り返された。男の気まぐれによって子ども達が次々と殺される中、田嶋が最後の一人となった14歳の時―――とうとう男を背後から撲殺して逃亡。傷だらけの状態で保護・発見される(この事実は、椎名を含めた全ての者が知らなかった)
その後、田嶋は男を殺したことで感情を失い、両親の許に戻っても喋ることすら出来なくなっていた。そうこうしている内に家庭はバラバラになり、父親は多額の借金を残して失踪。母親のために借金を取り消してもらおうと、暴力団の口車に乗って賭けボクシングの試合に出場することに。同じように暴力団に借金をしている出場者を7人殺して逮捕される。21歳の頃の話である。
9年間刑務所で過ごした後、死刑制度の廃止と死刑囚の無償労働奉仕の実験開始が決まり、そのプロジェクトの実験体第1号として集英高校で清掃員として働くことに―――
一人の子どもが社会へと巣立っていくように、多くの人との出会いを経て、命の大切さを知り、感情を取り戻していく。正常な人間に戻るにつれて自分の環境に苦しむこともあったが、椎名の言葉と“外の世界”の美しさに支えられて実験の中止までその義務を全うした。その姿は、作品内外を問わず、多くの人を勇気付けることとなった。
最終回、二人目の実験体053号の死亡によって実験は中止。刑務所に戻る前日、田嶋は椎名に自分が隠していた6年間を語った。この瞬間、二人はようやく“親友”になったのだろう。
その半年後、死刑が執行され、田嶋はその33年間の生涯を終える。多くの人達の記憶にその姿を焼き付けて――― |
■ 土の感触、におい――ここ9年、オレにはなかった。もう二度とないと思っていた。見上げるとなんにもない
空がずっと続いてる。それが嬉しい。それだけでいい。
■ 自由なくせに なんでここにいる!?逃げてんじゃねーよ!バカにしてんのか、オレを!
■ あやのだったらって思ったんだ。もし、あの奥さんがあやのだったらって思ったんだ。もし、だんなが死んで、子供と二人で取り残されてるのがあやのだったら・・・・もしも、椎名のヨメさんだったらとか・・・・助けたいだろ。そーゆーことだ。 |
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